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急に冷えた白州に

2023年03月13日 18時43分04秒 | 白州の四季
今日白州に帰って来ました。神奈川も冷えが戻った今日でしたが、白州は「寒い」です。風呂から帰って来て、薪ストーブ点けました。おそらく今回の滞在がストーブ最後でしょう。しっかり楽しんでおこう。 ドライブ 雨は相模湖から甲府市内までだったな。後は晴れ間が。
周りの山には いかにも「昨日の夜降ったんです」という雪が光ってます。白州はまだまだ冬を引きずってますね。でもミツマタが咲き始めてました。雪割草も去年より株を大きくしてたくさんの花を付けてた。(明日光の中で写真とるぞ。このために接写レンズ持ってきた) 他 庭にどんな「春変化」が出てるかはまだ未確認。これ 夕方の弱い光の中では観たくないんです。春のキンキンの光の中で確認したいんです。見つけた瞬間の感動が「月とスッポン」だもの。

そうでした。 気づきました。 この冬 「スノータイヤに履きかえないで越してみよう」だったんだ。 庭に積んであるタイヤを見た時思いだしたんです。帰還日に雪降ったら帰還諦めればいい でスタートしたんですが、「やっちゃったね」です。帰還を諦めた日はなかったです。
これで「地球を見た」みたいな事は言わないですが、(チラッと)やはり温暖化が・・・? 
明日からは暖かいらしい。 白州の春 いいぞいいぞ、楽しむぞ。
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グループLINEの心得

2023年03月12日 09時20分40秒 | つれづれなるままに
一昨日 僕が参加してるグループLINEでちょっと気まずい状況が発生し、僕が「たしなめ文」を出した という話です。こういう事皆さんも経験してると思うんです。発信した文章をそのまま紹介します。皆さんはどうですか。
このグループLINEはただ単に親睦目的の集まり、ここで仲間のことを知って・・・なんです。僕がLINEの操作を誤って、接写レンズで撮った桜の写真(2日前に紹介)をアップしちゃったんです。慌てて削除したのですが、「削除」をやったもので、自分のスマホからは消えたが、仲間のスマホから見えてる状態になっちゃった。正しくは「送信の削除」をやるべきだったんですね。
まっそんな失敗はいいんです。 ああいう写真に興味ある人もいて、一部の人で話が盛り上がった。そんな状況に「ちょっと私的過ぎるんじゃないか。個人的な話は個人のLINEでやるようにしては」と意見が来たんですね。その意見が載ってから、会話がピタッと止まったんです。
ここでいろいろ考え、意を決して書いたのが以下です。

  みなさん おはようございます。
  昨日のLINE進行がいい方向じゃないと危惧します。
  「僕は言わなくていい」とも考えてきましたが、
  やはり いいチャンスだと考え、敢えて書かせて頂きます。
  特に ○○君には考えて頂きたいと思います。

  ○○君のコメントが入った時点で交信が止まりました。
  仲間の中に「萎縮」感が生まれたと僕は感じてます。
  これではこのグループLINEの存在意味が無くなります。

  ○○君も書かれてますが、あくまでも親睦のLINEです。
  公的な責任権限、上下関係があるグループじゃないです。
  まだよく知らない仲間同士がより親しくなること それが目的です。

  その目的観は一緒なんですが、どう利用するかという点で
  ○○君の考えはちょっと厳しいんじゃないでしょうか。
  一番大事な事は 「いろんな価値観の人がいる」ということです。
  このLINEでどこまで書いていいか という点 
  それぞれが自分の基準をもって臨んでると思います。
  そういう大人の集まりだと僕は思ってるし、付き合ってます。

  「書いていいのはここまで」と規定するのは難しいし、
  そんな基準があると、かえって書き辛くなるものでしょう。

  昨日の会話進行は僕の失敗から始まりました。
  話ついでに「接写レンズ」の話まで行きました。
  さて、それがこのLINEの目的を逸脱したものだったでしょうか?
  むしろ、知らない人と少しは親しくなれたかな が僕の感想です。

