すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

姥倉山 6/29

2017-06-29 21:22:46 | 八幡平(無雪期)

ペルーから帰国して、昨日から即、管理員の仕事に復帰。なんとかは暇なしってヤツです。

松川温泉から姥倉山の登山道上に倒木ありとの報告あり、今日は木こり仕事。夏至も過ぎ、ブナの緑濃く葉も茂る。

あまり人通りのない登山道ですが、なかなかの雰囲気です。人間よりも動物の往来の方が多いかも。

命は永遠に続くわけではありません。終焉は突然訪れることもある。

とか言いながら、倒木を処理。小さなものは手作業で短時間で終わりますが。。。

大きなものは時間がかかります。これぐらいになればチェーンソーの出番です。どっちにテンションがかかっているか、よく見極めないと大変なことになります。

慎重に作業を進め、無事終了。すっきりしました。

森林限界を越えるとハクサンシャクナゲが咲き始めたところです。今年は雪解けが遅かったせいで、高山植物の開花も遅れ気味でしょうか。

姥倉山からの裏岩手縦走路。まだ雪渓が見えますね。

姥倉山北峰裏手にもまだ雪が残っていました。

麓の岩手松尾でも28.7℃を記録し、いよいよ夏山本番ですね。7/1は岩手山の山開き。

雫石盆地もはっきりと見通せます。おっ!男助山も見える!

樹林帯の中では、コイワカガミやマイズルソウが今盛り。

静かで良い道です。ツクツクボウシのようなキビタキのさえずりも心地よく。

最後に大物を片付け、本日の任務終了。

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インカトレイル・トレッキング 6/16~6/27 【2】

2017-06-28 18:48:36 | 南米

インカトレイルの後は、マチュピチュ遺跡の背後にそびえるワイナピチュ登山。

こんな急峻な山の何処に道があるのかと思いますが、行ってみれば、けっこう立派な登山道があるんです。ただし500人/1日の入山制限で予約制につき、ふらっと行って登ってみるわけにはいきません。面倒ですが。

登山道があるとは言え、息もつかさぬ急登続き。

登りも下りも1時間。時間は短くてもぎゅっと詰まった2時間の登山。

山頂部は遺跡になっていて、時計回りの一方通行。去年から時計回りになって随分と恐怖感が少なくなりました。それまでは、写真のステップは下りでした。

この写真も以前は下り。高所恐怖症の方は、ここで動けなくなる方もいましたっけね。右側に下の景色がよーく見えて、恐怖感が半端じゃありませんでした。

一方通行を逆回転にしたことで、ずいぶん流れがスムーズになりました。健脚の方なら1時間もかからないでしょう。

ワイナピチュ山頂からのマチュピチュ遺跡の俯瞰。

と言っても、慎重に下りないと重大事故になりかねません。

ワイナピチュ登山の後、マチュピチュ遺跡の見学をざっと見てペルーレイルでオリャンタイタンボ、バスに乗り換えてクスコへと戻る。

クスコの夜は、フォルクローレとダンスショー。元々あった民謡に、スペイン人が持ち込んだ楽器やリズムが融合して南米独特の哀愁漂う調べとなる。

ディナーショーに訪れるお客さんは世界各地から。さすがは世界の観光地クスコ。

6/24は南米三大カーニバルの一つインティライミ(太陽の祭)。大勢の人が世界各国から集まれば、ビジネスチャンスも生まれます。小さな商売も案外バカにできない!こんな旗がよく売れること!

祭りはインカ帝国の中心・コリカンチャ神殿(サントドミンゴ教会)からスタートです。インカ王の登場を今や遅しと群衆が待つ。

王の登場で周囲の盛り上がりは最高潮に達し、冬至の太陽を浴び、身につけた金の装飾品が放つ光りはまさに太陽の子としての王の威厳そのものだ!

祭りのクライマックスは、クスコの市街地から少し上がったサクサイワマン遺跡で。有料の客席は下、無料は上。ここにも格差社会の縮図。

インカ当時はインカ帝国なんて言いませんでした。当時はタワンティンスーユと言い、4つの州という意味。4つの州を代表した踊り手が神官の合図とともに踊り、王の掛け声とともに太陽に祈りを捧げます。

大掛かりな学芸会というような言い方も出来なくはないですが、演じている人たちは真剣です。気迫が伝わってきます。

神輿に担がれて登場する女王様。もちろん本物の女王様ではなく役者さんですが、それっぽい人見つけてくるもんです。いかにも慈悲深そうな。

インカの王。今までの王様役の役者さんが交代し、新しい王様。新しい王様もやはり威厳たっぷりでいい雰囲気出てる!

