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白州 PCが壊れた

2023年06月27日 07時10分02秒 | つれづれなるままに
昨日予定通り白州に戻った。大問題が発生して、まさに途方にくれてる。
PCが動かんのです。ここに来ると家に入ってまずやるのがPCの電源ON それほどここの生活での重要インフラ。何度トライしても、画面が真っ暗のまま。何がどうなってるか解らない中、何度もOnOffを繰り返して、さらに状況が悪くなったように思う。昨日はバッテリーをはずして寝、今朝再度電気通してみたが、だめでした。
最初のショックからだんだん諦め気運が大きくなり、どうにか落ち着いてきた。ここはテレビは元々無い。ラジオは電波状況が悪くて、PC-netで得られる音をステレオを通して聞いてました。PCが潰れると音源はスマホだけになります。不便極まりない。
先ほど 100%諦めました。PCがないなら無いで生活はできる。そんな状況も工夫で耐えないと。でも、NETにアクセスできないのは辛いな。メールもできん。今打ってるブログ記事だって、スマホからは不便。
まっ今回はしょうがない。次をどうするかだ。必要最低限のPCを購入と考えているが。
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山桃 と カラス

2023年06月25日 16時07分03秒 | 白州の四季
      

家の前にある公園の「山桃」の木が赤い実をたわわに実らせてます。木の下は落ちた実でご覧の通りです。 山桃の実ってジャムに加工して食できるんですってね。 形といい、色といい 納得出来ます。 いえいえ僕は採ってきて加工したりはしてません。

ここ数日 朝夕が凄いんですが、カラスが30羽、40羽家の周りをギャーギャー鳴きながら飛んで、うるさいうるさい。どうしたんだと観察した結果 この山桃の実を食べに来てるんですね。
間違いじゃないと思うけど、「カラスは雑食」のイメージですよね。それがどうです この美食ブリ。 ちょっと信じられないのですが。事実は事実ですから。

             

右の写真は公園の横に建ってるマンションの屋上部です。昔このマンションに25年ほど住んでたのですよ。 写真には7羽写ってます。3,40羽が思い思いに食べに来るんじゃなく、ある時に一斉にギャーギャー鳴き交わしてから、かわるがわる木に飛び移って、食事します。それが10分程でしょうか。 とりあえず今回満腹になると、近くの電線、電柱、マンション、民家の屋根で静かに「腹ごなし」をやってるようです。電線の下は舗装道路ですが、カラスのフンと山桃の実のつぶれたのが直線になって汚いです。
朝いつもの公園掃除に出るのですが、近づくと食事を辞めて、待機場所に移ってるんですが、「ヒッチコックの『鳥』」よろしく、なんか恐怖感ありますよ。
そんな山桃の実ですから、採ってきて、ジャムにしようとは考えないですよ。
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マイナカード問題を議論した

