すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

あきおさん

2008-06-24 21:26:15 | 
明日からペルーツアーのため上京しておりますが、会社での打ち合わせ前の小一時間、東京駅であきおさんとお茶しました。昨年のカムチャツカツアーの帰り以来の再会でした。
お互いに、人生の岐路に立たされている状況で、その辺の悩みを軽く話したところで時間。1時間では深いところまで突っ込んだ話は出来ませんでしが、久しぶりにあきおさんと話が出来て良かったです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パタゴニア メンズ・フィン

2008-06-21 19:43:20 | グッズ
パタゴニアのアプローチシューズ『メンズ・フィン』。
 
長い間、アプローチシューズとして活躍してきたスカルパのプロシティは、ソールはすり減る、踵の部分がすり切れると、もはや限界。しかし、このプロシティも気がつけば廃盤に・・・。最近、海外トレッキングではハードなものが減り、観光+ライトトレッキングみたいなツアーが増えるにともないローカットシューズの出番も増し、ここに来ていっきにへたってきたところの買い替え。
メンズ・フィンのうんちくはパタアゴニアのウェブサイトにまかせるとして、使用感を簡単にレポートします。

細身に出来ているので、幅が広く甲高な足の方にはやや不向きですが、私の足にはピッタリ。
ソールはリサイクルラバーを30%ふくむビブラム製エコステップ。パターンがいいのか、新しいからなのか、ちょっとした雪上や、岩場、粘土質の道でもしっかりグリップしてくれました。クッションも効いてなかなかの履き心地です。つま先側から靴ひもでしっかり締め上げれるのも良し。
このシューズに限ったことではないのですが、ローカットのシューズは足首の可動域が広く、ハイカットのシューズよりも斜面にあわせて足裏全体で地面を捉えやすいという利点があります。そして、ハイカットのトレッキングシューズより登山道にダメージを与えにくいかもしれません。ただし、捻挫のリスクが高い、ぬかるみに弱いという欠点はあります。
こんなことをふまえていくと、この近辺では早池峰山、五葉山、秋田駒ヶ岳あたりでは行動時間も短いし、ローカットシューズで十分ではないかと思います。
皆さんもいかがですか?ローカットシューズ。軽いし、意外といいですよ。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姫神山(1123m)

2008-06-21 15:06:47 | 北上山地
一本杉登山口から姫神山山頂を目指すコースは、一番ポピュラーでありながら一番勾配がきつい。
   
登山口を9:40に出発。歩き始めは、どことなく厳粛なムードが漂う杉木立の中を行き、しばくらくするとひときわ太い一本杉が現れる。このすぐそばに湧き水があるのだが、残念ながら現在は煮沸しないと飲用不適。
一本杉を過ぎ、植林の杉林も終わると「ざんげ坂」が始まる。この階段はきつい。日頃の不摂生を懺悔しながら登らざるを得ない。しかも、今日は下界では30℃オーバーの夏日で、滴る汗が止まらない。
   
ざんげ坂は5合目で終わるが、なおも懺悔の登山を強いられる急登続き。しかも樹林帯で展望もなく風もなく、花もフタリシズカやヤマオダマキぐらいで、こうなると黙々と登りに徹する他ない。地図の等高線を見ても、山頂まで間隔がひじょうに密なのである。
  
8合目の古い道標には、「下ルニハ右へ」とある。これは古そうだと道標の裏をのぞいてみると「大正十二年」の字がかろうじて読める。大正十二年ということは1923年。今から85年前に、この道標をここまで担ぎ上げた人がいる。最近では、そんな想像するだけで目頭が熱くなる。
このあたりから登山道上に岩が目立ち始め、いよいよ姫神の山頂が近くなってくる。
 
山頂直下では、岩場コース、土場コースの2つのルート取りができる。私はもちろん岩場コースの選択。花崗岩の露岩帯をピョンピョン行くのが楽しいですね。学校登山で来ていた盛岡T小学校の4年生も岩場コースを元気に登ってきました。
 
山頂には10:50着。多少霞がかっていたものの眺めは最高。いい風も吹いてました。これが無かったら姫神登山はキツイ、これがあるから頑張れる。
北上山地南方面の景色と、岩手山方面の景色。2つの写真は何となくくっつきます。
山頂を11:40に出発し、小走りで駆け下り、12:10に登山口に到着。
そして汗だくのまま下のコンビニまで車を走らせ、迷わず「ガリガリ君」を買った。もうそんな季節なんですね。

2006年5月の姫神山登山 城内登山口から往復
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さくらんぼ!