  確かに、欲しくもない情報が入ってくるという煩わしさが発生も
  するでしょう。
  しかし、それがこういうグループLINEの宿命じゃないでしょうか。
  聞き流すか、自分のスマホ上で削除すればいいと思います。
  「そういう話題が楽しい」人もいる
  「そういう会話をすることで親しくなれる」人もいる
  そこをまずを認めないと意味がないように思うのです。

  ついでに話を大きくしますが、今の世の中 人と人の付き合いが
  希薄になってると危惧する意見が多いですね。
  スマホで1対1の交信で済ます傾向もその一因でしょう。
  スマホででもいい、みんなが居酒屋で話してるような雰囲気で
  話ができるんならやったらいいじゃないですか。

この後、○○君が 「そんな厳しい思いからじゃないんです。お話了解です。萎縮された方がいらっしゃったらすみません。」と書いてくれました。お互いにちょっとした誤解もあったようなんですが、グループ仲間の中が「雨降って地固まる」になればいいと思ってます。
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奈良オペラ チケット取った

2023年03月11日 09時43分05秒 | オペラに挑戦
5月19日に開催される奈良法隆寺伽藍での野外オペラコンサート チケットが確保できた。
夕方からの公演 終了後は宿泊が必要で、法隆寺近くのいい宿を見つけ、予約はしておいた。そこまで準備したって、チケットが確保できなきゃなんにもならない。
6日から会員への販売が始まっていて、希望してる席が売れてない事を毎朝NETで確認もしてた。さすが会員さん達ですよ、いい席をお求めになるんですね。僕が望む、よりいい席だけど、高くはない席なんて眼中にないようです。昨日10日の朝でも残ってました。「うん、ラッキー」で10時に早速エントリーしました。6席横に連続して取ろうとした中の1席が僕より早く取られて、この連続6席がダメになった。しょうがない、1列後ろの6席を希望して、GET。
大講堂の前に舞台が設置され、五重塔、金堂の間の空間で観覧することができる。しかも夜間 そこだけ煌々と明るい空間でイタリア人が演ずるオペラが見れる。夢のような世界だ。
今回の奈良行き、福井の同年友人夫婦とかみさんの妹夫婦も一緒することになったので6席なんです。予約してた宿が変わってて、1軒屋を丸々貸してくれるスタイルなんです。部屋は4つあるらしい、ベットが2つづつ設置されてて、鍵は部屋毎、トイレ、風呂は共同らしい。なんでそんな変な旅館予約したの?なんですが、法隆寺近辺で、コスパのいい宿ないんです。探してたらここにあたって、我ら夫婦2人で1軒の予約ができてたんです。となると、2人だけっていうのもで、同動者を探してさきの6人になったのです。
公演後 宿での宴会も楽しみになってきた。当然福井友人と妹夫婦は面識ない。その日初対面。でもいい夫婦同士だ、楽しく打ち解けられるの間違いない。いいぞいいぞ。
チケットが取れて、これで全てを決めにいける。行きのJR、翌日の行楽、次の日も京都あたりに泊って・・・ 楽しくなってきた。
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春 春 春 全部「春」

2023年03月10日 09時39分21秒 | 大和の四季
嬉しくなって、ウキウキしそうな写真を何点か。 嬉しい春です。

    昨日友人宅から頂いて来た桜「啓翁桜」。玄関に置きました。

その啓翁桜の花を「接写レンズ」使って撮りました。     

   庭のボケ。 こんな色見せられると、人間世界なんて・・・・。

 以前一度載せたサンシュウ。 今満開。              

  すみません、まだ飾ってあるんです。 こんなの若いお嬢様が見ると、「縁起でもない。行き遅れるじゃないの!」かも です。
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行政文書とは? 政治文化の欠如

