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厳しい林業の現実

2007年03月24日 21時48分14秒 | 仕事雑感
今山に入ってクヌギを伐採してる。それを引きずり出し、山で薪用2mと椎茸原木用90cmに玉切りし、ダンプに積んで下界におろしてくる。薪用と椎茸原木用の区別は太さ。径が8cm以下はごみ、8から18でまっすぐな部分は椎茸原木用、それ以外は薪用なんですね。
20日ほど続けてきましたが、だいぶ現実がわかってきました。「これじゃやる人いないよな」が実感です。
今回の山は急斜面で高さ20mくらいのクヌギを60本ほど切り出しでいる。
急斜面だから重機は入りません。倒した木は滑車とワイヤーと重機で引っ張りだすんです。作業員は今2人です。倒すのも正しい方向に倒したいので、ワイヤーで引っ張ったりします。倒す時は2人で協力して倒します。引っ張り出す際は僕が斜面でワイヤー掛け全て、もう一人は崖下で重機の運転。
重いワイヤー引きずって斜面を上がる苦労を想像してみてください。しょっちゅう切り株にワイヤーが引っかかって後戻りをさせられます。1日作業すると富士山に登っちゃうくらいの登山量です。全ての作業がこんな調子。ただただキツイです。3K以上です。

さて、こんな苦労の対価としての椎茸用原木1本いくらになると思います。椎茸生産者が買う値段ではないですよ。

山渡しで60円、それを整理して下界まで下ろして70円です。ちなみに椎茸生産者への売値は200円です。僕の能力、技術で山渡しを1日で何本作れるでしょうかね。
倒すことから始めたら1日で20本がいいとこでしょうね。日給1200円ということですね。
ここの人件費をあげると(苦労にみあう額にすると)、椎茸の値段が5倍以上になるということですよ。
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新聞記事から(2)

2007年03月19日 20時28分01秒 | つれづれなるままに
結婚に至る経過の変化について

1982年以来topだった「職場結婚」が昨年2位に落ちたのだそうです。
さて1位になったのは何だと思います。

ちなみに「お見合い」 ですが 戦後は6割を占めたようです。さすがの断トツ。昨年は全体の6.2%まで落ち込み、絶滅寸前なのだそうです。

もったいぶった1位ですが、当たり前なんだけど、答えとして出にくい経緯なんです。
「友人や兄弟姉妹からの紹介」が1位になったのだそうです。

僕は日本太郎君です。世の動向にピッタリ。職場結婚でした。お互い一番安心できたよな。(できたよね。)

皆さんはいかが。
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新聞記事から(1)

2007年03月19日 20時14分47秒 | つれづれなるままに
新聞の読みたい記事を貯めるくせがあります。
昨年10月の新聞記事を今日読みました。そこで2つおもしろかったのでコメントします。

「人間は左に回りたがる」んだそうです。右利き、左利きの話題なんですがね。
陸上トラック競技 そういえば「いつから」あるいは「だれが」「どうして」 左回りときめたんですかね。その原点ははっきりしないようです。
逆に右回りで全力疾走することをイメージしてみてください。なんか変な感じしません。足がもたつくような・・・。
ところが調べてみると、右回りも左回りも経過時間、必要歩数に差はないのだそうです。
だから回る方向と右利き左利きは関係ないようです。人間は右利きが多いのですが、猿君は左利きが多いのだそうです。
どうやって測定するんでしょうかね。 
子連れの母猿を驚かすんだそうです。その時、どちらの手で子をつかむかを見て、左右利きを判断するそうです。
人間には「エディンバラテスト」というのがあるそうです。字を書く、ボールを投げる、はさみを持つ など10項目で判断するんだそうです。
この記事まだまだ特筆したいポイントがあるんですが、この辺にしておきます。
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今の日本 何か怪しい

2007年03月14日 20時30分26秒 | 国を憂う
今日に始まったことではないが、今の日本「エッ」と思わせられることが多すぎる。
これはね そうとう危ない、どこか崩れるとみんな崩れることになりそう。

・松岡農林相を安倍さんがかばう
  あほか。 必罰しかないでしょう。 
  こんなこと認めてるから、みんな「玉虫色の決着」になる。
  そんな国民と海外から思われることが寂しい。
・西武の補助金 建設業界の談合
  辞めた と公言しておいて、その裏でしっかりやってる。
  誰がこんなことやらせてるの? 
  ほっといてごらん いつか全部我々にツケがまわってくるよ。
・京都議定書 守れないよね。
  ホスト国、京都の名前がついた地球的取り決め。
  名言しなさいよ。「日本は実施できません」と。
  今の、自分の地位だけが安泰ならいい人間が集まって、政(マツリゴト)をやってる。
  少なくとも、100年先見た政治家はいないよな。
・電力会社がそろって報告書を改ざんしてる。
  安全の意識はどこにいったのですかね。
  利益至上主義に成り下がってませんかね。
・飛行機が胴体着陸
  メイカーにも怪しさがあるよね。メンテしてる組織も怪しいよね。
・「格差」の拡大
  国会で大いに議論になってる。でも与党側は「そんなことないでしょう」みたいな答弁。
  僕は田舎で仕事して大いにその現実を思いますね。
  そんなことないだろう という人、皆さんは気がつかないかもしれない。
  いや解かってて、「よかった。自分はあっちではない。」と思ってるのかもしれない。
  でも、この現実は必ず皆さんに降りかかってきますよ。  
・これだけ不信がありながら、上場を廃止されなかったNCS。
  何か「力」が働いたんだろうね。
  戦後営々と築きあげてきた今のシステムの確固さと「危うささ」を思うね。
・次世代の小中学生が見てる
  上に書いたような「大人のバカさかげん」を小中学生がみんなみてるんです。
  彼等もしっかりした感受性をもってるよね。
  僕も57歳で今を作り、しょってる一人と自負してる。寂し過ぎます。

まだまだいろんな評論を挙げられるけど、やめとく。
大事なことは
 ・各位が考え
 ・各位が意思表示をする
ことではないだろうか

僕が怖いのは 今妥協したこと、目を閉じたこと それが数年後に、あるいは次世代の地球に 「とんでもない環境」を残す結果にならないか ということだけなんです。

またまた 堅いね。 こんな自分いやだな と思うこともあるんだな~。
でも、発信したいんだよ。怖いから・・・、責任感じるから・・・。   

     
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