2008-06-20 20:53:29 | グッズ
それは忘れた頃にやってくる・・・。宅急便でさくらんぼが届きました!
3月末に行なわれたTAJテレマーク技術コンテスト細革の部優勝の副賞として、山形のテレマーカー永井さんからいただいたものである。もちろん山形のさくらんぼと言えば「佐藤錦」。しかも1kg。
 
こんなことでもない限り、なかなか自分じゃ買えない「佐藤錦」。さすが「樹になるルビー」、やっぱり美味しい・・・。娘っこにはアメリカンチェリーでごまかしてますが、これにはうちの娘っこも大喜び間違いなし!
優勝の喜びを今さらながら実感。
永井さん、ありがとうございました。

さくらんぼの収穫も、あと1週間ほどとのこと。
ご希望のテレマーカーの方には、テレマーカー価格3000/1kgで永井さんから提供あり。あと1週間のテレマーカー限定。
くわしくは山形の永井さんまでお問い合わせください。

永井清隆
TEL&FAX O237-58-2265


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡平登山情報 

2008-06-20 20:25:50 | 八幡平(無雪期)
今日の八幡平の山頂付近の様子です。
 
見返り峠駐車場脇にはノビネチドリ、オオバキスミレ。なぜか道路脇に多いのがノビネチドリ。
 
ご覧のように山頂付近には、まだ雪が残っております。気合いの入っているスキーヤーならまだ滑れる。
八幡沼はすっかり解氷していますが、湿原の池塘にはまだ花は見られず。
   
湿原の青さはいまひとつですが、陵雲荘脇ではヒナザクラが満開。モウセンゴケは地味に存在をアピール。個人的にこういう食虫植物好きです。
  
雪解け間もないこの時期の主役はショウジョウバカマ。花をつける前のコバイケイソウはちょっと美味しそう。実際、ウルイと間違えて採取してしまうという「うっかりミス」も意外に多いので要注意。コバイケイソウはもちろん食不適です。
 
登山道はほとんど雪がない状態ですが、まだ一部雪に覆われている箇所もあります。

これは八幡平で見られる巨大地滑り地形。熊沼を取り囲むように滑落崖と思われる地形が存在します。ちょうど茶臼岳の裏手と言えば、八幡平のバックカントリーツアーに来る方にはピンと来ますかね?
この地形は、岩手・宮城内陸地震の際、荒砥沢ダムの上流部分で発生した広範囲にわたる崩落と似たようなメカニズムで出来た地形ではないかと思います。
火山の多い東北の山では、地盤が軟弱で多雪で水分を多く含み、こういう地滑り地形がけっこう観察出来ます。

参考図書:「山の自然学」岩波新書

荒砥沢ダムの土砂崩れ、栗駒山土石流の現場の映像:朝日新聞航空センター
これ見ると、東栗駒の東斜面上部で水分を大量に含んだ土砂崩れが発生し、土石流がドゾウ沢を一気に駆け下りた感じです。よく見ると、となりの産女川も土砂崩れがひどい。

岩手・宮城内陸地震情報集約マップ:国土地理院
災害状況を地形図で確認出来ます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月14日 早池峰山(1917m)

2008-06-15 15:15:39 | 北上山地
早池峰山は6月8日~8月3日の土、日、祝日の午前5時から午後1時(普通車の場合)までマイカー規制をおこなっております。我々は早池峰道の駅に4:30に集合し、マイカー規制の始まる時間よりも前にゲートを通過し河原坊へ。
 
