ペルーのインカトレイル。
新型インフルエンザの影響が心配されましたが、現地に行ってみれば、案外たいしたことないのがつね。
ところが・・・、私の荷物がアメリカ・ヒューストンでスタック。足りない装備を現地で調達しなければならず大変でしたが、ご覧のように天気には恵まれました。
インカトレイルのゴール・マチュピチュ遺跡。20年前には、ここでサッカーしたり、石垣をフリークライミングしたり出来たそうですが、世界遺産となった現在では、そんなこと出来ません。
インカトレイルは遺跡を辿る道。スタートして、最初に現れるリャクタパタ遺跡。アンデネス(段々畑)では、イモ、マメ、トウモロコシなど栽培していた。
トレイル上には異なる性質の遺跡が存在します。ルンクラカイ遺跡はチャスキ(飛脚)等の移動に必要な物資の倉庫。
サヤクマルカ遺跡。マチュピチュ地区の最前線の城塞的な遺跡。狼煙台としても使われていた可能性もある。
マチュピチュ遺跡の背後に聳える
ワイナピチュ(2690m)も登りました。1日400人までの入山制限があります。登山ゲートが開くのが7時。1回目のオープンでは200人まで。それ以降は、2回目のオープン10時まで待たなきゃいけないので、皆1回目の200人に入ろうと必死。朝イチのゲートオープン前は長蛇の列。
登山ゲートから山頂までは急登続きの1時間。山頂直下はかなりの高度感です。
インカトレイルトレッキング終了後は、クスコの観光。
サクサイワマン遺跡。冬至の日、インティライミ(太陽の祭り)が行なわれるのがここ。
サクサイワマンの石組みは巨大で精緻なもの。精緻な石組みは神聖な場所であったことを意味します。しかし、これだけ大きな石を運ぶのも大変だったことでしょう。最大のもので120t。
サクサイワマン遺跡からクスコを見下ろす。手前右側がアルマス広場。左手中程の大きな教会が、サントドミンゴ教会。インカ時代はコリカンチャ神殿で、ここを中心にインカトレイルが四方に伸びていた。
有名な「12角の石」のある通り。
ペルーの旅では、フォルクローレの演奏もセットになってるようなもの。
クスコの夕食で演奏していたグループは上手かった。特に、ケーナ、サンポーニャといった管楽器の演奏が抜群。
とまあ、手短に。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。
昨年のインカトレイル・トレッキング