ひさしぶりの第九

2013年08月31日 05時44分46秒 | 第九に挑戦
昨日は8/9以来の第九練習日でした。先生方はもちろん一部の合唱団員(僕もそうなんだが)がオペラ公演で忙しかったのでしょうがない。
僕としてはオペラが終わって、あの興奮が冷めていくのと反比例して歌いたい、声出したい思いが強くなっていくのを感じてた。
本番まで後3カ月、練習は10回しかない。昨日からは男女別の練習はなくなり、舞台に立ち、ある程度通して歌う練習に変わった。合唱部全部を歌い通す力は僕たちにまだない。途中で疲れてしまい、気持ちが入ってない、ただの歌声になるのがわかる。まだオケと合わせ、ソリストと合わせる練習があることを考えるとたいへんなことです。
詩とメロディーは9割がた覚えられた。苦手な箇所もはっきりしてきたので歌うだけなら大丈夫そう。これからは体力も含めた質的向上を目指す段階だな。一緒に参加してる高校時代の友人から練習用カラオケCD(オケとソリストだけで録音してある)をもらってる。合唱部の最初から最後まで通して演奏してる。これを聞きながら、楽譜で歌うこと。これで体力がつき、各フレーズの出が覚えられる。楽譜にたよらなくても歌えるようになり、その次に聞かせられる歌に仕上げるという手順だ。
最近解ってきたのだが、
 ・第九はほんとにエネルギッシュな曲。歌ってるとどんどん高揚してきて力が入り過ぎちゃう。
 ・合唱の旋律が器楽的なのでほんとに難しい。「それらしく」で許してもらいたい箇所もある。
総じて「ベートーベンは偉大だ」となるんです。ベートーベンの偉大さが改めて解ってきた。だからうまく歌いたい。
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ラ・ボエームを調べて

2013年08月28日 17時52分47秒 | オペラに挑戦
来年参加するしないの結論前にせめてどんなストーリーか位は知っておこうでNET検索したら、これが出てきてもう興奮して虜
この歌なら知ってる。これかよ。しかも好きな「ちあきなおみ」が歌ってくれてる。
ストーリーを知る前に大いに前進して傾いちゃった。
この切ない感じはマイナー性質の僕にぴったり。やはりやるしかないようです。
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3回目の藤

2013年08月28日 07時19分20秒 | つれづれなるままに
先週の金曜日でしかね、久しぶりの雨が降ったのを境に天気が変わりましたね。純正の秋じゃないけど、秋の兆し程度に。
朝外気が22℃でもう寒さすら感じる。寝やすいを通りこした。油断すると風邪ひきそう。

   また藤が咲きだした。今年3回目。藤ってこういう木だったっけ?いや違う。

やはり今年の気象は異常です。来年またこんな調子だったら、異常ではなく変化。住みにくい地球に ということでしょう。

終わって3日目。興奮もだいぶさめた。でも気がつくと蝶々さんのフレーズを歌ってる。かみさんまでがメロディーを鼻歌してる。いかにうちの中に蝶々さんが蔓延してたかということ。
さめていく一方で来年のラ・ボエーム参加へのテンションがあがってきてる。これはやるね。
9/28の神奈川県校歌祭への母校団員で参加することにもした。第九もあって、声楽家みたい。
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第九ポスター

2013年08月27日 07時19分30秒 | 第九に挑戦
さっ 次は第九だ。

            

このポスターはだいぶ前にできてました。そこまで手がまわらなかった。
チケットももう発売してる。今度の金曜日はひさしぶりの練習。ここで「売って下さい」と依頼されるのだろう。
主宰者側も蝶々さんが終わって、こっちに全力投球できるようになったろうから。
ちなみにソプラノの鈴木さんとテノールの古川さんは御夫婦で㈱ノベッラの経営者。座間にオペラを、音楽文化をとがんばってらっしゃる。歌の先生です。古川さんがピンカートンをやられた。

