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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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いつも近くにアンパンマン

2024-07-23 07:07:01 | アニメ・ゲーム
 基本おもちゃ売り場はライダーと戦隊、ウルトラマン、ゲームやカードのコーナーをチェックして立ち去るのですが、ふと周囲に目をやると、そこにはアンパンマンたちの姿が。思えば私が小さい頃からずっといるよなぁ、アンパンマンって。
 今となってはなかなか見る機会がありませんが、最近では「しらたまさん」なる濃いキャラクターがいるというのは風の噂で聞き……は?しらたまさんがアニメに登場したのは20年以上前!?嘘でしょ!?ていうか、そもそもアニメって今何話……1600話以上!?うっそでしょ!?すげぇわアンパンマン……
 
 で。小さなお子さんがいる同僚と話をすると、やはりアンパンマンがお好きな様子。とはいえ、前述のように私のアンパンマン知識は20年以上前で止まっており、今となっては新キャラクターも多いでしょうから、分からんことが多いのかなーと思いつつの会話の一幕。
 「SLマンって知ってる?今はポッポちゃんっているんだよ」
 「鉄火のマキちゃん?今はコマキちゃんがいるよ」
 ……マジかよ。そういえば私が見ていた時点で「おむすびまん」と「こむすびまん」っていたしなぁ。そういった子供系が増えても不思議は無いのか。加えて、こういう親世代も知っているキャラクターに仲間が増えることは、親世代にとっても知っているキャラクターの新たな一面が見られて楽しいんじゃないかなーと。そして、変わらず中心にはアンパンマンやばいきんまんたちがいるでしょうから、どんなにキャラクターが増えても、あの頃の気持ちに戻りやすいのかもしれませんね。

 そんな彼女たちの登場も結構前の様子。アンパンマンの世界は今なお広がり続けていることを感じさせられる会話でした。

 「ショウガナイさんってのがいてね」
 何その「しまっちゃうおじさん」的なネーミングのキャラクター。生姜モチーフ?なるほどなぁ……(検索中)……すいません!すいません!多分事前情報なしで見たら「古代の墓から出て来たのか?」と思ってしまうだろうなとか考えてしまってすいません!(汗。あと、登場が前述の3人より更に前で驚きました。ワンチャン、見ていた可能性がなくもないな、あの時期なら……
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いつの間にかの変化

2024-07-22 08:22:55 | 日々の生活
 そういえば新紙幣発行するって話があったけど、あれいつからだっけ?と思ったら今年だった今日この頃。

 というわけでお札のデザインが新しくなり、私も先日お釣りで新紙幣を手にしました。何となくですが海外のお札っぽいなーと。以前デザインが変わった時は特にこれといった違いを覚えませんでしたが、今回は様変わりした印象がありますね。前は漢字の「千円」が大きく表記されていたのに対し、今回は数字の「1000」が大きく表記されているのも違いを感じる一因かな?と。

 まぁデザインの違いはその内慣れるでしょうし、個人的には両替機や自動販売機等で使えれば特にこれといった支障は無い……と言いたいところですが、一点だけ看過できない点がありまして。
 1000円札に描かれているのって、北里柴三郎さんじゃないですか。昔、この方の「柴」の字を「紫」と書き間違えて減点くらって、テストで90点台を逃したことがあるんですよ(苦笑。以降名前を耳にするたびに、テストを渡された時の苦い記憶がまざまざと蘇ってきたものの、これまでは日常的に耳にすることはありませんでした。が、今後は耳にするどころか目にすることになろうとはなぁ……つくづく当時の自分がうらめしい今日この頃でした。

 なお、「紫」を「柴」と書き間違えたことはないです。なんで?
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爆上戦隊ブンブンジャー 第21話「炎の届け物」

2024-07-21 10:06:56 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第21話「炎の届け物」

 トッキュウジャーは「けん玉探偵」でしたが、今回登場したのは玄蕃扮する「アメ玉探偵」。「○○玉探偵」シリーズとして定着するのだろうか……?