というような、ペルーの旅。食べ物は美味いし、治安もまあまあだし、時間をかけて旅してみたい国ですね。

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インカトレイル・トレッキング 6/16~6/27 【1】

2017-06-28 17:39:19 | 南米

昨日ペルーから帰国。何度行っても、南米と日本の距離が縮まる訳ではありません。やっぱり遠いです。

深夜のリマに到着し、空港横のホテルで少しばかり横になったら、翌日も朝早いフライトで、ほぼ海抜0mに近いリマから3360mのクスコへ一気。

クスコの遺跡をぐるっと回った後、ウルバンバのホテルへ向かう途中の野生動物保護センター。アンデスヤマネコ、ピューマ、メガネグマ等、傷ついた希少動物が保護されています。

なかなかお目にかかれないコンドルも。ゲージの中でコンドルが飛んでくる様子も見学できました!

インカトレイル・トレッキングが始まる前に、高度順応もかねて標高の高いところでの観光です。

メキシコでは竜舌蘭からテキーラを作りますが、ペルーではこの繊維を使って丈夫なロープを作って橋をかけたりしていました。

インカ時代の農業試験場のモライ遺跡。前方後円墳をひっ繰り返したような形ですが、自然の地形を利用したとのこと。

モライ遺跡近くのミスミナイ村に寄って、農耕儀礼の見学。母なる自然に、神様に感謝しながら生きる生活です。リマのような都市部に暮らす人たちに比べれば、決して経済的に裕福ではありませんが、心穏やかな暮らしがここにはあるように感じます。

海から相当離れているアンデス山中に渾々と湧き出る塩の泉あり。マラスの塩田。

マチュピチュ遺跡に行く前には、行っておきたいオリャンタイタンボ遺跡。

インカトレイルは総延長4万kmにも及ぶ壮大なスケールの街道ですが、我々がトレッキングで歩くのはわずか43kmあまりを3泊4日。初日に現れるリャクタパタは、美しい形の遺跡です。

2日目は標高4200mのワルミワニャスカ峠を越える。今トレッキング中の最大の難所。

4200mの峠も、ポーターさんたちが我々の装備を担いでくれるからこそ越えられる。

ポーターさんたちは誠実に真面目に働いてくれます。いつもキャンプ地入口で我々を待っていてくれる。

3日目もほぼ4000mの峠を越えて、乾燥した気候帯から雲霧林のやや湿り気を帯びた亜熱帯の気候帯へと入っていきます。そこに現れるサヤクマルカ遺跡は、マチュピチュ遺跡へ向かう街道の要衝です。

雲霧林の中にひっそり佇むコンチャマルカ遺跡。

水分を蓄えるコケ。日本だとコケといえば緑ですが、こちらには赤いコケもある。

4日目はキャンプ地からすぐプユパタマルカ遺跡。

道そのものに遺跡マークがあるところもある。

インティパタ遺跡は日当たり良い段々畑。

自動草刈機のリャマ。段々畑の草を食べて刈り込んでくれます。

ウィニャイワイナ遺跡。遺跡の周りには遺跡の名前にもなったウィニャイワイナ(永遠の若さ)がたくさん咲く。

マチュピチュ遺跡が近づいてくればジャングルの様相を呈してくる。

インカトレイルのゴールはインティプンク(太陽の門)。マチュピチュ遺跡からここまで歩いてくる旅行者も多い。

インティプンクから望むマチュピチュ遺跡。3泊4日歩いて出会えるマチュピチュ遺跡は格別です!

