東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

さよなら東京都、こんにちは千葉県

2009-08-25 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

Menkyo016  平成16年、江東運転免許試験場で更新した免許証が5年目になるので、更新通知のはがきが届きました。
 ゴールド免許証は最寄りの警察署でも作ってもらえるだが、免許証の証明写真が必要、即日交付ではなく、後日取りに行くシステムらしい。
 今あるデジカメで 帽子なし、正面、背景なし、上三分身(横2.4センチ×縦3センチ)の条件を満たせば、免許用写真にすることも可能。
 幕張で即日交付のほうがいいかも?と初めて出かけてみました。

 手数料は3250円(内訳は更新2500円+講習700円)。申請書に千葉県収入証紙を貼付し、免許条件の適性検査。
 適性検査の結果を提出すると、講習券と免許証引換券を交付。
 講習教材の「交通の教則」を受け取り、講習室に向かおうとしたら、「ここにあなたの名前と住所を書いて、1500円納めてください」と。同じ免許センターの建物の中だし、教材費かなと何も疑いなく記入。
 渡されてきたのは、交通安全協会の会員証と交通安全協賛店の一覧表だった。
 
 あのね・・・、これは、強制的に加入しなければならないというのではなく、任意加入。
 取得してから前回までは、交通安全協会からの勧誘もなかったし、会員の加入も1度もなかった。
 あたかも義務であるかように仕掛けるのではなく、交通安全協会の趣旨や加入は任意ですとかの説明も欲しかった。

 ・交通安全協会 

 東京都では古い免許証に穴を開けて返してもらえる(5年経過した現在もやっているかどうか不明)ので、今回も穴を開けて返してもらえると思ったら、箱みたいなものに回収されてしまいました。
 それがわかっていたら、あらかじめ「古い免許証も記念に残しておきたい」と言おうと思っていたのに、あっけにとられてしまいました・・・。

 新しい免許証の特徴は平成20年1月4日からICチップが埋め込まれているので、従来よりも少し厚くなりました。
 プライバシーを守るため、本籍地は空白。住所のみ表示されます。

 本籍地を「東京都小笠原村沖ノ鳥島1番地」にして、免許証の本籍地に載せたいと夢見ていたけど、これだと意味がなくなってしまいます。
 小笠原警察署・母島駐在所では村民を対象に更新を行っているようです。
 いま住んでいるところの市役所に転出届を作ってもらい、「おがさわら丸」「ははじま丸」乗り継いで、着いた日にすぐ母島支所に転出届とともに転入届を提出し、住所変更の証明に住民票交付。
 翌日、母島駐在所で住所変更と更新手続き。3日目にはちゃんと出来上がります。
 今度は自分の住んでいるところに住所を戻し、免許証の記載変更届け・・・といったようには可能なはずだけど、これは免許証に「小笠原村」が入る自己満足に過ぎない。
 手続きも煩わしいし、手数料などもかかってしまいます。
 住民票を交付するたびに「前住所:東京都小笠原村」と記載されてしまいますが・・・。

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母島アンナビーチユースホステル

2009-08-24 00:05:36 | 小笠原

200908220003  
 2階の客室に通じる階段の窓。




200908220004 2階の浴室(シャワーのみ)。
 1階の浴室は湯船付き。
 小笠原は沖縄と同じく、湯船に浸かる習慣がないみたいです。
 韓国もそうでした。いわゆる「カラスの行水」。

 韓国では湯船に浸かるとしたら、銭湯か温泉、サウナ程度で一般家庭ではシャワーで済ませるそうです。
 考えられる理由は冬でも部屋はオンドルが効いていて、とても暖かい。
 日本みたいに湯船で体の芯まで温まるようなことはせず、床で温まるからでしょうか。
 沖縄や小笠原は亜熱帯気候に属し、冬でも10度を切らないそうです。
 同じ日本人なのに、内地みたいに湯船に浸かっていたら余計に暑くなるからでしょうか。
 
 うーん、私だったら亜熱帯に出かけても、湯船に浸かりたいです。(笑)

