賢くなった国民

2008年12月25日 08時39分20秒 | 国を憂う
昨日「客観的な基準を」を書いてて、国民が賢くなった理由を考えた。そこで思い至ったのが数十年前から一般企業でさかんに実施されたTQC活動(業務改善運動)である。
業種で差があるわけじゃなく、一定規模以上の会社なら生産性の向上をめざして、多かれ少なかれやったはずだ。だから今の社会人の大半はこの手の活動を経験してきてる。

僕のいた会社でも業務時間をさいて小集団での活動を続けた。社内発表会、優秀活動の表彰まで設けてた。半分いやいややってたが、続ける中で「客観的に分析し、語る」「理解しやすい資料と説明」そういうことが体質にまでなってる。すぐ分析し、クレームが口に出る。どこまで客観性があるかを判断基準にする。そのままそんな自分が楽しいわけではない。でも社会現象特に今の国政を見るにはいい体質だと思ってる。

この手の経験を経て今日本人は無意識のうちにも「なにが、どこが不明確なのか」、合わせて「なにが不明確にさせているか」まで感じる力を身につけたのではないだろうか。
旧態依然たる政治手法に不満を感じるのはあたりまえだ。
賢くなってないのは国会という「塀」の内側だけではないのか。
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客観的な基準を

2008年12月24日 08時21分29秒 | 国を憂う
今政府与党内で3年後の消費税UPについて合意が作られようとしてる。上げる前提として「景気が好転してる」とされるようだ。
この抽象的な条件ではたしていいのだろうか。たださえも「景気判断」はいろいろな答えが出るもの。3年後に税率を上げたい側はよくなってる部分を宣伝して「好転してるじゃないか」とやるだろう。反対する側は変化してないまたは悪くなってる現象を取り出して「だめだ、だめだ」と言うにきまってる。そして「本質論」のない空論をたたかわせ、「十分な時間審議した。この辺で結論を」となり、強行採決。
こんなばかげた芝居を繰り返さないために、今その前提条件をより客観的な内容とすべきではないか。例えば「3年連続GDPが前年を上回る」とか。国民でも理解できるものさしを作っておくべきと思うのだが。
もう「かけひき」「玉虫色」の国政はごめんだ。国民はそう感じてるのに、国会は政局にあけくれてる。
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転職を熱く語る

2008年12月21日 06時35分28秒 | つれづれなるままに
昨日息子と下の娘が夕飯を食べにきて、泊まってる。9月に白州に集合して以来だ。
息子は先日ロンドンに出張してきた。その話と土産をもってくるので、来ることは予定されてた。娘は「なら私も」で急な参加。
息子 初めての海外出張、しかも責任者として外注社員を同行しての出張だったらしい。社内でも急に決まった出張で、行く前は相当不安だったらしいが、それなりの成果は出せたらしい。会話は大丈夫のようです。大学終って1年ニュージーランドで遊んできてますから。この機にちゃっかり自分の趣味も満喫してきたようだ。
息子は子供を持ち、将来を考えるようになった頃から転職を口にし始めてた。でも「愚痴」的な部分が多かった。自分の会社を評価する内容に理解はできても、転職に踏み出すに必要な自分の中の「熱いもの」を感じることはなかった。
でも昨日飯を食いながら語った彼の言葉には「力と熱」を感じた。会社の評価も核心をついてた。そこまで熱くなってきたのなら、踏み切った方がいいし、失敗に向かう確立より成功する確率の方が高いと見た。
さて、親として何がしてやれるだろうか。実は何もないのである。めげそうになったら後ろから押してやることぐらいだ。なんとか精神的援護だけでもと思う。
一方娘 相変わらず「彼がいるの」の言葉はなかった。
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連帯感・人間愛

2008年12月20日 08時36分19秒 | 国を憂う
おだやかな年末、今日も暖かいらしい。うれしいです。
しかし、食(職)を失い、住さえも追い出されてる人が増加してることには心痛める。今国内の労働者の1/3は非正規社員らしい。この先どれくらいの人が路頭に迷うことになるんだろうか。2/3の正規社員とて安閑とはしていられないだろう。
今自分は大丈夫だ、オレの給料は保証されてると考えてる方達も自分の問題として考えることが必要なのではないか。その原点は「ただの労働力としてしか扱われない1/3の人々がいて、自分の生活が成り立ってることを認めること」だと思う。そして「ただ運がよかっただけ」と認めることではないか。
この原点なしに今の流れをくい止める方法はないと思う。この原点が国内の潮流になり、連帯感を作り、みんなが少しづつ我慢する、苦を全体で背負う。忘れてきてしまった「他人(社会)への愛」それも取り戻せるのではないか。
その意味では今「人の社会」を取り戻すチャンスでもあるわけだ。

