八幡平山々の融雪早く、すっかり夏山モードに突入という感じです。
今シーズンからは、月に1度ペースで登山ガイドイベントを開催していきたいと思います。
手始めは6月最終土曜日の6/25岩手山です。
詳しくはこちらをご覧ください→無雪期登山イベント
お気軽にお問い合わせください。よろしくお願いします。
八幡平山々の融雪早く、すっかり夏山モードに突入という感じです。
今シーズンからは、月に1度ペースで登山ガイドイベントを開催していきたいと思います。
手始めは6月最終土曜日の6/25岩手山です。
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八幡平地区の自然公園保護管理員が管理するのは、八幡平の山頂付近ばかりではなく、裏岩手縦走路や姥倉方面、七滝方面も含まれ、かなり広範囲にわたっています。ですので、今日は松川温泉から入山し、姥倉、黒倉、大地獄谷と回って七滝への下山というコースでパトロール。
松川温泉から姥倉山ヘムかうコースは、あまりメジャーな登山道ではありませんが、ブナの巨木もあり静かに山歩きが出来る良いコースです。このところ毎年刈り払いを行っていますので、登山道の状況は良好。
林床のマイズルソウを始めとするユリ科植物を愛で、所々に現れる倒木を処理しながらです。
標高が上がってきても雪はなし。
姥倉山頂森林限界を超えると、裏岩手縦走路の山並みが一望出来ます。
山頂から姥倉分岐へ向かって少し行くと、毎年最後に残る残雪が僅かばかり。
稜線上にはもう雪はありませんでしたが、風が冷たかった。。。
黒倉山から姥倉山をかえりみる。
黒倉山山頂付近では少し噴気が上がっていますが、特に入山規制はおこなわれていません。
黒倉山からの大地獄谷と岩手山。こちらの残雪も残りわずかです。
切通しから大地獄谷への下りに若干雪が残っていますが、問題になるほどではありません。
大地獄谷分岐まで降りたら、少しだけお花畑方面へ様子見。
案の定、ミネズオウが良い頃合いでした。
大地獄谷では戦前硫黄採掘が行われていましたが、登山道脇に転がる朽ちた材木は当時採掘に使われた櫓のものと思われます。
焼切沢源頭は良い湯加減の温泉が流れています。足湯ぐらいならなんとか。
先ほどピークを踏んだ黒倉山。下から見上げるとなかなか立派な山です。新緑も良いですが、ここの紅葉が絶品です。
七滝まで下りてくると、耳鳴りがするほどのエゾハルゼミの大合唱。
週末、好天に恵まれた八幡平。雪解けも進んで、登山道のかなりの部分が露出しました。
アスピーテライン見返り峠登山口から鏡沼経由で山頂へ向かうコースもかなり露出。
メガネ沼を過ぎたところから山頂の間にはまだ雪が多めに残ってます。
八幡沼の水面は空の色。すっかり夏仕様。
八幡沼湿原の北側木道はほぼ露出。
八幡沼東端に浮かぶ冬の名残。
南側のキスゲ通りの融雪も順調に進んでいます。こちらにはまだ若干の踏み抜き注意箇所あり。
源太森から黒谷地まではまだ雪上歩きがほとんどですが、、、
安比岳分岐から黒谷地までは登山道露出部分は沢状を呈し、雪上歩きは踏み抜き注意。これから1週間、安比岳分岐から黒谷地までは長靴必携という感じですね。積雪の薄くなったところはあらかじめスコップで掘ったり落としたりしてますが、追いつきませんので。
黒谷地口から黒谷地湿原まではほぼ露出し、踏み抜きの危険はなくなりました。
2016/2017カスタムフェア(仙台会場)が6/3~6/5で行われます。
ICIスポーツ主催の、来シーズンのスキー用品の予約販売会ですが、ゲレンデスキーのみならず、山用スキー用品のラインナップも豊富です。6/4(土)は、私、鈴木も日頃お世話になっているキャラバン社のブースにて、ご来場いただいた皆さんの道具選びのお手伝いをさせていただきます。東北在住テレマーカー多くの皆様にお集まりいただきたいと思います。
お待ちしております。
2日連続の夜間の降雨で融雪進んだ八幡平。
山頂展望台周辺の残雪も残りわずか。
陵雲荘近くのベンチもずいぶん顔を出してきました。
八幡沼湿原の木道もほとんどの部分で露出。
源太分れを過ぎて源太森手前から源太森の裏手のお花畑まではほぼ雪の下。
ですが、木道や登山道が露出するのももう間もなくかな。
この時期、最もデンジャラスな安比分岐から黒谷地間。踏み抜きそうなところはスコップで落としてますが、だからと言って100%の安全を保証するものではありません。心配な方は通らないに越したことはありません。
黒谷地湿原は雪解け順に緑が増していきます。
黒谷地口から黒谷地湿原の間は、熊の泉前後が踏み抜き注意といったところ。八幡平、まだまだ雪がありますので、足元の支度はしっかりとしたものでお越しください。
本日は七滝コース上を塞いでいた倒木の処理へ。
あっという間に新緑の季節。完全雪解けまではもう少しですが、七滝の水量もまだ多い。
すっかりコース上を塞いでいた太いブナの倒木でしたが、、、
手間はかかりましたが、綺麗に処理。
林の中を通る風も爽やか。
大地獄谷まではほぼ融雪。ですが、ぬかるみの多いコースですので、足元はしっかりしたものをオススメします。
今日は裏岩手縦走路方面のパトロール。
松川温泉からのスタートですが、今日も気温高めで登山口から続く階段の登りですでに大汗。
登山道脇にはシラネアオイ。その他、サンカヨウ、タムシバ、ムラサキヤシオ等、徐々に開花が始まっています。
奥産道からの登山道合流地点よりも上には所々雪が残ってますが、もう道迷いの心配はないでしょう。
三ツ石山荘は裏岩手縦走路に無くてはならない存在。
いつもキレイに使っていただきありがとうございます。これからも使用後の清掃、戸締りにご協力ください。
山荘前の三ツ石湿原にはミズバショウ。カエルの合唱も始まってます。
三ツ石山荘の水場。今のところ十分出てます。
三ツ石山頂までは、雪渓のトバース気味の登りあり。例年よりも雪渓は小さめか?
