下倉スキー場のリフト営業は今週末まで。せっかくの晴れ間をリフトを使って中倉山を目指しました。
先日の大量の積雪はかなり沈降してきたのですが、それでも、スキーを履いて歩いてもかなり沈みます。中倉山手前までは緩やかなアップダウンとは言え、シールを着けずステップソールのみでの歩きは、ちょっとツライ。
途中、クマの冬眠にちょうど良さそうなウロ。もうお目覚めも近いことでしょう。
片側の枝をビヨ~ンと伸ばした、かなり特徴的なダケカンバ。どうしてこんな形になっちゃった?
斜度が増すと、急に負荷がかかります。量はさほどではないけれど、重たい雪のラッセルは体に堪えます。
滑走向きな山とは言えませんが、中倉山山頂手前のオープンバーンは、この山唯一の滑走向き斜面。
急登はすぐ終わります。あとは山頂までだらだら登り。
茶臼岳から前森山へ続く山並みもくっきりハッキリ。
だいぶ前に滑った中倉山からグンダリ沢への急斜面は、今じゃもうおっかないなあ。。。でもチャンスがあれば、タイミングが良ければ滑りたい。
今日はおとなしくして、恐怖を感じるリミッターを振り切らない程度に。
昨夜降った雪のおかげで難易度が下がりました。
ウサギの赤小便は春の訪れを知らせる。あっという間に冬も終わり。
今日は、若旗沢沿いを降りました。
その後、樹海ラインを突っ切って、悶絶の雄叫びとともにさらにダウンヒル。標高が下がってくると、ベタベタ濡れザラメの深雪です。
目標標高まで降ってくれば、あとはトラバースしながら巨木の森を巨木ハンティング。目ぼしい巨木を計測しまくり、写真のもので幹周3.6m。
集合木っぽいこのブナで4.2m。巨木揃いのブナ林ですが、前回発見以上のブナは発見に至らず。
ミズナラは大きなもので幹周4.5m。
行動時間はさほどではないにしても、クラスト気味の雪や濡れザラメのラッセルは堪えた。。。