すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

K2・バルトロ氷河トレッキング 9/3~9/27 【3】

2010-09-28 16:22:08 | ヒマラヤ/カラコルム
バルトロ氷河トレッキング出発点のアスコーレ(3000m)から3日目で氷河入口の宿泊地パイユ(3450m)に到着します。
パイユまでは河原歩きに終止しますが、そこから先がいよいよ氷河トレッキングとなります。
氷河トレッキングが始まるとまず我々を出迎えてくれるのが、「バルトロ寺院群」と呼ばれる岩峰群です。
  
パイユから1時間で氷河に取り付き、3時間ほどかけ右岸から左岸へ横断します。横断し終えたところがリリゴ。ここからはパイユピーク(6610m)やウリビアホタワー(6109m)といった岩峰もさることながら、一番目を引くのがトランゴ山群でしょう。右からフロントトランゴ(5763m)、グレートトランゴ(6286m)、トランゴタワー(6239m)。
 
リリゴから氷河脇を歩くこと2時間。氷河に入って最初のテン場はコブルツェ(3930m)。氷河脇の狭いテン場です。ここからはウリビアホタワー(右)やパイユピーク(左)がいい具合に撮影出来ます。
  
トランゴ山群はこんな感じになり、グレートトランゴ、トランゴタワーは隠れます。トランゴ山群の隣はカテドラル(5866m)。まさに大聖堂です。
  
コブルツェから2つの氷河を横断し、3時間で次のテン場ウルドカス(4050m)。土の上の快適なテン場です。ここからのトランゴ山群は圧巻です。こんな岩峰を登っちゃう人もいるんですから、スゴイですねえ。
 
ウルドカスから見たカテドラル(右)とトランゴ山群(左)。4000mを越えてくると、9月とは言え雪になります。
普段は体積土砂丸出しのバルトロ氷河も、うっすら積もった雪により氷河らしく見えます。
ウルドカスから先は氷河歩きとなり、宿泊も氷河上です。ここから先の宿泊はかなりの冷え込みとなります。ウルドカスから2日でコンコルディア(4650m)に到着です。
コメント (4)

K2・バルトロ氷河トレッキング 9/3~9/27 【2】

2010-09-28 11:57:06 | ヒマラヤ/カラコルム
今回、我々のグループは私を含め6名。
しかし、この6名をサポートするために、山中14泊のトレッキング出発時にはガイド、キッチン、ポーター総勢60名を越すスタッフとなります。1人につき10人のサポートを受けることになります。トレッキングが始まると、途中の物資補給が出来ないことと、ポーターの荷物が25kg/1人という制限があることなどから、このような体制となります。

我々のトレッキングはこういうサポート無しでは出来ません。
  
ガイド歴30年の大ベテラン・アリさんを筆頭に、イケメン揃いなスタッフ。みんなイイ顔してます。
 
キッチンスタッッフは朝早くからよく稼いでくれました。感謝。

河原や氷河上を歩くトレッキングの道の状態は変わりやすい。そこで私は、ポーターの中から山をよく知るものを選んでもらって案内役とするのである。はっきり言ってガイド以上に知っている。
 
今回の案内役のフセインさん。5年前も彼に案内役をお願いした。ポーター歴30年の頼りになる男である。
 
そして、おしゃれなんです。こんな顔して、かわいらしいとこあるんです。

屈強な現地スタッフに支えられて初めて、我々のトレッキングが成り立ちます。
コメント (2)

K2・バルトロ氷河トレッキング 9/3~9/27 【1】

2010-09-27 21:50:24 | ヒマラヤ/カラコルム
本日、パキスタンから帰国しました。

25日間という長丁場のツアーでしたが、ご参加の皆様のご協力をもちまして、大きなトラブルもなく終了出来ました。ホッ・・・。

皆さんご存知の通り、今夏、パキスタンは大規模な洪水の被害を被り、その洪水をもたらしたモンスーンの影響から、山の天気もいまひとつで、バルトロ氷河上では2度の降雪。宿泊地の最高地点コンコルディア(4650m)では20cmほどの積雪となりました。

しかしその積雪のおかげで、ふだんは堆積土砂がむき出しとなっているバルトロ氷河も新雪に覆われ、なかなかお目にかかれない美しさとなりました。そのおかげで、私の顔は真っ黒。

では、コンコルディアからの山並みをザザッと・・・。

世界第2位の高峰K2(8611m)はかろうじて見えました。初登頂は右側の南東稜から1954年のイタリア隊。
  
世界第12位の高峰ブロードピーク(8051m)。どういうわけか、K2やガッシャーブルム峰が隠れていても、この山だけ見えていたりする。
その隣はガッシャーブルム峰(7924m)。夕方のガッシャーブルム峰はまさしくその名の通り「輝く壁」となる。その右肩に見えているのが、ガッシャーブルム峰(8035m)。
 
すっかり雪化粧のコンコルディア。バルトロカンリ(7300m)とその奥、スノードーム。この辺がバルトロ氷河の源頭なんですね。K2方面から来るゴドウィンオースチン氷河とコンコルディアで出合います。

とりあえず、今日はここまで。
コメント (2)