山頂近くなったら今度は踏み抜き注意。
山頂まで来れば裏岩手縦走路が大深岳まで見渡せる。
山頂岩場にコメバツガザクラ。
ミネザクラも開花スタート。
1ヶ月前は凍てつく稜線も、今ではすっかり夏の仕様の三ツ沼。
ニセ小畚を越え小畚山へ。三ツ石山から小畚山までは雪はなし。
裏岩手縦走路から遠望の秋田駒ヶ岳。
小畚山から大深岳のジグザグ登り。
小畚山から大深岳までは、鞍部に若干残雪あるも、わかりづらいところにはマーキングテープつけたので、迷うことはまずないでしょう。
八瀬森への分岐。ここから先は秋田県側の管理となり、刈り払いは毎年行っておりませんので、藪漕ぎ必至です。
大深岳から源太ヶ岳も登山道上に雪はなし。
源太ヶ岳から見る三ツ石山から小畚山にかけての稜線。小畚山の右奥には秋田駒。
ミヤマキンバイも咲き、夏山らしくなってきました。
源太ヶ岳山頂直下の雪渓はまだ当分消えそうもありません。
さらに下って、大深山荘への分岐から下の残雪も減少。ただし踏み抜き注意。
ブナの新緑は日に日に青さを増し、エゾハルゼミの蝉しぐれを浴びながらの下山。今日も暑い1日でした。
本日は八幡平の山開き。アスピーテライン山頂レストハウスでセレモニーが行われ、その後、山頂までの登山。
山頂で、八幡平市と鹿角市の山岳会の代表によるピッケル交換の後、今シーズンの安全登山を祈念して鹿角の地酒で乾杯!
山頂でのイベントが終わったら業務開始。積雪の際の木道を掘り出し、なるべく踏み抜きの無いように。
午後からは黒谷地へ。融け始めたら、もうあっという間です。
これが2日前5/20の同じ場所。
隠れている危険箇所を掘り出します。落ちたらドボン!って場所たくさんあります。
そして、これを目的にやってくる方もいる熊の泉。ここも危険箇所の一つなので、頑張って掘り出しました。
今シーズン、誰よりも早く熊の泉をいただきました。
黒谷地湿原もこれから緑増していくことでしょう。
アスピーテラインの夜間通行止も解除され、山は本格的に夏山登山モードに突入です。
昨日は、大陸由来(?)の微粒子漂い、ひじょうに霞んでいましたが、今日は一転、鳥海山もくっきりと遠望できました。
アスピーテライン山頂レストハウス周辺の積雪もかなり減りましたが、ここはまだ滑走可能。
八幡沼の解氷進み、水面に空を映すようになってきました。
八幡沼湿原は、雪上よりも木道を歩く割合の方が多くなったか?
午後は茶臼岳へ。山頂直下の雪渓には定期的にステップを掘ってますが、2日もすれば融雪にともない歩きづらくなりますので、お気をつけて。
茶臼山荘から山頂へのルートも融雪にしたがって目印を付け直しました。
茶臼岳山頂からのモッコ岳方面の展望。すっかり緑濃くなりました。
雪渓ステップ掘りをしていると、良い風をとらえてパラグライダーが気持ち良さそうに舞う。すると上空から「いつもご苦労様でーす!」と声をかけてもらいました。いやはや、ありがたいことです。
こちらの皆さんが御在所に着陸後、夕立。良かった良かった。
NASAの気象学者が、2016年は史上最も暑い年になるとの予測を発表しましたが、果たしてそのようになるものか?
ですが、融雪状況は昨年とさして変わらないような?
八幡沼の解氷、八幡沼湿原の融雪も進んでいます。踏み抜きに注意。
黒谷地湿原へ向かう木道も徐々露出。積雪の薄くなった沢筋をスコップで崩してやって危険回避。
黒谷地展望デッキ手前の木道はすっかり露出しましたが、熊の泉はまだ雪の下。