僕は高校時代の友人と歌います。
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パシフィック・ビーナス

2013年08月26日 22時51分36秒 | つれづれなるままに
今日は高校同期のランチ会。なぜ今日になったのか忘れたが、月曜日です。集まった7人中3人はまだ現役で仕事をしてる。1人はたまたま会社が創立記念日で休み。1人は自分の会社なので昨日がんばって今日の分も終わらせての参加。もう1人は保険の営業だから会社にしばられない仕事、外交してることになってる。不思議な社会ですね。
中華街でランチ後、山下公園にまわりました。大桟橋に大きな客船が留ってました。近くで見ようとなってブラブラ。

     パシフィック・ビーナス という日本籍の客船でした。

日本籍の客船では2番目の大きさだそうです。そんなに大きいとは見えなかったのですが、家で調べてみたらそういうことです。それならラッキーと思わなきゃいかんですね。
船の作業用出入り口に何人かのフィリピン人と思わしき男女がいるので「どこから来た? これからどこへ?」を聞いてみた。神戸から、今晩釜山に向け出港するとのことだった。
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満点のオペラ

2013年08月26日 05時45分53秒 | オペラに挑戦
公演から一夜があけた。まだ興奮してる。いろんな場面、出来事を思い出す。今でも興奮してくる。
自分では満点でした。登場の直前はちょっとバクバクしたけど、一歩舞台に出た瞬間から普段の自分に戻り、余裕で歌えたし、演技もできた。歌はとちり、出遅れ、飛ばし、音はずし まったくなし。完璧。演技 余裕あり過ぎか、娘に「ちょっとオーバーでは」と指摘された程自分の意思で動けた。女先生からも通りすがりに「ナイス演技」と言ってもらえた。やったね。
期待した「昔の自分からの脱皮」はある程度進んでると見た。でも今回の「余裕」の最大の理由は「練習」です。個人練習人一倍やった、集合練習細部の不安がなくなるレベルまでやった。そういうことだったと思う。こう書いてる今も興奮してきた。

     2幕、帰ってこないピンカートンを思い、スズキと悲しいアリアを合唱する場面。舞台右に字幕があります。(GP時)

     舞台袖にあった小物置き場。だれが、どの場面で使うかまで書いて置いてある。だれがどのタイミングでだれに渡すかまで台本化されてる。そんなこんなで袖と舞台裏は黒子さんが忍者のように走り回ってる世界。

     舞台裏。いらんな方、特にソリストさんからの差し入れ。通路に置いてあって、だれでも自由にいただける。

     合唱団の楽屋に届いたソリストさんからの差し入れ。こういうことをするんですね。「今日はよろしくお願いします」だって。こっちが恐縮しちゃう。

カーテンコールが終わって、すぐロビーに出、来ていただいたお客さんに挨拶したんですが、友人達が皆「良かった。感動した。涙出た。」と言う。演じた僕が「良い」と確信してた公演だったので、「そうだろう」なんだけど、うれしかった。座間という田舎町でこれだけのオペラが観れる、いいことだし、続けていくべきですね。主催してる㈱ノベッラ(ピンカートンが社長)の活動のすばらしさをあらためて知った。

夕方場所を変えて打ち上げ会があった。ソリスト、オケ、指揮者、演出家、それに合唱団全員、総勢80人、アルコール無しで宴会。いい話がたくさんありました。
蝶々さんやった西野真子さん 「私はマダムバタフライ歌いのマコニシノと世界から言われる歌手になりたいんです。」 夢は大きい。なれるんじゃないの。
ピンカートンの古川社長 「なにもしないと日本ではオペラはなくなる。この座間にオペラ文化を根付かせたい。協力してほしい。団員を続けて。」そして来年は「ラ・ボエーム」を8/31にやると発表もあった。
助っ人で入ってくれ、ヤクシデをやった昭和音大の現役生 「初めて役をいただき、いい経験できました。もっと勉強したいです。」
子供役のかほチャン 「オペラやりたい。来年は歌いたいです。」

これで今年の二大イベントの一つが終わった。おもしろかった、楽しかったの一言だ。全てが新鮮な経験。この歳でこんな世界に入れたこと、全て周り人あってのこととつくづく思う。古川さん御夫妻、合唱団の皆さん、練習でピアノ伴奏してくれたなぎさ先生、指揮者、演出家、それにソリストさん達、そして舞台裏をかけずり回ってた黒子さん達、皆さんあって僕はこんな楽しい経験ができました。感謝感謝です。
これだけの公演を作りあげた集団の総合力をあらためて感じ取りました。