 さて今回登場したのはショウカキグルマー。とある言葉をトリガーに発火する消火器を生み出し、それをサンシーターが「消防署の方から来た」と言いながら配り歩くはた迷惑な作戦が展開されました。単に「火を放つ」ならばマッチやライターなどの道具がありますが、消火器が選ばれたのは今回のパワーアップアイテムとの対比故か、それとも「マッチ、ライターは火事を起こすもの」というネガティブなイメージを避けるためですかね?

 圧倒的火力のショウカキグルマーに対し窮地に陥ったブンブンジャー。そこへ駆けつけたブンドリオが大也に渡したのは、彼の夢・消防士を実体化したズンズンショウカブラスター!めっちゃカッコいい挿入歌と、テンションの高いズンズンショウカブラスターと共に、大也はブンレッド119に変身!もともとブンブンジャーが夢を叶えるためのチームであることから、パワーアップアイテムも夢を叶える道具というブレの無さが良いですね。

 そして、幼い大也が描いた絵の中には、ロケットで宇宙を旅しているっぽいものもありました。今回は大也の夢を叶えようと奮闘したブンドリオでしたが、知らず知らずのうちにビッグバングランプリに出場する=宇宙を旅するという彼の夢を叶えようとしているってのが良いなぁ……

 ウイングブンブンジャーロボモンスターがカッコよかったところで、次回はもう一つの夢が叶う時!
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仮面ライダーガッチャード 第45話「運命の出会い、愛憎分岐点(ジャンクション)!」

2024-07-21 09:42:28 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャード 第45話「運命の出会い、愛憎分岐点(ジャンクション)!」

 OPが映画仕様になっても「変身!」で映画の「変身!」シーンを用いるの、好き。でも「出口のない状況ガチ迷路」で、悲しみに暮れている宝太郎を映すのは好きだけど辛い……

 さて今回は加治木と聖さんのお話後編。ガエリヤによって、かつて兄を殺そうとした過去を思い出してしまった聖さん。兄妹ともに化け物である自分には加治木と一緒にいる資格が無いという彼女からは、バッテリーマルガムが幾度となく出現。ですが加治木は必死に食らいつき、かつてと同じ言葉で憎しみに囚われた聖さんの心に光をもたらしました。錆丸といい、生身で必死に食らいつくのって良いよね……
 戦いの後に、加治木の口からは驚きの言葉が。「仮面ライダーにはなれないけど、絶対に守る」その決意が存分に感じられる言葉でした。当初はネタキャラだと思っていたのに、まさかここまでカッコよくなるとは……

 そのバッテリーマルガムやジャングルマルガムとの戦いでは、ガッチャーブラザーズとしてスチームホッパーが登場。直後にジャングルマルガムを吹き飛ばし、一撃のもとにバッテリーマルガムを撃破する流れがあまりにもかっこよすぎる……!更にスチームホッパーにエクスガッチャリバーとユーフォーエックスが力を貸すことで、クロスユーフォーエックスに変身!てことは、4人のブラザーズを呼び出せばガッチャード、スーパーガッチャード、ファイヤーガッチャード、プラチナガッチャード、レインボーガッチャードのそろい踏みがみられるってこと?スーパーガッチャードはスチームホッパー経由必須だとすれば、4人が限界?何にせよ、オーズがガタキリバコンボ経由で全コンボに変身したのを思い出しますね。


 一方のラケシス。スパナは過去の記憶と向き合えたが、全ての人間がそうとは限らない。ですが、ラケシスは自分のモデルの記憶と向き合い、遂にあの言葉を口にするようになりました。スパナを見つめるラケシスの笑顔、可愛いなぁ!歌声も綺麗だし……更に何やら恋の気配も漂い始めましたが、何となく悲恋に終わりそうな気がしてならない……
 クロトーはクロトーで、アトロポスとラケシスと一緒にいた頃に戻りたいと願い続けていました。そんな彼女に対し、ラケシスが戻った時には許すことを約束したグリオンですが、彼が愛する「家族」って誰なのか、彼にとって「愛する」とはどういうことなんでしょうか。家族とは都合のいい駒であり、愛する基準は役に立つかどうか……とか?