200908220005
 廊下。




200908220006  
 2日間寝泊まりした部屋。
 ユースホステルは相部屋のはずだが、ちょうど3人部屋でした。
 

 エアコンが大好きなヨングク君はエアコン吹き出し口近くの上段、おのっち君は下段、強いエアコンが苦手な私は一段ベッド。

200908220007  ここは高い部屋のロフトがついています。
 オープンしたての頃はロフトまで布団が敷かれてあったのですが、エアコンが届かないうえに、熱気が上部にこもるせいか、夏場は蒸し暑い。
 ロフトがあっても、夏場は使わないみたいです。

 おのっち君いわく「8年前、あそこで泊まったんだけど、すごく暑かったな」とボソッ。

200908220008  
 2階の洗面所。
 



200908220009  ここはテレビのあるリビング。 
 食事スペースと、旅人とお酒を酌み交わしながら雑談するところ。
 テレビはアナログになっていました。
 2011年までに地上デジタル化になるはずなので、小笠原でも字幕を楽しめそうです。

 父島のユースホステルは連日満員、とてもにぎやかですが、ここはひっそりしています。
 旅人と盛り上がるのが好きなら、父島。
 都会の喧騒さから離れ、ひっそりしたいのなら母島が向いているかも。
 私?そりゃ、小笠原に4泊できるなら、2泊ずつにするつもり。
 3泊しかなく、「ひっそりしている」に天秤が傾いてしまったので、母島に2泊。
 都会的な八丈島と秘境青ヶ島、どっちに傾くとしたら、やはり青ヶ島。

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熟手(スクス)の新鮮なイワシ

2009-08-23 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

200908230001 我が家の食料調達はいつも熟手のドックおじさん(父)。
 「熟手」は日本語ではなく、韓国語でスクスと言い、調理師を意味するそうです。 


 山口県の日本海側、小さな漁村育ちなので、鮮魚コーナーで鮮度の見分けができるそうだ。
 千葉県産のイワシ5本 192円!


200908230002  イワシを漢字にすると「鰯」
 「魚」へんに「弱」なので、鮮度が落ちるとすぐダメになってしまいます。
 ドックおじさんいわく「見分け方は目をよく見る」とのこと。
 真っ黒なら獲れたて。
 白く濁っていれば、1~2日経過、腐りかけているものだと判断できるそうです。

 出前弁当屋の箱を開けて、メインが魚だったら、がっかりします。
 魚嫌いというわけではないが、ちょっと腐っているような味がするので、残してしまいます。
 ここは海に囲まれた房総半島、こういう新鮮な魚を使って欲しい。

200908230003  ハイビスカス。
 毎日毎日絶えることなく、咲いてくれます。
 花びらが萎れると、またつぼみが出来て・・・の繰り返し。
 まるで生き物のようだ。


200908220010  
 母島の真っ赤なハイビスカス。
 咲いては萎れて、また咲く・・・の繰り返しでしょうか。

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また来るね、母島

2009-08-22 00:34:24 | 小笠原

200908220001  おがさわら丸出港日のダイヤは 
 父島7:30→母島9:40/10:30→父島12:40 14:00東京行き
 母島を10時半に出て、東京に着くのは翌日15時30分。
 

 おがさわら丸の出ない日は
 父島7:30 → 母島9:40 /14:00 → 父島16:10 のダイヤが組み込まれているので、母島2泊、父島1泊のコースなら母島最後の日はゆったりできる。

200908220002  母島入港時の様子をヨングクさんが撮ってくれましたので、アップしますね。
 入港時に不審者はいないかと目を光らせています。
 ここも東京都なので、おまわりさんも「警視庁」。

 小笠原警察署の管轄は小笠原村全地域なので、南鳥島や硫黄島も含む。
 2006年、「硫黄島からの手紙」が上映されてからは「硫黄島に行ってみたい」と観光協会に問い合わせが殺到したらしいです。
 年に1回、遺族の方々の硫黄島慰霊や戦没者遺骨収集、小笠原中学校の社会見学でしか上陸できないそうです。
 私のような一般人の上陸はかなり難しい。

 硫黄島の自衛官は2~3年ごとの交代、「小笠原手当」なるものが毎日出ているが、使いたくても使える場所がないため結構貯めているそうです。
 鹿島建設の新しくてかなり立派な官舎、食事も充実しているとのこと。
 
