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次は「教会前」駅。教会と聞けば、十字架のある建物、すなわちキリスト教の教会を連想してしまいそうですが・・・
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こちらの「教会前」は、天理教のものです。高校野球で奈良県代表として甲子園に出場となると、「天理」の名を轟かせるほど有名になってしまいます。奈良県でもJR桜井線に天理駅があって、自治体も宗教名の「天理市」になっているのは、全国で唯一になっています。
もう1つの宗教駅と言われているところは、岡山県の山陽本線、「金光(こんこう)駅」。駅前に本部があります。
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次は「金毘羅前」駅。1つ前の駅は「教会前」で、ここは「金毘羅(こんぴら)」。この駅名を見て、青ヶ島のヘリポート近くでたたずんでいる、「金毘羅神社」を思い出します。ずーっと昔、昔・・・・青ヶ島は内地との交流はなかなか成り立たず、島のあらゆるところに「イシバサマ」と呼ばれる、祠や、鳥居を祀っています。道でも神様が宿っていると信じられていて、「トウゲサマ」。噴火した丸山でさえ、「オフジサマ」。島にある、あらゆるのものをよろずの神様として、何々サマとして信仰。絶海の孤島ゆえ、医師もいなかった。医師の代わりに神に憑く巫女様にお願いして、体内の悪いところを追っ払う儀式とか。巫女の資格を持つためにはカミソウゼという、入信儀式を通過しなければならない。
今年は2018年。生活水準は内地と全く変わらなくなり、おじゃれセンターに診療所もある。ただ、不便なのはなかなか船が来ないだけ。
青ヶ島に神社があるのは3ヶ所。ヘリポート近くにあるものは「金毘羅神社」。都道沿いにあるのは、「大里神社」。1966(昭和41)年頃まで使われていた、でいらほん祭りの仮面(男の鬼面と女面)が安置されています。もう1つは、丸山を展望できる尾山展望台から少し離れたところの「東台所神社」。観光名所、というわけではありませんが、青ヶ島の見どころはあまりないから、数日間の滞在でひまを持て余したら、神社へお参り・・・になると思います。
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金毘羅駅はこじんまりとした無人駅でした。
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次は「撫養」駅。この漢字、なかなか読めない難読駅かも。「むや」です。
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いよいよ、次は終点。
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行き止まりの終着駅、鳴門。
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鳴門市の中心駅しかも終着駅だから、貫禄のある駅舎。
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ちゃっかりと集改札をやります。鳴門駅以外はずーっと無人駅が続くので、おそらく駅員さんはこの周辺の駅名に運賃はしっかりと頭に暗記しているかも知れません。例えば、阿波大谷からここまで220円。勝瑞は260円とか・・・。
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隣の駅が片方しかない、終着駅。全国津々浦々とつながっているはずの鉄路が途切れる根室、稚内、枕崎、佐世保も。