会長、番長、ふるかわちゃん、みみこ、かんさん、私というメンツ。登山口で登山届に記入し、5:40出発。
この日は小雨混じりの天気。蛇紋岩という岩は濡れるとよく滑るので、こういう天気の時は注意を要する。
頭垢離(こうべごおり)手前の水場は、山中唯一の水場。冷たい美味しい水をゴクリ。
   
頭垢離からは岩稜帯となり、花も多くなる。早池峰山は超塩基性岩地で固有種がひじょうに多い。これはそのヒメコザクラ。そして隣の写真は、ヒメコザクラといっしょに咲くチシマアマナ。
  
そしてナンブイヌナズナ。ハヤチネウスユキソウはまだ時期が早い。
打石、千畳ガ岩と通過し、8:40山頂着。
会長とみみこが柏手を打った直後、山鳴りが聞こえたかと思うと地面が揺れだす。こんな山のてっぺんでも震度2~3ぐらいはあったような気がします。ラジオをつけると、県南を震源とした大地震が発生したようで、県南・東山が実家の私はひじょうに心配。みなケイタイで家族と連絡をとろうとするが、電波もよくないし、回線も混み合っているのだろう、なかなかつながらない。こういう時はメールのほうが良いようです。 
  
早池峰山は携帯トイレ持参が基本です。山頂避難小屋のトイレに携帯トイレ用のブースが2カ所あります。会長も携帯トイレ初挑戦。いかがでした?
しかし、この携帯トイレ。山が汚れないのはいいんですが、1回の山行につき、この袋がゴミになるというのは、最近のゴミ減量化の流れ的に多少問題あるように思います。小便に関しては、しびんのようなボトルのほうがよりローンインパクトだと思いますが、問題は大便。やはりこういう携帯トイレという形にならざるを得ないのだろうか?
   
地震のことが心配ではありますが、まずは目の前の滑りやすい足元を注意しながら慎重に、小田越へ下山。10:05避難小屋発。
こちら小田越サイドはイワウメが多く、登山道脇にカーペット状に広がる。
 
1合目を過ぎると樹林帯に突入。すぐのところにはミネザクラが咲き、小田越が近づいてくるとオサバグサが見られるようになる。道路を挟んだお隣、薬師岳の樹林帯はこのオサバグサの大群落がある。

そして無事小田越まで下山。12:20着。ちょっと河原坊に下ったあたりではケイタイがつながりました。家族と連絡も取れ一安心。
皆さん、お疲れ様でした。

今回の岩手・宮城内陸大地震で、幸いにも仲間の家族が被害に遭うことはありませんでした。しかし、家に帰ってテレビの映像を見ると、今回の地震の凄まじいこと・・・。自然の前では、人間なんてホントに無力なんですねえ・・・。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

気象庁発表の岩手・宮城内陸大地震の資料
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

尺イワナ

2008-06-13 20:47:17 | 釣り
今シーズン初の尺イワナがついに来ました。
いつも思いますが、30cmを超える大物になると全然面構えが違ってきます。そしてパワーも段違い。なかなかのファイターでした。

生存競争に勝ち抜いてきたこういう優秀な遺伝子は、残してあげないといけませんね。写真撮影後、速やかに放流。
この間巻いた緑のボディの毛鉤です。やっぱり緑がいいかも・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩礁55

2008-06-12 22:41:56 | グッズ
スパイク長靴の最高峰と言えば、ミツウマの「岩礁」。
岩泉の雑貨屋さんで安売りしているところを会長に買ってきてもらいました。
「岩礁」という割に、意外に岩場に弱いが、山仕事にはめっぽう強い。やはりスパイク長靴はぬるっとした場所でもしっかりグリップしてくれます。タケノコ採り、キノコ採りにはピッタリですね。
足首から上は特殊な生地を使用しており、普通のゴム長よりは蒸れないかも。もちろん完全防水で、何より軽いのがいい。
山仕事やってる方に、けっこう評判がいいとうのもうなずけます。
ただスパイク長靴って、登山道削ったり、木道傷つけたりすると思うんで、登山で使うのはあまりオススメ出来ませんかね。

取り扱っているお店はたくさんあるようですが、ミツウマのHP見ると、長靴のラインナップに「岩礁」入ってないので、もしかしてもう生産してないんでしょうか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タケノコ採り

