goo blog サービス終了のお知らせ 

オケで歌う

2023年03月02日 09時26分07秒 | オペラに挑戦
昨日オケの音で歌いました。初めてオケの音を聞いたのですが、合唱同様今回集めた「にわか作り」のオケでした。だから決していい音ではない。それと、非常にこじんまりしたオケでした。
結局全てを短時間でかき集めて「にわか作り」で開催される公演のようです。なるほどこういう音楽公演もありで、成り立つ世界なんか の感です。観る側も「見定める」力を持ってないと ですかね。音楽業界にある「闇の世界」を覗いてるようです。 
なんでこんな公演が成立するのかを考えますね。理解しつつあるのは「財団」だということ。
文化活動を実施し、社会文化を向上させる目的の組織でその運営資金は官から出てますね。利益を目的にしてはいけないんだが、年単位で活動内容をチェックされる。だからきちんと活動しないと翌年のお金が頂けないという縛りもある。そういう運営母体なんですね。だいぶ納得できる運営実態です。 こういうのもあるんだと勉強しました。

さて僕の歌 昨日はもう「完全暗譜」で歌いました。歌えない所、不安な所が明確になり、この時期まできたら一番いい練習法ですよ。1、2、3番曲(4つの合唱曲の)は80点はあると思います。今日の練習で90点は行きますよ。そこまでいけば合格でしょう。後は「それらしい雰囲気を作ること」で+&をつけましょう。
4番目の曲 昨日の朝から猛練習なんです。一昨日の練習時に隣のテノール君と歌ってて、どうもハーモニーにならない。同じ音を歌ってるように感じてはいたんです。テナ君は「自分は正しく、このおっさんがズレてる」と聞いていたんでしょうね。でも一応先輩だから(僕が)注意はしなかったよう。いやいや、僕だって「自分は合ってる」と思ってましたよ。で、昨日の朝から「再確認」。 ありゃ! 違ってんじゃん。 私がテナの高さで発声してました。
ちょっと専門的な言い方で。 フレーズの終わりのところで美しくハモルこと多いですよね。たいていの場合テナはその小節の和音の主音を歌う。一方バスは属音で歌う。たとえば「ドミソの和音」だと「ド」をテナが、下の「ソ」をバスが でハモルんですね。主音で歌う方を「解決した和音」と呼ぶらしいんです。 今回発見した誤りは問題の所はバスが「解決和音」だったんですよ。僕が勝手に「オレはバスだ、未解決音でしょう」と決め込んでたんですね。
バッチリ解かったんですが、解ったがために逆にその音に向かいたい気持ちが強くなりすぎて、かえって中途半端な高さになる。素人の悲しい性ですは。 ここなんですよ、僕がいつも言う「歌いまくって、脳に染み込ませる」しかないんです。今日日中ガッツリやりますよ。
「大丈夫、出来る、今までもやってきたし、やれたじゃないか」  自分への発奮です。

後 昨日嬉しかったこと。 昨年9月の公演でトゥリッドゥを歌った藤田さんが今回もそのトゥリッドゥを歌われます。昨日初めて会いました。練習の合間にこちらから挨拶に行ったら、覚えてくれてました。「座間の人は他には?」「座間の人がもっとくればいいのにね」と言ってくれました。嬉しいですね。
今回のソリストさん サントゥッツァは聞き応えあります。上手だと思います。ローラさん まだお声聞いてません。ルチアさん 上手い人とは思いますが、いかんせん声が若い。ルチアはトゥリッドゥのお母さんですからね。昨日帰りに「若いお母さんだね」と声かけたら、「あの息子はもらい子なのよ」と返ってきました。アルフィオさんはかわいそうなんです。予定ではイタリア人が来日して歌う予定だったのが、急遽来れなくなっての代役なんですよ。さらにおかげでバリトンが私1人という状態になったという、僕も被害者ということです。
まっ練習も今日の夜で最後、明日夕方から渋谷で本番。どの程度の公演になるかは「推して知るべし」です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする