すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

大深山荘 5/12

2024-05-12 17:43:02 | 裏岩手縦走路

今日は大深山荘の夏仕様への切り替え作業です。

まだギリギリ雪が繋がっている雪渓を、小さな全層雪崩の痕跡を横目に詰めていきます。

久しぶりの大深山荘。例年よりも小屋周りの積雪は少なめ。

小屋の中の清掃の後、雨水槽の冬夏のバルブ切り替えを行い、デッキにも雨水を貯める水槽の設置。次回は水を使った清掃も可能になります。

小屋の作業が終わった後は、大深分岐方面へ誘導用ピンクテープ付け。登山道上にある落枝は、雪が残っている間に処理する方が楽。

登山道上にかかっている倒木も処理しておきます。

大深分岐まで来ると完全露出。

源太ヶ岳方面へ少し歩けば、裏岩手縦走路の展望が開けます。

大深岳南東斜面には雪が残っていますが、登山道上には大深山頂から小畚山鞍部にかけて雪が無さそうに見えます。

小畚山から三ツ石山方面稜線上もかなり融雪が進んでいるようです。

踏み抜きに注意しながら往路を下山。

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ステップソール講習的ツアー@前モロビ 5/4

2024-05-04 20:47:29 | 裏岩手縦走路

今日は樹海ライン涼風の滝から前モロビ。

取っ付きから急登ですが、日頃鍛えしラスティ生の皆さん、ステップソールでシール無しでもグイグイ登ります。

例年滑る急斜面は全層雪崩のリスクもあり、今日は先日の雪崩現場の見学だけに留め、練習ゲレンデへ移動。

斜度は少し緩めですが、コンディションの良いところ選んで、登り返して滑る!滑る!滑る!

一滑り毎にコンディションが整っていき、縦溝も徐々に浅くなる。

目的を持っていれば、いくらでも登り返せる。・・・だよねー。

それぞれのペースで自分の課題に取り組んでもらいましたが、他人が滑っている時にも暖かい眼差し。他人の滑りも参考になるんです。

一人では続かない集中力も、仲間がいれば頑張れる。メンタルも重要。

岩手山へ向かってダウンヒル。滑ったら登る。単純作業の繰り返しですが、このロケーションなら苦にならない。

皆さん、練習の成果も目に見えて、昨年比倍増のパフォーマンスでした。良い感触でシーズンを締めくくることが出来そうですね。

細かい技術論の重要性もさることながら、飽きずに繰り返し練習に没頭出来る才能も重要なのです。

春の祭りと言えば、ヤマザキ春のパン祭りか、八幡平春の縦溝祭り。縦溝克服のちょっとしたコツの練習で〆です。

ほんとにちょっとしたコツなのです。

さあ!荷物を背負って下山開始!・・・ですが、、、『嗚呼!もっと練習したい!』って気持ちになるなんて、なんて素敵なことでしょう。なんでわざわざテレマークって、、、必要性や効率性からのアプローチだけでは説明出来ないメンタリティ。

もうここまで来たら後戻り出来ないって理由もあるけどね。

やっぱり山行って、テレマークターンを決めたいからに決まってるじゃないですか。

皆さん、大変お疲れ様でした。

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ステップソール講習的ツアー@モッコ岳 5/3

2024-05-03 20:26:27 | 裏岩手縦走路

今日は3名の方々とステップソールで畚岳へ。

今シーズンの八幡平はあちこちクラックが口を開け全層雪崩も多発しているので、皆さんにも登りのライン取りを考えていただいた後、いつもとは違うルート取りで登り始めました。

皆さんの今後のスキーライフの参考になるよう、畚岳山頂直下の全層雪崩も観察。さすがにこの状況では山頂へは行けません。

例年に比べ融雪が早めに推移して縦溝も深めですが、なるべくコンディションの良いところを滑りたい。

そして、今シーズンの締めくくりとして、良い練習もしたいです。

コンディションの良いところはごくわずかでしたが、今日はあまり人がいなかったので、登り返して十分に練習できました。

練習は嘘をつかない。やればやった分結果が見える。

毎年、ターンの質も高まっているぞ!