 人とケミーの可能性を信じる宝太郎。ミナト先生もかつて生徒と交わした約束を胸にしつつ、彼にその約束を背負わせず、自分自身のために夢を叶えろと背中を押すさまは頼もしあったのですが……何やら事態は良くない方向に進んでいました。記憶を呼び覚ますことによって前を向ける人、恐れを受け入れることもいますが、誰しもがそうとは限らない。ケミーに初めて触れる人間であれば、その可愛らしさや能力に魅かれるかもしれませんが、一度でも恐怖を知った人間にはそう簡単に受け入れてもらえないでしょう。
 ここまで守っていたケミーの掟によって阻まれる宝太郎の夢。果たしてどう決着するのやら……


 そういえばライドケミートレカの新弾を買いました。マーベラスレアコンプは無理ですが、ギーツワンネスとクロスギーツのLPが当たったのはとても嬉しい。
 でも思いのほかホッパー101、シャイニングホッパー1、シャイニングスチームライナーが出づらかったなと。クロスホッパーとテンライナーはアレだけ出たというのに……あと、ガヴレア出すぎなんだよぉ!めっちゃ被ったわ!
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わんだふるぷりきゅあ! 第25話「夏だ!海だ!宿題だ!」

2024-07-21 09:05:16 | わんだふるぷりきゅあ!
わんだふるぷりきゅあ! 第25話「夏だ!海だ!宿題だ!」

 さて今回は夏休みの宿題、自由研究のために海へと行くのですが……

 「ふ~ん愛だね」
 「つまり何をやっても可愛いってことさ(イケボ)」
 悟くんの恋心を知ってから、彼との距離がめっちゃ近いまゆちゃんが、遂にアテレコまでし始めました(笑。一方でユキを海に誘う様は優しく穏やかで、ガルガルを助けようと必死な様は頼もしく……このギャップが最高に可愛いですね。まぁ悟くんは気が気でないでしょうけども。
 
 そんな今回は海亀のガルガルとの戦いをきっかけに、ユキがまゆ以外も頼ることを覚え、ようやく名前を呼ぶようになりました。普段なら大好きなエピソードなのですが、これまでの積み重ねがあったとはいえ、少々唐突というか、物足りなさを感じました。
 今回が一緒に戦う初めての回ならともかく、これまでも一緒に戦ってきてましたし。加えてまゆ以外にもキラリンアニマルの力を借りていますから、「一人で何とかしようとするユキが、仲間を頼ることを覚えて仲が深まる」ってのは……うーん。ただ、最近は猫組の活躍が多かったですし、何だかんだそれぞれ戦うことが多かった印象がありますから、自然といえば自然かもしれません。それでも、個人的にはユキがまゆの過去を明かした第21話で呼んだ方がしっくり来たかなぁと。

 そんなこんなで次回は「暑すぎてヤバい!」……元よりサブタイトルが短いわんぷりですが、過去一内容がわからねぇ。いや暑いってのは分かるんだけど、それ以外全く分からねぇ。
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爆上戦隊ブンブンジャー 第20話「イエスタデイ 椀ス モア」

2024-07-21 07:47:48 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第20話「イエスタデイ 椀ス モア」

 そのうち射士郎の温泉回とかやりそう。

 さて今回は第1話に登場した未来の彼氏・ノリオが、キャノンボーグによってオワングルマーのハンドルを握らされて彼女を奪い返そうとするのですが……あれ?1話で未来が無理やり結婚させられそうになっていたのが、この元カレだっけ?……(1話再視聴中)……あー、無理やり結婚させられそうになったのがボンボンで、大也に仕事を依頼し、今回再登場したのがノリオかぁ。1話は「なんだこの懐かしい戦隊!?」って驚きの方が強くて、話の内容をうろ覚えでした(苦笑。

 ノリオからしてみたら「彼女が別人と無理やり結婚させられそうになった」「届け屋に奪還を依頼したら、未来がブンブンジャーになった」と、思い悩むのも無理はない状況。しかも未来との付き合いは学生時代からともなれば、そりゃショックでしょう。
 しかし、だからといって他人のハンドルを握り、自分のハンドルを疎かにしてはならない。無理だと決めつけていたブンブンジャーとして、目の前で立派に……まぁ今回はいつもよりだいぶテンション高めでしたが、とにかく戦う未来を見て、学生時代の未来もまた、無理だと決めつけずに最後まで頑張る人物だったことを思い出したノリオ。前述の事情も相まって少々寂しさも残りますが、改めて未来の魅力に触れる回でした。