2023年03月09日 08時12分38秒 | 国を憂う
この件はいつか表に出てきて、問題視されると予想してた。それが行政内の対立となって紛糾を始めてる。また これは安倍さんが残した負の遺産の一つ。 行政と国会が「政治文化の低さ、欠如」に想いを致し、この際検証をしっかりやってもらい、正すべきは正し、まともな行政に戻してもらいたい。 と表立っては期待希望を表明するものの、本心は「できんだろうな」と思ってる。こう考えちゃうところが寂しい。 毎回寂しい。
安倍さんがテレビ局に「報道の公平性を守れ」」と威圧せんがために、自民党のある議員に総務大臣(当時は高市さんだった)への質問をさせ、大臣から「不公平な所も見受けられる。規制も必要か。」の答弁を引き出した という流れ。しかもこの質疑をTVで放送される予算委員会ではなく、総務委員会でやった という話です。
この辺の事の流れを記載した文書が公になり、今の総務省はこれを「行政文書」と認めた。ところが高市当時の総務大臣は「捏造だ」と言い切ってる。捏造と言われた現総務大臣は「確認できてない所もあって」となんとも腰の引けた答弁。
これを「政治文化の低さ」という以外どう表現すればいいのか。 だからタイトルでは敢えて「欠如」とさせてもらった。
高市さんの図々しさ、総務大臣の頼りなさ どう決着させるのだろう。もう質疑は中断でいい。政府としての見解をまとめていただき、予算委員会で報告して頂く でいいでしょう。委員会の時間が無駄になる。そのまとめに疑問が残れば再度報告依頼です。
毎度毎度僕は思うんです。 新聞紙を筒状に丸めた棒でダメ政治屋の頭をパカ~ンと叩いてやりたいとね。新聞紙ならお笑いで済みそう、自作の銃だとヤバ過ぎ。
公文書の扱いに関する問題だと「森友問題」の「赤木さん自死事件」が思い出される。安倍さんがやった(国民がやらせた)「力の政治」の遺産だ。あの人によって「日本の文化」「日本の政治文化」が劣悪にされたと言って、間違いだろうか。
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技術はすすんでる。現役には勝てない。

2023年03月08日 09時27分13秒 | つれづれなるままに
今のNET世界で「こいう機能もあるだろうな」の推測はできるんですが、それを探しに行ったり、新しいテクの習得はちょっと億劫です。要するに歳なんです。でもでも、「あるんじゃね~」と推測できるところは「NET社会落ちこぼれ老人」までいってない証拠と思ってます。

ある集まりで資料作りをやることになりました。各自が知ってる、持ってる情報を収集し、時系列的にまとめ、1つの年表のようなものを創ろうとしてるんです。
「メールの添付」で最新データをやり取りして進める方法は即実行に移せる方法。まっ一般的に認知されてる方法ですからね。でも複数人が関係してくると、この方法には大きな欠点があって、だれが持ってるデータが最新なのかが解からなくなり、入力した情報が消えるということが頻繁に起きることが想像できる。だから使えんのでしょうね。
僕だからなのか、僕でもなのか WEB上に1つのデータを置いて、みんなでそこを更新しつつ、完成させる方法がいい と考えはつくんです。でもちょっと昔のパソコン人間ですから現存するだろう進んだ機能を知らんのです。こんな悩みを吐露したら、参加者の中の若いまだ現役社会人君から「岳さん これ使いましょう」と提案され、そのひな形まで作って教えてくれた。
NET上のサービスがどんどん拡張されてる中、こんなサービスがこんな簡単にできるようになってるんですね。驚きです。WEB上にEXCELデータ(原本)を作り、利用者はNET経由でここにアクセスし、直接WEBの原本を更新にいけるんですね。原本がWEB上のEXCELデータでも、操作法は普通のパソコン内のEXCELデータをいじるのとほとんど同じ、違和感無し。便利。
WEBでつなぐところと、データを共有にして解放するところだけがちょっと新テクかな。
我々の会 スマホでLINE、メール、電話がせいぜいという高齢者もいます。そうかというと教えてくれた若者もいる。そして僕のような中間的レベルもいる。できる人は効率的に進める、出来ない人の分は周りが代行入力するというやり方で編纂作業を進めて行くことになりそう。
現役には勝てないな 当然か そこを実感した昨日でした。
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また 地獄から天国へ

