すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

松川支流でテンカラ釣り

2006-06-27 23:48:26 | 釣り
松川支流。夕まずめ。
K太、Z家、私の3人で釣り。Z家と私はテンカラで、K太はルアー。
2年前にテンカラ釣りを始めてからというもの、2年前にまぐれでイワナを釣って以来、テンカラでは全然釣果無しの状態が続いていた。
梅雨入りしてからというもの、あまり雨が降らず、沢も渇水状態に近く、群れで泳ぐイワナがよく見えた。ユキシロが入り込んでいた頃に比べ、渓相は一変。テンカラで釣果を上げるには今日しかない!今日はエサ釣りを封印し、テンカラ一本で挑戦。
毛針に食いついてくるイワナの動きがよく見え、いきなり釣り上げる。まぐれヒットではなかった。調子づいてさらにもう3匹釣り上げた。エサ釣りにはない、魚との駆け引きが面白い。今まで何かつかめなかった流し方、あわせ方が何となく分かったような気がした。特に、あわせは今まで早すぎたということに気づいた。今まで出来なかったこと、分からなかったことが分かるって嬉しいねえ。分かる時って、ある時突然ひらめいたように気づくもんですよね。まあその前に、何回も失敗の積み重ねがあってですが・・・テレマークもそういう点じゃいっしょだね。
Z家も1匹。K太は尺物をルアーで上げた。
7月はせっかくの釣りシーズンにも関わらず、丸々中国四川省で過ごさねばならないので、中国行きの前にいい釣りが出来ました。ブログもしばらくお休みです。

Z家、私愛用のパタゴニアのベスト。いいです。2人の話し合いの結果、羅須地人クラブ公式フィッシングベストに、勝手に認定されました。ご希望の方は、パタゴニアのオンラインショップ、日本サイトからどうぞ。

patagonia
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6月25日 松川温泉から姥倉岳

2006-06-25 18:02:57 | 岩手の山
このコースは、岩手山の登山ルートの中でも最も登山者の少ないルートである。日曜日にも関わらず登山者は私のみだったが、タケノコ採りの人はかなり入っていたようだ。
だいたい3時間ほどで姥倉岳に到着するが、そのほとんどがアオモリトドマツの林の中なので、変化に乏しい。下草刈りもしていないようなので、歩きずらいところも多い。
というようなところなので、自ずとクマの雰囲気を感じながらの登山である。道標という道標にはクマがかじったり、引っ掻いたり、体をこすりつけた痕跡が残る。結局、登山口の道標をのぞき、すべての道標にクマの毛が着いていた。ホント几帳面にマーキングしている。人間が通らない時間帯には、クマも登山道を歩いていることだろう。
下りは1時間半。タケノコ採りの人がガサガサいう度、ビクビクしながらの下山でした。
タケノコ採りの方はクマには十分注意しながらやって下さい。必ず近くにいますので・・・
写真の真ん中よりもやや左上。ビスのところに引っかかったクマの毛わかりますか?
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和賀山塊・薬師岳の捕虫するアザミ

2006-06-23 14:57:35 | 和賀山塊
こちらの写真は、この間登った和賀山塊薬師岳で撮影したものである。
この捕虫するアザミ、高橋喜平さんが八幡平で発見した新種のアザミ・ハチマンタイアザミによく似ている。
昆虫が、蕾のまわりの粘液にくっついて逃れられない状況である。他の蕾にも同じようにくっついていた。
和賀山塊でも、ハチマンタイアザミの存在は確認されているんでしょうか?ご存知の方はご連絡下さい。
ハチマンタイアザミの詳細については、高橋喜平さんの著書をご覧下さい。


