ひびレビ

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仮面ライダー555 第7話

2019-06-03 07:49:46 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー555 第7話

 巧=ファイズと海堂=スネークオルフェノクの戦いに割って入った木場=ホースオルフェノク。戦いは巧と木場の痛み分けに終わり、海堂は木場の制止も聞かずに去ってしまう。
 海堂が向かった先は、かつて通っていた音楽学校だった。そこでの復讐を目論む海堂だが、そこには既にオウルオルフェノクによる犠牲者が出ていた。更にクリーニング店の客から「息子が家に帰ってこない」と相談を受けた啓太郎と巧もまた、同じ音楽学校に出向いており・・・


感想
 ぶつかることも多い一方で、「サイテー」「サイテー」「ね」で意気投合する真理と啓太郎が微笑ましく思えてしまう第7話。段々とこの関係性に慣れてきた私がいます。

 さて第7話冒頭では、前回から引き続き巧ファイズVSスネーク&ホースオルフェノクが繰り広げられることに。1対2という状況下でありながらも、クリムゾンスマッシュ発動までもっていける巧の戦闘センスが凄まじいですね。特にスネークに掴まっている最中に、ホースに向けて繰り出した蹴りがカッコいいのなんの!
 クリムゾンスマッシュが初めて敗北を喫したわけですが、足の先に発生している三角錐状のエネルギーって、ああいう風に飛んでいくんですね・・・てっきりパリンと割れるものかと。

 
 人間ではなく怪物として生まれ変わった海堂の目的は復讐。かつては天才ともてはやされた彼ですが、バイクのブレーキが効かずに転倒したところへ、通りがかった車に手を轢かれるという不幸な事故の結果、ギターが弾けなくなった模様。泣きっ面に蜂とはこのことか・・・とも思いますが、いくらなんでも出来すぎの事故だよなぁ・・・と(汗。多分、ここら辺ぐらいまではレンタルした分で見てたので・・・
 夢を諦めざるを得なくなった海堂。しかし部屋でギターにすがりついて泣くシーンや、自分と同じ指を持つ後輩の手を羨ましそうに触れるシーン、後輩の演奏に合わせて指を動かしたりと、一見破天荒そうに見えてその裏寂しい気持ちや繊細な心を押し隠している人物なのかなって。

 一方でクリーニング屋でありながらも皆を幸せにしたいと夢見る啓太郎は、悩み相談にも乗ることに。加えて真理は美容師としての第一歩を踏み出したわけですが、どちらも最初から順風満帆というわけにはいかず。 
 家出した息子にしても、夢に本気で向かっている。真理と啓太郎もそれは同じ。その一方で夢が無い巧の嫉妬は募るばかり・・・と、これまで以上に各々の「夢」に対する思いが描かれていた話でした。

 そんなこんなでまた次回。
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