2008-06-12 19:15:14 | 
雑務に追われている間に、今シーズンのタケノコ採りシーズンも残りわずか。
山の母さんと今シ-ズン最初で最後のタケノコ採りに行ってきました。
   
いいタケノコを採るのに労を惜しんではいけない。まずは登山道をしばし歩かなければなりませんが、登山道脇に咲く花を観賞しながらいけば、あっという間。マイヅルソウは今が盛り。イワハゼも樹林帯の登山道脇を彩る高山植物ですね。
  
雪解け間もなく咲き出すサンカヨウは、もはやしょぼくれ気味。ズダヤクシュの小ちゃい白い花は樹林帯の中でよく目立ちます。ブナの新緑も鮮やか。
 
と、そうこうしている間に現場に到着。タケノコ採りの仕度を整えて、ご覧のようなネマガリタケの笹薮の中へ突入。猛烈な薮こぎを経て、ネマガリタケのタケノコは収穫されるのであります。
 
笹の根元からニョキニョキとタケノコが生えているのが分かりますか?こういう状態のものを、薮をかき分け、腰を屈め、指で根元からボキッと収穫するんです。もちろん収穫物は自分で担いで下りなきゃいけません。本日の収穫は17~18kgぐらいでしょうか。タケノコの重みで、ザックが肩に食い込みます。

タケノコのみならず、野のものは採ってきた後が大変。今回収穫したものは缶詰にします。
来シーズンのゆきむしツアーの味噌汁の具になる予定です。

山の母さん、ありがとうございました。そしてお手数ですが、缶詰よろしくお願いします。

タケノコの瓶詰め方法
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月8日 五葉山(1341m)

2008-06-11 16:27:07 | 北上山地
6月8日。釜石の番長宅に6時に集合。
この日は、番長の長女MMちゃんもいっしょ。MMちゃんはやや緊張気味かな?
    
番長宅から40分ほど赤坂峠へと車を走らせ、7:30峠の駐車場(712m)を出発。かんかん照りでひじょうに暑く、登り始めるとすぐ汗が噴き出してくる。番長もお父さんらしく娘のお世話をしながら・・・いい絵ですね。
賽の河原(900m)付近まで上がってくるとヤマツツジが満開。MMちゃんも写真を撮りながら、算数、植物の勉強もしながら登る。
   
畳石(1023m)を過ぎると、少し登りがキツくなる。MMちゃんは、お父さんの後ろを一生懸命くっついてく。算数、植物の勉強しながら、あっという間に山頂(1341m)10:00着。MMちゃん頑張りました!五葉山初登頂!MMちゃんもさることながら、お父さんのほうが嬉しかったかな?登頂の余韻を楽しむのかと思いきや、「お腹が減った!」ということで、即しゃくなげ山荘(1295m)まで下り早めのお昼。
   
MMちゃん、お父さんの作ったおにぎりは美味しかったかな?こういうところはひじょうにマメな番長です。会長、K太にも少し爪の垢を煎じて飲ませたいぐらいである。
畳石までの下山は登り以上に難しく、ちょっとお疲れモードになったMMちゃん。とそこに待ち構えていたのは、遅れてきた会長とK太。会長は朝から地区のゴミ拾いだったそうです。ご苦労さんです。
 
畳石からは5人で下山。無事赤坂峠まで戻ると、番長の奥さんR子さんと長男のYOU SAYがお出迎え。R子さん、アイスの差し入れありがとうございました。
  
そして、ここからは男たちの釣り大会。
 
日曜日ということで先行者もおり、なかなか厳しい釣りでしたが、暗くなるまで竿を振り満足した日曜日でした。

MMちゃん、五葉山初登頂おめでとう。花の名前もいっぱい覚えたし、楽しかったかな?次は秋田駒だね。
そして、皆さんお疲れ様でした。
うちの娘っ子も来年ぐらいには鞍掛山ぐらいにはデビューさせたいなあ・・・。

昨年の五葉山
羅須地人クラブ07五葉山活動報告
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする