すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

上空からの鳥海山

2008-07-29 19:16:00 | 秋田の山(無雪期)
この間の幌尻岳ツアーの帰りの機内より。

千歳、羽田間の飛行経路は、ちょうど八幡平の上空を通過しているようですが、岩手山や八幡平は残念ながら確認出来ず。雲もたくさん湧いてたし・・・。しかし、夕日に輝く日本海に突き出た「男鹿半島」、秋田の母なる川「米代川」などはきれいでした。そして、大きな裾野を広げる鳥海山。上空から見ても、一目でそれと分かります。鳥海の花の見頃は過ぎたかな?

分かりにくいですが、日本海に浮かぶ「粟島」。

これは積乱雲が発達中というような感じでしょうか?

上空から眺める雲って面白いですね。石原良純さんじゃなくても飽きません。
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久しぶりに納得の釣り

2008-07-29 13:26:53 | 釣り
近くの沢が増水で釣りにならないので、ちょっと別な場所へ。こちらもやや濁り加減でしたが、釣りにならないほどではない。
一番上の写真は久しぶりの尺もの。この手応えが忘れられないんです。このイワナには、八幡平では珍しくニッコウイワナ系のオレンジ色の斑点が見られます。八幡平でもこういうイワナは、放流魚と混じっていないところで釣れるようです。
 
これは放流魚と混じっていない(と思われる)場所で釣れた、白い斑点の小さいもの。

そして、これが近くで釣れる放流魚と混じっているもの。白い斑点が大きいですね。
イワナは個体差が大きく、一概には言えませんが、この界隈では行く沢によってこういう傾向があります。

途中から雨が激しくなり、爆釣モードに入りかけたところで撤退。山釣りは、引き際を間違うと大変なことになるので、皆さんもあまり欲張らないように。
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7月23日~26日 幌尻岳(2052m)

2008-07-28 13:47:27 | 登山
この幌尻岳登山の難しいところは、額平(ぬかびら)川上流の発電用取水ダムから幌尻山荘の間、徒渉を繰り返す必要があり、川の水量や天候に左右されやすいということである。ゆえに、日本百名山完登を目指している方の、最も難しい山のひとつとなっている。
タイミングの悪いことに、入山の前、22日の晩から23日の明け方にかけて、北海道の道南を中心に激しい雨が降り、今回の幌尻岳登頂ツアーは中止になりかねない状況でしたが、幸運にも水も引き、全員登頂出来ました。

初日は東京から日高への移動のみ。移動中の車窓から見る、日高の母なる川「沙流(さる)川」も濁流と化している。写真はその支流の額平川。やはり濁って水位も高い。
現地のガイドはハローポーターの森下さん。そしてサブで来たのがフジケン。まったくの偶然でしたが、久しぶりの再会。
 
翌日、林道の土砂崩れ箇所の除去作業も速やかにやっていただき、取水ダムまで林道を歩き様子を見るも、やや水量が多く、危険と判断し引き返す。
 
3日目は、2日分の行程をこなさねばならず、ハードな1日となりました。しかし、額平川の徒渉、断続的に降る雨の中の山頂アタックと頑張りました。頑張った甲斐あって、山頂では雲も切れ、日高の山の眺望を楽しめました。

その日は幌尻山荘に泊まり、翌早朝徒渉を繰り返しながらの下山。連日の寝不足にも関わらず、皆さん頑張りました。お疲れ様でした。
そして、森下さん、フジケンありがとう。おつかれさん。
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命のリレーならず・・・

2008-07-21 14:02:28 | 動物
この間、釣りに行った時の写真。

倒木に繭玉のようなものがぶら下がっているので、近づいてみるとヤマカガシの死骸とその卵らしきものでした。
猛禽の類に食べられたんでしょうね。お腹に宿した卵も哀れ、残念ながら乾涸び命尽きてしまいました。
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カップラーメン?

2008-07-20 16:35:24 | グッズ
「日帰り登山の友」と言っても過言ではないカップラーメンだが、これをカップラーメンと呼んでいいものなのか?
「カップヌードルリフィル」と言うらしい。
  
パッケージには「オリジナルカップで食べる Refill(詰め替え用)」とある。従来のカップヌードルと比べるとこんな感じ。
麺は従来のものよりも80%に圧縮し、パッケージもコンパクトになってます。

こんなふうに小さいコッヘルにスッポリ収まる。がさばらないし、味も変わらないし、これはなかなか良いではないか。ゴミの量も少しは減るんだろうか?
こんなのあるって、皆さん知ってました?


日清カップヌードル
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在ペルー日本大使公邸跡

2008-07-19 21:05:03 | 南米
1996年12月、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)の構成員によって、天皇誕生の祝賀パーティーの最中だったリマの在ペルー日本大使公邸が襲撃、占拠され、発生時には約600人が人質になるという事件が発生した。継続的に人質は解放されたが、最終的に事件解決時まで72名が拘束されていた。この事件をご記憶の方も多いと思う。
事件発生から127日後の翌年4月22日。公邸に向け密かに掘削していた地下通路を通って、軍・警察の特殊部隊が突入し、人質71名を解放(1名は死亡)、犯人は全員射殺という形で事件は幕を閉じた。ちなみに当時の大統領は現在拘束中のアルベルト・フジモリ氏。日本の総理大臣は橋本龍太郎氏。
 
