ひびレビ

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ミラーマン 第3話「消えた超特急」

2021-06-22 07:34:40 | 特撮
ミラーマン 第3話「消えた超特急」

 ウルトラマンは回れば何とかなる。ミラーマンも回れば何とかなる。そんな?第3話は特殊レーダーの開発者である前田教授が乗った超特急が突如として消失する事件が発生。あまりにも自然に、先頭車両からスゥーッ…と異次元に消えていくものだから、最初そこにトンネルがあったのかと思ってしまうほどでした。この他にもヘリコプターや自動車が同じように消えていくシーンがあり、いずれもさも当然のように消えていく様が非常に不気味でしたね。

 前田教授の奥さんは解放されたものの、インベーダーの目的はミラーマン。インベーダーにしてみれば目下最大の邪魔者なわけですから狙うのは当然だとしても、こうも早くから行動してくるとは。ミラーマンである京太郎、そして彼の正体を唯一知る御手洗博士が無言で見つめ合うシーンの緊迫感が良いですね…御手洗博士の、京太郎の身を危険にさらすことを望んではいないが前田教授は助けたいという複雑な心境が伝わってきますし、それを察して京太郎が何も言わないのが凄く良い…
 変身ヒーロー・ヒロインが「正体を隠す」のは、こういう時に身近な人物に心労をかけないためでもあるのだなと感じるシーンでした。

 そして今回京太郎=ミラーマンが相手取るのは暗黒怪獣ダークロン。人間の時はインベーダーにしては珍しくサングラスをかけていないな…と思ったら、まさかの事実が隠されていました。「パーティーグッズだ…」と思ったのも事実ですが、「サングラスをかけているのがインベーダー」という認識が早くも崩れ去った瞬間でもありました。こうなると眼鏡をかけている人物全員が怪しく見えてくるために、よりインベーダーの特定が困難になると…恐ろしい敵です。
 怪獣になってからはミラーマンと真っ向勝負!…かと思いきや、ここでも絡め手を披露。更には作戦が失敗した時のことまで考えていたようで…倒れた後ですら厄介な敵でしたね…

 毎度毎度インベーダーの戦略に驚かされっぱなしのミラーマン。京太郎もここに来て命を捨ててインベーダーと戦う決意をしていました。カッコよさよりも悲壮感が強いように感じました。
 果たしてこの先京太郎をどんな戦いが待ち受けているのか気になるところでまた次回。
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