異色の対談です。 NHKの深夜便早朝4時からの「明日へのことば」(火曜日朝と水曜日朝の2回)で放送された企画です。
面白かった。「平成の30年間はどういう時代だったか」をそれぞれが経験してきたこと、考えてきたことを語り会いながら、今の時代を解りやすく解説してくれるものだった。ぼくは100%腑に落ちたし、自分の考えがまとまるいい触媒だったと思う。
昭和期にあった「成長が全て」みたいな価値感がぼやけて行った時代だったと言う。最近では「努力したって成功する訳じゃなし、失敗したら終わりじゃん」みたいなネガティブな思考が蔓延してる。 (だからなんだろうけど)「安全でありますように」「変わりませんように」が「成長」に代わる唯一の価値感になりつつあるんじゃないかと言う。
「火花」からこんな話を朗読してくれる。「芸人の世界 売れる奴はほんとに氷山の一角だ。でも売れなかった無数の芸人だってそれなりに存在価値があったはずだ。そいつらがいたから、競争ができ、売れる芸の創作につながったはずだ。売れないで埋もれて行った人間の活動も大きな価値があったはずだ。」
「成長」「成功」にだけ価値があるんじゃなく、「自らの能動的活動」に価値があるんだと。言い換えれば「変化すること」にもっと価値観を見出していいんじゃないか。むしろ「それぞれの変化が生み出す多様な形」が社会の力になるんじゃないか、必要不可欠なものなんじゃないか。
社会的価値感の多様性がなくなってる現代を「危うい」とお2人は締めてた。
参考 NHKの「聞き逃しサービス」で聞くことができます。但し1週間ほどですよ。
火曜日朝の分 6/5まで
水曜日朝の分 6/6まで
面白かった。「平成の30年間はどういう時代だったか」をそれぞれが経験してきたこと、考えてきたことを語り会いながら、今の時代を解りやすく解説してくれるものだった。ぼくは100%腑に落ちたし、自分の考えがまとまるいい触媒だったと思う。
昭和期にあった「成長が全て」みたいな価値感がぼやけて行った時代だったと言う。最近では「努力したって成功する訳じゃなし、失敗したら終わりじゃん」みたいなネガティブな思考が蔓延してる。 (だからなんだろうけど)「安全でありますように」「変わりませんように」が「成長」に代わる唯一の価値感になりつつあるんじゃないかと言う。
「火花」からこんな話を朗読してくれる。「芸人の世界 売れる奴はほんとに氷山の一角だ。でも売れなかった無数の芸人だってそれなりに存在価値があったはずだ。そいつらがいたから、競争ができ、売れる芸の創作につながったはずだ。売れないで埋もれて行った人間の活動も大きな価値があったはずだ。」
「成長」「成功」にだけ価値があるんじゃなく、「自らの能動的活動」に価値があるんだと。言い換えれば「変化すること」にもっと価値観を見出していいんじゃないか。むしろ「それぞれの変化が生み出す多様な形」が社会の力になるんじゃないか、必要不可欠なものなんじゃないか。
社会的価値感の多様性がなくなってる現代を「危うい」とお2人は締めてた。
参考 NHKの「聞き逃しサービス」で聞くことができます。但し1週間ほどですよ。
火曜日朝の分 6/5まで
水曜日朝の分 6/6まで