一つのターンにつき、一つの喜びを。
春なのにパウダー テレマーク
以前アップした画と変わり映えしませんが。
ステップソールで蓬莱境と黒谷地
22/23のスキーシーズンも、もう〆にしようかと思って細革仕様のテレマークで、蓬莱境と黒谷地周辺巡ってきました。縦溝が深くなってきて、諦めもつきました。
今シーズンも、レッスン受講やツアーにと、多くの方々にご参加いただきました。誠にありがとうございました。また来シーズン、お会いしましょう。まだシーズンの終わっていない方は、どうぞお怪我など召されぬように。
スキーシーズンもかなり佳境を迎えておりますが、このところの寒さで、まだまだ滑れそうですよ!
ステップソールで八幡平
シール要らずのステップ板で、アオモリトドマツの樹海を彷徨するのも良し、登り返しての練習にも良し。
2/13はTAJの指導員研修会。2/12のレッスンが終わってから少々仮眠をとってから、いざ福島裏磐梯のグランデコスキー場へ。同じ東北とは言えグーグルマップで検索すれば、およそ350kmの大移動。翌日2/14は、岩手県知事も交えて組合の事業発表会があり、とんぼ返りです。
研修は、TAJがかねてから進めていた新教程を踏まえた指導員検定内容の確認。講師のA坂くんも、指導員を前にしたデモンストレーションや理論の説明は大変だったと思います。
KDさんも、長いことTAJ教育事業部の活動に携わってもらってますが、研修の度に指導員からの圧に耐えながらも実直にやってもらってます。
ここ数年、東北地区の研修会は網張温泉スキー場で開催することが多く、東北地区の同じような顔ぶれが集うことが通例でした。そういう面々とは、気心も知れて人見知りの私でも安心です。
今回は関東方面に近いスキー場での開催となったこともあって、関東甲信越からの参加者もいて、かなり久しぶりに再会する指導員、初顔の指導員、リフトに乗りながらの技術談義も楽しかったです。
指導員検定を種目別に確認。参加の皆さんにも見解を聞いてみて、実際、提案された動きを全員で確認したり、みんなで議論すれば、良いものが出来上がっていくと思います。否定するだけではなく、空気を読んで黙って言われたことをやるだけでもなく、東北にはそう言うちょうど良い、発言しやすい雰囲気があります。それにはちょっとしたユーモアもないとね。
という具合に活発な議論もありながらも、雰囲気が損なわれることもなく円満に1日が終了。指導部の方々には、このような地方で得られた知見を教程作りに活かしてもらい、あとはもう少しメカニカルなところをしっかり分析して欲しいですね。お疲れ様。
と即、とんぼ返り!・・・の前に、ここまできたら、桐沢塾長にご挨拶しないで帰るわけにはいきません。この間、ふらっとラスティーハウスに寄っていただいたばかりでしたが、IDEHA石沢氏とお邪魔しました。塾長、ママと、昨今のテレマーク業界を巡る動向について話していく中で、「75mm保存会」を立ち上げよう!ということになりました。業界を席巻する圧力団体になるやもしれず。。。
研修会参加の指導員の皆さま、ちょっと喋り過ぎてたらすいません。個人的には楽しかったです。そして、塾長、ママ、突然の訪問にも快く対応していただき、本当にありがとうございました。今度は、泊まりがけでお伺いします。
大人のゆきむし
久しぶりにYOU TUBEにアップしました。BGMはありません。歩いている時間が長いです。
時間のある方は覗いてください。忙しい方はスルーしてください。
積雪不足により、土曜日に予定されていた八幡平リゾート(パノラマスキー場&下倉スキー場)のオープンは延期。とは言え、そのうち滑れるようになるでしょうから、その前に練習もしとかないといけません。今日は安比へ行って足慣らし。
降雪機があるところは違いますねえ。。。修学旅行の団体で賑わうゲレンデ。
レッスンの動作確認などしながら2時ぐらいまで。日頃は大人相手のインストラクター業ですが、インストラクター業をスタートした時は、ほぼ毎日小学生相手のレッスンでした。あれがあったから今があると言っても言い過ぎではありません。とか言って、楽しいのが一番ですね。
1/6~1/7の2日間、TAJ日本テレマークスキー協会の指導員研修会が網張温泉スキー場で行われました。運営側の3名と東北の公認指導員5名、総勢8名とこじんまりしたグループで、今のご時世としたらまあまあの頭数だった思います。
20数年(?)ぶりにテレマークスキー協会の指導教程改訂を目指して、教育移動事業部がたたき台を作り、各地の指導員と意見交換を交えながらの研修会を重ねております。
ここ東北会場でも、たたき台に沿って順を追って、滑っては検証の繰り返し。かなり活発な討論となったと思います。
初日は最初から最後まで、かなり真面目に研修に取り組みましたが、2日目は夜間の降雪でゲレンデパウダーもあったので、朝一のウォーミングアップでフリー滑走。
テレマーカーとして、こういうコンディションを放っておくわけにはいかない!
