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また草間彌生を観に

2013年05月29日 18時09分15秒 | 絵画鑑賞
今日例年より10日も早く長野と甲信越も梅雨入りが宣言された。「春が来た」と言って始まった「いい季節」はあっという間に過ぎた。いいことは早く去る。
白州も予報通り、朝から小雨。それをみこして今日は松本まで草間さんの展覧会を観に行ってきた。
草間さんは1929年に松本に生まれた方で、松本市立美術館は常設展示の部屋を設けてる。今は27点が展示されてた。

       

当然展示は撮影禁止。美術館玄関は撮影可でそこを撮ってきた。
左は水玉のチューリップのモニュメント。色が多すぎるのと、色調に強さがない感じで、草間さん自身も「これ止めてよ」と言ってるのではないかと想像するもの。ちょっと興ざめ。こうして写真で見るとそれなりの色調だが。
右はエントランスの壁、ベンチ、ゴミ箱、自販機までが赤・白の水玉に化粧してた。まさに草間ワールドの演出。
展示では例のカボチャを平面に描いたものが圧巻だった。それと静岡で感激した白のカンバスに黒だけで描いた「愛はとこしえ」シリーズが6点出てた。そこから察するにものすごいスピードで描いてるのだろう。お歳だし、精神的にも病んでらっしゃるはず、そのエネルギーの凄さにますます驚いた。
別の常設展で田村一男という作家を知った。これもよかったな。

往復とも一般道利用。片道1.5時間ほどでいける。白州を基点にするととっても便利。塩尻峠を信州側にちょっと下ったところから右折して、19号を使わずに松本に入る近道も見つけた。今後草間さんの展示を内容が変わった都度観たいと思う。この近道は有効だ。

 途中諏訪湖近辺の中央高速の法面に一箇所「ナンジャモンジャ」が群生してる場所を見つけた。かろうじてこのひと枝だけ手が届いたので(失礼ながら)いただいてきた。小一時間水をきらしたので元気がないが、水が上がることを期待していけた。
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今にも降りだしそう

2013年05月28日 15時25分49秒 | 白州の四季
予定通り昨日白州に帰ってきた。今回はめずらしくかみさんが同道してる。かみさんは去年の夏以来だろうか。前回の白州から中1週間しかたってない。来週再来週と予定が多いので今週帰ってきたわけ。
昨日例年より1週間(?)ほど早く九州、四国、中国が梅雨に入ったとか。今日は近畿と東海も入ったらしい。早い梅雨がそこまで来てる。そうせいでしょう今にも降り出しそうな白州です。明日は降るとの予報なので予定してた外仕事をまず片付けた。
今年1回目の草刈。今年からはお隣さんが生活されてるのでほっとくわけにもいかない。まめにやらんといかん。陽射しがなく、涼しいのではかどった。2.5時間ほどで一通り刈った。いつも思うことだけど、汗して仕事すると美しくなりますね。
それから木を2本倒した。1本は南側で大きく、うっとおしくなってきたチョウジザクラ。来年になると倒すのも苦労しそうなので今年切ると決めた。使えるところは薪にするが、全部で2日分ほどの量しかない。
もう1本は新居のお隣さんとの境で、ちょっと越境ぎみに成長してきたイギリスナラ。僕としては葉っぱが美しくて愛着のある木なんだけど切ることにした。陽射し、周りの大木との関係だろうけど、お行儀の悪い木でお隣さんの屋根の上に傾斜して行く。お隣さんも気味悪く思ってたことだろう。
2本切って、薪材として整理し、余計なところは燃すか燃す準備までやって2時間。かみさんの助けも大きかった。
今年切り倒したい木はまだ何本かある。今回はできないな。梅雨明けの真夏になるかも。
明日は雨とのこと。かみさんも来てるので松本市立美術館まで行こうと思ってる。草間彌生の常設展が目的。27点が観られるようだ。この1週間は草間週間だ。また疲れるんだろうな。でも楽しみ。
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暑いね

2013年05月26日 11時20分25秒 | つれづれなるままに
5月下旬でこの暑さ。もう真夏の暑さが心配になってくる。
昨日孫の運動会に半日つきあった。涼しくなった1日だったようだが、炎天下疲れました。歳とると暑さが体の疲れに変化しますね。

          