ペルー現代史の生き証人・日系2世83歳おじいちゃんガイドによれば、最近までこの場所が売りに出されていたとのことでしたが、「売り物件」の看板がなくなったので、売れたんじゃないかとの話し。この事件当時、リマの日本語ガイド、日本料理店は特需にあずかったとも。
公邸入口には、当時公邸内側から撃ち込まれた銃弾痕がいまだ残り、かなり生々しいです。
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ROスキー

2008-07-18 23:40:10 | テレマーク
ROスキー、テレマークバージョン。

たまたまIDEHAの仕事の都合(ジムニー祭り@アピオ)で来県することになり、ついでに試乗してみました。
現在、試作段階ということですが、夏場のトレーニングにはいいかもしれませんね。雪上の感覚とはかなり違いますが、インラインスケートでは出来ない動きも可能なため、なかなか興味深いものがありました。
今日はひじょうに蒸し暑く、通行止めの緩い道路を3往復ぐらいしたところで、暑さにギブアップしてしまいました・・・。道具に慣れれば、もうちょっと楽しめそうな気がします。

夜はK太も合流し、「かっぱの宿」の食堂で、仕事の話、テレマークの話で盛り上がりました。写真はいっしょに来ていた営業のI氏にテレマーク姿勢を説明するIDEHA。
皆、人生の岐路に立つ身。人生の先輩・営業のI氏の話は、ひじょうに参考になりました。ありがとうございます。
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「ドキュメント山の突然死」

2008-07-18 00:02:12 | 読書
ドキュメント山の突然死
柏 澄子
山と溪谷社

このアイテムの詳細を見る


RASU-Tレッスンにお越しいただいたこともある柏澄子さんの著書。

現在、登山人口に占める中高年の割合はひじょうに高いと思われます。慢性疾患を抱えながら登山する方も多いんじゃないでしょうか?私も40歳。成人病の気になる年頃です。
仕事柄、いろんな方と山に行きます。いっしょに行くお客様の中には、持病を抱えている方も少なくありません。「突然死」は「突然」と言っても、その前に何らかの信号を発しています。その信号を早い段階でキャッチし、対処出来るか?
そして何よりも、急激に身体に負荷のかからないように、リーダーとしてお客様を観察し、的確に指示すること。事故は発生を未然に防ぐことが1番ですからね。
生活習慣の改善。日頃の休息。登山中の水分補給。万が一の場合に備え、迅速に処置出来るよう訓練しておく。とにかく危険因子を減らす努力を怠らないということでしょうか。

登山中の突然死のリスクを減らすためにも、ぜひ一読をオススメします。けして他人事では済まされません。



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7月12日 花の秋田駒ヶ岳

2008-07-17 13:58:27 | 秋田の山(無雪期)
秋田駒ヶ岳は花の見頃を迎えております。

八合目から新道コースを歩き始めると、まずはハクサンチドリ、マルバシモツケ、ベニバナイチゴ。

ウラジロヨウラクも目立ちます。地味なところで、タカネアオヤギソウ、ネバリノギラン。阿弥陀池まで行くと、オノエランがたくさん咲いてます。

阿弥陀池の男岳側の斜面ではニッコウキズゲが咲き始め、ヨツバシオガマ、ミヤマダイコンソウ、エゾツツジもいい具合です。

馬場ノ小路(通称ムーミン谷)へ下りると、チングルマの大群落はもう綿毛。アオノツガザクラはこの辺りで観察出来ます。

雪解けの遅いこの谷では、ミネズオウやシラネアオイがまだ咲いていました。そしてムシトリスミレも地味に存在をアピール。

大焼砂の斜面にはコマクサが一面に咲いていますが、やや萎れ加減。いつもならこれから本番なんですが・・・。
焼森経由しゃくなげコースで八合目に帰れば、満開のハクサンシャクナゲを愛でながら下山出来る。
地味にコミヤマハンショウヅルも咲いています。

秋田駒ヶ岳はほんに花の山ですねえ・・・。
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ワイナピチュ(2690m)を登る

2008-07-11 07:13:45 | 南米
マチュピチュ遺跡の背後にそびえる鋭い峰。それがワイナピチュである。
 
ワイナピチュでは入山制限を行なっており、1日400人までとなっている。遺跡内にはこうした道標があるので、それを頼りにくれば、1人でも迷わずゲートまで辿り着く。ゲートのオープンは7時からで、オープンから200人入ったところで、いったん入山を制限し、10時から再びオープンするというようなやりかた。ゲートから山頂の往復が約2時間。

ワイナピチュ登山は、急登続きの石段登りである。インカの人たちは、こんなところによくもまあ、これだけの石を積み重ねて道を造ったものです。ワイナピチュに残る遺跡が、天体観測所なのか軍事的目的なのか段々畑の見張り台なのか、インカの人たちは文字を残さなかったので、本当のところは分かりません。
  
岩の間をくぐり抜けると、山頂はもうすぐ。
 
山頂はひじょうに狭い。世界各国の若者がこの峰に集う。下から見上げるとこんな感じ。

マチュピチュの遺跡を上から見下ろす。
  
山頂直下は安全対策のため、登り下りで道を分けているが、この下り道が怖い。
手すりやロープが無い、石段のステップが小さい。そして、恐ろしく急。
実際、転げ落ちて亡くなるという事故もあるそうなので、とにかく慎重に。現地の代理店から渡されたアイテナリーにもこう書いてある「Climb Huayna Picchu at your own risk.」

遺跡見学だけでは物足りない方には、刺激的なワイナピチュ登山をオススメしておきます。
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