2023年03月07日 10時02分15秒 | つれづれなるままに
    高卒を迎える一番上の孫娘が昨日借りた袴衣装の着付けをしたいとお母さんと2人で我が家に来た。着付けの方は母親とばあさんの2人がYoutubeからの指導でどうにか形にでき、孫も満面の笑み。 いいね、「こうしたい」を実行して、楽しむ姿は。
高卒ということは、大学受験も進行中なわけで。 推薦枠で受験したB大学は残念ながら落ちてる。残るは本命のA大学だけなんだが、実はその発表が昨日の午後2時からだったんです。そんな日に着付けなんかやって、キャッキャキッキ喜んでる。何か変。 自分から宣言もしてたんだが、「今年はダメよ。浪人して・・・」を本気で決めてるのか と見てた。結局我が家では発表を調べることもせず、笑いながら帰って行った。
家に帰り着いたろう時間から数時間経っても、何の連絡も無い。かみさんとは「やはりだめだったんだろうな」と話しながらも、こっそり本人に「おいおい、連絡ないけどダメだったのかいや? うん、そこがあんたのスタート がんばるのが人生だよ」とどっちでも激励になるような文面を送って、探りを入れた。 直後家族12名のグループLINEに「○○大学合格しました。」と書いて来た。家族全員の爆発が感じられるメールが飛び交う。一機に話は進展。近々お祝い会やろう。何食べたいの? 中華料理がいい。 で空いてる日は。 僕がこれから13名の予約をすることになった。いやいやこんなの何の苦でもない。その場をこんな風にしてやりたいと考えながら店探すのも楽しいものです。
一夜明けた今、印象に残ってるコメントは親父である息子のもの。僕が個人宛に月並みな祝辞を送ったのに対して、「いい子です。」「25年前の親の気持ちが今解りました。」と返してきた。それに僕は「娘に『いい大人』に成長させてもらったね」と返してやりました。
志望学部は金がかかる、でもそんな負担はかけられない、私立は受けない、国立だけ、と決めて挑んだ娘。父親はその気持ちがわかってたんだろうな。励ますしかなかったんだろう。
素晴らしい孫だ。いい息子だ。  そしていい家族だ。
孫娘は地方に下宿することになる。今からたまには訪ねて行って、飯でも食わせてやるのを楽しみに思ってる。孫娘はこれから弾けた数日を過ごすのだろう。髪の毛は染めないらしい(父親は合格した日に髪を真っ赤に染めたんです)。ピアスの穴は空けるよと言ってた。
彼女には最高の高校生活だったし、それを自分の努力で掴んだよな。一生付き合いそうな友もできたらしい。3年前入学した時「一生の友を作れ」が僕からの激励文だった。
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器用貧乏

2023年03月05日 09時21分29秒 | つれづれなるままに
一昨日公演やってきて、昨日はもう早速ボエーム・テノールに取り掛かる。  
しかも声が出ないだけで詞もメロディーも消えてない。自分でも「大したもんだな」と思うんですよ。 そう思っても許されるほどに上手くやってるよな。
そのあたりからだんだん自分を見つめる思考に入って行って、このあたりに落ち着いてきた。要は 僕って器用貧乏なキャラだな ってことです。
遠い過去、高校生の頃からそんな自覚があったような。今だに記憶してるのは体育の授業で「やり投げ」があったんですよ。あれって助走から投げる動作に入るまでのステップ切替は難しいんです。僕は教わりもしないのに、最初っから当たり前に切替ができ、しっかり投げられたんですね。あの時から「そういえばなんでもサッとできるな。オレって」だったんです。
スポーツの世界では何やってもできたな。人並みよりちょっと上手く。会社時代は社内大会の華でした(自分で言うのも変ですが)。何の競技でも「うちでやってよ」と勧誘されたな。サッカーじゃ「あそこに岳いるからな」と言わしめるほどだった。社内優勝経験も幾度と。でもここが大事。なんでも「人並み+&」でできたんですが、どれもこれもそこから上の能力に発展することはなかったですね。努力しても絶対伸びないタイプだったんです。ここを称して「器用貧乏」と言うわけです。
一般学業もそうだったな。「いやいやあそこは努力しなかったのが大きいのでは?」と知ってる人から指摘受ければ返す言葉はないのだが。美術の世界は例外。ダメだったという意味。ここでは御幼少の頃周りから「下手ね」と言われたのがトラウマ。「向いてない」と決めたような。
音楽ね、これも器用貧乏だろう。ギターの弾き語りなんかも人前でやった経験があるほど、「人並み+&」だと思うが、そこ止り。そうだな、今はまってるオペラも多分そうですよ。「できるが、ここまで」なんだと決めてるところがある。
うん、しかしそういう自分だと解っていれば、諦める努力はいらんね。「これがオレの実力」と最初っから高望みしない気楽さがあるじゃないですか。
そう考えると「器用貧乏」って案外生きやすいキャラなのかもしれないな。

