すーさんの山日記

山と釣りとテレマーク
八幡平の登山情報

レッスン納め 12/30

2023-12-30 21:07:29 | レッスン

歳を取るごとに、一年の経過するスピード感はアップし、あっという間に今年も残り僅か。今日は23年の仕事納めです。

今年のレッスン納めは3名の方々にお集まりいただき、ストレッチングな練習、内脚の練習、山でも大事な項目です。

上体を安定させる術を身につけておけば、足元の操作にだけ集中出来ますよ。ですよね。Cさん。

難易度の高い雪への対応力をアップしていきたい。ワイドなスタンスの練習も取り入れ、Yさんは圧のターンに取り組み開始。

Yさんは、良いお手本になってくれました。ここ数年の練習の甲斐もあり、板の走りに目を見張るものあり。

道具には道具なりの体の使い方もあるし、剛性の強い道具だとオートマティックなことも、柔らかい細い道具では自力でやんなきゃいけないこともあります。

小回りは内脚使いを極めたい。細かい動きは、内脚の処理が上手く出来ないといけません。

練習は嘘をつかない。ブレイクスルーを迎えるその時まで、必要なパーツを集めて、精度を高めて、地道に練習を続けてください。

皆さん、お疲れ様でした。良い年をお迎えください。

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ベンディング的なターン 12/29

2023-12-29 20:55:05 | レッスン

本日は、4名の方々にお集まりいただき、ベンディング的ターン。難易度の高い雪には、切り替えで圧を抜くターンが出来たら良いですよね。

ゲレンデ練習では、その抜け感がなかなか感じられません。よって、抜け感度外視のベンディング的なターンで、体の使い方をまず身につけたい。

午前中は上下動の無いストレッチングのターンで足の遠い滑りまで。

午後はベンディング的ターンパターン1からパターン2へ。

パターン2は、ほぼベンディングのターンとなって、山でやれば、そこそこ難易度の高い雪の中斜面のオープンバーンで通用するはずです。

パターン2までいけば、早めにテレマーク姿勢になりたい。フリーフォールの時間をなるべく短くしないといけません。

抱え込んで圧が抜けたら、速やかに板をたわませ深い弧を描きたい。・・・と言う流れでした。

昨今、雪質難易度が上がっていますが、中斜面以下のオープンバーンではこのような対処法を試してみてください。その前に、反復練習ですが。

お集まりのSさん、Kさん、Yさん、Hさん、お疲れ様でした。

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ストレッチング的に大回り&小回り 12/28

2023-12-28 22:12:18 | レッスン

昨今のテクニカルな雪に対応すべく、小回り練習の後には速やかに圧のターンをマスターしたいです。今シーズンは、ストレッチング的な週末を多めにしております。今日はYさん、Cさんのお二方と。

まず基本的なところで、外脚処理、上体の使い方を上下動ありバージョンで午前中。

外脚だけでは滑れません。内脚の処理も重点的にやる時はやる!

外側の手の処理で、上体を安定させたい。革靴のような柔らかい道具ではなおさらのこと。

急斜面では内脚処理を重点的に。外脚からの内脚処理の良し悪しで落差の小さいターンが可能になりますよね。

〆は上下動の無いターンで軸の傾いた深い弧を描く!外スキーをたわませ、しっかり外側に壁の意識が出来てくれば、外足が遠い滑りで板が勝手に円を描くようになる。

パートごとの練習も大事ですが、連続して動き続けることも大事です。斜度感が増していった時の、谷足を重心が追い越していく局面の処理に自信が持てるようになったら良いですね。

今日は、限界までお疲れ様でした。

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ストレッチングな1日 12/27

2023-12-27 20:50:23 | レッスン

今日はA夫妻とストレッチング的な1日。

まず午前中は、圧の捉えを上下動ありバージョンの練習から。山では上下動なんかしないターンしかあり得ませんが、練習では必要です。

外脚の話、内脚の話、上体の使い方、上下動しないワイドスタンスの練習等を組み合わせながら。

急斜面では、小回り練習の中にも取り入れながら。

最後の方には、どう練習を組み合わせていけば、最終目標に近づいていくか考えながら練習してもらいました。自分で考えることも大切ですよね。

八幡平はパフパウパウダーより、ウィンドクラストした状況の方が多いし、今後、昨今のような気象傾向が続けば、よりズレない手強い雪に直面することが考えられます。そんな時にも困らない滑りを身につけておきたいですよね。圧のコントロールで深い弧を描けるように。

最後のビデオチェックで確認した通り、大袈裟にやったつもりでも、見た感じ案外おかしくなかったですよね?また自主練して、今日の完成形を早めに見せてくださいね。

お疲れ様でした。

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テレマークターン@八幡平

2023-12-25 17:19:40 | テレマーク

テレマークターン@八幡平

パウダーの緩斜面はこう滑る!踵をあげない!