 で、当の未来は今回の半分ぐらいはオワングルマーのお椀の中で過ごしていました(笑。一度は奪還するものの、何故か蓋が開かない。「あぁ、よく見るやつだ」とは思いつつも、まぁオワングルマーの能力で開かないのだろうと思っていたら、マジで気圧差で開かないだけだったのには笑いがこらえきれませんでした(笑。あんだけ激しい戦闘をしても開かないとは、気圧差、恐るべし……!
 加えて未来がお椀の中でのんびり味噌汁につかっていたのは、オワングルマーの能力だろうと思っていたら、状況を受け入れていただけという……何だこれ(笑。

 また、戦闘では大也の「ここは任せた!」に、何の疑問も抱かず「オーライ!」と返す射士郎と玄蕃と、どこに行くのかと尋ねる錠という、性格の違いも見て取れたのが印象的です。

 
 そんなこんなで次回はブンレッドがパワーアップ!OP2番の歌詞に「レッドゾーン」という言葉が出てくるので、てっきり限界ギリギリまで爆上げした状態、「仮面ライダードライブ」のデッドヒートドライブ/マッハのような暴走一歩手前の形態になるのかなーと思っていたら、消防車とは思わなんだ。
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ウマ娘プリティーダービーを遊ぶ 大すり抜け祭編

2024-07-20 07:44:59 | ウマ娘 プリティーダービー
 ヴィブロス!シンボリクリスエス!ミスターシービー!オグリキャップ!ニシノフラワー(花嫁含む)!

 ……えー、以上がドリームジャーニーのピックアップを100回ほどと、現在開催中のカルストンライトオのピックアップを数回ほどガチャガチャした結果となります。☆3ウマ娘の来る確率自体は良い感じなのですが、すり抜けがあまりにも多すぎやしませんこと?(汗。フラワーに関しては新シナリオ登場の影響もあってか、花嫁のみならず通常衣装まで来ましたし……新衣装ライスにまで手を伸ばす余裕はありませんでした。


 無課金の身としては、チームランク報酬が石の稼ぎどころではあるものの、大豊食祭は相変わらず伸び悩んでいます。
 現状最高はUD4ランクのヒシアケボノですが、大体はUE5前後をウロウロする感じなので、チームランクはUAFシナリオの頃から殆ど変動していません。短距離・マイルメインとはいえ、こうもランクが上がらないとなると、UAFシナリオと大差ないと思うべきなのか、単に大豊食祭の遊び方が悪いのか。育成方法は極力見ないようにはしているのですが、チラッと調べた範囲では自分の育成方法がそこまで間違っているとも思えず……食材があまりがちなのを何とかすべきなのか、それとも料理を作るタイミングが悪いのか、作っている料理のグレードを下げるべきなのか……引き続き試行錯誤していきます。



 で、先日からピックアップが始まったカルストンライトオ。新たに発表されたウマ娘の中でも、ドリームジャーニー共々特に気になった子です。
 ぱっと見クールでしたが、公式の紹介文からは何やら面白そうなキャラの気配が……そしてキャンペーンで読めた育成ストーリーでは、まぎれもなく面白い子でした(笑。隠し立てが出来ず、思ったことを素直に口に出してしまうカルストンライトオと、トレーナーの漫才染みたやり取りが最高でした。それでいてひたむきに真っすぐ走り続ける様がカッコいいからズルい。こういう子ほど、バレンタインやクリスマスの反応が気になるところですが、それはいずれお迎えした時に楽しむとします。


 そんなこんなで相次いですり抜けまくっている今日この頃。でも、散々すり抜けるくせにタルマエとかトランセンドは来ないんだよなぁ。ヴィブロスは来たけども。
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いっけー!ビークスパイダー!