八幡平の不思議―高橋喜平92歳・新種アザミ発見

岩手日報社

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6月21日 和賀山塊 真木渓谷から薬師岳経由和賀岳

2006-06-21 23:57:36 | 和賀山塊
和賀岳の頂を踏むには、それ相応の体力が必要だ。けして難しい山ではないのだが、岩手県側、秋田県側どちらからも登山口から山頂までは遠く、山が深い。
真木渓谷甘露水口から薬師岳までは3時間弱。最初はトチ、ミズナラ、サワグルミの林。林床のシダがひじょうに鮮やか。ここの林も大木ぞろいで、次に現れるブナ林にも立派なものが多い。樹林帯を抜けるとヤセ尾根のやや急登。特に南側がキレ落ちているところがあり、注意を要す。ヤセ尾根の南側は二重山稜の様相を呈している。
薬師から和賀岳山頂までは小杉山経由で2時間の気持ちいい稜線漫歩。小鷲倉の手前を除き、激しい登りはほとんどない。登山道脇にはアカモノ、ハクサンチドリ、気の早いニッコウキスゲが2株ほど、花をつけていた。山頂付近ではチングルマがもう終わりかけ。
下りは登山口まで3時間半。薬師の山頂付近をイヌワシらしき猛禽が2羽、悠々と飛んでいました。どうか生き延びてくれ!!
やはり、和賀山塊の盟主・和賀岳はそう易々と登れる山ではないが、満足度120%の山だ。
と、そこまでは良かった。がしかし、帰路。何としたことか、車を路肩に落としてしまい、スタック。たまたま近くを通過中、お仕事帰りのY岡さんに救助してもらいました。ありがとうございました。
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タケノコ瓶詰め

2006-06-19 17:57:35 | 
この間のタケノコを一日がかりで瓶詰め作業。
まずは下ごしらえ。茹でた後で皮を剥きやすいように、タケノコの皮を包丁で頭のほうからサッと一筋むいておきます。タケノコは皮ごと茹で、茹であがったらペロリンと皮をむき、タケノコの下の固い部分をカットし、後は瓶詰め。ぎゅうぎゅう詰めにして水を入れ、フタを軽くした状態でもう一度沸騰させ、後はフタをきっちり閉めて出来上がり。
生で送った分を差し引いて約20kgのタケノコが900ccの瓶で9瓶という結果でした。
タケノコはホント手間がかかります。
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6月17日 タケノコ採り

2006-06-17 21:19:30 | 
今日明日と、秋田駒一帯ではタケノコ採りのピークで、夜も明けきらぬうちから、タケノコ採りの軽トラックがバンバン上がっていく。
私は山の師匠と採り場へ向かう。師匠は親子3代にわたっての、山の生活のスペシャリストだ。秋田駒一帯を知り尽くしている。タケノコ採り、キノコ採り、そして釣りもプロフェッショナルである。
タケノコ採りに関しては、まだまだ見習い中の身。師匠にくっついて、ネマガリタケの笹薮の中を這いずり回る。
採り場はクマの糞だらけで、食い散らかされたタケノコも転がり、獣臭もプンプン漂っている。タケノコ採りは、人間のみならずクマとも競わねばならない。食べ頃のタケノコを持っていかれるクマは、ホントお気の毒です。人間が去っていくのを竹薮の中でじっと待っているんでしょう。
そんなクマの痕跡に動じることもなく、師匠は鼻歌まじり、時に縄張りに近づく他のオヤジたちを怒鳴りながらも、着々と収穫を上げていく。すごいのは、採り場の木の配置や種類を熟知していること。タケノコの見つけ方においても、私が採った後からでも、いとも簡単に見つけてしまう。小さい頃からの経験がものを言う世界です。いつになったら、私も一人前になれるのか?
結局5時間程で、師匠は40kg、私が25kgくらいの収穫でした。