2023年06月22日 10時13分38秒 | 国を憂う
昨日会社時代の先輩、同期の3人で昼食べて、お茶して4時間近く喋ってきた。年に2,3回やってる懇親会で、取り留めも無い話をダラダラと語ってくる集まりです。
昨日は昨今のマイナカード問題が話題になり、少々反省もし、勉強したかも。
僕は現状を「ともかく、一旦停止して、出てきた問題点を整理し、解決策を講じた上で仕切り直しがいいんじゃないか。 保険証のカード化は実施時期を再検討するでいいだろう」と考えてます。心情的に「国のやることはどれもこれもまともじゃない」がベースにあるもので。
それに対して同期の友人は「イヤイヤ、このまま進めていいんじゃないか」と言うのです。その理由は 「いずれはそういう新しい世界に移行するんだから、少々の問題は走りながら修正していくでいいんじゃないか」、「表面化してる問題は単純な人的操作ミスがほとんど、量的にも万に一つ、十万に一つというオーダーだろう」、「実施されることでのコスト的なメリットは大きいはずだ」 と言うのです。
彼も僕もコンピュータを使って社内の業務効率化を進めてきた者同士、振り返ってみれば、そういうやり方(GOしてから、修正していく)で強引にシステム化してきた経験者です。「お前だってそういうやり方で進めてきただろう」という口ぶりで解説されると、「確かにな」と考えさせられました。 さらに、「メリットの大きさを考えてよ」という。これから「子供手当」等で個人に支援金を配ろうとしてる。そこを自動振り込みにできれば事務の効率化、コスト削減は少々のトラブルを帳消しにして、さらに十分な余りがあるだろう。  そして大きな視野で見た時、行政としての国民管理業務を個人番号をキーにして効率的に行う社会「デジタル社会」は否定されるものではないでしょう(僕もやらねばならん事と理解してる)。
だから友人が言うように (印象悪い言い方だが)ある程度は「強引」に進めて行くという部分があってもいいのかもな と考えたのです。
とした時、今何がたりないのか、どうすべきなのか なんですが。 要は「国の説明不足」ということに尽きるんじゃないでしょうか。中身の説明不足は昔から指摘されてる。「我々を信じて。決して悪いようにはしませんから」止まりですよね。これでは人心がはなれて行きます。 次に表面化してきたトラブルの説明だが、これも「そんなことはあんた等は知らんでよろしい」が強すぎます。余りにも軽率なトラブル故に恥ずかしいというのもあるんだろうけど、もっと素直でいいはず。今の社会人はみなさん「コンピュータシステムのトラブル」については経験者で、中身が想像できてるはずなんですよ。なのに敢えて隠すから信用がなくなるんです。
さらに「効果の説明不足」ですね。国民に「社会的効果」をもっと説明しないといけない。それも概念的なのはだめ。定量的な説明をしないと。「これだけの経費が、人手がカットされます」と金額換算でなければ。 近未来働き手が減っていき、「業務の効率化」は避けて通れないのは国民みんな薄々感じてるんです。 まさに「理路整然と、丁寧に説明しつくす」ことですよ。
きちんと解説しない、出来ないというのは 自分達にも「解消しきれてない不安」があるんじゃないだろうか。 そこはシステム設計者として逃げてはいけないし、そこがまさに「あんたの仕事」と言いたい。

ついでにですが、保険証のカード化は急がねばならない理由が解らない。急ぐ必要がないのなら延期してもいいのではと考えてます。実施環境があまりにもお粗末。おそらくこのままだと効果が消えるトラブル量になるのでは。
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「第2集 戦争 なぜ殺し合うのか」

2023年06月21日 08時17分49秒 | つれづれなるままに
昨日友人からコメントをもらって、あわてて録画を見た。NHK特集 ヒューマンエイジの2回目だ。日曜日に放送があった。録画はしておいたが、たくさん溜まってる録画の中に埋もれて、かつ僕も忘れてた。  いや~ 考えさせられたし、勉強になった。 単純じゃないな~。

僕は戦争をはじめ、社会悪の根源は「人の欲」だと結論づてけきた。だから「『欲』を制御できる人間になれれば」と考えてきてる。この放送を見て、「違うらしい、もっと根源的で生理的な因子があって、それがもたらす結果の一形態が『欲の現れ』と見るのが正しいらしい」と認識を改めつつあります。
人は大昔まだまだ動物界で弱い存在だった。より強い敵に負けないため、周りと協調することを覚えて行った。「他との協調」を促す生理現象が脳内の「オキシトシン」だそうです。これが分泌されることで協調・協働への行動が促される。狩猟生活時代はこれでやっていけた。農耕が始まり、定住するようになると、他のグループとの接触が起きた際、自分達の安全・共同を大事にする思考が、他への攻撃という形で表現されるようになった。
「協調のためのオキシトシン分泌」が「排他、攻撃」の促進要因になるよう進化してきたのだ と言うのです。「安全、共同を願う」ことと「戦う」こととは表裏一体で、人間は「欲望」以前に「戦う」ように進化してきてしまった動物なんです。
この番組の中で「なぜ人は戦うか」の答として 僕が考えて来た「人間の欲」という言葉は1回も使われなかったと思います。「欲」は「無意識中にある攻撃性」が意識下に現れた一つの結果なんでしょうね。

