甘々と稲妻 第5話「お休みの日のとくべつドーナッツ」

甘々と稲妻　第5話「お休みの日のとくべつドーナッツ」


　八木初登場となった第5話。見た目はちょっと怖いですが良い人です。改めて見返すと、「どんどん大きくなって、どんどん母親に似るんだろうな」という何気ないひと言からは、八木の色んな思いが伝わってきます。

　普通っていうなぁ!・・・もとい、普通っていいじゃないですか!とは小鳥の談。確かに、豪華な料理はそれだけで特別感がありますが、普段食べている普通の、素朴な料理ならではの安心感というのもあると思います。小鳥ははめをはずす八木ではなく、普通に素朴で甘すぎない公平の良さを訴えていたのでしょうけども、果たして公平に届いたのかどうか。

　段々と料理を作れるようになっていった公平。そんな中で、つむぎは好きなドーナッツを作って欲しいという思いがあったのかもしれません。ですが、つむぎなりに考えて「ドーナッツは難しいやつ」という判断に至り、なかなか頼みづらかったんでしょうね。つい食べ過ぎてお腹がいっぱいになってしまうし、自分が嬉しそうに食べているのを見た公平がドーナッツにチャレンジしようとしてくれるのではないかと、どこか公平を心配していた気持ちが・・・果たしてあったのかどうか。もっとシンプルな気持ちだったのかもしれません。小さい子の心境を考えるのって難しい気がする・・

　ともあれまた次回。八木としのぶ、2人が揃う回はまだかなぁ・・・