追記になりますが、写真は一昨日の本番風景です。話したいのは 譜面持ってるでしょう? 当初は譜面無しとの話だったんです。ところがGP前の発声練習時に「持ちたい」の希望が多く、強く出たので、変更、譜面持ちましょう となりました。
僕にとっちゃ逆に煩わしさの増加です。 持つとなったら全員持って「美」を演出ですわね。 僕は譜面見て歌える能力が無い人間です。五線譜見ただけで歌える人が信じられないです。
だから僕にとっちゃ、歌うとは=暗譜であるべき なんです。譜面は邪魔物でしかない。でも全員持つとなったら持つしかない。結局配布された黒いカバーだけ持ってるのです。見もしないのに、見てるふりをせにゃならん。煩わしいって言うのよ。
ここは器用なのかね、それとも不器用なのかね?
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地獄から天国 青天の霹靂

2023年03月04日 08時41分45秒 | オペラに挑戦
昨夕大過無く歌いあげてきました。いろいろあって大変苦労したけど、乗りかかった船、やれるだけやって楽しもう、それと1人バリトンの責任みたいな感情もあったしな。

地獄から天国 青天の霹靂。 本番当日に助っ人バリトンさんが来てくれました。アルフィオを歌うはずだったイタリア人が来日できなくなって、合唱バリトン予定だった方がソリストへ。結果合唱バリトンは僕一人ということになった訳だが、そのソリストさんが友人に声かけてくれて、急遽助っ人をお願いしたようです。
ところがなんですよ、この助っ人さん お互い顔合わせた途端、お互い「えっ!」だったんです。「なんで岳さんここにいるんですか?」 「君が助っ人に来てくれたの」 「良かった、バリトン仲間が知った人で、当日参加でどうなるかと」 そうなんですよ知人だったんです。それも昨年の座間でカヴァレリアをいっしょにやった人だったんです。僕にしてみれば「地獄住まい」が「天国住まい」に変わったようなもの。「大井川を歩いて渡れ」と言われてる所に蒸気船が来たようなものです。まさに「大船に乗った」気分でした。楽になったね。そして歌が良くなったね。失敗もへったよな。

イタリア人マエストロ 一昨日の夜8時頃(日本時間)ローマを発って、昨日の11時頃日本着。3時からGPと称して、全ての調整。練習前の会場ですれ違った時に「チャオ」と「Good morning」だけ声かけました。イタリア人らしいなんか濃いっていうのか、ハンサムな若者でした。最初で最後の調整もオケ、合唱をグイグイ引っ張って行くような。 熱血漢でした。

オケの音 一昨日の音と全く違うのに驚きました。会場の響きのせいなのか、マエストロの表現させ方なのか、僕には別のオケかと思わせるほどでした。3日程前の音は何だったの? です。 GPでこの音聞いてテンション上がりましたね。うん、これはいい演奏会になるかもの予感。

   「渋谷区文化センター大和田 さくらホール」が会場でした。  
ステージは指揮者がいて、オケがいて、ソリストのひな壇があって、その後ろに合唱のひな壇 というスタイル。740人収容のところに400人程のお客さんが来られた公演でした。
写真はGP前の準備時の1枚です。

