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すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

RASU-T最終日 ステップソール講習的ツアー@畚岳 5/6

2025-05-06 20:36:16 | レッスン

時折パラっと雨粒も落ちてきますが、今日はお天気の大きな崩れもなく、RASU-Tのレッスン&ガイド活動を無事に締めくくることが出来ました。最終日の本日は、K夫妻と畚岳への講習的ツアーです。

最終日につき、伝えるべきことは漏れなく全て伝える。キックターンの特訓モードで畚岳へ。

GWは今日で終わりですが、まだ残雪豊富な八幡平。

畚岳山頂から直下にかけてフレッシュな熊の足跡。採餌行動に関係なくても、山頂に行ってみたい時だってあるでしょう。

登頂後、山頂からのダウンヒル。気温低めで、比較的新雪も滑る。

案外、畚岳に馴染みがなかったK夫妻。今日は、ルート取りや滑走斜面の確認など、今後を見据えて。

ステップソール講習名物グルグルモードを終えて、登り返して滑ります。

ワンターンごとの練習を終えた後のダウンヒルは、明らかにパフォーマンスがアップします。

充実した時間を過ごすためなら、喜びのためのターンだって、安全のためのターンだって良いじゃないですか。

登り返してのダウンヒルを堪能し、さあ蓬莱境へ戻ろう!同じ道の行ったり来たりじゃ面白くなし、なるべく楽して戻りたい。

楽して戻ってきたら最後の滑りを堪能しよう!

10cm弱積もった重たい雪は、圧のターンで処理したい。決して簡単な雪ではありませんでしたが、最後まで滑り切りました。

RASU-Tレッスン&ガイド、ホントのホントに最後日を無事に終えることが出来ました。ホッとしました。お二人とも、最後の日にお付き合いいただき本当にありがとうございました。

2002年にスタートしましたRASU-Tのレッスン&ガイド活動は本日をもって完全に終了いたします。

遠く八幡平までお越しいただきました生徒の皆様、レッスン&ガイド活動をサポートしていただきました企業の皆様、ご近所のお宿の皆様、DVDゆきむしの販売にご協力いただいたショップの皆様、テレマークを通じて知り合った友人の皆様、深く感謝申し上げます。20年以上もこんなことを生業として続けてこれたのも、皆様の支えがあったからこそです。本当にありがとうございました。

今まで温かく見守っていただきました皆様のご多幸をお祈りいたします。

 

森山直太朗 - さくら / にっぽん百歌【母校】

 

「ゆきむし」エンディング「ひかり」のだいえんだん佐々木さんにもこの場を借りてお礼申し上げます。

だいえんだん - くりかえすひかり

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ステップソール講習@モミ山

2025-04-21 20:33:11 | レッスン

今日はSさんとモミ山でステップソール講習です。

開通したアスピーテラインは車の往来も忙しいですが、人気(ひとけ)のないモミ山斜面はステップソールでの登り返し練習には最適。

おおよそ滑る雪ですが、時折ストップがかかる時もあるので油断ならず。今日は小回り練習の比重多め。

ステップ板の登りにもだいぶ慣れてきましたかね?いきなりツアー本番も、まあ悪くないでしょうけど、登り返し練習で、登りのコツやらキックターンの練習してから行けば、ステップソールのツアーも安心。春の八幡平にはシールは不要。

春になったら急斜面練習も多めに取り入れて。

スキー場には平らな急斜面ってなかなかありません。春の山は急斜面練習にはもってこいなのです。

次回ツアーに向けて、これで準備万端となってかな?

何度も登り返しての練習、お疲れ様でした。

大橋トリオ / さよならの無い世界 (Lyric Video) ※読売テレビ 4週連続オムニバスDRAMA「さよならの向う側」主題歌

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ステップソール講習 4/5

2025-04-05 21:15:00 | レッスン

久しぶりの好天の本日は、3名の方々とステップソール講習です。

お天気とは裏腹に雪質難易度は高く、全くズレない雪に朝一は手こずりましたが、、、

ステップソール講習名物グルグルモードで、ワンターンやってはすぐ登ってまたターンと言う繰り返しで、徐々に難しい雪に対しての対応力も上がっていきます。

難易度の高い雪には、それに対応する滑りで応えたい。

時間の経過ともに雪は少し緩んできたものの、油断すれば、即ドカン!

ゲレンデの練習で出来たらからと言っても、山でも出来るとは限りません。

春は、ステップソールで登り返しの練習で、上手くなる季節。

一進一退を繰り返しながら季節が進んでいくのが春。雪質もバラエティに富んでいます。こんな時に練習すれば上手くなる。

山の雪は一筋縄ではいきません。滑りの引き出しを多く持っていることも大事ですが、斜度、地形、雪質でどんなターンを選択すれば良いのか、現場で経験を積んでいくことも同様に大事なことです。

ステップソールは、シールの着脱要らずの手間要らずですが、登りの作法を知っているのか否かで、その費用対効果も変わってくると言うもの。キックターンの練習にも時間を割いて、登りのテクニックは漏らさずお伝え出来たと思います。