さてこれからだが。さっき観に来ていただいた会社時代の先輩にお礼の電話をした。先輩から「感動した。いい活動に参加してるね。盛り上げていくことが大事じゃないか。続けたら。」と激励された。12/8日に第九を歌い終ればなにもなくなる。もうひとつ、歌える声になってきたのをつぶすのはもったいないなとの思いもある。来年の「ラ・ボエーム」練習開始が12/7だ。仕組まれてるようなつながりだ。「参加しなさい」ということではないかと思えてきた。

結論は先にするとして、しばらくは蝶々さんの感激を大事にしていたい。今室内には蝶々さんの練習CDが流れてます。
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とうとうその日が

2013年08月25日 05時25分16秒 | オペラに挑戦
昨年11月にちょっとした動機で始めたオペラ「蝶々夫人」の合唱隊としての参加、ついに本番です。
思い返せばこの9カ月適当な緊張感を持続しながら今日まできた。練習用CDは300回以上聴いたろうか。練習は1日も休まなかった。

昨日はゲネプロ。本番さながらの通し練習。(そういうことでゲネプロの写真は掲載できません。)
全く緊張しませんでしたね。あがるなんて感覚がなかった。
 ・観客がいない。
 ・所詮裏方として出番も少ないし、責任も軽い。
 ・練習を積んできた自信がある。
 ・もう恥とか外聞とか気にしなくなれてる。
こんなことが理由としては考えられるが、自分としては4番目が大きいことを望んでる。もうそういう自分でありたいのです。
その辺は今日本番の舞台に立った時にはっきりするでしょう。

全員が化粧、衣装を整えて通してやる。袖で見てても感動しました。プロの実力(演技、所作、歌)を見ましたね。最後の蝶々さんが自害し、遠くでピンカートンが蝶々さんを呼ぶ場面なんかグッとくるものがありました。この場面ピンカートンは袖(観客からは見えない)で3回呼ぶんですが、だんだん客席に近づいて呼ぶんです。この距離の差がお客さんにはどう聞こえるのやら。
今日観にきていただける皆さん、間違いなく「感動もののオペラ」を堪能していただけると確信してます。   (4000円の入場料最初は「高い」と思ったけど、高くないですよ)

孫が5人全員見にきました。当初は「親子室で」との話だったのですが、客席の最後列での観賞を許されました。(但し声を出さない) 当然すぐ飽きて、ロビーを走りまわってたのはしょうがない。感想を聞いたら「じいじお酒飲んだでしょう?」(結婚式の場面です)、「お辞儀が早かったね」(全員でピンカートンに挨拶する場面)ときた。見るとこはちゃんとみてた。目的の「新鮮な刺激」は受けたろう。むしろ連れてきた親が真剣に魅入ってたが、感動できるオペラの証でしょう。

さっ 本番。 9カ月努力してきた、それだけの自分をそのまま表現しよう。
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ゲネプロの朝

2013年08月24日 07時55分40秒 | オペラに挑戦
今日はGP(ゲネプロ)。全て明日の本番通りに運行する最終練習。舞台装置しかり、衣装も、開始時刻も、待機場所、移動経路、なにからなにまで本番にあわせる。入口も「楽屋口」から入って下さいとのこと。役者になった気分。
僕にはもうひとつ。近所の友人(年配の女性、村人仲間)に10時に電話し、迎えに行って、乗せ、ホールに向かい、11時には楽屋で点呼を受ける。そんな手順も明日にあわせた準備。
へんな緊張はない。本番じゃないからな。楽しみはみんなの衣装。
ソリストさん達、特に蝶々さんがどんな衣装、化粧するのかが興味。ボンゾ役の化粧も興味。村人の女性達、これまでは気分出すために浴衣で練習してたけど、「みんな浴衣じゃ、花火大会か盆踊りじゃないか」と言ったら「替えるわよ。期待してて」と言われたから、これまた期待。年配の伯母さんが振袖なんてのもあったりして。おもしろい。
11時点呼、着付け、化粧を各自やって、昼食べて、発声やって、舞台を事前に確認して、待機。2時に開始、4時半終了。僕の着付けはものの1分、化粧はしないから暇だぞ~。時間潰しを用意して行こう。

