1971年の映画「夢のチョコレート工場」を見ました。
2005年の「チャーリーとチョコレート工場」は何回か見るくらいには好きな映画でしたが、まさかそれよりも30年以上も前に映像化されていたとは知りませんでした。
基本的なストーリーは両者同じですが、最大の違いはチョコレート工場の主・ワンカ(ウォンカ)のキャラクターを掘り下げるか否かかなと。2005年版ではワンカの過去や父親との確執、家族の大切さに焦点が当てられていたのに対し、本作ではそういった掘り下げはありません。
一方で本作には、ワンカの技術を盗み出したスパイ・スラグワースが登場し、金の券を当てた子供たちに対しワンカの新しい発明「溶けないキャンディー」を盗んでくれば大金を与えると提案してきます。スラグワースの名前や同様のキャンディーは2005年版にも登場しますが、いずれも物語の根幹に関わる話では無かったため、この違いには驚かされましたね。
また、終盤の展開もワンカの掘り下げの有無によって大きく異なっていました。2005年版は「選んだ」、本作は「選ばれた」といったところでしょうか。
その他、本作の特徴としては、そこかしこで登場人物たちが歌いだします。本作ではウンパ・ルンパはもちろんのこと、冒頭からお菓子屋さんの店員、チャーリーのお母さんやおじいちゃんも歌うし、更にはワンカやベルーカまで歌いだすので、2005年版よりもミュージカル感が強くなっていたなーと。
チャーリー以外の子供たちについては、ベルーカは2005年版の方がまだマシなんじゃないかと思えるくらいのわがままっぷり。あちらの展開も好きですが、歌いながら流れるように落ちていく本作も見事の一言に尽きます(笑。
また、テレビっ子のマイク。2005年版では「天候と株価の動きを参考に製造日からチケットの所在を確定した」ほどの頭脳の持ち主でしたが、これは本作に出てくる「コンピュータで券の在処を見つけようとする人物」の要素をマイクに取り入れたものなのかな?という発見もありました。
工場の中にいるとは思えないほど、不思議で広大な世界が広がっている「チャーリーとチョコレート工場」も好きですが、不思議なテーマパーク感満載の本作「夢のチョコレート工場」も、どちらも好きです。後者は特に手作り感が良い味出してますねぇ……
というわけで、その始まりの物語も見ていこうと思います。
2005年の「チャーリーとチョコレート工場」は何回か見るくらいには好きな映画でしたが、まさかそれよりも30年以上も前に映像化されていたとは知りませんでした。
基本的なストーリーは両者同じですが、最大の違いはチョコレート工場の主・ワンカ(ウォンカ)のキャラクターを掘り下げるか否かかなと。2005年版ではワンカの過去や父親との確執、家族の大切さに焦点が当てられていたのに対し、本作ではそういった掘り下げはありません。
一方で本作には、ワンカの技術を盗み出したスパイ・スラグワースが登場し、金の券を当てた子供たちに対しワンカの新しい発明「溶けないキャンディー」を盗んでくれば大金を与えると提案してきます。スラグワースの名前や同様のキャンディーは2005年版にも登場しますが、いずれも物語の根幹に関わる話では無かったため、この違いには驚かされましたね。
また、終盤の展開もワンカの掘り下げの有無によって大きく異なっていました。2005年版は「選んだ」、本作は「選ばれた」といったところでしょうか。
その他、本作の特徴としては、そこかしこで登場人物たちが歌いだします。本作ではウンパ・ルンパはもちろんのこと、冒頭からお菓子屋さんの店員、チャーリーのお母さんやおじいちゃんも歌うし、更にはワンカやベルーカまで歌いだすので、2005年版よりもミュージカル感が強くなっていたなーと。
チャーリー以外の子供たちについては、ベルーカは2005年版の方がまだマシなんじゃないかと思えるくらいのわがままっぷり。あちらの展開も好きですが、歌いながら流れるように落ちていく本作も見事の一言に尽きます(笑。
また、テレビっ子のマイク。2005年版では「天候と株価の動きを参考に製造日からチケットの所在を確定した」ほどの頭脳の持ち主でしたが、これは本作に出てくる「コンピュータで券の在処を見つけようとする人物」の要素をマイクに取り入れたものなのかな?という発見もありました。
工場の中にいるとは思えないほど、不思議で広大な世界が広がっている「チャーリーとチョコレート工場」も好きですが、不思議なテーマパーク感満載の本作「夢のチョコレート工場」も、どちらも好きです。後者は特に手作り感が良い味出してますねぇ……
というわけで、その始まりの物語も見ていこうと思います。