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沖縄 素晴らしい結果

2019年02月25日 15時01分02秒 | 国を憂う
辺野古移設の賛否を問う県民投票 県民の民意が正しく表現されたものと見てます。その意味で「素晴らしい県民投票だった」と思います。
  辺野古移設反対 43万票(72%)  賛成 12万票(19%)  どちとも言えない 5万票(9%)

僕が一番良かったと思う点は「どちらとも言えない」が10%に達しなかったこと。これが3割にもなったらこれからますます中央政府との「泥仕合」を見ることになっただろうから。戦後いろいろ苦汁を強いられてきた沖縄県民、さすがです。賛成・反対 自分の意見をもってました。

さてこういう結果になって僕が一番に思うことは「おい、安倍さん どうするんだよ」ではないです。それは2番目です。「本土の国民が自分も関係してる問題だと捉えたうえで、沖縄県民と同じレベルで自分の意思を表明すること」だと思うのです。そうしないと政府と沖縄の泥試合は終わらないでしょう。いや、こういう結果になったが故に増々出口の見えない戦いに進展するんじゃないでしょうか。沖縄県民が出した「答え」は「政府に向かって」だけじゃないと思います。「本土の国民よ! お前の問題だぞ、考えろ」と突き付けてるんだと思います。我々本土の国民がまず真摯に受け止めなきゃいかんのじゃないですか。本土国民からも賛否の意思が聞こえてくることで事は進展し、解決の道が見えてくるんだと考えます。

さて政府への注文ですが。ここまで「いやです」をはっきり言われたんですから、やりかたを変えることは必要です。「真摯に向き合う」というフレーズがお好きですが、これまで「真摯に向き合ってこなかった」のは事実でしょう。「真摯」の意味を再考し、真摯な向き合い方に変えていくのは絶対必要です。そして今回の反対者の2割から3割を賛成者に変える努力をしてほしいですね。それが民主主義です。「投票には拘束力は無い」からと今の路線で走るのは「真摯」じゃないです。そして政府にこういう変化を採択させる力は先に書いた「本土国民の民意」じゃないでしょうかと言いたいです。

僕はもう少し夢想してます。今回の「沖縄県民投票」 安倍さん扱いを間違うと「終わりの始まり」になるんじゃないかと思うんです。辺野古はすでに「土砂投入」という「強引な既成事実作り」策を見せつけてます。さらに今後埋め立てが予定されてる区画の「軟弱地盤、設計変更、費用増大、工期延長」(これ並な大きさじゃないですからね)が明らかになってます。これをどうやって承認させていくのか。「力づく」ってわけにはいかんでしょう。県民の意思がこういう形で表明されてますからね。
安倍さんの場合ここんとこいい話は一つもなく、加点要素0です。むしろ減点要素ばかりだけに、ごまかしようのない辺野古問題で扱いを間違うと一機に「褪める」ことにもなりかねんと考えるんです。ここには「期待」もたくさん入ってますがね。

我々も考え、意見、意思を表明していきましょう。
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久しぶりの歌練報告

2019年02月24日 16時43分41秒 | オペラに挑戦
昨日2月2回目の歌練に行ってきました。トスカの合唱部は一通り教わり終わってて、「今日の重点部」を決めて徹底的(まだそこまでじゃないかな。60点程度でも何となくOKが出てる感じ)に特訓されてます。
「トスカ」の合唱のポイントが解ってきたように思います。歌う量は少ない。でも「トスカ」独特の難しさがありますね。いままでこなしてきた作品にはない難しさです。自分でもそういう所が少し解るようになってきたのかも知れない。
難しさのポイントは2つです。 一つは「軽く歌えない」ということ。もう一つは「バスパートは高音部が多い」ということ。
「軽く歌えない」とは作品が人間の醜さによって起きる裏切り、殺人をテーマにしてるので、例えば「ボエーム」のように「クリスマスイブの街中の雑踏」とか、「道化師」の「芝居を見ながら冷やかす場面」のように「陽気に歌える」歌はないんです。教会でのミサの場面も歌うし、(これは舞台裏で歌うんですが)舞台で起きてる恐ろしい場面を醸成するような歌でないとだめなんです。それなりの荘厳さ、重さ、暗さをにじませる合唱てないとだめなんです。要するに「最高に美しい(はずれたテンポ、音、音色が許されない)合唱」を要求してるんです。
もう1つの「高音部が多い」というのは「高い方のド、レ、ミ、ファ、ソ」で歌う箇所が半分程あるんです。僕は上のミあたりまでかな、自信もって出せるのは。それも発声する母音によっては怪しいんですが。
こういう楽曲だから先生ももう一度発声の基礎から神経使って教えてるんだと思う。練習の前半半分は発声です。歌に入っても発声の乱れは執拗に指摘を受けてます。
美しい(先生が求める)発声ってできないものです。どうかした瞬間に「その声だよ」といわれる声が出ることがあるんだが、どうしたから出たという理論になってない。このトスカを満足をもって歌いたい。そのためには自分の発声法を改善しないとだめと解ってきた。体全部を使って声を出さないといけない、サボってはいけない、丁寧にを常に意識してないといけない そんなところかな。
「その声、その声」と言ってもらえるんだからできないんじゃない。要は意識下で常に出せるように訓練していくことだろう。

