樹海ラインもめでたくオープンし、今日はY子さん、Sさんとステップソールで前モロビへ。
樹海ラインからのアクセスは容易ですが、なんせベースまで急登続き。心折れて、シールを出して登りたくなる斜度感ですが、登るテクニックがあれば、春の八幡平にはシール不要!
滑る斜面も急斜面を選びます。厳冬期には、急斜面の滑走には雪崩リスクの高さもあり非常に気を使いますが、春はクラックへの転落さえ気をつければ良いので、春は急斜面特訓には最適なのです。
今日のテーマはジャンプ系。ズバリ「浮く!」雪面から離れてみよう!
横長な急斜面のオープンバーンを登り返して端から丹念に耕していきます。
グルグルモード的な練習の後には、だいぶイメージも出来上がってきます。
ジャンプ系では、ストックに対してのテンションが、いつもより重要です。
高く上に向かって飛ぶのではなく、落下とネジレ。
ジャンプ系で刻まれたトラックは、まるで魚の鱗。
重心の落下には、外側の手の処理も重要。
力任せのターンは疲れます。ジャンプ系は体力勝負?いえいえ、体と道具をどう使うかです。
スタート時に比べると、かなり刻めるようになりましたよね!
体力ゲージの残量が半分以上残っている間に下山。気温高めだったので、朝方よりも縦溝化が進みました。
抑えるところは抑えて、スピード出すところは出して、メリハリつけて、斜面に合わせて滑れたら一人前です。最終的にはドラゴンの境地。「流れる水のように 野を巡る獣のように」
駐車スペースまで戻ると、「あそこにクマいますよお!ほら!あそこ!」と、目敏くクマを見つけて観察していた方から教えていただくと、、、
「ああ!いたっ!」丸い耳がピョコ。我々の滑ったところから150mぐらい離れたところでした。前モロビ、クマ遭遇率高し。
Y子さん、Sさん、お疲れ様でした。滑走中にクマに出会さなくて良かったね。