 「硫黄島からの手紙」のとおり、湧き水がなく、過酷な環境。1日500mlの水しか与えられなかったみたいなので、苦しみながら亡くなられた兵士も多い。
 そのため、夜就寝する前にコップ1杯の水をドアの前に捧げておかないと、真夜中いきなり部屋の中で得体知れずものが「水くれ!!」と騒ぎだすというエピソードがあるそうです。
 自衛官たちは交代しながら3ヶ月に1回は内地に帰れるのですが、赤紙の交付により硫黄島にやってきた兵士たちはここで死ぬ覚悟をしていた。
 内地に帰りたいという思いも非常に強いせいか、空自輸送機に乗ろうとしたら、背中にたくさん人がすがっているような感覚になることもあるそうです。
 地下壕は複雑な迷路のようになっていて、まだ見つかっていない壕もあり、まだたくさんの遺骨や遺品が眠っています。硫黄島の英霊に合掌。 

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色違いゴーヤー

2009-08-21 00:53:09 | 日記・エッセイ・コラム

200908210001  畑を持つ、お隣さんからのおすそ分け。
 ここはゴーヤーとはあまりなじみのない千葉県なので、「ゴーヤーは好きですか?」と聞かれました。
 「我が家では大好物です。ありがとうございます!沖縄ごはんのゴーヤーチャンプルーを召し上がってください」と作りたてを届けました。
 夏の間は「ゴーヤー」の出ない日はないほど、毎日なので、お隣さんからのおすそ分けは本当に助かります。
 白っぽいゴーヤーは初めてみました。どんな味がするでしょうね。

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証紙アラカルト in 母島

2009-08-21 00:00:00 | 小笠原

Yucho014 ゆうちょ銀行のATMを利用すると、レシートのような利用明細が出てきます。
 小さくちぎって捨ててしまいますが、母島簡易郵便局のキャッシュサービス明細は永年保存に向いているので、ファイルに入れてしまいました。
 
 簡易郵便局は大まかに分類すると、池袋の「池袋西武簡易郵便局」、渋谷の「東急東横店簡易郵便局」などのシティポストと、農協や民間に委託するタイプに分かれます。
 前者は大都市の簡易郵便局なので、当然ながらATMが付きます。
 後者はATMが置かれていないので、窓口での対応になります。
 
 簡易を除く全国24000余りの郵便局は100%ATMが設置されていますが、実は郵便局の貯金窓口でもキャッシュカードが使えます。

 母島簡易郵便局ではゆうちょ銀行とJA(農協)バンク東京の窓口端末と、JAのATMが設置されています。もちろん都市銀行と全国地方銀行のキャッシュカードでの引き出しは可能。
(平日 8:30~16:00  全国のJAバンクは手数料無料、提携金融機関105円)

Ogasawaramura015 小笠原村役場の納入通知書兼用領収証書。
 母島でインターネットを使いたいときは、母島支所のロビーに設置されているパソコンが使えます。
 1時間 200円。
 ドコモのFOMAはハイスピード対応だが、通信スピードは内地よりも若干遅い(メール送受信は2、3秒タイムタグ発生、携帯電話のインターネットブラウザも表示されるまで本土よりも数秒かかる)。
 パソコンは本土~村役場間を衛星電話回線で1Mbpsを確保されているみたいなので、ストレスはなさそう。
 200円の利用料なのに、10億円単位まで印刷されているところが面白い。


 駐在所の切符を切るとしたら、様式はこんな感じになるかな・・・?
 
 告知・交付日時  平成21年7月30日 午後○時○分 
 告知・交付者の所属階級及び氏名  警視庁小笠原警察署母島駐在所 巡査 ○○○○
 反則車両  原付車 登録番号  小笠原村 ○○○○
 反則日時  平成21年7月30日 午後○時○分
 反則場所  東京都小笠原村母島字元地 母島駐在所地先
 反則事項  法定速度違反 1km/h超過 (30km/h のところ 31km/h) 
 反則金相当額  6,000円

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母島簡易郵便局・駐在所・ランチタイム(大漁寿司)

