いよいよ岩手山に初冠雪。平年よりも13日、昨年よりも7日早いとのこと。
昨日は茶臼岳でも初雪があったので、どうかと思って朝一で岩手山を見上げると案の定でした。初雪の便りも駆け足でやってきましたね。
今日は裏岩手縦走路を大深湿原まで。モッコ岳の紅葉はとうにピークを過ぎました。ナナカマドも赤い実を残すのみとなり晩秋の趣に。
これからの時期は、登山道も乾きづらくなり長靴が重宝します。
晴れていても、気温が上がらないと登山道も乾きません。さらに気温が下がるようになると霜が降りたり、霜柱が立ったりしてぬかるむようになるんです。
諸桧岳山頂。紅葉のピークが過ぎたとは言え、時期には時期の美しさがある。
石沼横の名もなき沼。黒い水面に赤い実が良く映える。
前モロビの登りは黄色い光に包まれながら。
前モロビを越えると裏岩手縦走路を大深岳まで見渡せる。
嶮岨森の登り途中からの鏡沼と岩手山。岩手山山頂付近にはお昼頃まで積雪が確認出来ました。
鏡沼周辺のダケカンバの黄葉がちょうど良い頃。
嶮岨森を越えて前モロビを振り返る。
大深湿原。コバイケイソウ、キンコウカ、タチギボウシもすべて枯れ果て、カサカサと乾いた音を立てるのみ。稜線から徐々に、晩秋から初冬の佇まいへと移りゆく。