ならばどう対処すればいいのか。 番組では最後の方でNPO法人理事長の「瀬谷ルミ子」さんという方が自らが紛争地域で行ってきた「平和への活動」について話された。「人は戦う」は止めようがないこと、だから社会構造の中に「戦いがないことっていいことね」「戦ったってなにもいい事ないよね」が実感できるような「仕掛け」を組み込んでいって、少しでも争いを減らす事 これが大事で、これしかないんですよ とおっしゃってた。
なるほどな、「プーチンさん あんた欲が深いね、間違ってるよ」じゃなく、ロシア国内の社会システムに「戦争したって得はない、むしろ損が多い」を仕掛けとして作り込むことか。
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直接会談するのが一番

2023年06月20日 11時51分18秒 | つれづれなるままに
昨日 米国務長官ブリンケンさんが中国で習国家主席と直接会談した。考え方に大きな隔たりがあって、話は噛み合わなかったようだが、やはりこうやって米中のTOPが話し合ってくれることはいい。 日本も含めて世界中に「安心感、安堵感」が広がったと見てます。
今回ばかりはほんとに「直接会談」の有効性、必要性を感じました。2人が緊張の顔つきだが握手する映像を見ると「やればできるじゃん」を思いましたね。今までが「無さ過ぎた、やらなさ過ぎた」ということでしょう。これから頻繁にやってもらいたいものです。
裏の裏は解りませんが、中国の受け入れはりっぱじゃないですか。自国に招いた事、国務長官に対してTOPの主席が会ったこと。 今度は中国の要人(最初に習さんでなくてもいい)を米国に招いてほしい。 いずれ米大統領と中国国家主席が2人だけで話する機会ができるでしょう。 今の世界で一番実現してほしい会談です。
ここ十数年あらゆる面で徐々に怪しくなってきた両国の関係がこれでその進行が一旦は止まるんだと思います。まずは一旦止めて、そこから絡んだ糸を1本1本ほどいていく作業を根気強くやる それ以外に無いんですから。
頼みますよ、両大国さん! ガチで非難し、賛同しあってくださいよ。 隠さずに聞かせて。
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作家 「朝比奈秋」

2023年06月19日 08時28分33秒 | つれづれなるままに
NHKラジオ 「高橋源一郎の飛ぶ教室」で 小説家「朝比奈秋」という人を知った。凄く興味を持った。どれでもいいから一作読んでみたいと思ってる。 (23日まで視聴可)
作品の前にこの作家さんの「人となり」に驚く。 「朝比奈秋」はペンネーム。 売れだして間が無いということもあるのか、情報が全くない。自らも「私の周りの人も私が小説書いて、賞を貰ってるなんて知らないはず」「えっ、ラジオで声だすと、『この声 あいつじゃないか?』とばれるんですか?」と悩んでた。
彼は40ちょっと超えた医者のようです。4,5年前に突然小説を書き始めたようなんですが、それまで小説を買って読んだとの経験が無かったという。それほど小説に縁がなかったと言います。20年近く医者という立場でいろんな患者、病気、付き添い人を見てきた中で、「病気、人・・・」が絡む物語が「映像」になって頭に浮かんで来た(来続けてる)らしいです。頭に留め置くことが出来なくなって、文にしたんだという。
ここで源ちゃんと作家談義なんですが、 小説を書くという作業には2つのタイプがあって、「映像があって、それを文にするタイプ」と「全く映像は見えないが、浮かんで来る文章を綴っていくタイプ」なんだそうで、源ちゃんは自信もって後者だというが、朝比奈君は「後者なんて理解できない。僕は完全に前者だ」という。 これも面白い話。
彼の小説そのものについて。 僕が興味を感じたのは以下の点だ。 医者が故に見える、特別な世界が有って、まっそんな状況があるのは理解できるが、「医者ならだれしもこう感じるだろう」の世界を飛び越え、普通には考えられない、思いつかない人間像、人生観、生死感を見せてくれてるようなんです。例に取り上げてる「植物人間」の話はそこが解かり易かった。

別の話ですが、この番組の「まくら」で「坂本龍一が書き残した30数曲」の遺言なのかな そんな話をしてましたが、僕が30曲残すとしたら何が入るかな と考えた。 面白い自問自答。
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いい機会だ みんなで考えよう

2023年06月17日 10時01分47秒 | つれづれなるままに
LGBTQの問題 国会で「理解度をあげよう」なんて悠長な事を言ってるうちにも、司法の場では最高裁まで持ち上がって、来月判決が出る案件が有るんですね。僕も悩ましい問題だなと思いつつも、自分なりの答を出しておこうと思案中です。「ジェンダーのトイレ使用」案件です。