2009-08-20 01:10:56 | 小笠原

200908200001  日本一遠い郵便局のカウンター全景。
 「郵便局」の窓口は左側。
 農協ATMでゆうちょ銀行の引き出しは手数料がかかってしまいます。
 

 父島で使うお金が足りなくなったので、ここで現金の調達してみました。
 窓口備え付けの通常貯金払戻用紙に住所、氏名を記入、印鑑はキャッシュカードの暗証番号代わりにテンキーが渡されます。
 1万円を千円札10枚にして欲しいと伝えれば、そのとおりの金券を用意してくれます。
 
 母島簡易郵便局の取扱店番号は 「01850」でした。
 「00」や「01」で始まる番号は東京都、「05」は千葉県、「02」は神奈川県、「03」は埼玉県・・・といったように都道府県ごとに分類されているので、どこを旅して引き出したのか思い出すこともできます。 

200908200002
 ここでもちゃんと記念切手買えます。



 簡易郵便局のとなりは、小笠原警察署母島駐在所。
 おまわりさんがいれば、いろいろ取材するつもりでしたが、あいにく巡査中のようでご不在。

 友人2人いわく「ビールを飲みながらバイクで駐在所に出向き、飲酒運転です。赤切符をくださいな~と申告すれば確実にもらえる」
 私 「いや、そこまではやりたくないな~。仕事もクビにさせられるよ」

 小笠原警察署のホームページによれば、
 平成20年度の犯罪発生数は10件、逮捕とかの検挙は2件。
 小笠原村全地域のデータだが、この数値に母島も含むかどうかと知りたい。
 母島における道路交通法違反件数、赤切符の交付枚数も知りたいな。

 (母島は父島に比べると観光客も少なく、のどかなところなので、検挙件数は青ヶ島と同じくゼロかも?)

200908200003 3台のバイクを給油したところ、6リットル1100円。
 単純に計算するとリッター185円でした。
 本当に185円でいいの!?と思えるほど安くなりました。
 4年前に来たときは230円だったのは記憶しています。


200908200004  お店は「大漁寿司」なのに、メニューを見ると、島の魚だけではなく、ソバや焼き鳥、韓国のキムチ鍋、中華のジャージャー麺までも取り扱う、よろず屋のようです。
 営業時間は11時30分から12時30分まで、夜は18時から23時まで。
 
 ヨングク君 「ジャージャー麺。大盛り」。
 おのっち君 「かつ丼。大盛り」。
 私 「えっ!?2人とも大盛り!?よく食べるなあ・・・・じゃあ私も冷やし中華大盛り」
 
200908200005  漁師も兼ねているでしょうか、真っ黒に日焼けしたサーファーっぽい風貌になっていますね。
 「ごめんなさい、ジャージャー麺の大盛りはないです」
 ヨングク「ごはん大盛り追加」

 ランチタイムは混んでいて、せわしく動き回っていました。
 山盛りになった野菜をポールのままで出すのを見かけました。

 おのっち 「あれ!?お好み焼きでもあるんですかねぇ・・・」
 私 「よく見たら違うみたいだよ?サラダ!?」
 おのっち 「ポールのままで出す冷やし中華ってそんなのあり!?」

200908200006  やがて、私のところにも運ばれてきました。

 ナニコレっ!? 目玉が飛び出すほどの超大盛りじゃん!?


 「あんたらが大盛りって頼むから私も大盛りにしたけど、こんなはずじゃなかったわい!大盛りで頼まなくても十分だった」

200908200007  
 ヨングク君のジャージャー麺。(大盛りではないもの)
 



200908200008  おのっち君のかつ丼(超大盛り)。
 
 もちろん3人で分け合ったりしたので、それぞれ異なる味のランチを楽しめました。

 「大漁」というお店の名前にふさわしく、ボリュームたっぷり「大漁寿司」さん、ごちそうさまでした。

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日本一遠い郵便局・母島簡易郵便局

2009-08-19 00:00:00 | 小笠原

 お世話になった支所長さんのところへ「ただいま、静沢の戦跡散策から戻ってまいりました。ありがとうございます」と報告。
 支所の向かいは母島簡易郵便局だ。
 東京から沖縄の最果て(南大東島も含む)へは飛行機でわずか5、6時間に対し、週に1回、しかも32時間以上の郵便局はここだけかも、と思いながらタイトルを「日本一遠い郵便局」にしてしまいました。

