大深湿原の高山植物も終盤。
コバイケイソウの葉は黄色味がかって、今シーズンの役割を終えようとしています。
若干南国風情漂う結実のコバイケイソウ。
キンコウカも開花のピークを少し過ぎたか?
モウセンゴケ。「コケ」と名がついてはおりますが、れっきとした被子植物。今ちょうど花が咲いているところです。
大深湿原の高山植物も終盤。
コバイケイソウの葉は黄色味がかって、今シーズンの役割を終えようとしています。
若干南国風情漂う結実のコバイケイソウ。
キンコウカも開花のピークを少し過ぎたか?
モウセンゴケ。「コケ」と名がついてはおりますが、れっきとした被子植物。今ちょうど花が咲いているところです。
いよいよ東北北部も梅雨明けとなりました。刈り払い作業も順調に進んでいます。
大深湿原のニッコウキスゲは終盤に差しかかり、それに替わってキンコウカが最高潮を迎えております。
一面に金色に光る花。キンコウカ、トウゲブキ、ミヤマアキノキリンソウなど、黄色の花が咲き終われば、今度はタチギボウシやエゾオヤマリンドウの紫色の花が咲き、山は秋へと移ろいゆくのです。
今日の八幡平は時折ガスがかかり、お昼前には雨が降り始めるとういう天気。
八幡沼の周辺はトウゲブキが咲き、ニッコウキスゲもそろそろ終わりかけてきたところ。
コバイケイソウの花はすっかり終わり、葉も朽葉色になり徐々に秋色を深めていく八幡沼湿原。もうすぐ8月ですから。
勢いを増していく新緑の時期も良いんでしょうけど、朽ちていきながら生命が最後に放つ光のほうが、より好ましく感じるのは歳のせいか?
ノガリヤスの葉は伸び、風になびくようになりました。徐々に開花する花も少なくなっていく時期ですが、この草の波には毎年心動かされます。
今日はTV岩手の取材クルーを七滝コース湯華採取跡までご案内です。
お天気も良すぎるぐらいでしたが、暑すぎず、良い画が撮れたんじゃないでしょうか?
今日の取材の様子は、8/12の夕方プラスワン岩手で放送予定です。興味のある方は、ご覧ください。
今日は七滝コースを大地獄谷手前まで。
七滝周辺もすっかり深緑。カラカラだった八幡平でしたが、一昨日昨日の雨で潤いを取り戻しました。
湿度が高いブナ林。滴る汗が止まらない。この湿度が豊かな実りをもたらすんですね。
湯花の採取跡まで上がってくれば、まあ風も通うようになります。湯花採取跡の手前からぬかるみが多くなりますが、そういうことも楽しめれば悟りの境地です。クレームなしでお願いします。
本日、樹海ラインの源太ヶ岳登山口で伸縮ストックを発見し、八幡平市柏台の交番へ届けました。
お心当たりの方は、岩手警察署までお問い合わせください。0195-62-0110
県内では今季初の猛暑日となったところもありましたが、今日はお山も暑かった。。。
刈り払いの前半戦、モッコ岳~大深山荘が終了。
大深湿原のコバイケイソウは花から実へ。ニッコウキスゲは最終局面。
キンコウカは漢字で書いたら金光花。まさに金色に光り輝く花ですよね。
お里のほうでは随分気温が上がりましたが、お山は涼しいもんです。刈り払い作業には最適なお天気でした。
刈り払いの後は、日課の大深湿原観察。湿原へ行く登山道脇のモミジカラマツは、とっても地味ですが、今が盛り。
裏岩手縦走路のオアシス、大深湿原。このところ、雨が降らずに池塘のお水も少なめですが、水場の水はジャンジャン出てますよ。
コバイケイソウは花から実へ。ニッコウキスゲも最初に咲いた花が終わり、2番目3番目の花。
ヨツバシオガマの短い夏が終われば、金色の輝きを放つキンコウカの夏です。
大深湿原のキンコウカが咲き終わると、お里よりも一足早く、秋風吹き始める裏岩手縦走路。
裏岩手縦走路の刈り払いは、昨年比で順調に進んでいます。
大深湿原のお花畑は、結局例年通りの開花となり、コバイケイソウが一段落しニッコウキスゲもややピークを過ぎたところです。
これからは、キンコウカやタチギボウシが開花を迎えるところ。花が咲く前のキンコウカもなかなかの曲線美。
いまだ梅雨明け宣言されぬ東北ですが、稜線上は7月下旬ともなれば、どこか夏の終わりのハーモニー。8月に入れば、秋風が吹くようになります。
お願い
最近、ある高山植物が、同じ場所から日をおいて連続して持ち去られています。出来心の仕業ではないようです。
私も、公園管理員という仕事をするまでは、あまり気をつけずに高山植物の写真をUPしていましたが、特に希少種の高山植物に関しては、リアルタイムで場所が簡単に特定出来るような公表を控えてほしいと思います。
インターネットへの公表と盗掘との直接的な因果関係を証明することは出来ませんが、その手の盗掘者も、つねに情報を求めてアンテナを張り巡らせているはずです。
また、希少種ほど盗掘の被害に遭いやすいということも覚えていておいてほしいと思います。
もちろん保護すべきは、希少種だけではありませんが、高山植物がその場所で咲き続けられるように、皆さんのご協力をお願いしたいと思います。