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バリ島旅行(姪の結婚式)

2006年12月27日 15時01分49秒 | 旅紀行
21日の午後成田を発ち、今朝7時に成田に戻ってきました。

遊び疲れ、食い疲れの旅でした。
主は姪の結婚式ですが、僕達夫婦は「それをダシにした観光旅行」でしたから。

通貨ルピアは1万円が75万Rp位。6人が2000円程度の食事をすると支払いが100万Rpにもなったり、街なかのはえのたかってる露店で季節の果物を買うと15万と言われたりで、感覚的に「異常に高い」と感じると同時に金勘定が面倒です。紙幣は10万、5万、2万、1万、5千、1千Rp紙幣と1千Rp以下の硬貨です。庶民的買い物をしないかぎり、硬貨に触れることはないですね。だって、1千Rp=13円ですからね。
日本は最高札が1万円、インドネシアは10万Rp 単純ですが貧富の差が日本の10倍とも考えられますね。
日本の中古車が多いです。走ってる車、オートバイの90%以上が日本製の中古車です。オートバイが異常に多いです。町中オートバイだらけです。それも90~150ccクラス。1家に1台のオートバイが庶民の夢とのこと。125ccに奥さんと子供2人に荷物を乗せて走ってる姿を見ました。
国民の90%以上がイスラム教、でもバリ島だけは変で90%以上がヒンズー教です。おもしろい状況ですね。バリからジャワ島に寄り、ヒンズー教の寺院"プランバナン寺院群"と仏教の寺院"ボルブドゥール寺院"(世界文化遺産)を見学してきました。その発見から復元、地震による倒壊など、建物の偉大さとその歴史に感激しました。
観光地はどこへ行っても"物売り"の多さとそのしつこさに疲れました。かれらは日本語で売りに来ます。いかに日本人が買うか表してますね。官も取締りをしてません。
バリの三大舞踊(ケチャ、バロン、レゴン)のうちケチャとレゴンを見ました。ケチャは迫力ありましたね。
さて結婚式ですが、式場は日本人が経営するものです。バリ島南端にあり、夕日が海に沈む絶壁の上にあります。教会は西向きのガラス張り。夕方から式をやるので、夕日の中で式が進行します。それはそれはロマンティックでしたね。感心したのは「式は1日1組」ということ、新婚の2人だけがその式場に泊まれるシステムです。日本の女性があそこで式をしたいと思う気持ちがわかります。一方で商売としてつくりあげた日本人にも感心です。
バリは観光と農業だけの島です。田は三毛作だそうです。同じ地域なのに実ってる田がある横で田植えしてます。季節感がないですね。乾季と雨季だけですからね。田舎に行って見るその風景は僕の「原風景」でした。40数年前の福井の景色を思い出しました。
時差はバリが日本より1時間遅れ、ジャワ島が2時間遅れ、僕の時計は日本時間のままで変更しませんでした。

 12月21日午後 日本発 7時間のフライト
   21日深夜 バリ着 ホテル(リッツ・カールトン)着 寝る

   22日終日 島内観光 いくつかのスポットを回りながら、バトゥーン山(キンタマーニ)往復
     夕方 新夫婦招待の夕食 海岸で夕日を見ながら魚料理

   23日午前 クタの街を散策。街のレストランで昼食。
     午後 結婚式(新郎側ご両親2人だけ、新婦側ご両親、兄、祖母、私達
            2人の6名が出席)
         式前 式場内のプールで汗を流す。(新婦の父、兄と私の3人) 
         式後 野外でフランス料理、歓談。       

   24日   トローリング カツオを10数匹釣る。
     夕方 ケチャダンス観賞(ウルワツ寺院にて)
     夜  レゴンダンスを見ながら食事。

   25日   ホテル内でブラブラ。
        11時チェックアウト、ジャワ島へ移動。ジョグジャカルタへ。1時間のフライト
        プランバナン寺院群を見学。
        レストラン(プラウィサタ)で夕食とラーマヤナ舞踏を見る。
        マノハラホテルにチェックイン。

   26日早朝 ボルブドゥール寺院に登り、日の出を見る。
        終日 寺院の周辺を散策。
        16時 チェックアウト。日本へ。
         ジョグジャからジャカルタへ1時間のフライト、トランジット。
         22時ジャカルタ発
           (機内映画 UDON、フラガール を見る)