【参考・東京から沖縄の最果て行きの時刻表 8月19日現在】

 東京から与那国島
 (羽田10:35→那覇13:05/14:05 → 与那国15:35)
 最南端の波照間島
 (羽田10:35→那覇13:05/13:25 → 石垣14:20・・・連絡バス・・・石垣港15:30 → 波照間島16:30)

200908160017  
 建物はJA(農協)小笠原島母島支店、郵便局から業務を受託しているので、「簡易郵便局」。
 


200908160019  ずっと昔、初めて母島に来たときの郵便局営業時間を見て、「なんと!?14時30分まで!?早く終わってしまうなんて、どういう余暇活動してんだろう?」と疑問に思っていたことがようやく理解できました。
 本業のJA(農協)を兼ねているので、郵便業務は14時30分まで、ということになります。

200908160018  母島唯一の郵便ポスト。
 収集する支店名や取り集め時刻の表示は1つもありませんでした。
 たぶん、管轄は新東京支店かな。
 (父島の小笠原集配所で押印される「新東京」)

 「小笠原集配所からの配達業務を受託、JA職員が各家庭に配達しています。発送はここまで持ち込みになります」と説明がありました。

 民営化前は集合ポストのようなものが置かれてあり、郵便局まで手紙やゆうパックを取りに行く必要がありました。
 現在は各戸配達になっているので、集合ポストは撤去されています。
 
 母島でゆうパックを出しても追跡情報は「新東京支店小笠原集配所」と反映されるようです。

200908180001  友人2人は旅先からあまりハガキを書かないみたいなので、「書け!書け!書けーっ!」とごり押し。
 2人は書いているうちに「このはがきを相手に届いたときどんな表情になるだろう」と楽しく書けたみたい。

 はがきを窓口に出す前に記念写真。
 何種類かの小笠原切手だけで埋め尽くすと、風景印を押すスペースがなくなってしまうので、ご当地切手は1975(昭和50)年8月8日発行の自然保護シリーズ第2集の鳥類、「ハハジマメグロ」の1枚だけにしました。

200908180002 
 まんべんなく押すのにテクニックがいります。
 観光客から何枚か押印依頼があるようなので、慣れた手さばきで押印していました。


Hahajima090730012 
 図案は20円切手と同じく「ハハジマメグロ」、「乳房山」、「マッコウクジラのしっぽ」で構成されていました。
 7月30日発送、配達されたのは8月3日でした。
 7月31日の「おがさわら丸」に乗って来たでしょう。

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母島・静沢の森遊歩道(戦跡)

2009-08-18 00:01:00 | 小笠原

200908160007  海軍施設跡看板のところにバイクを停め、母島支所長さんの運転する車に乗せてもらい、上の入り口へ。
 母島は「硫黄島からの手紙」で描かれているとおり、日米玉砕の島ではないが、昭和16(1941)年に沖港防衛のために海面砲台の建設開始。

200908160006  およそ64年前の残骸、機関銃。
 「硫黄島の手紙」は邦画のため、字幕はアメリカ人の発する英語を訳された部分のみ。
 DVDも日本語字幕なし。何と言っているか気になる映画だけに先日、テレビでその作品が字幕付きで放映されました。
 栗林忠道氏は太平洋戦争が始まる前、アメリカに滞在、日本よりも軍力は優れていることは理解していた。 
 よりによって太平洋戦争が悪化し、アメリカが硫黄島を航空基地にしようとしたため、それを防衛するために彼が硫黄島に赴任。
 水際防衛だけではすぐ陥落になるのは目に見えてくるので、地下要塞への持久戦に切り替えたそうです。
 
200908160008_2
 こんな機関銃だって、アメリカ軍の一撃で壊されるのは決まっている。
 真っ先に挑発したのは日本、朝鮮半島や台湾までも大日本帝国にしてしまっては、敗戦。最初から戦争しなくてよかったと思えるような残骸たち。


200908160009  
 コースの途中、この道に出ます。




200908160010  
 きのこらしきものを発見。
 夜になれば光る「グリーンペペ」かな?
 


