大学のクラブの⭐️先輩と久しぶりの沢登りに行ってきました。
福島市米沢市境にある栗子山塊・烏川水系滑谷沢の周遊コースを歩いてきました。ほんとなら、2泊3日で栗子山の山頂まで行く予定でしたが、11/2の天気が今一つだったので、ショートバージョンの周遊コースとなりました。
本気で荷物の軽量化を実践していかないと、若い時みたいにガンガンいけなくなったなあ。
栗子山塊・烏川水系滑谷沢周遊 沢登り
大学のクラブの⭐️先輩と久しぶりの沢登りに行ってきました。
福島市米沢市境にある栗子山塊・烏川水系滑谷沢の周遊コースを歩いてきました。ほんとなら、2泊3日で栗子山の山頂まで行く予定でしたが、11/2の天気が今一つだったので、ショートバージョンの周遊コースとなりました。
本気で荷物の軽量化を実践していかないと、若い時みたいにガンガンいけなくなったなあ。
栗子山塊・烏川水系滑谷沢周遊 沢登り
昨日までは暖かく、温泉郷周辺に雪はありませんでしたが、今朝起きると10cm程度の積雪。しかし、小雨混じりでベチャベチャシャーベット状を呈する積雪です。
そんな12/12は、山の神の歳取りの日になります。山仕事に従事する者は、この日ばかりは山には入らず、山の神に酒や塩などをお供えするという。温泉郷からも近い柏台地区には「山神社」がありますが、松尾鉱山時代に建てられたものではなかったかと記憶しています。お神酒を持って参拝。
一説には、山の神はオコゼのような容姿の女神さまだとか。信仰登山の盛んなところで、女人禁制の習慣が多かったのはそういうことも関係していると思われます。
おかげさまで無事に1年過ごせました。
11/28~11/29は、八甲田のみちのく深沢温泉に泊まりがけで、ココヘリドローンチームの訓練でした。
今回は、八甲田チームと八幡平チームの初顔合わせです。やっぱり大切なのがお互いの人となりを知ること。温泉自炊部で八甲田チームの手料理でおもてなしいただき、話も弾む、勢い余って飲み過ぎた。。。とは言え、八甲田の面々と語り合えたのは収穫でした。次世代を担う若手ガイドも育っていて、群雄割拠の八甲田ガイド業界ですが、津軽統一もありえるか?
案の定、反省の朝を迎えましたが、外は荒天。とてもドローンを飛ばせる状況ではありません。室内でドローン捜索の理屈、方法論など、ココヘリ八木澤さん、石沢氏によりご指導いただきました。
女将のおばちゃんも一度会ったら忘れらない、好きな人には堪らないであろう味わい深い深沢温泉。久しぶりの八甲田を楽しめました。皆さん、ありがとうございました。
11/2~11/3の2日間で、ロストアロー社主催のピープス最新雪崩ビーコン体験会が県民の森で行われました。
ロストアロー社ウェブサイトの案内にある通り、『雪崩ビーコンの基礎知識や基本的な捜索方法から、電磁気干渉保護システムを搭載した世界初の雪崩ビーコン「プロIPS」の性能まで、雪崩ビーコンの基礎から最新情報について深く知ることができる貴重な機会です。』という内容に沿った体験会でした。
11/2は、ショップ、ガイド向けの説明会でした。
雪崩ビーコンの送信(センド)時、捜索(サーチ)時における干渉の原因。
まず送信時(センド)時、金属やマグネットが干渉し正しく電波が発信されない状態となります。干渉するものとすると、iphoneのようなアルミニュウムの使用量の多いもの、アルミパウチに入った飲料のようなものが送信の出力を下げることになります。そういうものはポケット中に入っている場合も多いのではないでしょうか?雪崩ビーコンから20cm以上離すこと。
そして捜索(サーチ)時、電子機器のノイズが原因となって457kHzのシグナルが見えにくくなります。iphoneやスマートウォッチの液晶ディスプレイのスイッチングのノイズが干渉します。飛行機モードにしても変わりません。雪崩ビーコンから50cm以上離すこと。ビーコンの使用に際しては、このような注意点が上げられます。
ピープスの最新の雪崩ビーコンには、このようなノイズに対しての脆弱性を低減させるテクノロジーが搭載されており、捜索時の混乱が少なくなり、スピード感もアップするのではないでしょうか?