必要な時にグルグルモード、フットワーク軽く滑走場所を移動したり、便利至極。

しかし、そこには捨てる覚悟も必要。たくさん持てば安心だけど重くなる。捨てる勇気があれば軽くなる。しかし。軽くなった分のリスクを背負って歩かなければいけません。

今日は、ステップソール初めての方もいたので、登りのテクニックにも時間をかけての特訓モードでした。こんだけやっておけば、八幡平界隈なら心配要らずで歩けて滑れるようになったと思います。

何度も登り返しの練習、お疲れ様でした。

 

森山直太朗 - papa / にっぽん百歌【滝野川稲荷湯】

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ステップソール講習 4/1

2025-04-01 18:58:12 | レッスン

いよいよ4月に突入ですが、今ひとつ暖かくならず、季節が足踏みしています。この間降った雪は、ズレない難易度も高めの雪に変質してしまい、練習にはちょうど良いぐらいになりました。

今日は、N子さんとSさんのお二方と、難易度高めの雪対応の滑りを登り返して練習です。

朝イチは積雪表面もバリッとしてかなりの難易度で、メンタルをやられそうでしたが、時間の経過とともにやや緩んで少し難易度は下がったにしても、練習の成果も現れてきます。

経験がものを言う世界です。ゲレンデ練習も大切ですが、こう言う難しい雪で経験を積んでいくことも大事です。

ワンターン毎に、それが血となり肉となり、無意識化も図られると言うもの。

雪質や斜度や地形に合わせて、引き出しの中から適切な選択を無意識で出来るようになりたいですね。

ステップ板なのでシールの着脱要らずで、登り返しての練習も手間要らず。

斜面によっては、雪質が良いところもある。

ベンディング的な対応も良し、

ストレッチング的対応でも良し。

ゲレンデ下部にある沼の水面に映る雪景色。練習の合間に、足を止め自然観察したり、景色を堪能したり、そんな時間も大事にしたい。

ステップソール講習では、登り方にも時間を割いて練習します。特にキックターンの出来栄えの良し悪しは、山中での行動時間にかなり影響を与えます。キックターンでいちいちジタバタしてると、なかなか目的地に到達できません。

今シーズンは、この時期にしては雪もかなり残っています。まだまだ練習できますね!

登り返しの回数の分だけ、上手くなる。お二人とも、大変お疲れ様でした。

 

あいみょん – 会いに行くのに【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

もう4月ですね。

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ステップソールツアー@源太ヶ岳 3/30

2025-03-30 21:30:00 | レッスン

気温低めで季節外れの降雪でしたが、4名の方々にお集まりいただき源太ヶ岳へのステップソールツアー。潔くシールを使わずいけるとこまで行きましょう!

例年よりも積雪量は多めで、取っ付きの沢筋も心配なく上がってこれました。積もった新雪の下はガリガリなので、薄く積もった雪にかなり助けられました。

今日の最高到達地点は上倉の水場の上まで。降雪も続き、新雪の下は硬く、風も吹いてきたので、上に行くのは諦めて、水場上の斜面を登り返して滑走タイム。

季節外れのパウダーです。下はガリガリでもありがたくいただきます。

10cm程度積もっただけで足に優しく、そして楽しい。

山頂には行けなくても、これはこれで良しとしましょう。

水場斜面で登り返し滑ったら、さらに標高落としてブナ林へ移動。

この時期にこの新雪。ありがたや、ありがたや。久しぶりにお越しのK氏もご満悦だったと思います。

Oさんは、無意識にノープランで滑っても大丈夫になったかな?

Sさんは、良い時に当たる確率高し。

メローなブナ林も満喫したい。

テレマークの先輩としての矜持と熱量を滑りで示してくれたIさん。

諸先輩方の熱量に引っ張られ、後輩も良い滑りで応えます。

滑走斜面を汚さぬように登り返し。

ブナの巨木の中をメローにダウンヒル。

写真だけ見たら、とても3月末とは思えないのは写真マジック。

ステップソールの機動力があれば、登り返しも手間要らず。百戦錬磨の手練れ揃いの今日は、スムーズにことが運んで良かったです。おかげさまです。

降雪は長くは続きませんでしたが、10cm程度の積雪で、思いがけないパウダーランにありつけました。

降雪の中のツアーでしたが、楽しんでいただけましたでしょうか?

皆さん、お疲れ様でした。

イルカ [Iruka] / なごり雪[Nagoriyuki] (シングルバージョン) Official Audio with translation

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ラストゲレンデレッスン@安比

2025-03-29 21:39:36 | レッスン

本日は予定を変更して、安比でゲレンデレッスンとなりました。

たまにはリゾート気分で。

寒の戻りでゲレンデコンディションは上部では固め。急斜面では小回り練習。

小回りでは、内脚の処理がメインです。クサビと馬歩。

緩斜面では上下動無しストレッチング圧の大回り。現場で試してみないことには、理屈だけでは滑れない。

やり残したことがないように。2人でやれば、チェックも出来る動画も撮れる。手間を惜しまず、頑張ってください。

お疲れ様でした。

Birthday Song

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コブ講習@網張温泉スキー場 3/28

2025-03-28 18:47:48 | レッスン

今日はIさんと網張温泉スキー場でコブ講習。昨夜もひどい雨降りで相当雪が解けましたが、今シーズンの積雪量では、地面が見えるまでには至りませんでした。まだスキー場の営業は出来そうですが、網張も今週末で終わりです。