解るようで解らん教え
 「高い声を出す時横隔膜は下がる感じ、低い声の時は上のほうだろうけど、そんなに意識しなくても」
あ~ぁ 難し。
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もう春でいいかな

2019年02月20日 08時38分31秒 | 白州の四季
         

今朝は暖かいです。想定通り。 朝8時で外気9℃あります。 「もう春でよくない?」と言いたい。
昨夜は一晩中雨。おかげでスーパームーンは見れず。(今晩に期待)  地面、空気中の湿気と気温が高いせいでしょう、「霞」がかかってます。これがまた春を感じさせます。
ちょっと脱線。 「霞」を調べました。「気象用語」じゃないんですね。細かい粒子(水だけじゃない、煙でもいい)がただよって、遠方が見えづらい現象なんだそうです。でも俳句では「春」の季語だそうです。
8時半には強くなった陽射しで霧散して、今はすっきり「春晴れ」です。体がムズムズ。さて何すっか。
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福寿草だ !!

2019年02月18日 15時24分51秒 | 白州の四季
気持ちよく暖かい白州に戻って見たら福寿草が咲いてるじゃないか。 これは驚き。

    去年一昨年のblogを調べてみよう。

2016年は2月26日に写真があった。2017年は2月21日に写真が上がってる。昨年は3月14日にもう終わり頃の写真があった。
ということは「早い」ということでもなさそう。 あっそうでしたか。「春への待望感」が強いってことなんだろうね。嬉しくなって、暖かくなった気分になっちゃう。
まっなんでもいいや、春の兆しがしっかりありましたよ。  陽射しもしっかりあって、暖かいです。家に入るとまずストーブを点ける作業なんですが、今日はいつでも点けられる準備まで。風呂から帰ってきて6時頃に点ける手はず。
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オルテガ「大衆の反逆」お薦め

2019年02月12日 15時27分47秒 | つれづれなるままに
今月の「100分de名著」でとりあげた本です。この11日で全4回の半分が済んだのですが、その気になったらNHK出版の教材(560円)を買って読んでください。
オルテガとその著書は初耳でしたが、予告を見た時、「ひょっとすると大きな『解』があるかも」の予感がありました。また解説してくれる中島先生は以前から政治評論、世相評論で注目してる方だというのも大いに響いた。

僕には「なぜこうまで独裁者風な首相が支持率も下げずに権力の座に居続けらるのか?」「世論調査をやるとどうして『どちらとも言えない』という解が多いのか?(例えば沖縄の土砂埋め立て問題、ここまできたら賛成、反対の意見をしっかり持つのが社会人としての責任でしょうと思うのですが)」等の疑問がくすぶってます。まだ2回ですが、この本は予想通り大きな解をくれそうです。

「大衆」=自分が意味ある存在として位置づけられる拠り所のような場所を持たない人間。

産業革命以降労働者が都会に集まり始め、「大衆」が生まれ出した。その後全体主義の時代を経て、ますます大衆化した人間が増えて行った。大衆が世の中の大半になると、大衆でない人間を排除し、自分達が正当であると振舞い出した。そして現代は「大衆によって押し流される」時代だと説いてる。
一方、社会と個人の関係においてはまず個人がいて、「個人の自由」が絶対的に尊重されるべき事。そういう個人が集まって社会を構成する以上他人の自由も認める精神が必要。つまり「寛容」が大事で、民主主義とは寛容であると説く。よって民主主義はめんどくさいシステムで、しかしこのめんどくささを割愛した瞬間に民主主義は壊れる。  「その通り」、納得するね。