上達の階段を登っていけば、その分だけ、求めるものも高くなる。

細かい技術論ももちろん大切かも知れませんが、回数重ねての脊髄反射、ドラゴン化です。

十分滑った後は、違うルート取りで戻ります。

最後の斜面は縦溝が深くなかなか大変でしたが、縦溝を滑る際のちょっとしたコツと気持ちで負けない精神論。

今まで培ってきた技術が、引き出しから瞬時に取り出せるようになって、対応力が上がった姿を見れば本当に嬉しい。

Sさん、Tさん、Oさん、お疲れ様でした。

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ステップソールツアー@松川温泉〜三ツ石山〜ニセ小畚〜松川温泉 4/11

2024-04-11 21:01:53 | 裏岩手縦走路

朝方はこの時期とすれば、けっこうな冷え込みでしたが、日中は昨日よりも気温上昇予報。

今日は松川温泉から奥産道から三ツ石山、ニセ小畚と回るステップソールツアーです。

奥産道終点からは、Sさん、Y子さんに、このツアールートの要所でどういう対応をするべきかというようなことを確認しながら三ツ石山荘を目指します。

最終的には、この辺を一人でほっつき歩けるようになってほしい。視界の範囲内の情報をどう処理していけば、目的地に正確に辿り着けるか。

要所を抑えて歩ければ、目的地にどんぴしゃり。三ツ石山荘には設定時間より早めに到着。

心配された稜線に出てからの雪質は、ステップも利いて良い感じ。シール無しでも平気です。『THE DAY』と言うには大袈裟か?とりあえず控えめに言って『THE  NEXT DAY』ぐらいで。。。時間に余裕もあったので、今日は三ツ石山の山頂まで登ってからのダウンヒル。

滑ってみれば、今春の 『THE DAY』確定。

春のシーズンは、これ以上のコンディションは無さそうです。

フィルム的な雪質で、登り返して3本滑って大満足。

こんなに良いコンディションにも関わらず、我々しか滑走者はいません。人がいないのが一番。平和が一番。

シュプール鑑賞はもれなくセット。

三ツ石山東斜面を後にして、裏岩手縦走路を北上。

まだ雪の下の三ツ沼を経由してニセ小畚へ。

今日はニセ小畚も山頂からダウンヒル。

奥産道へのダウンヒルは、まずはチャレンジコース。

標高が下がってもストップ雪にはならず、良いチャレンジが出来ました。

チャレンジした後は、目的地点へ軽く登り返し。ステップソールならではのルート取り。

奥産道手前の急斜面のブナ林。先を読んで、早めに動く。

木を見ずスペースを見る。今日は最後までしっかり滑った感のある1日でした。

お二人ともお疲れ様でした。

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裏岩手縦走路 大深山荘冬支度 10/19

2023-10-18 19:43:14 | 裏岩手縦走路

岩手山の初冠雪が里のほうから確認され、これから徐々に降雪の標高も下がってくることでしょう。

そうなれば、避難小屋の冬支度も急いでおこなわなければなりません。今日は大深山荘の冬支度です。

これからは、気温の低下により配管内の水の凍結の恐れが出てきます。雨水槽に溜めていた水も、バルブを切り替えて、全て抜いてしまいます。

シーズン最後の大掃除。

十分に水を使った清掃は今日で最後。バケツに汲んだ水が冷たい。。。

居室内、トイレ、念入りに済ませました。

最後に、デッキに設置した簡易水槽の水も空にして、倉庫に仕舞いました。

今日はもう一つ、重要な任務があり八瀬森分岐へ向かいます。八瀬森分岐道標を積雪期前に撤収です。

八瀬森分岐に立つ道標は、積雪期に谷側からの積雪の駆動力が働き、放ってくと道標ごと谷に落ちてしまいます。現に、昨年の融雪期には、この道標が土台の基礎ごと大きく傾いてしまいました。