・地方自治体が救済にのりだした。
 国政と地方自治の危機に対する認識温度差を感じる。「政局より政策」とA君は言ったが、結局政局をもてあそんでるだけではないか。地方自治体では所詮「砂漠で100ccの水」でしかない。早く国政が出て行かないと。
・野党が参院で強行採決
 政局の一環パフォーマンスでもあるだろう。しかし「変えるい一石」にはなっただろう。その点で「功」の方を評価したい。
・A君が「目的意識ないと就職は難しい」と激励
 ハローワークにまで行って若年求職者を激励したようですが、今は平時じゃないんですよ。この認識の差、やはり「おぼっちゃま」「御曹司」で、今この人ではchangeを期待できない。これも政局パフォーマンスのひとつでしょう。でも失敗でしたね。
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リニア新幹線

2008年12月19日 08時12分50秒 | 国を憂う
昨日ひさしぶりに一般道で帰ってきた。20号で大月まで来て、139号に右折河口湖方面へ。禾生(かせい)で左折して、新雛鶴トンネル、秋山村を通り、相模湖ピクニックランドの前に出るコースだ。渋滞してる場合か高速代をケチる際に使う道だ。
新雛鶴トンネルの下にリニア実験線の終点がある。今東方面への延長工事が始まってた。道路トンネルの下に新しいトンネルを通す工事だ。場所的にも、一般認知度的にも「こっそり」工事が進められてるように見る。
今この工事を進める必要があるんだろうか、国民は賛成してる(する)んだろうか。昨今の経済情勢からではない。日本の将来を見てだ。20年後に東京大阪間が1時間で行ける世の中それを国民は望んでるんだろうか。「日本人そんなに急いでどこ行くの」。
上越、東北新幹線が開通した当時、朝東京を出て、3時頃まで新潟支店で打合せ。大宮経由で仙台に移動、仙台で泊まり、翌日東北支店で打合せという出張をやった。
将来大阪2往復なんて出張をやるようになるんだ。だいたい20年後にビジネス世界は人の移動を必要としてるのだろうか。
知らぬ間に既成事実が作られて行き、ここまでできてるから完成させなきゃ今までが無駄になる的に金が使われたのでは困る。
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身の丈にあった生活レベルへ

2008年12月10日 08時54分52秒 | 国を憂う
SONYが16000人を解雇するらしい。自動車産業でも解雇が言い渡されてるようだ。
「企業があっての人」なのか「人があっての企業」なのか。解雇される側が裁判に訴えだした。当然のことだと思う。人より企業が優先される社会になり過ぎてないだろうか。
今の解雇の論理は「100の仕事が80に減ったから、人も20減らす」である。これを認めると契約社員制度は絶対になくならない。なぜなら企業は景気の浮沈に対して自由になる労働力の存在を前提とするからだ。
そこで「100の仕事が80に減ったら、給与も20減らす。そのかわり解雇はしない。」こういう考えにはならんもんだろうか。
同じ収入を得てる2人がいて、1人は明日から収入が0になり、もう一人は今まで通り。これでは不公平感が鬱積していくのは必定。
今世界中に渦巻いてる金融不況 元をただせば、マネーゲームのやりすぎでしょう。日本人の現高給もそいういうマネーゲームの泡を頂いてきたもんじゃないですか。そんな泡を実態と錯覚してきたつけがまわってきたんです。
12000円の給付金に一喜一憂しないで、自らの身の丈をみなおし、泡的生活を反省し、レベルを下げる工夫をする。個人個人がそれをやることで、国が実態の国力にあった姿になる。
当然一時は大変厳しいだろう。でも永い目で見れば、これが唯一最善の対策だと思う。
危機をChangeのチャンスにしたいもんだ。
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「おくりびと」を観る

2008年12月08日 21時12分14秒 | 映画鑑賞
昨日神奈川に帰ってきた。金曜日にまた山梨に戻らねばならない。
今日は奥さんの希望で映画を観に行った。「おくりびと」。
前半笑って、後半しっかり涙させられました。しっかり作られてる1本でしたね。
2年前母を送り、今93歳の父のその時が近い。
人は知人を送るその時無垢な人になれる。その儀式の最初に登場するのが「納棺士」。彼らの仕事が関係者を無垢な人間に変え、亡くなった人を生前幸せだった人に変える。納棺士にめざめる主人公を通して、生と死と愛を考えさせられる。
重そうだけど、楽しい1本でした。
本木君の納棺士演技がすばらしく、十分納棺士できそう。役者って大変な仕事ですね。
みなさんもチャンスがあったら観てください。
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