   27日7時 成田着

振り返って。
 姪が結婚式をやるというから観光気分でホイホイと夫婦で遊びに行ってきた。こんなきっかけでもないと行くことのない土地だったろう。
 そして僕達夫婦には今年始めた新しい生活スタイルのくぎりという意味もあった。
 その点で新鮮で、のんびりできて、いい1週間でした。毎年年末に夫婦で旅行するのがくせになりそうな予感です。

 バリはリゾートとしてのんびりしにいくならいい所だと思います。物売りのしつこさを除けば・・・。まず観光客をもてなそうとする思いが強いこと。次は日本語が半分は通じること。そしてそんなに危険がないこと。この点は僕達がそういう場所に近づいてないのかもしれないけど。

 さてじゃ、「バリにもう1回行きたいか」と聞かれたら「もういいです」が答えです。悪い印象だからじゃないです。他に行きたい所があるじゃないですか。どうせ金使うんなら別の場所を見たい、楽しみたい、皆さんもそうじゃないですか。
コメント (6)
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過激な意見かな?

2006年12月17日 22時02分24秒 | 国を憂う
「○○大学」を全て廃止してはどうだろう。

子供世界の荒廃(自殺、いじめ、凶悪犯罪の若年化etc)を憂いている。一方で「必要性の理解できない」改定教育基本法が可決された。僕は大きなギャップを感じてる。現実を直視せず、党是だからと法律を決めていく大人、そんな大人世界を写してるのが今の子供世界のはずだからだ。

最初に書いた1行は僕なりの今の回答です。
小中学校くらいは義務教育として存在しててもいいのではないかと考えてる。そこではこれからどう自分を磨いていくか、その制度はどうなってるかを教える。当然その年齢で身に付けるべき社会性(協調性)とか健康な肉体などの増進は教育の一環として実施します。
大学は全てなくすとして、高校をどうするかはちょっと不明な状態。高校もなくなってもいいかなとも思えるけど・・・。
高校以上を「高等教育」と呼んで論をすすめるけど、ここを今とがらっと変えてしまえと考えるのです。
高等教育は自主選択で学べる体制をつくるんです。インターネットです。「○○先生の物理学」とか「××先生の徒然草」とか「△△先生の国際情報論」 こんな講座をNET上に多く設けるんです。勉強したい側が選んで勉強すればいいじゃないですか。試験なんて全部廃止するんです。
こんな自学環境ができると
 ・自分を磨くことに自己責任が明確になる。
 ・友人との蹴落とし型の競争がなくなる。
 ・何歳になっても、やりたくなったときに勉強ができる。
 ・学歴社会がなくなる。
 ・「こうでなきゃいけない」とする型はめ教育がなくなる。
 ・昔の知識で出ています型の先生は淘汰される。
こういうメリットが創造できるんじゃないだろうか。
企業など「人を採用する」側はその人の力を見抜く技術が必要になるでしょうね。そこは試験でも面接でもいいですよ。

デメリットはなにかあるだろうか。僕にはなにも思いつかないんだけどな。
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「武士の一分」を見た。

2006年12月06日 09時27分05秒 | 映画・演劇鑑賞
奥さんが見ようというので近くのシネコンのレイトショーで見た。
藤沢周平、山田洋次の組み合わせは「清兵衛」「鬼の爪」に続く3作目、ストーリーは同じらしいが、前2作を見てる手前、見ないわけにもいかんだろう位の動機で見てきました。
キムタクに演技の期待はしなかったのですが、なかなか彼も熱演してたように思います。

別の話ですが、最近仕事場のことで悩む後輩に「自分の尊厳だけは譲るな」と激励したのですが、「武士の一分」も同じことですよね。先輩が君をどう扱おうと、自分の尊厳の世界まで踏み込んできたら、立ち上がる覚悟しておけよ。そう考えられれば、今のいやな先輩もかわいそうに見えないか などとも話したようです。
「長い物にはまかれろ」も必要なTPOがあるでしょう。全面的に否定はしません。でも最後の一線(一分、尊厳)は守る意志と行動が必要ですよね。相手が絶対に勝てない相手でも。
ここの1っ線が不明になってる、不明にしていく風潮が今の世の中に蔓延してるじゃないですか。山田監督も周平氏の作品をつかって、今の世の中に激励を贈ってるものと解釈しました。

「私の一分」「譲れない尊厳」 についてちょっと考えてみるのも無駄ではないでしょうね。
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