訴訟内容、審理経緯はこのYoutube動画を見ていただければ解かると思います。
一審では女性(男性)の訴えを認めて、経産省に改善を指示した。しかし二審では「経産省は周りの女性へも配慮し、折衷案的解決策を図ったもの」と認めて原告の訴えを退けた。

さて、皆さんはどう考えますか。 まず僕が言いたいのは「この問題 いい機会じゃないですか、みんなが考えて、自分なりの答を持ってましょうよ」ということです。
国が今「理解度をあげよう」と言うんだから、他人任せじゃなく、自分事として考え、自分案を持ってることでしょう。考えて初めて理解が進むというものです。「どうでもいいよ」ってわけにはいかんでしょう。我々の問題であって、国会議員さんの問題じゃないんですから。

それでは僕の今の考えを。  昨日だったかな、「クローズアップ現代」で公共の場で「女性専用トイレが減っている」という問題を取り上げてました。ここからも多いに参考になる話が聞き取れたと思ってるんですが、「既存のトイレ概念」を捨て、「多様性社会に対応した概念」の創造と実践だと考えてます。
男性用、女性用の2種しかないというのがもう古いんですよ。「いろんな人がいるんだから、いろんなトイレがあってしかるべき」 これが原点でしょう。 具体的にどうなるかは考え中、何種類かできるんでしょうね、それと入り口は全体で1つなのかな。 
ただ、即現状の施設を改造していくというのも無理な話。 時間と金がかかる話だから。「今後はこの概念で」でいいじゃないですか。「変わるんだ」が当事者にとって大きい安心感。
今朝のニュースで所沢だったかな、市の公共施設のトイレ 男性用、女性用の他に多様性トイレが作られてて、この3つの入り口は1つというのを紹介してました。 進めてもいるんですね。
えっ! なら「理解度」なんてのんきな事言ってていいの? 行政が「ビリ」になるよ。
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世の中 どんどん軽薄になってるな

2023年06月16日 15時33分38秒 | 国を憂う
昨今特に際立って来てる感なんですが、世の中がどんどん軽薄になってるように思いませんか。生きてる、人が生活してるが故にあるだろう、あるはずの「重み」みたいなのが無くなってるように思います。
 ・ 銀座のど真ん中で白昼堂々と貴金属店を襲う
 ・ 自衛官の研修生が教官を訓練銃で射殺してしまう
 ・ 躊躇なく、簡単に人を殺す
 ・ NET募集の高額バイトに応募する
   しかも「ヤバイ」仕事と解っても、実行しちゃう
 ・ 簡単にお金を稼げる手段を選択する
今の世の中 まずは「お金」なんでしょうね。 「金が無けりゃ何もできん」「金さえあればなんでもできる」の思い(いや、もう哲学レベルかも)がはびこってるんじゃないでしょうか。「一の楽しみのために十の苦労」なんて成り立たなくて、「十の楽しみのために一の苦労」だと考えるようになってるんじゃないか。
解からんでもないですよ。 既に多くを持ってる人が錬金術よろしくさらにそれを増やしてる実態が見える訳だし、中には権力で不正までやって富を増やす輩も見える。そりゃ当然として罰っせられてはいるんですが、「アイツだったらできるよな」感は残ってるんじゃないでしょうか。
次に押してくるのは「コスパ」「タイパ」の風潮が大きいと思うのです。 手間をかけること、時間をかけることの有意義性が薄れてないだろうか。格差社会ということなのかな、努力してもここまでという限界が構造的にできあがってるんじゃないか。となれば先は見えてしまうもので、「一攫千金」を考える人が生まれることは必然だと思えるのです。
「お前はすぐそこに原因をもって行く。またかよ。」と言われるかもだが、やはりどこかで、だれかが規範を見せて行く必要があるのであって、それは国の機関 行政、立法、司法の世界じゃないですか。われわれ国民の生活を規定する組織ですからね。ここが「コスパ、タイパ」じゃなく、「金」じゃない、「生きてる人」に目をやった真の仕事をし、国民に示していく以外にないのでは。いま終盤国会の在り様を見るにつけ、「これでは規範にならんな。」 嘆いています。
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越前 勝山 平泉寺

