ひびレビ

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「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」を見て

2021-06-28 07:54:04 | 2021年アニメ
 2021年春アニメの「スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました」を視聴しました。

 20代で過労死してしまった主人公アズサは、女神様の計らいで不老不死の特典つきで異世界転生してから300年。スローライフを送りつつスライムを倒す日々を繰り返していたアズサはレベルMAXになっていた。
 そんな彼女の噂を聞き付けたレッドドラゴンのライカを皮切りに、彼女を母と呼ぶ双子のスライム姉妹ファルファ&シャルシャ、トラブルメーカーのエルフ・ハルカラ、蠅の王ベルゼブブ、幽霊のロザリー、ライカと因縁のあるブルードラゴンのフラットルテ…と、アズサの家はどんどん賑やかになっていくことに…

 といった感じで、優しくあったかい異世界生活が描かれた本作。主にハルカラきっかけで様々なトラブルに巻き込まれたりはするものの、スローライフに良い感じに刺激が加えられる程度に留められており、登場人物が不幸になることはなく、最終的には良いところに落ち着くので、安心して見ていられます。

 前述したライカたちに留まらず、リヴァイアサン姉妹のファートラ&ヴァーニア、幼い見た目に反して実は…なペコラなど毎回様々なキャラクターが登場し、どんどん家族や友人が増えていくのですが、その中でも特にお気に入りのキャラクターになったのはブルードラゴンのフラットルテでした。
 正直初登場時は「ライカのライバルかー」ぐらいの印象だったのですが、色々あってアズサたちと生活を共にするようになった際には、服が邪魔だからと全裸で駆け出すアホの子っぷりを披露…したかと思えば、吟遊詩人クク回では吟遊詩人に関して造詣が深いことが判明。ククの師匠のような立ち位置となり、最後には最高の音楽とメッセージを送るなど粋な場面もあり、一気に好きなキャラクターになりました。最終回のメイド衣装もライカに負けず劣らず似合ってましたし、願わくば2期でフラットルテの活躍をもっと見たいですね。

 また、その吟遊詩人回では各々の個性がよく分かる歌も披露されているのですが、ロザリーの歌はタイトルからして強烈なインパクトを残してくれました。笑っちゃいけないタイトルなんですけども、熱血!コマーシャル!みんなのうた!からのアレは意表を突かれ過ぎてダメでした(苦笑。

 最終回では、第1話との対比もあって、改めて家族や友人が増えたなーと感じさせてくれました。1人のスローライフも良いんでしょうけども、家族との賑やかなスローライフもまた素敵なもの。毎回温かな幸せと笑いを届けてくれた本作。ありがとうございました!
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