ビーコン各社の比較をしながら、フラックスラインの確認。発信器から発せられる電波は同じでも、発信器にどう接近していくのかは、各社の動きのクセのようなものがあります。複数埋没の場合も、各社機種の特徴によるクセもかなり違うものでした。
11/3は、内容を比較的分かりやすくして一般向けの体験会です。至近距離でのフラックスラインの確認等、基本的な使い方から、電磁気干渉の実態など。
両日とも、屋外体験会を終えてから、室内に移動してビーコン捜索における電磁気干渉の理屈、最新ビーコンのシステムの解説でした。
体験会としても、良いフォーマットにまとまっていて、大黒森のBCワークショップにも参考になる部分も多く、分かりやすくタメになりました。電磁気干渉保護システム搭載のピープス最新雪崩ビーコンは、ひじょうに優れたものですが、あとはお値段ですかね。
とにかく、ビーコンは持ってるだけでは助かりません。雪山に入る方は、スキーヤーやスノーボーダーに関わらず、このような体験会や、ワークショップも積極的に活用して、雪崩の知識を蓄え、有事に備えて訓練を怠らないようにして欲しいと思います。
2日間、ロストアロー社の皆さま、ありがとうございました。
今日は事務局長とイグルー作り。まだまだ練度が低いので、雪質、場所も変えて、沢山作らないと速さも出来栄えも向上しない。
事務局長も初めてのイグルー作りでしたが、過去2回ばかりやった経験からアドバイスを与えると、見る間に積み上げていく。まず土台は大きめなものを2段ぐらい積んだら、アグレッシブに傾けていかないと、いつまで経っても屋根がかからなくなる。
上に積んでいくに従って、薄く、長く、強度の高いブロックを用意しないといけません。
二人いたら、ブロックの切り出しは別の場所でやったほうが効率が良い。良いブロックを切り出すことが、なんせ重要。
あらかたコの字型に作って屋根をかけ、入口は別に作る作戦。
大方積み終えたら、入口を広げ、イグルー内部の拡張と整形。
今日は、2人で鍋でも突けそうなぐらいのスペースを確保。
ブロック切り出しで出来たスペースを有効活用すべく、イグルー外にもテント一張分の風除けスペース。
止め時をすっかり逸して、インカの遺跡を彷彿とさせる、製作に半日以上もかかる壮大なスケールの構築物となりました。
事務局長お疲れ様。
今後、イグルー登山を実践したいという意気込み。意気込みだけはある。でもまず練習。いきなり山はちょっと。。。
撮影の後は、前回イグルー作りをした場所で、番長と二人がかりで第2回作成。
前回よりも雪がしまってブロックが出しやすくなり、要領もよくなり、下段完成まではかなり良いペース!速さも肝心!
前回よりもかなりのハイペース!でも屋根を掛けるところが難しい。徐々にブロックを薄く長くしていく。
強度的には問題なし。所用時間1時間。余裕があれば、あとは底面を掘り下げて広げてあげれば、2〜3人のスペースにはなりますね。
見た目はともかく速さの勝負。ある程度シェルターとしての体裁が出来上がったら、その後、ゆっくり内側を整えれば良いですね。
番長お疲れ様。
北大山岳部の厳冬期登山では、イグルー登山が当たり前のように行われているとのこと。そのOBでNHKのカメラマンの米山悟さんのイグルー登山に数年前から興味があり、イグルー作りに今日初挑戦。米山さんの著書も読了し、イグルスキー米山のYOU TUBEもちょいちょい覗かせてもらい、イメージは出来ていましたが、イメージだけでは上手くいかないのが世の常。
イグルーの良いところは、積雪深が浅くても雪のブロックが取れるところなら、どこでも作れるところ。雪洞は深さがないところでは穴が掘れません。今日は、下倉スキー場の駐車場脇のある程度ブロックが切り出せそうなところでやってみました。
初トライなので、全然イメージ通りにはいきません。要領を得ないところ多々あり、サイズ感が掴めず、思いの外大きくなり過ぎて、屋根をかけるまで時間がかかってしまいました。立っても頭がぶつかることがないぐらいのデカさ。雪洞と違い、真っ暗じゃないところも良さそうです。
まあなんとか形にはなりましたが、最後はブロックの切り出し方のコツも掴めて、次回はもっと時間短縮できそうです。目標は1時間以内でしょうね。
昨日まで積雪量は減る一方でしたが、山の神の年取りを過ぎ、今日は久しぶりに真冬並みの寒気で雪が降りました!