玄関のさつきが満開。花が終わると剪定作業を炎天下でやる。中腰で辛い作業だが、この花を思ってやります。

テッセンも満開。不思議なのは花がみな西側に向かってること。ひとつとして玄関側に向かってるものはありません。午後になると夕方までガンガンに陽があたります。この花は陽に向かって咲くという性質があるのだろう。ひまわりのように陽に向かって首を振る花もあるくらいだから・・・。

5/8に植えたゴーヤも大きくなって、ネットにからまりだした。これからはグングンと大きくなりまっせ。高い苗だったせいか葉っぱが大きい。大きい実を期待しますね。

   参考 : 5/8のテッセン、ゴーヤの写真
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JR各駅停車考

2013年05月22日 18時42分16秒 | つれづれなるままに
静岡を往復するのにJRの各駅停車を使った。急ぐ旅じゃなし、早朝出発で、のんびり旅行を味わうことも目的にいれての移動。
予定の中には行きは駅弁を食べながら、帰りはビールでも飲みながらをいれて、いい感じの移動を考えてた。
ところが大いに甘かった。
朝6時過ぎに家を出て小田急で藤沢へ。まず藤沢で駅弁なんて売ってるかが問題。それがあったんです。むしろあったことに驚いた。
6時半の熱海行き。これがとんでもない。通勤電車でした。座るどころじゃない。辻堂、茅ヶ崎は降りる人数と乗る人数が同じくらい。平塚でドッと降りました。座れたのですが、列車は昔風のボックスタイプじゃなく、通勤電車タイプ。この座席では口に物を入れるのははばかられます。
大磯、国府津と乗客が減りますが、まだ立ってる人も。小田原でほぼ全員座ったようです。でも食事って環境じゃない。熱海からの乗り継ぎ電車に期待。
熱海の乗り換え、当然同じホームの反対側に待ってると思ったら、橋を渡って隣のホーム。しかも電車は通勤タイプ。これでは飯だめだ。
東京から熱海、沼津までは10両、15両編成。そこから西は3両、5両編成と短くなる。もう田舎で通勤時間といっても乗客が少ないんだから当然か。長い編成で走らせるのは無駄と判断して、東京から静岡までの直通はないんだな。JRの方針が読めた。
3両編成にしても空席があるまま静岡に向かいました。結局美術館まで買った駅弁を食べることはできなかった。美術館の裏山のベンチで静岡、草薙の町を見ながら食べたのですが、これはこれでいい朝食でした。
帰りは最初からビールを諦めました。それより疲れで寝込む方が優先でしたし。

もうひとつ。藤沢、草薙間で運賃が2300円ほど。これだけの額になるとプリぺイドカードでは改札を通れないのですね。なんで?理由がわからんね。

昔風にローカル列車での旅 もう難しくなってるんですね。少なくとも都市近郊では。ちょっと淋しいね。田舎まで行って味わえということなんだ。
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草間彌生展で静岡まで

2013年05月21日 18時41分47秒 | 絵画鑑賞
       

静岡県立美術館まで往復してきた。今回は2004年から3年間で制作されたモノクロの作品「愛はとこしえ」と2009年から始めた「わが永遠の魂」あわせて110数点の展示。
より洗練され、ますますエネルギッシュになった彼女の作品を堪能できた。白いカンバスに黒だけで描いた「愛はとこしえ」の50点はこれまでの草間さんのイメージを一変させるもので驚くと同時に80歳にしてまだこれだけの変貌を求めるかと感心でした。
写真は撮影が許可されてる3つの空間、2枚目のかぼちゃは有名ですが、僕は初めてみました。こんな大きいとは想像してなかった。
さらに好きになったことは間違いないです。でもこの人の作品は観てると疲れるように思います。絵が持ってるエネルギーに圧倒されるんでしょう。
草間さんは長野県松本の出身で松本の美術館にも常設展があることを知った。近々ここも訪れてみよう。  
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ポスターができた

2013年05月18日 09時07分56秒 | オペラに挑戦


昨日第九の練習に行ったら「蝶々夫人」のポスター、チラシができてて、配られてた。ポスターは掲示できる場所があれば掲示してほしいという。僕も近所に頼もうと1枚もらってきた。

チケットも24日から発売となってる。まだ立ち稽古もやってない、歌も完全じゃない、それなのに外堀が埋められていく感じ。ゾクゾクだったり、ジェジェだったり。
チケットは4000円だって。そんな高い。脇も脇の超脇役とはいえ僕が参加するオペラですよ、それが4000円。こっちが恐縮と緊張ですよ。
御近所にもなんとなく「僕がオペラ」が知れ渡ってて、「観にいきたい」という方がいるらしい。「4000円で彼。じゃいいか。」となりませんように。
1200程の席を満員にする協力はしないといけない。