2023年06月15日 09時51分05秒 | つれづれなるままに
NHK 「火野正平のこころ旅」 今週は福井県を回ってます。 僕のふるさとです 見ないという訳にはいきません。
今朝は勝山 平泉寺でした。 福井の寺というとどうしても「永平寺」でしょうかね。これはしょうがないでしょう、道元さんが開いた曹洞宗の本山ですからね。
福井で生活してた頃も 永平寺は何度も行った。でも「平泉寺」はあることすら知らなかったんです。神奈川に移住し、社会人になってからその存在を知り、今では永平寺以上に好きな寺でしょうか。何と言ってもあの「ひっそり感」がいいんです。人で一杯ということがない、建物も全くきらびやかじゃない、苔むした広い園 寺の周りは観光地的なたたずまいが全くない。 ここを散策してるだけで身も心も清らかになる感じ、ほんとに癒されるんです。
いまだに永平寺に隠れて、さして有名になってない、だから知らない人多いと思うのです。 番組の冒頭だけですが、一見して見てください。訪ねてみたくなると思いますよ。

「こころ旅」はNHK+のプログラムに入って無いんですね。「1週間再視聴」はできないようです。今晩7時から BS3チャンネル「とうちゃこ版」を見てください。冒頭の1分で惚れます。
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「こども未来戦略」 上手く行かないのでは

2023年06月14日 16時05分54秒 | 国を憂う
昨日夕方 閣議決定したので と「こども未来戦略方針」の首相発表・記者会見があった。
今まで聞かされてきた内容から、期待できるものではないだろうと予測はしてた。
発表された内容はこれまでと大差なく、これでは成功しないだろうと改めて痛感した。

発表された施策でこれから結婚し、子供を育てるだろう世代がどれだけ「子供を生み、育てることに安堵感」を持てただろうか? いろんな場面で子育て支援金をもらっても、生活全体の困窮状態は変らんだろうな の不安が解消されず、「子供を生み、育てよう」の動機に全くつながらなかっただろう と僕は印象した。 皆さんはどうですか?
岸田さんと官邸記者との質疑でこんなやり取りがあった。僕も一番聞きたかった今回の方針の「核」なんだが、女性記者が「この施策でどれほどの効果があると試算されてるでしょうか」と質問した。それに対して岸田さんは「この施策を推し進めることで少子化に歯止めがかかると考えてます」とまともに答えなかった。
そうなんですよ、今回の施策でどれだけの効果を予測してるのか、期待してるのか 具体的な見通し(目標)を政府は持ってないのですよ。つまり目標の無い行動指針ということです。目標を明確に持たない方針で成功するはずが無い。「PDCA」を回しようがないですからね。
「国の危機」「ラストチャンス」だと現状認識は正しいのに、解決策はここどまりですか?
17年後 2040年には必要な働き手が1,100万人足りない という試算があります。もうすぐですよ。近未来過ぎて少子化問題の解決では間に合わない話なんですが、こんな怖い現実がすぐ先に見えてるというのに、諸問題の解決策のぬるさ、ゆるさ これでいいんですかね。
「そうなったらさ、その時の政府が対応してよ。僕その時生きてるかどうかも解からんし」 という割り切りをしてるんじゃないでしょうね。

(自論)  「子供は国の財産」という考えをもう一度社会に根付かせ、社会制度から作り直すことが必要なんだと考えてます。実行策としては「現金支給」か「現物支給」かの議論だと思うのですが、僕は「現物支給」派です。 複雑な条件を設定してお金をチョコチョコ個人に配るんじゃなく、その金全部まとめて、制度改革に使う方がはるかに効果的と考えてます。 
出産費、養育費、医療費、学費 全部国で面倒みればいいでしょう。そりゃ細部の調整は多々あるでしょうが、方針の根幹はこれでいいじゃないですか。必要な資金は税金でしょう。「消費税は社会福祉用」と強くおっしゃるのですから子育て費用も消費税でいいじゃないですか。
子供を育てる、高齢者の面倒をみる 「これは国の事業」にしてはまずいですかね。必要な金は国の制度で作る これだって「当然でしょう」としていいんじゃないか と僕は今考えてます。
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