200908160011  タコノキ。
 タコの足のようになっているので、「タコノキ」とそう名付けらしい。
 亜熱帯に多い、樹木。



200908160012  ここは弾薬庫跡。
 64年以上前の建物にしてはしっかりしていました。
 廃墟には見えないけど、崩壊などの危険もあるため、足元と周辺に充分ご留意ください、とのこと。


200908160013 ここは「壕」かな。
 終戦後、国の指示により軍事記録をすべて燃やされてしまったのか、この用途は不明だそうです。
 

 このあたりは「静沢の森遊歩道」に整備されていますが、戦時中は「海軍 母島海面砲台及び静沢101高地防空砲台」という名称。

 ほぼ1時間あれば散策できそうです。

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【風景印】沖縄・竹富郵便局

2009-08-18 00:00:00 | 郵便局・切手

 数日前、沖縄県の八重山諸島を旅している友人、チャンナラさんから携帯にメールが届いた。
 「竹富島の風景印欲しい?なら住所教えて!」
 
 私は沖縄本島とその周辺の島以外は行ったことがなく、竹富島といえば郵便局かな?と事前に伝えてあるので、気を利かせてくれたらしい。
 
 「ポストに投函すると、「八重山」の無機質な消印になるので、ちゃんと窓口に出してよ」
 「わかってるってばー!!」
 そう、韓国ドラマに出ていた、「明朗少女成功記」(2002年)の役柄そのまま出ています。(笑)

Taketomi01  そのはがきが今日、届きました。
 竹富島は沖縄本島から西へほぼ470キロ、本島に行くよりも台湾のほうが近いのに、ちゃんと3日後とは驚き!
 (16日は配達がお休みになる日曜日なので、もしかしたら、翌々日配達かも)
 石垣島に運ばれ、飛行機で那覇へ、東京行きに乗り継いで・・・ほぼ航空便でしょうか。
 印影のデザインは「赤瓦の屋根」、「星砂」、織物のようなものは「ミンサー織」で構成されているようです。 

Taketomi02  この水彩画は竹富郵便局舎。
 作者ははがきの表面によると、金 斗鉉 (kim tou gen キム トウゲン)と書かれてあるので、韓国人。
 
 韓国からはるばる竹富に移住してきた方かな?と思っていましたが、NPOたきどぅん が竹富島オリジナルの商品開発に力を入れているとのことでした。

200906300002  6月23日発売のふるさと切手「ふるさと心の風景第5集」の10枚のうち1枚は竹富郵便局の建物になっています。
 1度は行ってみたい、あこがれの郵便局。


 チャンナラさんも私の風景印集めが伝染してしまったかな?と思いきや、「ん?伝染はしないよ。クレヨンの風景印収集に協力するだけさ~」とのことでした。
 チャンナラさんは詩やポエムを書くのが好き。旅先でポエムを書いて、さらにその土地の風景印なんて最高峰のお土産になるはず。これからも下さいな~

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母島最終日・小笠原村役場母島支所

2009-08-17 00:00:00 | 小笠原

 とうとう最後の日の朝になってしまいました。
 3日間を母島に滞在し、父島に寄らず東京に帰るスケジュールなら今日は乳房山に登るつもりだったが、登ってすぐ父島に戻るのはこの歳のせいか、疲れてしまう。

 「今日の予定は・・・私の趣味になってしまいますけど、村役場母島支所と駐在所、郵便局に行ってみたいな~。こんなところに行っても面白くない、と思うのなら北港に行くとかはどうかな?」
 「まあ、君の趣味に付き合ってあげようか」と2人も一緒について来ることに・・・・。
 時間が余っていれば、村民会館母島図書室にも行ってみたいな。

200908160014
 ここは都道241号線の「北進線」と「南進線」の境目になっています。
 



200908160015  前浜。
 メインストリートかな。




200908160016 1番向こうに大きなガジュマルの木があります。
 その下は木陰になっていて、島民の休憩スペースになっているみたいだが、その日は1人も見かけず。


 ガジュマルの木あたりで左折すると、3軒の商店(農協、漁協、前田商店)、駐在所、簡易郵便局、村役場母島支所。
 まず向かったところは母島支所。

 カウンターで質問すると、職員が支所長さんに質問の内容を伝えたらしく、「どうぞ、こちらへ」と応接室に案内されました。
 ちょっとした質問のところが、気さくな支所長さんは「役場職員の7割は内地出身。かくいう私も内地出身」などいろいろなことを話してくれました。

