ウルトラマンブレーザー 第5話「山が吠える」
さすが!ご神体は強かった!ということで?今回の舞台はアンリの故郷である秋田県。新型レールガン・メガショットの性能テストをするべくアースガロンを伴って訪れたスカードでしたが、そこへ中止を訴えに現れたのはアンリの幼馴染・ミズホ。ミズホによればメガショット設置に際して祠が壊されてしまい、山怪獣ドルゴが目覚めようとしている。昔から動植物の声が聞こえる彼女の言葉を信じたいアンリだったが、性能テストは予定通り開始。果たしてドルゴは目覚め……
と、どこか初代ウルトラマンやコスモス、マックスのような雰囲気が感じられた第5話はアンリ回。
アンリ曰く「地元とか、そういうのを意識しちゃうと任務に集中できないっていうか……」。地元トークに華を咲かせるゲントとテルアキの会話を遮ってしまったことに申し訳なさを感じていたように見えましたから、場の雰囲気を悪くしたかったのではなく、地元での任務を理由に気が緩んだり、逆に気を張ったりしたくないという気持ちの表れだったのでしょう。また、ミズホから忠告されたにも関わらずテスト開始に踏み切ったのも、ミズホを信じたいが私情を挟むわけにはいかないという責任感や使命感故なのかなと。如何なる時にも揺るがず、動じずを心がけているように見え、その在り方は山のようでした。
そう考えると前回は地面に溶け込む軟体怪獣と、どこにでも溶け込み潜入できるエミが注目された回でしたから、怪獣と隊員の関連性も感じられますね。
不動を貫こうとしていたアンリでしたが、ドルゴ覚醒後は心境が一変。その時点では根拠がなかったミズホの言葉を信じ、ご神体を祠があった場所に収める任務に自ら名乗りを上げていました。地元トークを敢えて避けていたアンリが地元の友人の言葉を誰よりも先に信じて行動する……故郷だから、私情を挟むからこそ生まれる強い意思もあるという描写が印象的でしたね。
そしてドルゴを大人しくさせるべく、ブレーザーとアースガロンも大活躍!ブレーザーへの変身は落下中。それ自体は珍しくありませんが、ただ単に上から下に落ちるのではなく、どちらが上か下かも分からないような状況下での変身、という描写は珍しかったなと。
変身後はいつもの動作は行わず、即座にドルゴに向かっていったブレーザー。背中にアンリが載っていたからかなと。あの動作を挟まないことで、事態は一刻を争うというのをより強く意識させられるので良いですね。
対メガショットの先陣を切ったのはアースガロン。ブレーザーでは予備動作中に狙われる可能性もありますから、動きながらでも正確な狙撃を行えるアースガロンの方がより適任だったのでしょう。そしてブレーザーが決めるのですが、まさかあんな使い方をしようとは……大きく背中を逸らしてぶん投げる様子からは野性味がこれでもか!と感じられて良かったです(笑。また、今回シールドを展開する描写もあったのには驚きましたね。てっきり攻め一辺倒なウルトラマンかと……
そして「今週エミの出番無いの寂しいなぁ……」と思っていたところへ「おーい、もしもーし、みんなー」とゆるっとした感じの呼びかけで一気にテンションが上がりました。「なんてね」の切り替えも素晴らしく可愛かったです!
そんなこんなで次回は市井の人々から見たこれまでの戦いの振り返り。趣向を凝らした総集編は良いぞ……
さすが!ご神体は強かった!ということで?今回の舞台はアンリの故郷である秋田県。新型レールガン・メガショットの性能テストをするべくアースガロンを伴って訪れたスカードでしたが、そこへ中止を訴えに現れたのはアンリの幼馴染・ミズホ。ミズホによればメガショット設置に際して祠が壊されてしまい、山怪獣ドルゴが目覚めようとしている。昔から動植物の声が聞こえる彼女の言葉を信じたいアンリだったが、性能テストは予定通り開始。果たしてドルゴは目覚め……
と、どこか初代ウルトラマンやコスモス、マックスのような雰囲気が感じられた第5話はアンリ回。
アンリ曰く「地元とか、そういうのを意識しちゃうと任務に集中できないっていうか……」。地元トークに華を咲かせるゲントとテルアキの会話を遮ってしまったことに申し訳なさを感じていたように見えましたから、場の雰囲気を悪くしたかったのではなく、地元での任務を理由に気が緩んだり、逆に気を張ったりしたくないという気持ちの表れだったのでしょう。また、ミズホから忠告されたにも関わらずテスト開始に踏み切ったのも、ミズホを信じたいが私情を挟むわけにはいかないという責任感や使命感故なのかなと。如何なる時にも揺るがず、動じずを心がけているように見え、その在り方は山のようでした。
そう考えると前回は地面に溶け込む軟体怪獣と、どこにでも溶け込み潜入できるエミが注目された回でしたから、怪獣と隊員の関連性も感じられますね。
不動を貫こうとしていたアンリでしたが、ドルゴ覚醒後は心境が一変。その時点では根拠がなかったミズホの言葉を信じ、ご神体を祠があった場所に収める任務に自ら名乗りを上げていました。地元トークを敢えて避けていたアンリが地元の友人の言葉を誰よりも先に信じて行動する……故郷だから、私情を挟むからこそ生まれる強い意思もあるという描写が印象的でしたね。
そしてドルゴを大人しくさせるべく、ブレーザーとアースガロンも大活躍!ブレーザーへの変身は落下中。それ自体は珍しくありませんが、ただ単に上から下に落ちるのではなく、どちらが上か下かも分からないような状況下での変身、という描写は珍しかったなと。
変身後はいつもの動作は行わず、即座にドルゴに向かっていったブレーザー。背中にアンリが載っていたからかなと。あの動作を挟まないことで、事態は一刻を争うというのをより強く意識させられるので良いですね。
対メガショットの先陣を切ったのはアースガロン。ブレーザーでは予備動作中に狙われる可能性もありますから、動きながらでも正確な狙撃を行えるアースガロンの方がより適任だったのでしょう。そしてブレーザーが決めるのですが、まさかあんな使い方をしようとは……大きく背中を逸らしてぶん投げる様子からは野性味がこれでもか!と感じられて良かったです(笑。また、今回シールドを展開する描写もあったのには驚きましたね。てっきり攻め一辺倒なウルトラマンかと……
そして「今週エミの出番無いの寂しいなぁ……」と思っていたところへ「おーい、もしもーし、みんなー」とゆるっとした感じの呼びかけで一気にテンションが上がりました。「なんてね」の切り替えも素晴らしく可愛かったです!
そんなこんなで次回は市井の人々から見たこれまでの戦いの振り返り。趣向を凝らした総集編は良いぞ……