そういったこともあり、昨秋から、降雪の前に道標を外しています。ご了承ください。

安全な場所にブルーシートで包んでデポしました。

源太方面のパトロール後、大深山荘へ戻ります。すっかり晩秋の寂しさ漂うトレイル上ですが、今年は、こんな時期でも多くの登山者にすれ違いました。

そして、あまりすれ違いたくないクマのフレッシュな足跡もありました。山に食べるものが皆無なため、最近、山でクマの気配を感じることはありませんでしたが、油断大敵ですね。

気温が低下してくると、木道や石が十分乾かず滑りやすくなります。足元に注意しながら歩いてください。

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畚岳分岐〜モロッコ沼 刈り払い 10/12

2023-10-12 18:17:16 | 裏岩手縦走路

刈り払いを早く行ったところは、笹がかなり伸びてしまいます。笹の成長のスピードは恐るべきものがあります。今日は、畚岳分岐からモロッコ沼(通称)まで、今シーズン2度目の刈り払いを行いました。

畚岳周辺の紅葉はMAX状態でしょうか。今シーズンの紅葉は今一つとは言え、秋の風情を味わうのには十分かと思います。

今夏の高温の影響もあるのか、例年より笹が伸びた感じがします。

ですが、昨年も2度の刈り払いを行っているので、前進速度は昨年比2倍。

やはり地道に継続することが、作業の効率化にも繋がるのです。

2日で完了すれば良いかなと思っていましたが、1日でモロッコ沼まで到着。

スッキリした登山道を帰路に着く。今シーズンの管理員の業務も残り僅かとなってきました。

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畚岳登山口〜大深山荘〜松川温泉 10/7

2023-10-07 18:36:32 | 裏岩手縦走路

昨日は、今シーズン一番の暴風雨と言っても言い過ぎではありません。そんな日の翌日は、倒木パトロールです。

今日は、裏岩手縦走路を畚岳登山口〜大深山荘〜松川温泉と見て回ります。

今一つな紅葉ですが、畚岳周辺はそれでも色づいてきました。

諸桧岳の山頂もそれなりに色づいています。

満々と水を湛える石沼を過ぎると、枯れることのない通称ミクリ沼。沼の奥にはホソバタマミクリ。

足元が湿っぽい時には、滑りやすい前モロビの登り。

こういうお天気の裏岩手縦走路も良いものです。山には、人がごちゃごちゃいない方が好ましい。

今日は一日秋田県側にはガスがかかり、時折雨も降るというようなお天気。

嶮岨森の登りでは、先程までガスっていた前モロビ方面の展望が開ける。

嶮岨森の山頂も見え始めました。

嶮岨森の山頂では、矮小化ブナの黄葉がお出迎え。

日本海側から常時湿った風が吹いてくるので、ちょっとした加減でお天気も変わりやすい。

ナンゴクミネカエデはあまり赤くならず、ミネザクラはすでに落葉。

大雨の後は、泥んこ覚悟で歩いてください。

大深山荘ではトイレ掃除。こんな天気ですが、3連休なのでそこそこ宿泊の方もいそうです。

この間、整備した山荘前の急坂の経過観察も忘れずに。

大深山荘からは、源太ヶ岳を経由せずに松川温泉へ下山。大深湿原はすでに晩秋の佇まい。湿原の木道の老朽化が加速しています。雨天時は特に気をつけて歩いてください。

源太ヶ岳山頂直下の源太湿原。その向こうに岩手山。今日は山頂のガスが取れず、冠雪を観察出来なかった。

いよいよツキヨタケも出てきました。今年はキノコも遅いですね。

ブナ林の黄葉はまだ先ですが、だいぶ葉っぱを落としています。

八幡平の山全域で言えることですが、木道の老朽化が著しいので、雨天時は十分注意して歩いてください。大物の倒木もなく一安心でした。

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畚岳登山口〜大深山荘 9/23