 支所長 「母島だけではなく、父島も含む小笠原村なんですよね。少々お待ちください」
 ・・・数分後・・・
 支所長 「端末で調べてみたのですが、ろう者の村民は1人もいません。観光で訪ねる、ろう者の方々が多いですので、ガイドさんが独学で手話を学んだり、ろう者から手話を教わってもらうこともありますね。母島も手話サークルありますよ。紹介しましょうか」
 私 「ありがとうございます。今日の2時に父島に戻るので、また今度の機会にしたいと思います」
 支所長 「で、これからどうされるのですか?」
 私 「静沢周辺の戦争跡巡りをしようかなと思っています」

 奥から地図を持ってきて、「コースは下から上に登るものと、上から下に降りるものがあります。上から下に降りるコースは楽ですよ。クルマで送ってあげましょうか」
 
 私 「レンタバイクで来ましたけど・・・」
 支所長 「じゃあ、あなた達は下のところでバイクを停めて、上までクルマで送ってあげましょう。ついて来なさい」

 えええーっ、いいですか。お仕事中すみませんとお言葉に甘えさせていただきました。
 御蔵島村役場へ調べ物をするために行ったつもりが、ついでに小中学校までご案内いただいたこともありました。
 島の役場はとても丁寧で親切な方が多いです。

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2日目の夕食と3日目の朝食(アンナビーチ母島ユース)

2009-08-16 09:56:08 | 小笠原

200908160001_2  2日目の夕食は
 母島漁師さんの釣った、ばちまぐろ。同じまぐろのちあいの漬け、北海しまえび(道東で取れます)、しまのきゅうりとしまのにがうりのサラダ、内地産のとりの唐揚げ。(お母さん手書きの献立を書き写しました)

 ユースホステルのご家族は夏休みのため、内地へ。
 お母さんとゆきなちゃん(2歳)が留守番、お料理を作ったり、部屋のお掃除をしたり・・・1人で仕切っていました。本当にお疲れ様です。

 4年前に来たときの話。
 旧ヘリポートの地面に仰向けになって横たわると、太陽の熱がまだこもっていて、ポカポカ。空を見上げると、360度のパノラマに満天の星。
 街ではなかなか体験することのない天体観測。

 もう1度その感動を味わおうと思っていたのに、スコールの強い雨。
 
 バイクで天体観測に出かけるために夕食時の晩酌を我慢していたので、「今日は中止!」と私が号令をかけると、2人は喜んでリビングへ。(笑)
 ん?天体観測とお酒、どっちが好きなんだ!?
 
 1時間くらいしただろうか、窓を開けると満月のお月さまが・・・・。

 「お月さまも出ているということは、空が明るくて満天の星じゃないのは確か。今日は中止にして正解だったかも?」

200908160002  
 3日目の朝ごはん。




200908160004  デザート用のバナナ。
 庭にバナナの木が生えているので、そこから収穫していたかも知れませんね。



200908160003  2000年オープン直後飛び込みでお世話になってからあっという間に9年。
 カナダ人の大工さんに建ててもらい、左官さんと同じ部屋で寝泊まりしていたことを思い出します。

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沖縄ごはんの次は小笠原

2009-08-15 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

200908150002  父島・二見港から徒歩2分のところの「ホライズンドリーム」で購入。
 港に1番近い飲食店なので、東京行きの「おが丸」や母島行きの「はは丸」に乗り継ぐときの食料調達に大変便利。
 小笠原唯一のベーカリー、ジャンル分けすると「パン屋」さんだが、ハンバーガー、サンドウィッチ、トロピカルジュース、ランチボックス(お弁当)なども買えます。
 「オリジナルとうがらしパスタ」も島唐辛子を練ったものでホライズンドリームさんのオリジナル。

200908150001  
 ベーコン、南国ムードの漂う明日葉、ゴーヤーも。
 いちおう塩味のパスタだが、唐辛子のピリ辛も効いている。
 小笠原と韓国のチャンプルー(ごちゃ混ぜ)かも??