ピンカートンをやられる古川さんが「素晴らしい」と感心してる歌の先生です。

[ 追記 ]  僕の友人関係者で観たいとおっしゃってる方がいらっしゃいますね。
       チケットを僕が買って持ってます。4000円にてお譲りしますのでこの記事のコメントで
       「買いたい」と意思表示願います。

  予約   玉村1枚 平野2枚 上床1枚 中村1枚  他(美、俊、晶、嶋、嶋)5枚 
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2回目の第九

2013年05月18日 06時45分00秒 | 第九に挑戦
昨日は午前中に白州を出て、午後神奈川に帰り着き、夕方の練習に参加。あわただしかった。第九の練習は金曜日、こんなあわただしい金曜日が増えそうだ。

初回の練習に参加できなかった方もいらっしゃったようで数も増えたように感じた。男性も増えた。でもテノールは6~7人。
練習はリラックス体操、発声練習、独語の発音・詞の読み練習。[休憩] 男女に分かれてパート練習。[休憩] 最後の30分は今日やった所を全員で合唱。こんな進め方です。これが普通なんでしょう。

・発音にこだわる

 きちんと独語で歌うことを重視するようで、発音にこだわります。これも第九の定番のよう。ところがやればやるほどできないことに気付きます。単語の先頭と最後の子音の音を強調するよう注意されます。例えば「steht」(立つ stand)という単語。先頭の「S」は「ス」でもなく「シュ」でもない日本語にはない音を要求され、最後の「t」はつばが飛ぶほどに「トゥッ」と強く出せといわれる。さらに音楽的には小節の先頭に「steht」(シュティートゥ」がある場合子音の「シュトゥ」は前の小節の最後で発音する感覚、その小節の最初の音は母音「e」の音が出る感覚、ようするに早め早めの準備、発声が独語の特徴。なんと難しい。 はいはい がんばります。

・大勢の中だとごまかせる

 僕はまだまだ詞もメロディーも身についてません。あたりまえです。でも全員で合唱する時自信のないところは自然と小声になるもの。この味を知ってしまいました。つまり大勢の中の1人ですから僕1人が歌わなくても問題なし。なるほどこれなら気楽に行けるぞ。
 早速姑息な手段を覚えた僕です。 が、やるよ。まじに練習すっからな。

・テノールとソプラノは難しい

 バスパートのメロディーはもう数十回聞いてだいぶ耳についてきてます。いままで聞こえてこなかったメロディーでめんくらってるところなんですが、全体的にはやさしいメロディーだなが印象になりつつです。でも2箇所ほど難しいところがあって、教材のCDでも「ここは技術的に難しいところ。しっかり練習してください」と説明がはいってる。これくらいは当然でしょうと納得してます。
 昨日初めてテノールのメロディーを聞いてびっくり。難しいのなんのって。同じ曲の中のメロディーかと思うほど。ベートーベンは狂人です。
 そしてそのメロディーを参加者(経験者)が歌えるのにびっくり。さすが経験者、第九愛好家ですね。もうひとつ、練習にテノールの独唱予定者(オペラの先生)が参加されてますが、この先生が参加して歌うとこのメロディーがしっかり歌になって聞こえる。さすがですね。やはりプロ。

・詞の暗記

 詞の暗記につとめてます。やってて解ってきたことがあります。同じ詞の繰り返しが多くて、詞そのものは少ないのです。どの詞をどの単語から繰り返すかを覚える必要はあります。でもこの点は練習してると覚えるというより体にしみつくみたいな感覚で歌えるようになるもんです。聞き込む、合わせて声を出す これの繰り返しでしょう。
 難渋してる詞が1フレーズだけあって、どうしても暗記できません。(Ja から始まる9小節)記憶力が落ちたとも思うし、お経と同じで意味のわからん音の羅列に過ぎんのですから無理もない。今歌える部分も聞いて聞いてしてきた中で頭にしみついたもの。聞きまくれば覚えるものと思って気楽にやってくつもりです。

少しづつだけど歌えるようになる おもしろくなってくるよ。「第九はどつぼ」というのがなんとなくわかる。
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竹が枯れてる

2013年05月13日 20時31分08秒 | つれづれなるままに
今日白州に移動した。暖かいじゃなく、暑い白州です。札幌では桜が開花したとか。日本は広い。金曜までの白州生活。