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6月14日 出た!38cmイワナ

2006-06-15 21:59:28 | 釣り
久し振りに、K太と松川某支流へ行きイワナ釣り。
山の雪解けが進み、ユキシロも入らなくなり、水量もずいぶん減った。ユキシロが入っていた頃は、ほとんど釣人が入らなかったが、ここ最近は必ずと言っていいほど後手を踏み、なかなかいい釣りが出来ていなかった。
昨日も午後からの釣りで、先行者がいてアタリが少ない。そんな中、K太がルアーで超大物38cmイワナを格闘の末、引き上げる。腹部にはルアーのフックを引っ掛けたような傷もあり、幾多の釣師との格闘をくぐり抜けてきた強者なのだろう。このデカさになると魚というより神様みたいな感じで、持ち帰って食うには忍びない。写真を撮った後、放流してやった。
魚体にかなり傷をつけるので、あまりルアー釣りは好きではないが、K太はダメージの少ないようにシングルフックでやってます。
私はというと、小さいの(といっても20cmクラスですが)を持ち帰り、嫁と娘っ子に食わせてあげました。反応はイマイチでしたが・・・
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6月14日 七時雨山(1060m)

2006-06-15 00:02:56 | 岩手の山
七時雨山。
現在は八幡平市となったが、旧安代町と西根町の境に位置する、岩手県北を代表する名峰である。「1日に7度時雨れる」と言われるほど、天気が急変するとかしないとからしいが、とにかく、この名前の響きが美しい。最近では、岩崎元郎さんの新日本百名山にも選ばれている。思いの外、登山者が多かったのはそのせいだったのか?うかつにも知らなかった・・・
ところで、「ゆきむしMAX」のエンディングで冬眠中のクマの絵がありますが、実はあれ、七時雨山の南峰東斜面の林の中だったんです。勇気のある方は、冬に行って、あやしいウロを探して下さい。ただし、あまり快適スキーは望めません。
山のほうはと言うと、七時雨山荘から最初30分は牧草地歩き。染田川源流にもあたるこの辺り、湿地帯の池にせり出した木の枝には、モリアオガエルの卵が見られます。オオヨシキリは「行行子(ギョウギョウシ)」とかしましく鳴き、初夏を告げている。このオオヨシキリは、カッコウなどのホトトギス科の鳥によく托卵される、ちょっと間抜けな天然キャラです。
その後は、山頂直下までブナ、ミズナラ、カエデ類の樹林帯の道を1時間半。降雨後は、滑りやすいので要注意です。昔は、こういう樹林帯歩きよりも、展望の利く稜線歩きを好んでしたものでしたが、齢を加えていくうちに、嗜好も変化し、樹林帯歩きも楽しんで歩けるようになりました。林の中ではコマドリ、カッコウ、ホトトギスがさえずり、ブナにしみいるエゾハルゼミの声でした。ちなみに、カッコウは英語でもカッコウ(cockoo)です。
今日はあいにく展望はイマイチでしたが、晴れていれば岩手山や姫神山も望まれる絶好の展望台です。
ホント、気持ちのいい初夏の山でした。




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渓語り

2006-06-13 08:19:16 | 読書
新編 渓語り―険谷幽渓でのテンカラ釣り秘話

つり人社

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テンカラ釣りの名手、瀬畑雄三氏の著書。釣りの技術本ではありません。釣りの腕前のみならず、筆も立つ。釣りを通しての山での出会い、渓流の世界を瀬畑氏の観察眼を通して、落ち着いた語り口で綴られていく。瀬畑氏の人となりが偲ばれます。
近いところでは、白神山地・赤石川、八幡平・玉川、和賀山塊・堀内沢のエピソードなどもあり、八幡平住まいの私には、ひじょうに親しみやすく、興味深く読むことが出来ます。
また、失われつつある山棲人の生活や変わっていく川の環境など、考えさせられます。
沢で使える小ネタもあり、沢登りの内面世界がひじょうに良く描かれているいい本だと思います。
入梅です。晴釣雨読。





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45年秋田駒噴火 2

2006-06-11 22:53:15 | 秋田の山(無雪期)
この間の写真に引き続き、昭和45年秋田駒の女岳の噴火の写真である。
噴煙とともにオレンジ色の溶岩が空高く、噴き上げられている様子が見られる。すごいですねえ。
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