年齢制限で本番を見れない孫連中とその親夫婦が特別許可をもらって今日観にくる。新鮮な刺激を受けてくれたらいい。
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雨だ

2013年08月23日 15時28分25秒 | つれづれなるままに
神奈川 3時頃から雨降り出しました。何日ぶりだ。庭の植物が喜んでる。雑草もだけど。いつも35℃をさしてる温度計が27.5℃をさしてます。

午前中板橋警察署まで行ってきて、10日前のトラブルの後始末。午後は失効した免許証を最寄りの警察署へ返却に。失効してる免許証を使うことは犯罪だそうです。どこで新旧の区別をするのかとおまわりさんに質問。12桁の免許証番号の1の位、通常は「0」のはず。再発行するたびに1増えるんだそうです。なるほど、そんなことなら返却してしまえです。律儀に返却しなくてもいいんですよ。使わなければ。

もうひとつ午後理髪行ってきました。舞台に立つ準備として「理髪に行っておく」っていう価値観があるんですね。「晴れ姿の前には理髪」古いところがある僕です。

これで今日の予定は終り。ゆっくり寝て、明日、明後日のオペラに集中です。楽しむために。

4時前 もう雨あがりました。でもだいぶ気温さがりましたよ。今晩は眠れるでしょう。
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オケ合わせ

2013年08月23日 03時01分25秒 | オペラに挑戦
昨日は「オケ合わせ」だった。オペラ練習のひとつのステップ、形式のようだ。今まではピアノ1台の伴奏でやってきたが、初めて本番のオーケストラ構成で歌う練習です。オケはオケピットに入っての演奏です。どんなオケ構成でやるのかも解りました。第一、第二バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスが各2名、それにエレクトーンを2台、計12名で構成するオケでした。エレクトーンが入るオケって初めて聞きました。少人数で構成するには便利な楽器とも思えます。

     この練習の特徴は演技無しです。オケに馴染んで歌うだけ。

第九の合唱やってるイメージ。マエストロ、オケがいて、ソリストが並んで、後に合唱隊が座ってる。通して練習するのだが、自分が歌うところに来ると、立ちあがって歌う。動いて歌う練習を続けてきたから変な感じ。動きを頭で思い描きながら歌うようにする。
なぜこんな写真が撮れたかって? ソリストさんもそうなんですが、出番がなければ自由行動。静かに、迷惑にならないよう移動自由なんです。なんか本格的なオペラ練習してる感じ。気分がのってくる。うまくなったような気にもなる。
オペラの全貌、自分の出番がわかった。3幕構成。1、2幕がそれぞれ1時間、3幕は合唱隊抜きで練習したので不明。でも30分ほどじゃないか。
自分の出番は1幕の25分位のところから15分ほど。演技して歌う。結婚式に出向いてきて、冷やかしながら酒を飲み、ボンゾ伯父さん登場で蝶々さんをけなし、無視して去っていく。これだけ。2幕は最後の方で蝶々さんが3年前を振り返る場面でのハミングコーラス。舞台裏でのコーラスで所要1.5分。3幕も裏で「漁夫のかけ声」、所要15秒。これだけなんです。
だからソリスト、とくに蝶々さんが歌いっぱなしのオペラなんですね。いくつかすてきなアリアがあります。蝶々さんとピンカートン、蝶々さんとスズキ、ピンカートンとシャープレス、2人の掛け合いで歌われるアリアはいいです。「ある晴れた日に」(2幕中ほど)もそのひとつ。ソリストさん達が上手なので聞きごたえある舞台になります。
えっ 僕達合唱隊? 舞台のシミ、よくて風、気配程度ですよ。そう思えば気楽なものです。
ピンカートン役の古川先生、髪を金髪に染めてきた。「カツラより安いから。終わったら黒く染め直し。」だそうです。髭は染められなかったとのこと。「べッロノネ」(美男子じゃないぜ)としっかりひやかし下さいよと冗談飛ばされた。

暑さで2時半に目がさめ、眠れそうにないのでこの記事書いてます。まだ外は真っ暗。今日は今日で忙しい。記事書いてる時間がなさそうなのでこんな時間を活用してる。白州の22℃、肌掛け1枚の世界がうらやましい。
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