爆弾低気圧の接近前の南風。春のような暖かさ。。嗚呼。。。
ブナの木に載っていた雪も全て融け、地衣類に覆われたブナの木肌もしっとりです。
気温上昇とともに、雪は湿度が増し沈降し、ラッセルもかなり楽になりました。ですが、作業効率はアップしても、手放しには喜べない。これだけ暖かいと人力作業は汗だくです。
この間はすこぶる調子が良かった第１ゲレンデも深い縦溝が入り、春の様相を呈す。嗚呼。。。
昨日は遅れ地味だった家の雪囲いをして、今日は大黒森の環境整備へ。
このところの降雪で第１ゲレンデも滑走可能状態に。刈り払いをきちんとしておけば、心配なしということです。
今シーズンは、刈り払い機を使った整備はもう出来ません。今日は様子見も兼ねて裏へ。
木肌に残る無数のクマの爪痕を横目に、旧モロビコースを登って行きます。
コロナ禍になってからというもの、モロビコースの整備に重点を置いてきましたが、まだまだ不十分。
体力トレーニングもかねて、ラッセルしながらの整備作業でした。
林の中は、まだ十分積雪がないので、滑走可能とは言えません。
そのかわり、第１ゲレンデは整備の甲斐あり、滑走可能状態。日が差してややクラストして、練習には持ってこいの雪質です。
今シーズンは早めのまとまった積雪で、秋田八幡平スキー場、安比高原スキー場がオープンしていることもあり、静かな大黒森でした。
いよいよ八幡平温泉郷にも雪が降りました。家の周りでは10~20cm程度の積雪となりました。
旧八幡平スキー場にも30cm程度の積雪です。今シーズンの整備を完了した第１ゲレンデは真っ白になりました。
しかし、まだ手入れ前のブナの木コースこんな状態です。手入れのあるなしでこれだけ違います。昨年の環境整備ボランティアで、ご参加の皆さんに頑張ってもらいキレイにしましたが、継続しないとすぐボーボーです。
ラッセルしながらの作業です。効率ダウンも致し方なし。
積雪下には細かいブッシュの刈ったものも転がっており、一歩歩くのも慎重に作業を進めてやっとこの程度。
とは言え、今回の降雪で一気に根雪になってほしいなあ。。。シーズン初めにドカッと降って、良いスタートダッシュが切れることを願います。
来週の火曜から木曜にかけて天気予報に雪マークが見られ、大黒森の刈り払い作業は悠長なこと言ってる場合ではなくなってきました。イナズマボトムから第２乗り場付近まで、３日かけて大急ぎで済ませました。
降雪があると、即滑りに来る方おりますが、イナズマボトムには岩が散在しており、十分な積雪に達するまでは滑走には注意が必要です。
刈り払いにおいては、土壌流出にも留意しなければなりません。残すものを残しながら。キタゴヨウの幼木も大事に育てて、人工的なハイマツ帯のような植生を作り出したい。人工的な高山帯のような。
第２の乗り場付近までは昨日終了。
第１ゲレンデの平坦区間はススキの原で、ほっぽらかしでも１月中旬ぐらいには真っ白くなるんでしょうけど、昨今の小雪傾向もあり、こういうところもキッチリさせておいたほうが滑走可能状態が早めになります。
まだ終わった訳ではないですが、先が見えてきました。
今シーズンの自然公園保護管理員業務は11/14に終了しました。あとはしばらく、旧八幡平スキー場の環境整備作業です。雪が積もる前に終わらせないといけません。
第１ゲレンデ下部は昨日終了。
今日は第２の登り口。
一人では出来る量に限りがありますが、天気も良く、これでも捗ったほうです。
11/10は大黒森の環境整備。お天気があまり芳しくなかったので、近場の第１ゲレンデの刈り払い作業です。
近年シーズン初めは少雪傾向ですが、標高の低いエリアを刈り払いをしておけば、早めに滑走可能になります。
手鋸班にもゲレンデ脇のエリアを整えてもらいました。ありがとうございます。
所々にダケカンバや灌木類を残して、山っぽい感じを演出です。
11/12。大黒森イナズマコース上部まで降雪で白くなりました。茶臼岳、前山、モミ山は真っ白です。
第１ゲレンデのボトムの一番刈りであるところを本日は仕上げて終了。雪が積もる前に終わらせないといけません。
紅葉は里へと駆け下りていき、アスピーテラインも冬季閉鎖となれば、訪れる人も疎らとなった御在所沼遊歩道。
前回整備した区間とは、赤川を挟んで対岸の木道浸水箇所の整備です。
木道脇に堆積した土砂の除去を粘り強くやるだけです。木道の下に堆積している粘度の高いヘドロ状の土砂を掬う作業が、特に腰にきます。。。
作業前は水面が木道のツラギリギリだったところが、木道下に水面がきました。。。腰痛い。
