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【完】令和元年最後の旅

2020-09-01 00:01:31 | 2019_年末_錦川鉄道&芸備線

 大阪駅の自動改札機に挿入すると、吸い込まれるようにすっと入り、改札機の向こうからピッと出てくる。自動改札機にまつわる苦い思い出。な~にもない山口県の漁村で過ごしていたころ、1番近い自動改札機は北九州都市モノレール。1985(昭和60)年開業当時からすでに自動改札機はあったと思う。東京の山手線さえ改札鋏をカチカチとウォーミングアップし続けながら定期券の客に区間、有効期限を瞬時に目視で読み取り。客から切符を出すと、ぱっと受け取り、当駅からなのか日付を確認しパンチの時代に小倉のほうが進んでいた。(※)乗るときに切符を投入すると、向こうから出てくる。降りるときも投入して出てくるのを待つためいったん立ち止まり。扉は開いているけど、切符が戻ってこねえんだぞ!よく考えてみれば、なるほど、降りるときは駅員さんが回収すると同じように機械が回収するんだと自分に言い聞かせ。

 (※)山手線に自動改札機が初めて導入したのは1991(平成3)年。同時に今のIC交通系カードの原型となる使い捨てのプリペイトカード、イオカード初導入。券売機で切符を買わず直接改札機に投入し、初乗り運賃が差し引かれ、下車時に改札機が精算。イオカードの残高が初乗り運賃に満たさないときは扉が閉まり通せんぼ。今のsuicaに引き継ぎ、残高が初乗り運賃以上入っていないと通してくれない。JR西日本もイオカードに似たようなJスルーカードもありましたが、発売開始は1999年、わずか4年後の2003年にJR東日本が導入したsuicaに似たようなイコカも発売し、使い捨てとなるJスルーカードは2009年発売終了。わずか10年の短命に終わりました。suicaとイコカの決定的な違いは、イコカは残高が1円以上あれば、改札機は通してくれる。不足する分は下車駅でチャージするなり精算。東は残高が足りないのにどこに行くんでしょうか、ダメでーす!西は残高が足りなくても着駅でどうぞ~って感じ。

 大阪駅から新大阪駅までわずか3.8キロなので数分で着いてしまった。

 今の時間15時47分。ほんの少しだけ途中下車・・・と新大阪駅の在来線改札口に切符を挿入しようと思ったところ、【阪】大阪市内発であることに気づく。途中下車はできない。機械相手なので、容赦なく「ありがとうございます」って回収されるに決まっている。

 じゃあ、仕方がなく、新幹線の改札口へ。下の特急券と2枚重ねて投入。

 12月16日の16時。新大阪駅。東京だったら、この時間だと日が傾いているはずだけど、ここはまあ明るい。

 博多から来たのぞみ34号。JRロゴマークは「青」なので、西日本所有の車両が東京まで。ここから東海なので、運転士さんや車掌さんが交代。オレンジ色のJRロゴマーク(東海)が山陽新幹線に乗り入れ、他社への使用料はお互いに帳消し。

 京都、名古屋、新横浜停車し、大阪を発って数時間後あっという間に品川到着。東海道新幹線が開業する前は在来線のボンネット特急151系で7時間近くかかったのに、今だったらわずか2時間半っ!!

 東京だったら、新幹線ホームから総武快速線までかなり離れていて乗換が大変。品川だったら、あっという間に行ける。「千葉方面は東京で乗り換えるよりも品川のほうが近くて便利」だと友人から教えてくれたお陰でかなり時短。

 平日の帰宅ラッシュアワーなので、贅沢なグリーン車で帰途へ。

 JR四国もコロナ渦により、経営難に陥ってしまいました。来年からは減便および運賃の値上げを行うとのことです。JR九州も然り、福岡都市圏の本数を減らすとニュースが入ってきました。JRの民営化は親方日の丸の国鉄と異なり、工夫やアイデアを出し合って改善に努める部分はよかったんですけど、やはり地域格差が出る6社ごとの経営ではなく売上を全国で均等するやり方のほうがよかったのではとニュースを聞くたびにそう思います。

 令和元年最後の旅はこれで完結。3月から半年間も旅に出かけていないので、毎日書くネタがそろそろ切れてしまいそうです。

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