指導員ともなれば、皆さん上手。上手い人と一緒に滑るとテンションも上がりますね。
テレマークはその可動域の広さゆえ、指導員でも大勢集まれば、それぞれの個性が出ますよね。
フリー滑走は朝一のみ。あとは真面目に研修に没頭。
2日間の研修で、こちらも勉強させてもらいましたし、良い教程が出来るように若い皆さんに期待したいと思います。
テレマークスキーは、滑走環境の振れ幅(ゲレンデ〜バックカントリー)、道具の振れ幅が大きく(BCクロカン、細革〜NTN、ファットスキー)、この振れ幅をどちら側に偏ることなく、最大公約数的に中庸をいく必要性があるのではないかと。テレマークスキーという、言ってみればとらえどころのない、悪い言い方をすれば中途半端、良い言い方ならどちらへも行ける道具。ゆえにどちらかに偏れば、存在自体が危うくなる。生物学的な捉え方をするならば、草食クロカン系の大きなグループと肉食アルペン系の大きなグループとの狭間に生きる小さな雑食の絶滅危惧種と言えなくもないかな。しかし、そのような生物も環境の変化等の何かのきっかけで、勢力を伸ばしていくことはよくあることです。またその反対もあり得る。自らの選択した進化が、最終的に絶滅へと導かれていくという結末も。
ゆえに教程を作る作業は困難を伴うと思います。しかし、そこはテレマーカーらしく、いつでも真ん中に立ち続け、バランス感覚を研ぎ澄ませてほしいと思います。古くからテレマーク業界に携わる方々にも納得いくもの、そして新しくテレマークを始めようとする人たちには、理解しやすい道筋を示しせるもの。何でも昔の方が良いってもんでもないし、新しいものが何もで優れてるって訳でもない。本質を外すことなく、精神論でもなく、受け売りでもなく、自ら調べ検証し、論拠を示せるもの。そんな教程を望みます。時間をかけて良いものに仕上げてください。
このようなご時世で、なんでもオンライン、リモート・・・人との距離感が遠くなる一方で違和感しかないのですが、こうして対面で言いたいことが言える間柄、雰囲気って大切ではないかと再認識。コロナ感染収束後も、このまま距離感が縮まらない世の中では何かつまらんですな。ステイホームで自分の殻に閉じこもり、他人の意見に耳も貸せない世の中では、住みにくくてしょうがない。口煩い小姑みたいで、皆さんにはご迷惑をおかけしたかもしれません。すいませんでした。でも皆さんのお話も興味深く聞くことも出来ました。ありがとうございました。皆さん、お疲れ様でした。
今日は2年に1度のTAJ指導員の研修会。指導員の資格を維持するためには、この研修会に出席する義務があります。
東北地方の指導員仲間7名とTAJ教育事業部からの3名、総勢10名とややこじんまりとしてますが、みんな顔見知り。久しぶりに会えるのもこの研修会の楽しみの一つ。
今日の研修会場の網張温泉スキー場は−15℃ぐらいでしたでしょうか?午前中は、指導員検定の項目についての伝達事項の確認。
午後はレッスンのシミュレーション。受講生徒の特徴等を設定をして、それに従って最終目標を時間内で達成するためにどんな手順を踏んでレッスンを進めていくか、2班に分かれて暖かい場所で話し合い、話がまとまったところで外に出て実際に手順を踏んで、上手く進めることができるか検証です。
シミュレーションは上手くいった感じですが、現場ではなかなかシナリオ通りというわけにはいかないのが実情です。ある程度の傾向と対策は必要ですが、生徒さんの様々な動きに対応出来る瞬発力が、インストラクターには大切なんでしょうね。
寒さ厳しい1日でしたが、旧交を温め少しほっこりして終了。仲良しのIDEHAと最後に1枚。4月にはIDEHA&RASU-Tステップソール合同合宿もありますので、そちらも楽しみ!
今年で30回目を迎える裏磐梯キリンカップですが、往時に比べるとテレマークのレースも盛り上がりを欠き、年々開催されるレースが減ってきたところに、伝統あるキリンカップも今年でファイナルとなりました。淋しい限りです。
若い頃は、テレマークのレースに熱を入れて取り組んでいた時期もあり、自分を育ててくれた場所であり、多くの仲間を得た場所でもあります。
そんなキリンカップを中心になって支えてきたのが裏磐梯テレマーク塾の桐澤塾長ですが、熱量が半端じゃない熱い男です。そんな塾長の人柄に惚れ込んで裏磐梯に通う方も多く、ファイナルということもあって塾長を慕うスタッフや参加者が大勢集まりました。
いろんなカテゴリーのレースがありますが、一生懸命頑張る人もいれば。。。
どういうわけか、バンジョーをかき鳴らして滑る強者もいるし。。。あらっ鉄兵ちゃんか!
今回は、旧友にたくさん会えて嬉しかったなあ。。。
昔っからテレマークのレースは参加者がデラガケしたり、大会バーン撤収のお手伝いをしたりと本当に手作りの大会で、参加すればみんなが一体感を感じられるような雰囲気でした。
ポールを運ぶ皆さんの後ろ姿見ていたら、なんだか目頭が熱くなり。。。
表彰式直後、みんなで塾長を胴上げしている光景にまた熱いものがこみ上げてきました。
レースの結果は、マスタークラスで山形のイデハに敗れ結果は3位でした。今回のイデハは速かった。
引き際の3位はちょうど良かったですかね。これでレースからは引退です。
あとはレッスンと静かに山の中を滑るテレマークに専念したいと思います。
多くのレース関係者の皆様に感謝したいと思います。ありがとうございました。