2024-07-19 08:07:40 | 日々の生活
 今年で「爆走兄弟レッツ&ゴー!」が連載30周年とのこと……いや確かにそれくらい経ってるってのは理解してるけれども、改めて「30」という数字をぶつけられると動揺を隠せませんね(苦笑。

 さてレッツ&ゴー。当時コロコロで読んでいましたが、30年近くともなると大部分がうろ覚えですが、それでもマグナムセイバー&ソニックセイバーが溶岩に落ちるシーンや、その後のビクトリーマグナムとバンガードソニックの扱い、ボロボロになったビクトリーマグナムを再生してのサイクロンマグナム誕生、ネオトライダガーZMCの完成シーンは印象に残っていますね。

 と、漫画に熱中したならば、当然実際に遊んでみたくなる!ということで、私もミニ四駆を二機もっていました。最初に買ってもらったのはもちろん!ビークスパイダーです!……記憶に残っているシーンを挙げておきながら、何故主人公機じゃなかったのかは私自身に問いたい。デザインに魅かれたんだろうなぁ、多分。一応コロコロの応募者全員サービスのミニ四駆も持ってはいましたが、合計しても3機ほどだったと思います。
 ミニ四駆やパーツの収納ケース(三段のやつ)を買ってもらい、文庫サイズの本で様々な改造方法を学び、すっげぇ早そうな名前のモーターを買ったりしつつ、いざ改造&大会へ!……とはなりませんでした。だって肉抜きって怖いじゃん……失敗したら取り返しつかないかもじゃん……元より不器用な私にはハードルが高かったですね。
 そもそもレースで走らせた記憶が皆無です。家にはレースを置く場所などなく、そもそも買えず。コースを持っている友人宅でも何故か遊べず。結局家の中をちまちま走らせるに留まっていました。子供用の小さな滑り台を走らせて、すげぇ勢いで壁にぶつかってバンパーが破損したような記憶があるぐらいです(苦笑。

 理想としては漫画のようにミニ四駆との並走でしたが、実際に走らせるとアレ、めっちゃ早いんですよね……

 十二分に走らせてあげられたとは言い難いものの、何だかんだで楽しかった記憶があるミニ四駆。今でもお店でマグナムやソニックを見つけると、心惹かれるくらいには少年時代の大事な思い出のひとつです。
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仮面ライダーガッチャード 第44話「ディープな記憶が開くとき」

2024-07-18 07:59:49 | 仮面ライダーガッチャ―ド
仮面ライダーガッチャード 第44話「ディープな記憶が開くとき」

 さて映画公開を間近に控えた今回は、まさかまさかの加治木&聖さん回再び。修学旅行の時は「このライダー大丈夫か……」と心配していたのが懐かしいですが、今度は「割と通常回めいた話で大丈夫か?」という別な心配が生まれようとは。
 これまで何度もケミー関連の事件に関わってきた加治木。その都度彼の記憶を操作(上書き)してきたわけですが、そろそろ限界を迎えている様子。加えて聖さんとの仲も壊れそうになっており、宝太郎は加治木の記憶を戻すことを提案する一方、スパナは例外を作れば混乱が生じると反対。
 実際、どういったケースならば記憶を元通りにするかという線引きを明確にしなければ、連鎖的に例外が生じかねませんから、スパナの気持ちも分かります。宝太郎がいくら人とケミーの可能性を信じたところで、カメドーンの件然り、復活のサブマリンマルガム然り、ケミーの悪用や悪意を持った人間が消えるとは思い難いですからね……その都度宝太郎たちが仮面ライダーとして戦えば済む話でもないでしょうし。

 で、そんな時に現れたのが、ガエリヤの手によって再びサブマリンマルガムと化した狩谷でした。一度マルガム化したものはケミーの因子が残り、悪意さえあれば再びマルガムになる可能性を秘めている……ということは、ラケシスやクロトー、スパナもマルガム化する可能性はあるってことか……?
 そして最初のターゲットに選ばれたのが、よりにもよってりんねをつけ狙っていた狩谷。りんねの心底うんざりした顔が印象的です(笑。
 さすがのレインボーガッチャードも、周囲の水全てを別の物体に錬成するなどといったことは出来なさそうですし、そもそもがサブマリンマルガムが作り出した水中ともなれば、勝手が違うのでしょう。そんなレインボーガッチャードを助けに入ったのが、めっちゃ久々な気がするヴェノムマリナーでした。まさか再登場してくれるとは……登場した時は「多分後半出てこないんだろうな」と思っていたのも懐かしいですね(苦笑。
 