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茶臼岳6/13 八幡平〜黒谷地6/14

2017-06-14 17:42:00 | 八幡平(無雪期)

6/16からペルー・インカトレイルトレッキングのため、2週間ほど不在にいたします。よって、管理員業務もしばらくお休みなので、出発前の力仕事をこの2日。

茶臼岳山頂直下の雪渓は徐々に小さくなって、ステップ道もルート変更。雪渓も小さくなるに従ってだんだん硬くなっていきます。

ダケカンバの新緑が目にも眩しい季節となりました。もうすぐ夏至ですもんね。

茶臼口から山頂まで登山道上に雪が残っているのは山頂直下だけです。

そして今日は八幡平から黒谷地口まで。

鏡沼のドラゴンアイ現象、ここへきてなかなか良い色合いとなってきました。

八幡平山頂展望デッキから遊歩道を見下ろす。もう1週間もすれば、ほとんど雪がない状態になるんじゃないでしょうか。

八幡沼の残雪もかなり減ってきました。

雪解け間もない八幡沼湿原は、まだまだ色鮮やかというわけにはいきませんが、これから日1日と緑濃くなっていくことでしょう。

源太森からお花畑への木道も出始めました。

安比分岐を過ぎたところから黒谷地湿原まで間、この時期は踏み抜き注意となりますが、危険箇所はあらかじめ落としています。それでも十分とは言えませんから、その覚悟でお越しください。あと1週間もすれば粗方融けてしまうと思いますが。

シオカラトンボの仲間のシオヤトンボってやつだと思います。春から初夏にかけて見られるということ。

ペルーから帰って来る頃にはヒナザクラなんか咲いちゃって、すっかり緑の絨毯と化していることでしょう。

黒谷地口へ向かう木道脇の池塘にはミズバショウが咲き始め、ニッコウキスゲやコバイケイソウが準備中。

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八幡平〜源太森〜黒谷地 6/12

2017-06-12 20:13:18 | 八幡平(無雪期)

連日の時雨模様。最近、1日良いお天気が続くことはありません。

気温は低めながら雪解けは確実に進んでいます。

あと10日もすれば、遊歩道のほとんどが露出するのではないかと思います。

遅きに失した感は若干あるものの、ドラゴンアイ現象本格化の鏡沼。

めがね沼から八幡平山頂はまだ雪の上を歩きますが、山頂からガマ沼方面へ向かう遊歩道はいよいよ本格露出。この間は、あと数日で全部露出すると思います。

八幡沼周辺の雪もかなり減少しました。

御在所沼の遊歩道脇のワタスゲが豊作でしたが、八幡沼湿原のワタスゲも同様かと。

キスゲ通りも融雪は進んでいるものの、みくり沼付近はまだ雪の下。

源太分れから源太森の木道はほとんどが露出。

ですが、源太森手前からはまだたくさん残ってます。

源太森から安比岳分岐まではマダラ状です。源太森裏手のお花畑の残雪も残りわずか。

安比岳分岐から黒谷地の間、ここ数日が踏み抜き要注意。

夏に歩いたことのある方なら想像つくと思いますが、この区間は深くえぐられた箇所多く、踏み抜くと「ズボッ!」っと軽く腰ぐらいまで落ちるところもありますからね。あらかじめ薄くなった危険箇所を落としてはいますが、融雪のスピードに追いつかない場合も多く、ど真ん中と両サイドを避けて通るのが落ちない秘訣。

全部こうなれば安心なんですが。。。

無事に黒谷地湿原までたどり着けば一安心ですが、雨の木道は思いの外滑るので気を抜かず。

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御在所園地 6/11

2017-06-11 21:06:04 | 八幡平(無雪期)

八幡平山頂のお天気が芳しくない時は、御在所園地にでもどうぞ。アスピーテラインから近い割には訪れる人少なく、落ち着ける場所です。

ワタスゲ風にそよぐ木道脇。今年はたくさん咲きました。

このところの寒さで、五色沼の水面は褐色を呈す。この間までは澄んだ青でしたが。

詳しい理屈はご覧の通り。地下から湧いてくる水と表層水の温度差により水の色が変化するというもの。

ちなみにすぐ隣の御在所沼は、気温による水の色の変化はありません。

徐々に夏至の近く、花も咲く、葉も伸びる。

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夜の虹

2017-06-10 21:27:13 | 八幡平(里)

これは滅多にお目にかかれない現象かな?夜の虹。

強風を伴いながらの時雨がちなお天気と月齢16.3日のほぼ満月。夜の虹を出現させるには絶好のコンディションだったんですね。

自分の目には白いアーチがぼんやりと見えるだけでしたが、写真にしたらけっこうはっきりと写ってました。

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七滝〜大地獄谷〜御苗代湖 6/9

2017-06-09 22:24:39 | 岩手山

今日は七滝コースを大地獄谷経由で御苗代湖までのパトロール。

七滝の周りはいつの間にか新緑というより深緑。気がつけば2週間もすれば夏至ですもんね。

ブナ林、エゾハルゼミの大合唱。

昨年設置した一服峠の倒木利用ののベンチは、一冬越して景色に馴染んだか?

