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おかしくないか?

2008年01月16日 10時03分51秒 | 国を憂う
朝ストーブの前で食後のコーヒーを飲みながら、今のめり込んでる本の続きを読んでた。
聞くとはなしに聞こえるラジオが以下のようなニュースを伝えてた。

国は税収の減少に困窮している地方自治体に「地方債」の発行を許可する方針らしい。地方債はインフラ整備を目的としてその発行が認められるものなんだそうですが、今回はその使用目的を特に限定せずに認めるんだそうです。

何かおかしくないですか?
収入が減ったから借金しよう こういう論理ですよね。我々の生活感と逆だと思うんです。我々は支出をいかに減らすか考えるんじゃないだろうか。
今国は700兆円の借金をしてるようですが、財政に対するこの論理が長年の間に積み上げてきた結果ではないだろうか。「生活者の目線で」を標語に所信表明されるようですが、ズレを感じるのは僕だけでしょうか。
「身の丈にあった○○」であるべきで、「背伸び」は続かないよ。

それともうひとつ 地方債の発行は国の許可がいるということ。
こんな決まりがあるなんて知らなかった。地方の活性化とよく聞くけど、債権の発行すら自発的に出来ない状況じゃ地方の自治力なんて生まれてこないんじゃないだろうか。
地方を自己の管理下に置いておきたいとする国の意図があるとしか思えない。

今はまってる小説が「知らぬ間に管理されてる社会」「管理社会の罪悪」を書いたものなんです。「そうだ。そうだ。」と得心しながらはまってる時にこんなニュースを聞いたもんだから燃えちゃいました。
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温泉はしご

2008年01月12日 20時48分16秒 | つれづれなるままに
10日に白州に帰ってきたのですが、こっちで生活してると夕方どうしても温泉に行きたくなる僕です。
常泉(「常宿」風に)の「尾白の湯」は11日までメンテナンスでお休み。そこで10日は「たかねの湯」、昨日は「フォッサマグナの湯」に行ったのです。今日はメンテ明けの「尾白の湯」でした。
北杜市には町ごとに温泉と名のつく施設があって、共通の入浴券を売ってます。(「尾白の湯」は共通券にはいってません。13枚で3000円です)
年末に奥さんが来てたのに尾白が定休だったので、武川の湯に行き、共通券を買ったのです。その時2枚使っただけですから、余ってるんですね。
この際いろんな温泉に行ってみようとなって、昨日、一昨日の温泉はしごになったわけ。
「たかね」も「フォッサ」も開泉は「尾白」よりも古いんです。そのせいでしょうか、構造も一昔前仕様で狭く、ゆとりを感じさせません。よごれ、いたみも出ています。どうも銭湯気分なんですね。そして今日常泉の「尾白」に行きました。「いいですね」。僕のホームグランドですね。近くにこんないい温泉があるのはありがたいもんです。
温泉友と今年初めてのサウナ懇談もやってきました。
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数の暴挙

2008年01月11日 23時17分56秒 | 国を憂う
今日2/3を使って政府案「特措法」が決定した。
安倍、福田政権を支持した2/3ではないのだ。直近を見たら参議院の五分五分がいいところだろう。国民の意思を無視してまで重視したものは何だったのか。「米国に対する約束」「米国追随」そう言われてもしょうがないのではないか。

そんなに米国は重要な国だろうか。現実、国の安全を米国にお願いしてる我国としては「米国様」でないといけないのだろう。しかし「米国の覇権主義」は全世界でもう指示されなくなってる。昔ベトナムで失敗したにもかかわらず、今またイラクで同じ失敗を繰り返している。EU、ロシアはもう親米の旗をおろしている。米国自身が自国内から「覇権主義は辞めよう」となった時、すでにEU、ロシア、中国、インド等は新しい協調世界を築いているだろう。それに遅れる米国、その米国にへばりついてる日本はもっと遅れる結果となるだろう。相手にされないかもしれない。

もう1度「特措法」に戻そう。与党は「審議も100時間を超え、十分にやった」と言うが、国民はどれだけ理解できただろうか。理解できるわけがないんです。なぜなら「今米国が進める他国での軍事行動は正義か?」の討論が一切なかったからです。世論調査において、臨時国会前と現在で「特措法」に対する賛否率が変わってないそうです。「どっちとも言えない」が3割を超えているらしいです。変わっていないということが国民の理解度が上がっていないことの現われです。

僕は米国の軍事行動を不正と考えます。人の土地まで入っていって、軍事力で自国の覇権を押し通す行動と見るからです。だから「特措法」にも反対です。

安全保障と引き換えに「YESマン」になってるとしたら、将来に大きな禍根を残すのではないだろうか。変化のスピードも速くなってる今、1960年当時の世界観に固執していることは危険である。
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