ここまでにしておきます。解説しきれませんし、まだ全体の解説を受けたわけじゃないですから。だた、ここまでの解説で「自由主義」「民主主義」「立憲主義」「保守とリベラル」などの定義というか、捉え方も納得できるレベルで教えられたと感じてます。

「大衆」になってはいけない、というのはこの2回でも理解できました。じゃそのためにはどうしろというのか、社会は変われるのか そのあたりをどう説いてるのかが楽しみ。「自分の思想」として整理できれば嬉しいのだが。 うん!間違いなく名著でしょう。
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アヴェ・ヴェルム・コルプス

2019年02月10日 19時38分36秒 | オペラに挑戦
この表題であれと連想できる人はなかなかのクラシック通ですね。モーツァルトが作曲した讃美歌(他の作曲家も作ってるのかな? 詞が存在してて、それに幾人かが曲をつけたんじゃないかな)で、作品番号618番です。50小節ないラテン語の小さい合唱曲です。

今日これを教わってきました。というもの大和のオペラ団体が1月に昨年の企画の発表会を終え、次の企画を発表するから来いよと誘ってくれたんです。5月にミニコンサート、来年の春にモーツァルトのレクイエムを合唱するという計画でした。僕としてはレクイエムに挑戦してみたい気はあるのですが、座間のオペラがどうしても重なる事、「譜面持ち込みで歌っていい」と言われても譜面見て歌えるタイプじゃないから全曲暗譜することになる事、この2つを考慮した時参加は難しいだろうなと思ってはいるんです。でも誘ってくれたんですから顔くらいはださないとわるいと思っていったんです。そしたら5月のコンサートで歌う1曲としてこれを練習しましょうとなり、教えてもらうことに。
綺麗な曲ですね。1.5時間ほどで4声それぞれ全曲教わって、最後にはまがりなりにも全体合唱をやって、気分良くなって帰ってきたのです。これくらい有名な曲だと経験者も多くいて、歌えるものですね。
でも難しい曲です。ベートーヴェンの第九と一緒です。メインメロディーの美しさに「歌えそう」と思うのは素人さんです。楽譜には♯記号と♮記号が随所にちりばめられてます。でも短いから独学でもどうにか歌えるようになるのではと思ってますが。
結局これで今回も企画に参加しないとなると「この楽譜をただで頂いた」と言う事だけになりますが。やはり参加は難しいだろうな。
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最強の寒気団

2019年02月09日 17時56分32秒 | 大和の四季
「地球まだまだ異常じゃないよ」と思いつつぼくの不安を読んでる人も、この1週間と今日の寒気団を知っちゃうと少しは「変だよな」と思いますよね。 4日か5日前は「4月中旬の暖かさ」だったんですよ。それが今日関東まで南下してる寒気団は「観測史上最強の」らしいじゃないですか。北海道で-30℃に達したとか。(最低温度の日本記録は-40℃ほどじゃなかったかな)

     

暖かい日があっただけに今日の寒気は厳しかったですね。こんな日に横浜に出かける用事がありました。最初は長靴で行こうかとも思いました。でも10時頃の降りが予想ほどじゃないし、降る量も少な目に変更されてるで、普通の靴で行くことに。この点は正解でしたね。大きめの傘をもっていったのですが、こちらの方は不正解。使うこともなく、ただ持ち歩いただけ。
家に帰りついてから降り出しました。予報よりだいぶ遅くなったし、量もグッと少ない予想にかわってます。でも冷え込みは夕方になってさらに厳しくなったよう。まだまだ冷えてくるんじゃない。
「風呂は辞めよう」となりました。こんな日は暖かくして早く寝るのが一番です。
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2人そろって討ち死に