藤田(トゥリッドゥ役)さんが動く 当初は5人のソリストもひな壇の椅子に坐って、歌う時は立つという想定だったよう。GPスタートはそうでした。ところが、進めていくうちに、ソリストさんの中に(おそらくですが、藤田さんでしょう)「これじゃもったいないし、もう一つ乗れないよね」の相談が始まったようです。GP途中に椅子を片付けました。ソリストさんが少し演技をして歌うように変えたのです。さらに、このタイミングでだれだれがここから登場、ここでこっちにはける そんな演技を5人で構成し、GP最中に追加してったんです。うしろの合唱雛段でその変化をみてた僕は嬉しくなりました。「オペラなんだ、最低でもそこまでやって聴衆を引き込むべきだ」と思いましたね。マエストロはなにも言いませんでしたね。それより、歌が良くなっていくのを感じ取ったんじゃなかな。一昨日藤田さんとの雑談の中で「こういう小さい公演ではみんなんで作っていける楽しさもあるんだよ」と教えてくれた。それをまさに実践してた。
今回の公演は字幕が無い。開始前に落語家さんのおもしろおかしい解説があったんですがね。でもお客さんには理解しづらいはず。演技が付けばさらにさらに解るじゃないですか。良いぞいいぞです。 そして、この提案にその場で食い付いて行けるソリストさんの演技力 これも凄いですね。 ほんとのプロを見た感じでした。 良い経験だった と言えます。

さて僕の公演は ですが 大船に乗りましたからね、「ほぼ完璧」と評価しておきましょう。ミスも許される範囲だったと思います。真に1点の反省、悔やまれる事は「今回もあそこ ピタッと出れませんでした」というもの。この歌うたったことある人ならこれだけで解るほどの「合唱ポイント」があるんです。村人が感謝祭で陽気になってる広場にアルフィオが入って来て、「やぁ みんな」と挨拶くれたあと、村人が一斉に「やぁ、アルフィオじゃないか」と挨拶を返す場面。非常に難しい絶妙なタイミングで歌い出す、しかもフォルテで。歌う方もおっかないところなんですよ。 僕はこれまでジャストフィットで歌えた記憶がありません。昨日は半テンポ早かったはず。女性で1人1テンポ早い人がいて、僕と同じフライングが数人いて、ジャストがいて、半テンポ遅れが1人(事後自己申告)、歌ってる自分でもいろいろ聞こえました。瞬間マエストロの顔がゆがんだのを僕は観ました。まっ思い出思い出。
自分なりにはよくやったよ。1週間でテナメロディー消して、バリトンメロディーに置換したものな。よくやった。立派、自分で褒めたいね。 これもいい思い出。
閉演後若い人達の集まりがあったようですが、参加せず、サッと帰って来ました。話合うはずないし、おじさんは疲れちゃって、早く寝たいのよ でした。

これは悪影響か さっこれで責任からも解放されたし、本業にもどらなきゃ。1週間よっこしてた「ボエームテノール」を復活させないとまずい。 で早朝散歩時に音源聞きながら復習開始。さすがに詞とメロディーは消えてませんでした。それほど十分に記憶されてた ということでしょう。 ところが声が出ません。歌えてた高さがです。どう書けばいいかですが、これまで「縦緊張で鍛えてた喉」を「横緊張の喉」に作り変えてしまった そんな感じかな。高い音が全て無意識のうちに裏声になっちゃうんです。
座間の先生(ヒロ君)が「バリトンで歌うことになった」を伝えた時、「無理するな、声出なくなるぞ」と注意をくれたんです。 そんなことないでしょう と高を括ってました。今「これが先生の注意の事実かな」と考えてます。このままボエームもバリトンに変わるか まで思ちゃう。まっそんなことはしまあせんがね。もう一度発声練習からやり直せば、戻るとは思ってます。喉の筋肉を作り直しです。
今週はほとんどフリー、のんびりしながらも発声をやろう。 長くなった、終了編だからいい。
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さっ 今日夕方本番

2023年03月03日 08時27分41秒 | オペラに挑戦
とうとう、いや、 なんだかんだ言ったって今日夕方舞台で歌います。 もうやるだけ。
昨日練習でいろいろあった。 自分の記録も兼ねて列挙形式で中身薄くなるけど、綴ります。