ここに来る道中の話。竹の葉が茶色くなってる竹林を多く見た。
相模湖近辺で見つけたのが最初。「ここの竹枯れるんだ」くらいの感想。
山梨との県境あたりでも頻繁にみかける。「なんか変?」。「まっ、このあたりだけの現象でしょう。遅霜があったせいだろう。」くらいで通過。
山梨の県央は街中なので竹藪はない。韮崎あたりで周りの山を観察。「おっ、枯れてる」。韮崎近辺でも茶色い竹藪を見る。
白州まで来た。うちのご近所の竹薮にも枯れた葉を見つけた。
これは何か今年の異常ですよ。遅霜があったせいか、何年かに1度枯れるという周期の年なのか。

情報があったら教えてください。 写真撮れたら明日アップします。

[ 5/14 追記 ]  ああ 勘違い!

    

ご近所の茶色い竹の写真撮ってきました。確かに葉が茶色になって、枯れたかと思いますよね。
庭仕事してたおばあさんに「異常なの?」と聞いてみました。
「い~や。この時季に去年の葉を落とすんだ。水いっぱいすってるからすぐ新しい葉がでてくるよ。」だそうです。  
「竹は春に落葉する」 勉強しました。 
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7,8月は土日がない

2013年05月12日 07時23分43秒 | オペラに挑戦
昨日は蝶々夫人の練習日。12月からもう11回目の練習だった。
練習用CDは視聴200回を超えたでしょう。もう全く楽譜を必要としなくなった。出だしのタイミング、音の高さは何か所かがまだ不安定。でも7,8割の自信がついてきた。順調です。
昨日は本番(8/25)までの練習予定が発表された。7月の第一土曜から本番までの全土日が練習日。あたりまえか。歌は半分、演技がまだ残ってる。6月の後半からは演出の先生が来て動き指導が始まるようだ。8月に入ると全て舞台稽古。8/22は初めてオーケストラを付けた練習。8/24(前日)はGP(ゲネプロ)といって衣装をつけ、メークもしての練習。しかも本番と全く同じ時間スケジュールでやるらしい。衣装は個人で準備するのだが、「明治時代の長崎」感から外れなければいいみたい。しかも村人に限定じゃないという。「そろそろ着たい衣装を考えて」だって。
当然初めての経験。ワクワクしてくる一方で、いろんな不安がわいてくる。元来小心者だから。
楽しむためには不安を減らす努力あるのみ。
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やばいぞ !!

2013年05月10日 22時06分51秒 | 第九に挑戦
今日第九の練習初日。当初300人集める予定だった合唱隊だったが100人程度の応募だったらしい。バスが15,6人、テノールは4人しかいなかった。女性が圧倒的に多い。こんな集まりぐあいはなんとなく納得できる。「やばい」のは参加者数ではない。そこは主催者側でなんとかするだろう。

受付が終わって、全員が大ホールに集まった時点で講師陣の簡単な挨拶があり、最初の質問が「歌ったことのある方は?」だった。当然この質問から来るわね。半々だろうと思って見渡したら、手を挙げてる人が7,8割だ。
「えっ、経験者ばかりじゃないか」。  じぇ じぇ!

さて4つのパートがあるが、こんな大勢でどういう練習方法をとるんだろうと興味を持って待ってたら、「間違ってもいい、歌えない人は『あ~』でもいいから、とりあえず通して歌ってみましょう」ときた。参加者がどれくらい歌えるかを知るための調査だったんだろう。
それにしてもこんな入り方ありかよ。ぼくは最初のフレーズはどうにか歌える。それ以降は全くだめです。黙ってみんなの歌を聞くしかない。皆さん歌えるんですよ。「えっ、こんな歌える人達なの!」「コーラスもきれいじゃないか!」。  さらに「じぇ じぇ じぇ!」です。+落胆。

やばい。これは人の3倍は練習しないと追いつけないぞ。

冷静になって考えてみると、アマチュアの第九はこれが一般的な形なんだろう。経験者が8割のところへ2割の初心者が入って歌う。こうして初心者が経験を積み、経験者になっていく。さらにその経験者が次の初心者を引っ張っていく。だから練習の最初は「通して歌ってみましょう」となる。なるほどね。これが「日本の第九文化」なのだ。「目から鱗」でした。

発破掛けられて初日は終わった。練習に本腰入れにゃ。 
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