この間、コブを滑るために必要な要素を下倉スキー場で練習したので、第1リフトを降りたすぐ横にあるコブにいきなり突入です。

ふた昔前は、上手なスキーヤーが大勢で小回りすることで、急斜面では自然とコブが出来たのですが、最近ではそうもいかず、基礎スキーヤーやモーグラーがコブのラインを拵えてくれないと、そういう練習出来ません。

ある程度、コブを滑る要素の練習をピステバーンでやっておけば、あとはコブ斜面の実戦でお作法を知れば良しとなります。

コブのラインは短いものでしたが、途中に挟まる平らな斜面で、コブ滑走に必要な練習も挟みながらだったので、ちょうど良かったです。なんせ教える方が疲れる。。。。

思ったほど雨にも当たらず、良い練習出来ました!残りのシーズンは、コブを求めて練習三昧となりそうな勢いでハマった感のあるIさんでした。

大変お疲れ様でした。

森山直太朗 / 「新世界」Music Video

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ステップソール講習 3/27

2025-03-27 17:45:54 | レッスン

搬器の撤収作業も佳境の下倉スキー場です。今朝も事務所にご挨拶して、ゲレンデを滑らせてもらいます。

朝は日も差して暖かなスタート。

理屈を体に叩き込む。無意識で動くパートを増やしていくことが、滑走技術向上には欠かせません。

出来るようになっても、無意識化されていない動きは、簡単に元通りになったりします。

ブレイクスルーを迎えるにあたり、無意識で動くパートがたくさん集まってきて、、、

全てが揃って、ブレイクスルーとなるのです。急斜面での小回り完成に向けて、その時を迎えるまで、地味な練習を地道に続けられる精神力。春よ、来い。

辻井伸行 / 「春よ、来い」 作詞・作曲 松任谷由実   NobuyukiTsujii / May Spring Come

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ステップソール講習 3/26

2025-03-26 20:03:53 | レッスン

昨夜は落雷を伴いながらの雨。午前中は雨降り予報につき、雨宿りも出来る下倉スキー場センターハウス前のゲレンデを登り返しての講習です。搬器の撤収作業中の事務所によってご挨拶してから練習スタート。

完全装備で回旋系小回り練習。雪上での練習の前に床でイメトレしていた馬歩の体の使い方を何度も何度も雪上で繰り返し。

床の上で出来たものが雪上ですんなりいくとは限りませんが、イメージを掴んでおくことを軽んじることは出来ません。

頭で理解出来ていないことを体で表現することは困難です。

さらに、人それぞれの身のこなしの傾向などもあり、心に響く言葉選びと言うのも大事だと思います。

ブレイクスルーを迎えるその時まで、地味な練習地道に続けていきましょう。そう遠くはない!

雨の中、お疲れ様でした。

川嶋あい / 旅立ちの日に・・・【LIVE】

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下倉スキー場ラストレッスン 3/23

2025-03-23 20:18:31 | レッスン

24/25シーズンの下倉スキー場の営業は本日をもって終了。RASU-Tのレッスン&ツアーはこれからGWまでステップ板で続きますが、下倉スキー場でのレッスンは今日で最後です。

ゲレンデレッスン最後だからと言って、感傷的になっている余裕もなく、やることはきっちりやらないといけません。

山に行くに際して、困らないようにしておきたい。悦びのためにターンをするのだけれども、怪我はしたくない。テレマークターンの中において、テレマーク姿勢になる局面、内脚から外脚になる局面での処理を誤ると、膝回りに怪我するリスクが高まります。

外脚、内脚、上体の三位一体。それぞれが役割を担って、美しいターンとなるのです。美しさは怪我のリスクと反比例します。

切り替え時のベンディング的な処理は、内脚が外脚になる局面での怪我のリスクを一つ減らせます。

テレマークターンはめんどくさい手続きを経て完成されるもので、昨今のコスパやらタイパとは対極をなすものですが、故に上達の過程で得られる達成感も大きなものになるのでしょうし、動きの複雑さ故の面白さもあるのでしょう。したがって、地味な練習を地道にコツコツ続けていく才能が求められます。

自分を自分たらしめるものは記憶であり、脳に刻まれる記憶だけではなく、運動においては体に刻まれる記憶も重要な役割を果たすものであります。簡単に覚えたものはすぐに忘れ再現性の低いものですが、時間をかけて繰り返し練習したことは再現性も高く忘れません。皆さんは、私のことを脳内で忘れたとしても、体に刻まれたテレマークターンの記憶として残ってくれたら、それで良し。

本日は、下倉スキー場での最後のレッスンにお付き合いいただき、ありがとうございました。

Superfly 『Ah』Music Video

「Ah」と歌っているだけなのに。。。。

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