温泉郷も雪景色。しかしながら、今日はココヘリドローン捜索隊東北チームの研修会だったので、晴れて欲しかったのですが、雨じゃないのでよし。
そもそもココヘリって何なのと言う方はこちら→ココヘリ 会員制捜索ヘリサービスです。
悪天候につき、捜索デモンストレーションをお見せ出来ませんでしたが、ココヘリ代表八木澤さんから地元関係者の方々にプレゼンをおこないました。
岩手県警でもココヘリの捜索用受信機を導入しています。ヘリが飛べない時に地上からドローン捜索となり、基本的には警察消防と連携してココヘリチームは捜索にあたります。地元の所轄、遭対協と連携を図れるようになれば、きめ細かなサービスになり、要救者をよりスピーディに発見出来るようになるかと思います。山形では山域ごとの地域の連携が図られるように、ココヘリ導入に取り組んでいます。岩手でもそうなると良いですね。
生存者を救助出来るのがベストですが、万が一山で行方不明のままになってしまうと、死亡保険は下りず、住宅ローンも返済免除にならず、退職金ももらえないと言う事態になりかねません。最悪でも遺体を収容してもらえれば、残された家族が路頭に迷うこともないでしょう。
とにかく、雪崩ビーコンもそうですし、このココヘリも、自分のためと言うよりは、他人のために持つものと言えるでしょうか。
1泊2日、岩手山山麓で行われたガイド協会の資格更新研修に参加してきました。資格を持てば、それを維持しなきゃいけません。
講師3名と主に北東北のガイドが30名。3班に分かれての研修です。我が班の講師は、おなじみのIDEHA氏です。
60代男性を案内するという設定で実践形式で研修は進められていきます。スマホの普及とともに、紙ベースの読図がやや蔑ろになってる感が否めませんが、コンパスと地図を使っての読図は、入山者には是非とも抑えておいてほしい技術ですね。
不測の事態に備えてのビバーク術。誰にでも、そういう事態は起きうることです。日頃から何かのついでに練習しておきたいですね。
そしてロープワーク。日頃からロープに親しんでいない身にとっては苦手なところですが、こういう機会で再確認出来ることはありがたいことです。一人では出来ない練習もたくさんあります。
ロープワークの重要なことの一つが支点作り。今回もいろんな支点作りを教わりました。
何事においても、日々研鑽。ガイド技術もアップデートされているので、こういう機会は重要です。また各地から参加したガイドから持ち寄られたアイディアもとても参考になりました。
講師の皆さま、ご参加のガイドの皆さん、大変お疲れ様でした。
前回の危険箇所マッピングに続き、今回は現場からの傷病者の搬送訓練です。まず室内でのデモンストレーションや、傷病者の梱包作業の確認です。
まず組合で所有するスケッドストレッッチャーの使い方の紹介。参加の皆さん、なかなか触る機会もないので、これの威力に関しては未知数でしたが、コンパクトに収納出来るので、山岳遭難、スキーパトロール等での使用も増えているようです。
ヘリテイジのレスキューシートも梱包から搬送への所要時間が短く、持っていればかなり要救者への負担が減ります。北海道の国際山岳ガイドの今井さんも同様のシートを作っていますが、HPのトップページにこのレスキューシートの紹介動画がありますので、そちらも参考してもらうと、より分かりやすいかと思います。
レスキューシートの中にスキー板、ボードを敷くことで、単純なツェルト搬送よりも要救者への負担も減りますし、スキーで作る簡易ソリのような強度の良し悪しも関係ありません。
午後からは実際に雪上で、レスキューシートを使っての搬送から開始。
新雪上で実際引っ張ってみると、写真を見て分かるように、結構沈んでいるのでレスキューシートの搬送はパワーが必要です。ただ、ツェルト搬送に比べれば手間もかからず、梱包の出来が悪く搬送中にシートがグダグダになることもほぼないでしょう。
〆は、立木に激突したゲストを処置し、梱包し、搬送するというシミュレーション。室内でのトレーニングとは段違いに難易度が上がります。ファーストエイド、梱包、搬送までを、どんな手順で進めていくと、効率よく安全に出来るかは、こういう訓練をどれだけ経験出来るかだと思います。正解は何通りもあると思います。
最後の搬送はスケッドストレッッチャーを使いましたが、レスキューシートよりも滑走性がありコントロールしやすく沈まない。圧倒的に楽でしたね。
最後は皆さんから意見感想をいただき総括。こういう訓練の中から足りないところが露わになったと思います。各自、足りないスキルをアップし、足りない装備を買い足して、不測の事態にも対応出来るようになっておきましょう。
参加の皆さん、大変お疲れ様でした。