東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

日本一遠い郵便局・母島簡易郵便局

2009-08-19 00:00:00 | 小笠原

 お世話になった支所長さんのところへ「ただいま、静沢の戦跡散策から戻ってまいりました。ありがとうございます」と報告。
 支所の向かいは母島簡易郵便局だ。
 東京から沖縄の最果て(南大東島も含む)へは飛行機でわずか5、6時間に対し、週に1回、しかも32時間以上の郵便局はここだけかも、と思いながらタイトルを「日本一遠い郵便局」にしてしまいました。

【参考・東京から沖縄の最果て行きの時刻表 8月19日現在】

 東京から与那国島
 (羽田10:35→那覇13:05/14:05 → 与那国15:35)
 最南端の波照間島
 (羽田10:35→那覇13:05/13:25 → 石垣14:20・・・連絡バス・・・石垣港15:30 → 波照間島16:30)

200908160017  
 建物はJA(農協)小笠原島母島支店、郵便局から業務を受託しているので、「簡易郵便局」。
 


200908160019  ずっと昔、初めて母島に来たときの郵便局営業時間を見て、「なんと!?14時30分まで!?早く終わってしまうなんて、どういう余暇活動してんだろう?」と疑問に思っていたことがようやく理解できました。
 本業のJA(農協)を兼ねているので、郵便業務は14時30分まで、ということになります。

200908160018  母島唯一の郵便ポスト。
 収集する支店名や取り集め時刻の表示は1つもありませんでした。
 たぶん、管轄は新東京支店かな。
 (父島の小笠原集配所で押印される「新東京」)

 「小笠原集配所からの配達業務を受託、JA職員が各家庭に配達しています。発送はここまで持ち込みになります」と説明がありました。

 民営化前は集合ポストのようなものが置かれてあり、郵便局まで手紙やゆうパックを取りに行く必要がありました。
 現在は各戸配達になっているので、集合ポストは撤去されています。
 
 母島でゆうパックを出しても追跡情報は「新東京支店小笠原集配所」と反映されるようです。

200908180001  友人2人は旅先からあまりハガキを書かないみたいなので、「書け!書け!書けーっ!」とごり押し。
 2人は書いているうちに「このはがきを相手に届いたときどんな表情になるだろう」と楽しく書けたみたい。

 はがきを窓口に出す前に記念写真。
 何種類かの小笠原切手だけで埋め尽くすと、風景印を押すスペースがなくなってしまうので、ご当地切手は1975(昭和50)年8月8日発行の自然保護シリーズ第2集の鳥類、「ハハジマメグロ」の1枚だけにしました。

200908180002 
 まんべんなく押すのにテクニックがいります。
 観光客から何枚か押印依頼があるようなので、慣れた手さばきで押印していました。


Hahajima090730012 
 図案は20円切手と同じく「ハハジマメグロ」、「乳房山」、「マッコウクジラのしっぽ」で構成されていました。
 7月30日発送、配達されたのは8月3日でした。
 7月31日の「おがさわら丸」に乗って来たでしょう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利ツール