  
 記憶にまつわる話として、ラケシスの人間化計画も進行中。モデルとなった人間の記憶に触れることを恐れていたラケシスに「自分に正直なのはお前の良いところだ」とスパナ。前述の掟の件といい、良いものは良い、ダメなものはダメと線引きがしっかりしているんだなと感じさせられるシーンンでした。
 クロトーはガエリヤによって胸のモヤモヤが消えたようですが、それは彼女が抱いていた家族への想い、記憶が消えてしまったのではないかと……クロトーの本質は力そのものへの渇望ではなく、力によって家族を守りたいとかそういうのではないかと。モデルになったのは、家族と引き離されてしまった人間なのかもしれないですね。
 で、アトロポスもクロトーのことを気にはかけているものの、「お父さん」に困ることがあったのかと問われてもはぐらかしていましたし、こちらはこちらで素直になり切れていない様子。ガエリヤがクロトーを利用しているのは間違いないとして、アトロポスも良いようにあしらわれている気がしないでもなく……

 
 そして宝太郎たちの戦いを目撃した加治木は何故か記憶を消されておらず……錬金アカデミーの一員として迎え入れることにしたか、新たな掟を作ったか、はたまた記憶操作が限界だというミナト先生の個人的な感情によるものか。
 更に加治木が思い出した記憶の中には、公開を間近に控えた映画の1シーンと思しき記憶もありました。本編は既に未来の宝太郎の件は決着した後ってことなんですかね?でも加治木が普通に仲間として同行しているっぽいし、度重なる記憶の上書きによって過去と未来の記憶が混濁したという演出なんでしょうか?

 何にせよ、本編も映画も楽しみです。
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大事に、読む

2024-07-17 08:05:56 | 本・音楽
 先日帰省した際、久々に「ブラック・ジャック」を読み漁っていました。

 うちには新書版と文庫版の2種類ありまして。新書版の殆どは親戚が読んでいたものを譲り受けたもの、文庫版は私が読むようになってからチラホラと買っていたものですが、いずれも全巻揃っているわけではありません。
 後々300を超えるキャラクターを紹介した「BLACK JACK 300STARS’ Encyclopedia」や各話のダイジェストが掲載された「BLACK JACK ザ・コンプリート・ダイジェスト」本も購入したのですが、そこで初めて文庫版には収録されていない話があることに気づかされました。飛び飛びで買っていたため、「他の巻に収録されているのだろう」と思ったらまさかの……でした。

 例えば第41話「植物人間」。こちらは先ほど紹介した本のうち、前者の全作品リストによると新書版は後に別の話に差し替えられ、文庫版や手塚治虫漫画全集には未収録とのこと。20年以上前のリストなので、現在の収録状況は把握していません。当時は収録状況など全く気にせず読んでいたなぁ……
 他にも、これは以前も書いたかもしれませんが、新書版と文庫版とで表現が違う話もありました。その中で最も印象に残っているのが第19話「木の芽」です。体から木の芽が生えてくる弟に「○○○」と差別用語を用いた兄を、自身もそう呼ばれた経験があるブラック・ジャックが激しく叱責するシーンがあるのですが、これが文庫版だと差別用語の個所が「病人」に置き換わっています。やむを得ないこととは思いますが、軽々しくそのような言葉を口にしてはならない、言われた者の気持ちを考えなければならないという意図が全く伝わらないため、元の表現を残して欲しかったとも思ってしまいましたね。

 他にも文庫版未収録の話だとは気づかず、新書版で読んでいた話がチラホラと……今回改めて「ブラック・ジャック」という作品に改めて触れて、今となっては貴重なものを読んでいたんだなーと再認識していました。
 私は20年以上も前の夏に読んだのが初めてですが、それ以前から読まれていたため割とボロボロなものばかりですが、これからも大切に読んでいきたいと思います。

 ……ちなみに。親戚が「ブラック・ジャック」を持っていると知りつつもなかなか読み出せずにいたのは、表紙の「恐怖コミックス」が一因だと思います(苦笑。手術の描写が「恐怖」扱いだったんですかね?
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