まず歌そのもの。 オケとの通し稽古、3か所で落ちました。(歌えなくなること) 油断が2か所、もう1か所は勉強不足。但し、昨日書いた4曲目の「解決和音」は完璧。どこかの修正が効くと、出来てる筈のどこかが落ちる こういうもんです。ただただ反省は「ゆっくり、落ち着いて、練習時のペースで、最後に自信をもって」と言うことに尽きる。
難しい3曲目の中間以降にバスがソロで合唱をリードする所があります。バス僕1人でまさにソロですから、ここは落ちられないを真剣に考えてたら、その前で落ちた。でも大事な箇所は持ち直せましたが。 まっ「落ち着いて」だ。

今日本番でバスが1人来るらしい。嬉しいような、「今更?」でもある。 僕より上手ければいいけど、上手くても流れが狂うようだと僕のペースまで狂う。それはまた上の失敗につながる。今日彼が来たらちょっと雑談して、意思疎通が大事かな。

イタリア人マエストロ 11時に来日できるらしい。練習中の会場に電話が入り「今ローマの空港。搭乗する。11時に着く」とのこと。皆さん喜んでたが、そうか? 今更あわせられるかな? 今助けてくれてる指揮者さん「ひょっとしたら俺が本番を」と考えたでしょうね。やりたかったのか、怖かったのか? 合唱、オケが喜ぶ中、1人浮いてたような。可哀そう。

藤田さんと雑談 座間は座間としてりっぱな活動してる。運営形態で考えれば一方のスタイル。今のこの団体は座間と正反対の団体。だから岳ちゃんは今いい勉強してると思う。目的はオペラの普及、その時やり方はいろいろあるし、そうしかできない団体だってある。 一概にこういう団体を否定するものでも無いよ。これならこれで「皆で作る」が大事になってきて、それも今の日本でのオペラ普及の形態だと思うよ。
通し稽古の後、藤田さんが多くの経験を持ってる先輩として、オケ、合唱にマエストロが変わるということから想定される変更への心構えを指摘されてた。 うんこれが「皆で作る良さ」なんだろうな。

ローラ役のソリストさんと帰路で雑談 当財団は1週間後に大阪で同じコンサートを計画してる。そこでローラを歌う平野さんと言う方と話しができた。東京公演では合唱団に入ってるのです。まず彼女の凄いのは KO大学院工学部卒、それから声楽の勉強、その後オペラの世界にという経歴なんです。「なんじゃそれは!」じゃないですか。 さらに椿姫の時の座間ソリストオーディションに参加したとも言ってた。近い近い。 ヒロ先生も知ってたし、瀬山マエストロも知ってた。
彼女から聞いた嬉しい話。僕が最初に顔だして、「バリトン歌ってよ」と会からたのまれた経緯を聞いていたようで、「凄いなこの人、そんなことできるの?」と不安を感じたようなんです。ところが、日に日に歌えるようになって行くのを驚きで聞いていたようのです。直接「ほんとに凄いですね」と尊敬されちゃいました。聞いてくれてる人はちゃんと聞いてくれてるんだな。僕が座間のメンバーと知って、「なるほど」とまでは言わなかったけど、納得はしてくれてた。
今日余裕があったら、知ってしまった彼女の学歴、経歴で話をしてみたいな。人は面白い。

オケが大人数でした。 昨日オケが大人数になってました。鐘、ハープ、ティンパニー、ドラ、なんかいろいろ増えて、倍増。 重厚感みたいなのは出てきたが、音そのものは「寄せ集め」感がぬぐえないままですね。

今日は2時に渋谷の会場入り。真マエストロでGP。6時半開演。 9時には終わるかな。
コンサート形式らしく、衣装は全部黒で統一。上半身は黒のシャツだけ。合唱団は後方に坐ってるようです。歌う時に立ち、また座るを繰り返すんですね。
僕としては好きでない形式。緊張するし、どうも力が出て来ない。4番目の合唱曲なんか 酔っぱらってる場面なんだから動いた方がテンションあがるんだがな。自分のスペースの中で酔っ払いましょう。  要は「楽しく、落ち着いて歌う事」を心がけて です。
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