2023-09-23 19:02:35 | 裏岩手縦走路

今日は、裏岩手縦走路を畚岳登山口から大深山荘までパトロール。

7月上旬に刈り払いを行い、もう9月下旬なので、登山道脇の笹もだいぶ伸びてきましたが、歩くのには支障ありません。

諸桧岳の登りから畚岳を振り返る。手前の斜面は、若干縞枯れ状態の様相を呈す。

諸桧岳の広い山頂。紅葉の気配無し。

一昨日の大雨で満々と水を湛える石沼。

前モロビの登りは苔むした石段が風情あり。

前モロビを過ぎると、嶮岨森が見えてきます。そして、嶮岨森の右肩には秋田駒。そのさらに奥には鳥海山。今日は眺望も良し。

前モロビと嶮岨森の鞍部の笹原。

一旦鞍部に降りたら、嶮岨森へちょっとの急登。今日の縦走路には活気がありました。嶮岨森のてっぺんにも人影が見えます。

嶮岨森の山頂では、お弁当を広げてる方も多く、スルーして大深山荘へ。鏡沼は青空映し紺碧。

大深山荘まで、支障箇所もなく順調に到着。

今日のメインは、山荘近くの急登の『ふとんかご』(金網製の籠の中に石を中詰めして、土壌の流失を防止するために使われるもの)の崩壊で、歩きづらくなったところの補修です。転石を均して、段差の大きくなったところは土嚢袋を積んで歩きやすく仕上げました。

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畚岳登山道整備 9/22

2023-09-22 19:24:24 | 裏岩手縦走路

昨日は、終日かなりの雨降り。

大雨の翌日は黒谷地の木道が心配。朝一は、黒谷地口から黒谷地までの間をパトロールです。

黒谷地まで木道に問題無し。草紅葉を通り越して、色褪せてきた黒谷地湿原。

業者さんの木道更新工事は、最後に沢に橋を架けて終わりですが、材料が届き次第着手だそうです。

朝一パトロールを終えたら、畚岳分岐から山頂の間の登山道整備です。

まだ紅葉の気配がない畚岳山頂。

午前中は山頂付近に常時ガス。展望ありません。

転石ゴロゴロのところを整地。転石は、登山道脇のえぐれ箇所の崩壊止めに、石垣状にして再利用。

歩きやすさと登山道保護のちょうど良いところを探りながらの、地味で地道な作業です。

午後からは青空が広がりました。紅葉はまだですが、一段季節が進んだ感じです。着るものを1枚余分にお持ちください。

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大深山荘〜小畚山〜三ツ石山〜松川温泉 9/10

2023-09-10 18:26:14 | 裏岩手縦走路

まだ暑さの続く日本列島ですが、秋の気配が漂い始めた八幡平。紅葉シーズンまでカウントダウンともなれば、裏岩手縦走路のパトロールもしとかないといけません。

今日はまず大深山荘から大深岳へ。刈り払いも7月には済ませてあります。

大深岳から八瀬森分岐も歩きやすい状態です。

八瀬森分岐から三ツ石山方面を見ても、どうも紅葉の気配は遠くからでは確認出来ません。

小畚山鞍部も紅葉スポットですが、まだ紅葉の気配なし。

小畚山の登りの道迷い注意ポイントの規制と目印も問題なし。

小畚山から来し方を振り返ると、大深岳から源太ヶ岳にかけての山塊が大きく見えます。

小畚山からは雫石の刈り払い担当です。

紅葉はもう少し先ですが、すでに三ツ石山山頂には多くに登山客。

山頂から岩手山方面の紅葉の進捗状況。今年はどうでしょうか?

今夏は高温小雨の傾向で、やはり三ツ石山荘近くの水場はほぼ涸れてます。水滴がポタポタ落ちる程度。

三ツ石山荘に宿泊予定の方は、予め水を多めに持参ください。

松川までの下山では、腐った倒木がありました。

少々時間はかかりましたが、除去しました。また、エリア全体として言えることですが、木道の老朽化が進んでおりますので、木道を通過の際には、足元に十分注意してください。

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