2019年02月06日 08時07分01秒 | つれづれなるままに
残念でした。師弟そろって負けましたか。 師の杉本さん、弟子の藤井君 将棋の世界です。
「順位戦」いろいろ記録ずくめの勝負だったようで。昨日は朝からこのニュースが唯一の明るい話題で報道されてた。
僕(将棋は全く解らず)としても両者が勝ってこの陰鬱な世相にパーっと明るい光を送ってくれることを期待して、なんとなく気になってた。夕方6時でも「まだ奮戦中」。「9時のニュースでは結果でてるだろう」と読んだが、ここでも「まだ両者戦ってます」だった。
10時のニュースでも結果が出てない。本人たちはもう12時間も戦ってる。将棋指しも楽じゃないね。 ここで朗報をあきらめ、「まっ勝んでしょう。明るい話題がもたらされるだろう」と思って寝ることに。
ところが朝一番、「両者負け」のニュース。 ガックリ。 改めて「明るい話題と期待してた」自分の内側を覗き見た感じ。そうだよね、これだけ「辛くなるニュース」ばかりだと。 たぶん僕1人じゃないよ。日本中が期待してたんとちがうかな。

  ・10歳の我が子の虐待、死亡。 公共(教委会、児相)の対応ミス
  ・毎国会で起きる行政側の失態。何が本職か見失ってる国会
    (毎回違う失態って、計算されて作られた論点外しの策じゃないのと思うくらい)
  ・薬科大女子の初対面殺害
  ・トランプさんのいつもの言動
  ・ちょっと下火にはなったがゴーンさんの金権亡者ぶり
  ・英国のEU離脱
  ・春節休みで中国から大挙入国してるようで、観光地は儲かるだえじゃないらしい

暗すぎると思うな。より悪くなる絵は見えても、良くなる道はみえてもこない。
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異常に暖かい

2019年02月04日 07時14分43秒 | 大和の四季
予報が出てたのでそれなりに薄着で散歩に出た。 が、暖かい。 帽子をとり、マフラーをとり、フリースを脱いで歩いてきた。散歩常連さんとの挨拶は「今日はあっついね」「気持ち悪いね」、皆さん何がしか着て出た衣類を手に持ってる。
今8時外12℃あります。日中18,19℃、4月中旬の気温になるらしい。変に汗しないように注意だ。こんな時に油断すると風邪ひくのが常。
来年の今頃、「去年異常に暖かい日があったよな」となるわけで、その時「2/4の朝でした」を検索するために書いておかないと。それくらい異常に暖かい立春の日です。
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久しぶりの生オケ

2019年02月02日 21時26分20秒 | 音楽鑑賞
今日午後ほんとに久しぶりの生オケクラシックの鑑賞に行って来た。 NHK-FMの番組「ブラボー! オーケストラ」の公開録音プログラムが座間であり、無料で入場させていただきました。当然応募、抽選の結果ですよ。
  指揮   円光寺 雅彦
  チェロ  辻本 玲
  管弦楽  東京フィルハーモニー交響楽団

  プログラム  ヴォーン・ウィリアムズ作曲   グリーンスリーヴズによる幻想曲
         エルガー作曲          チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
            (ここで辻本アンコール  「鳥の歌」)

         モーツァルト作曲        歌劇「魔笛」 序曲
         モーツァルト作曲        交響曲41番 「ジュピター」
            ( アンコール 「アイネクライネナハトムジーク」 第2楽章)

久しぶりの生オケの交響曲、やはりいいですね。指揮者が出て来る前のオケの音合わせ聞いてるだけでゾクゾクしてきました。
指揮の円光寺さんは斎藤秀雄氏に師事したようで、おとなしく、まとまった、聴きやすい指揮と聞きました。管弦楽も派手さはないもののそつない演奏だったと思います。
なにより驚き、感激したのは「1724年に制作されたストラディヴァリウスのチェロ」を聞けた事。辻本さんはこのチェロを貸与されてるんだそうですよ。協奏曲でオケをバックにしても全く負けてませんでした。楽器なのか、彼の技量なのか そこは定かじゃないですが、ともかく迫力ある音でしたよ。
協奏曲終了後、彼のアンコールとなり、当然無伴奏の曲だと推測するも、バッハの無伴奏ソナタかなと思って待ってて聞こえた音がカザルスのあの音でした。一機に引き込まれました。こう来たか。エルガーの協奏曲が曲としてちょっと感激が薄かったのも影響したかな。曲も演奏も最高でした。
会場が満席だったのにも驚きました。僕たちのオペラじゃ満席にならんのに。(当然か)  どうせ演ずるならこんな満席の会場で演じてみたいものです。満足感が違うでしょう。

     放送日  3月10日 と 3月17日  午後7時20分から1時間 FM放送にて
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