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船上サンセットツアー

2009-08-14 00:00:00 | 小笠原

 8月13日、東京の日の出時刻 4時58分 日の入り 18時33分。
 小笠原は5時11分、日の入り 18時11分。
 (東京より東に位置するため、夏至の日でも18時30分日没)
 ついこの間までは7時過ぎてもまだ明るいなと思っていたのに、いつの間にかに・・・!?

 さて、この日(7月29日)の没時刻は18時22分。
 集合時間は17時、クラブノア母島さんに行ってみました。
 サンセットツアーに申し込んだのは私たちだけなので、貸切状態で出発。

 ガイドさんは手話のできる方で、ときにはダイビング用の水中筆談器を交えながらのガイド。お客さんがろう者だけのときは手話ができるガイドさんも同行、といったようにクラブノアさんの配慮に感謝。

 夕日はヨングク君のほうがうまく撮れているので、たっぷり載せちゃいます。

200908140001  まだ明るいうちい出発なので、母島周辺の島々巡りと海に飛び込むことはないけど、船上からのドルフィンウォッチ。
 向かったところは平島(へいしま)。
 遠浅の白い砂浜があって、海水浴の絶好スポットだそうです。
 しかし、平島で泳ぎたいときは船をチャーターしなければならず、ハードルは高い。
 もし上陸できていれば、自分だけのプライベートビーチになりそう・・・。

 今度は向島へ。
 向島周辺はイルカが棲みついているらしい。今の時間は食事時間中なのか、あんまりジャンプするようなことはないそうです。

200908140002  
  夕日の反対側に虹が現れてきました。
 写真に写っているのは1本だけですが、2本目は薄っすら。
 


200908140003  
 ぼちぼち太陽が傾いてきました。




200908140005  ヨングク君はこういうアングルが好きみたい。
 真面目な写真よりも面白いかも・・・。
 名付けて「カメラだからできる、太陽いじり」。
 丸い太陽を丸めた指に収まる構図。


200908140006
 これも沈みかける太陽を強制的に上に動かす構図。
 ヨングク君の作品は素晴らしい。



200908140007
 真面目な写真はこちら。




200908140004  今日も1日いろいろありました・・・・。
 こうして無事にいられるのは太陽のおかげです。
 感謝しつつ、明日へのみなぎり。
 


200908140008  ここからは私の撮ったもの。
 ガイドさん「見る角度により、1本から4本に見えるので、四本岩と呼ばれています」
 おのっち「まるでお化け煙突っすね」
 私「お化け煙突って?」
おのっち「ほら、こち亀に出ていた、お化け煙突。見る場所により、煙突の本数が変わるというストーリーも出ていた」
私「おお、そうだったね」とガイドさんに筆談でそう伝える。

 お化け煙突は昭和30年代なので、下町育ちの40代、50代にとっては馴染み深かったかも知れないけど、ガイドさんもそれをご存知だったかな。
 こち亀ファンなら、若い世代でも知っているはずだ。

200908140009 い、い、いつの間にかにヨングク君も母島の漁師に変身!?
 どこに行っても現地の人に溶け込むらしい。
 韓国に行くと、韓国人に変身することも可能だ。



200908140010  太陽が水平線に沈んだときに瞬時に出るグリーンラッシュ(太陽が緑色になるらしい??)に期待していたが、見られる確率が非常に小さいせいか見られず。
 


200908140011  
 沖港の夕暮れ。
 港から見た夕日とは違った風景。
 

 クラブノア母島さん、わずかな時間でしたが、よい思い出ありがとうございます。
 今も夕日を見るたびに母島を思い出してしまいます。

コメント (2)
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オリジナルの沖縄料理!?

2009-08-13 01:03:38 | 日記・エッセイ・コラム

200908130001  沖縄ごはんなどのレシピを参考に作ってきましたが、これはハン尚宮(母)のオリジナル。
 チャングムの誓い13話の場面、「たとえ味覚を失っても、おまえには味を描く能力がある」とハン尚宮がチャングムに指示していたとおり。

 ゴーヤーとわかめの酢の物だけど、苦みもなくモチモチして美味しい。
 夏の間は毎日ゴーヤー、白菜が収穫できる季節になれば毎日キムチになりそうです(笑)。

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