左俣沢の橋、今年も大丈夫だったと肩を撫で下ろす。

チバの滝とムラサキヤシオ。

焼切沢源頭の大地獄谷手前は足場が悪くなりました。通行に際しては要注意。

昨年設置した大地獄谷のロープは問題なし。足場は若干緩んでいましたが、これから土が締まってきたら、また細工してみます。

大地獄谷分岐まで雪はほとんどなし。

大地獄谷分岐からお花畑方面へ少し行けば、ミネズオウが控えめに咲き始めていました。

大地獄谷分岐からお花畑の間は、まだ雪がけっこう残っています。必要なところには、マーキングテープを付けてきました。

お花畑には雪はなし。

昨秋以来の御苗代湖。

まだまだ融雪間もないところも多く、ぬかるんだ箇所も多数あり、足元は長靴やスパッツ装着で対策をしてください。

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八幡平/黒谷地  6/7

2017-06-07 20:24:45 | 八幡平(無雪期)

今日は曇天の八幡平。なかなか良いお天気が続きません。梅雨の走りと言ったところでしょうか?

鏡沼のドラゴンアイは完全な目玉にならずに終わりそうです。・・・ですが、これ目当ての観光客の方々が沢山いらっしゃってました。

鏡沼分岐から山頂までの遊歩道は相変わらず雪の下。

八幡沼は8割方解氷しましたが、

沼の縁にはまだ分厚い氷がへばりついてます。

八幡沼湿原の木道もかなり露出して、踏み抜きの心配も少なくなってきました。

今年はコバイケイソウの花芽はあるか?昨年はほとんど咲きませんでしたが、今年はいかに?

源太分れから見返り峠までの間も融雪が進んでいますが、みくり沼付近はまだ雪の下。

見返り峠W.Cはしばらく設備不良のため使用出来ません。お手洗いはレストハウスか陵雲荘で。

黒谷地口から黒谷地湿原まではほぼ露出。この間の誘導用竹竿はすべて撤収しました。

最後の危険箇所も掘り出しました。

日に日に緑増す黒谷地湿原。

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源太ヶ岳 6/6

2017-06-06 20:47:00 | 源太ヶ岳

今日は久しぶりに八幡平山頂付近から離れて、源太ヶ岳のパトロール。 

雪解けとともに倒木が道を塞ぐように現れてくることもあり、この時期のパトロールは欠かせません。管理員の仕事もなかなかこれで忙しい。

里に近いところの森は緑濃くなってきました。タケノコ採りのおじさん数名に会いましたが、入山に際してはくれぐれも気をつけて。この時期はクマもタケノコ食べてますからね。

登山口から水場までの登山道は完全露出。上倉の水は涸れることなく冷たい。

水場から大深山荘へのショートカット分岐までは、所々残雪がありますが問題なし。

分岐からまず大深山荘へ。源太ヶ岳山頂直下の湿原にはまだ残雪あり。

登山道上にはまだ雪がけっこう残ってます。マーキングしてきましたので、それを目印に歩けば問題ないでしょう。

5/18に来た時はまだ雪の下だった大深湿原も8割方露出しました。

大深の水もやはり涸れることを知らない。冷たくて美味しい水です。

この間設置した雨水槽に水も溜まり、今シーズン初のトイレ掃除もできました。

山荘清掃の後は大深岳方面へ。水場分岐の少し上まではまだたっぷり雪が残ってます。忠実にマーキングを辿って歩いてください。

水場分岐を過ぎたあたりからはほとんど雪はありません。雪解けすぐの登山道脇にはショウジョウバカマ。

大深岳分岐まで来れば、登山道上に雪はありません。

秋田駒の右奥には鳥海山。やっぱり鳥海山の積雪量の多さは、遠目からでもよく分かる。

パッと見たところ、三ツ石山から大深岳までの登山道上の雪はない感じ。

久しぶりに清々しいお天気です。・・・の割に、歩いてる登山者はおらず。。。

源太ヶ岳山頂にはミヤマキンバイやコメバツガザクラ。

山頂の東斜面の残雪豊富。斜度もあり、しっかりした足元の装備とともに、ストックやピッケル等は必要です。

丸森川付近はこれからシラネアオイやサンカヨウが咲いてくるところです。

 

昨年の6/6

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