着いたばかりのワンマンカーが「徳島」行きに変わりました。鳴門線だけでも池谷まで8.5キロ、高徳線10.3キロ。合わせて18.8キロ。
列車が到着するときだけ学生たちで賑やかになりますが、しばらく経つとご覧とおり。
昔は3人の駅員さんが立って、集改札していたのかな・・・。スチールではなく、昭和のコンクリート製でした。
列車の来ない時間を見計らい、地元の方から電話で空席照会や予約かな?お客さんの顔や名前も知っている田舎の駅だからこそできるサービス。(都会の駅は電話予約をして取り置きは不可能)今の時代、スマホやパソコンからでも指定席の予約ができてしまいますが、ネット予約可能な列車以外のもの、例えばサンライズ、四国まんなか千年ものがたりなどはe5489会員専用のシークレット電話番号で予約して、駅で引き換え。誰もが不自由なく暮らせる社会の実現のために設けられた日本財団電話代行リレーサービスのお陰さまで私でも電話予約ができるようになったのは大きな進歩。JR九州列車予約サービスもネットでは取り扱っていない列車予約も電話でできてしまいますが、発券はJR西日本エリアに行かなければならない。JR西日本のe5489は東京23区の駅で引き換えは可能。
黒いフレーム、最新型のMR52で発券された入場券。全道の「みどりの窓口」はすべて新型に更新済。根室や稚内も同じくMR52。山手線はまだ古いMR32が使われているところがあるのに・・・。
自動券売機は1台のみ設置。オレンジカードやIC交通系カード対応機種だというのに、挿入箇所が塞がっていました。
「オレンジカードは使えません」とは憎い。
えーっ、この券売機で東京まで買えちゃうんですか!?オレンジカードが使えるとしたら、2枚までなので3千円券×2枚の6千円が限度。
1985年、国鉄時代。券売機もキャッシュレス時代到来!千円券、3千円券、5千円券(300円おまけ)、1万円券(700円のおまけ)の4種類発売!!財布から小銭を探さなくてもカードでさっと買えるので、当時はとっても斬新だった。前払いのプリペイドなので、特にJR三島(北海道・四国・九州)ではいろんなデザインのカードを相次いで販売。自社で使ってもらうのではなく、本州3社で消費してもらおうと考えていたかも知れない。JR北海道発行のオレンジカードを本州の券売機でも発券はできるが、どのように清算されるか不明。未だに「JNR」や国鉄のカードを多量保管したまま出番はなかなか無し。30年以上の時空を超えて券売機で発券。金額は印字され、乗車はできるが、もともとは国鉄に前払いとして納入したものなので、JRの収入は無しに等しいと考えてよいかも。もし、ここでオレンジカードが使えるとしたら、私みたいな国鉄のオレンジカードや、JR四国ではない他社のオレンジカードを使われては困ると封鎖しているのかね。
学駅の入場券。5枚で「ごにゅうがく」につながるから、5枚セットで発売中。っていうか、学駅は徳島線なのに、なんで鳴門で買えるんですかね・・・?入場券を買え!とJR四国の涙ぐましい経営努力。それよりも、JR四国はかつて、いろんなデザインのオレンジカードを販売しておきながら、四国の券売機では使えなくしているのはおかしい。
もし、本当にオレンジカードが使えなくなりますので、今のうちに換金してくださいといったような時期が来たら、もう昔のコレクションを手放すしかないかな。
鳴門駅全景。
ここでも温暖な気候をイメージしていますね。
駅前の風景。徳島駅まで20キロ圏内。ショッピングや賑やかさを求めに、みんな都会の徳島に行ってしまうので、駅前はもう閑散しているんじゃない。
今夜の宿は、この周辺ではなく・・・本物の渦巻きが見られる地域。