クリスマスに餃子というのも変ですが、「みんなが集まれるのはこの日しか無い」のでこの日に。
12月初めに息子、娘家族が我が家に別件で集まった時、「やろうよ」となった。こんな大々的な餃子パーティーは当然初めて。参加者は息子家族5人、娘家族5人、それに僕等夫婦と姉 総勢13人。大人の手が多いからやる気になれば・・・。
中の具はもちろん手作りだが、今回はどうせやるならで皮から作ろうとなってとんでもないことに。買い込んできた挽き肉は4kg、キャベツ3個、強力粉1kg、薄力粉1.2kg、作成目標は300個。
娘家族が具材制作に回ったので、僕が皮作りをやることに。餃子の皮作りなんて初体験。2kgもの小麦粉を混ぜ併せるだけでも大変。これに塩を40摘まみ入れる。参考にしたレシピが12個作成のものなので「2摘まみ」と書いてあった。20倍の量なので「40摘まみ」でやることに。孫と数えながら入れました。孫のおぼつかない「数え」がかえって気になったりして。「塩をつまむって、3本指でつまむのよ」まで教授される。
そこへ1600ccのお湯を注いでこねくり回す。最後は素手でグチャグチャやるしかない。でも初めてにしては皆さんから称賛される皮材ができましたよ。このあたりで息子家族が到着。皮作りと具材を入れて餃子にする作業を全員で分担して流れ作業。僕は包む側でしたが、いろんな形、大きさ厚さの皮が出来上がってきて、それに包めというから大小はもちろん、形なんて不ぞろいが当たり前。まっこれが手作りの良さ、味でしょうがね。
それから焼き。焼くのは息子の流儀で良しとして全てお任せ。ホットプレートを3台一機に焼くと想定してたが、腹すかしてる子どもに食わせるとなると、まだ作りながら、焼きながら、食わせるが同時に進行することに。そうなると、ホットプレートは1台で十分という結果に。
結局具材が余りそうなのでさらに20個分くらい皮を作って目標の300個にいったんじゃないかな。
ところが口に入れられたのは200個ほどだったよう。それはですね、普段は市販の皮じゃないですか。大きさは上品な小さめ。作った餃子は普段の3倍、4倍というのがありますからね。単純に個数での比較は無理。さらに皮が厚いんです。「これ肉まんじゃない?」というのがあるくらいですからね。10人であれを200個も食べたんだから凄いわ。
味ですか、美味かったですよ。皮がもちもちっとしてて味わいがあって、中の具もしっかり肉がつまってて。そうそう「焼く」だけじゃなく「蒸し」もやりました。みんなの努力がつまってるから美味いわね。
残ったのは2家族で50個づつ持って帰ったようです。どっちの家族も1回の食事となると50個では足らん家族だから中途半端とも言えるね。
最後に クリスマスですからケーキをデザート代わりに用意しておきました。これにも満足したよう。今回の1回目で要領はバッチリ習得したから次回はもっとうまくできますよ。あの満足感だと来年も「やろう」と言い出すね。まっそれもいいでしょう。何でもいい、家族が集まってワイワイガヤガヤやれるのは幸せの証。孫たちにも「これが家族」を実感してもらえれば。かく言う僕は母方の実家で親戚、家族の和を教え込まれた人間なんです。