 

 

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圧のターン 12/24

2023-12-24 20:14:37 | レッスン

今日は久しぶりのレッスンのKくんです。S極での長期滞在を終え戻ってきました。極地での経験でKくんの男っぷりはさらにアップしましたが、スキーを出来なかった期間のブランクを埋めてめるべく、テレマークの腕前もアップしたい。

脱!板の上の安心感。山の雪は一筋縄ではいかない。圧でたわませ足の遠い滑りを目指す!ベースになる動きを、まずは上下動を伴ったところからストレッチング練習。脚さばきに手の働きも忘れずに。

斜度のあるところでは、ヅラしを交えて内脚練習。圧のターンと言うと、外脚にフォーカスされがちですが、内脚さばきの練習も忘れちゃいけない。

ワイドなスタンスの練習、内脚の練習を組み合わせながら、最終的には目指すべき上下動のない圧のターンの感触は十分掴めたでしょうか?RASU-T得意の詰め込み教育で、理屈は随分と詰め込んだ!あとは自主練で表現力のアップを図ってくださいね。

久々のレッスン大変お疲れ様でした。

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23/24レッスンスタート! 12/23

2023-12-23 20:00:35 | レッスン

JPCZで上越から北陸にかけて大雪となっていますが、昨日まで八幡平は寒いだけで降雪はごく僅か。昨晩から今朝にかけて10cm程度の積雪があり、積雪量ギリギリのオープンとなった下倉スキー場には恵の雪でした。

23/24シーズンのレッスンスタートは、Oさんとマンツーマンで、ストレッチング的な練習を反復。まずその前にフリー滑走で足慣らしですが、この時期、ゲレンデに集うスキーヤーやスノーボーダーのほぼ全員が、体が滑走仕様になっていないので、周囲の状況にも気を配りたいですね。

シーズン初めで地形そのまま、積雪量も少なく、レッスン中も降雪が続き、こういう時こそ、圧でしっかり板をたわませターンしたい。

昨シーズン末、ステップソールのグルグルモードで反復練習した甲斐もあり、精度が上がってきたと思いますが、まだ脚がスキー仕様になっていないので、脚パッキンパッキン!

とは言え、手応え十分でシーズンインの本日終了。自主練も大事です、オートマチックに反応するところまで滑り込んでくださいね。

寒い中、大変お疲れ様でした。

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キャット運航シーズン前の準備着々 12/21

2023-12-22 18:43:16 | 旧八幡平スキー場

昨日は、キャット運航前の準備の1日でした。

小屋の備品類を搬入設置。小屋の内装も徐々にバージョンアップです。

トラックでキャットも運ばれてきました。北陸ではJPCZによる大雪ですが、ここ八幡平はただ寒いだけで降雪がありません。あと一降り二降り欲しい状況です。

先週には、前山やモミ山方面にクラックが見られました。今後の降雪で、どれぐらい隠れるか分かりませんが、入山に際しては十分気をつけてください。

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大黒森様子見 12/19

2023-12-19 18:42:19 | 旧八幡平スキー場

昨日までの降雪で、だいぶ積雪が増えました。

刈り払いが完了しているところは、滑走可能な状態ですね。昨日よりも風でパックされてちょうど良い感じの深さ。

旧モロビコース下部のレイアウトがどうもはっきりしないので、確認したく、滑走可能なところはさっさと通過して、林の中を延々とラッセル。八幡平スキー場が営業をやめてから17年。そりゃ木だって大いに成長します。細いダケカンバが密集しているところは、旧コースと思われるところです。

コースではなかったところは極相状態に近いためか、幼木が少ないのでラッセルのライン取りもしやすい。ある程度の目的はあっても、スキーを履いて雪の中をラッセルして彷徨い歩いて、新たな発見をして、それが自分の経験として積み重なっていくのが好きなのです。

すると、先ほど歩いたばかりのカモシカの足跡がくっきりと残されていました。少しばかり足跡を辿ってみましたが、姿を確認するまでには至らず。

よく通る場所にあるクマの爪痕だらけのブナの木。毎年、新しい爪痕もついているものですが、今年は新しいものは無し。ブナの実が大凶作の今年は、登って確認すらしていないということでしょう。稀に見るクマ被害多発の年でしたが、そろそろ冬眠に入って欲しいです。

〆で2本滑って終了。自然の雪を滑るには、それなりにテクニックが必要ですが、生産性とか必要性とか言ってないで、子どもみたいなメンタルも欲しいのかもしれません。

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すずらん通り 12/16

2023-12-18 21:20:02 | Weblog

久しぶりに学生時代を過ごした町に行った。大学の校舎は昔の面影すらないが、この商店街にはまだ学生当時の雰囲気がそこここにあった。

もう生まれ故郷以上に、八幡平に住んでいる時間のほうが長くなったかな。でも若い時に過ごしたこの場所は、たかだか4年程度だというのに、八幡平以上に長い時間をそこで過ごしたように感じる。ジャネーの法則。

大学時代のクラブの同期と久しぶりに会った。30年ぶりに会う同期もいた。飲んで喋っているうちに、30年以上も引き出しの中に仕舞いっぱなしだった記憶が、スルスルっと蘇ってくるのは不思議だね。みんな、30年歳とったけど、根っこは全く変わらなかった。こんな歳にもなれば、人生を振り返ってみるのも悪くない。

馬場俊英 LIVE - 人生という名の列車 (Official Lyric Video)

この曲はまさに、我々世代ど真ん中の応援歌とでも言うべきか、この歌を地でいく人生だったような気がする。勝ち組ではないが。

もう同期が全員揃うことはないが、自慢の同期達に負けないように、人生という名の列車が終点に辿り着くまで、おじさんも頑張らないとな。

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