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「確定防衛費」の転用は?

2025年06月11日 19時12分23秒 | 国を憂う
夕方からの党首討論を聞いた。
僕の関心事は 諸所の施策に対して「その財源はどうするんですか?」のやり取りになる と分かっているので、各党がどんな財源を考えてるか、 もっとはっきり言えば、「確定、確保されてる防衛費を計画の延長、縮小で財源化しては」という党があるかという点。
防衛費の「ぼ」の字も出てきませんでした。 国債の追加発行、税金の増収分 他にもあったかな? でも防衛費からの転用は無かったね。皆さん防衛費にこれからの4年間、40兆円の確定予算があるの忘れてるのかな? それとも決められた防衛計画は絶対で、アンタッチャブルと決めてるんだろうか。国民生活、命が先か防衛が先かの話ですよ。
2年前 5年で42兆円使いましょうといとも簡単に決めた記憶がある。
ここに触れずに、今「財源はどうするんですか?」の議論は僕には虚しいです。
国民の玉木さんが「税収の上振れ分を選挙目当てのバラマキに使うのはおかしいでしょう」と聞いたのに対して、石破さんは「上振れ分は国民の財です。政府はそんな使い方を考えたことはありません」と答えた。と言いながら与党から「こうしてはどうですか」と案が上がってくれば(もう既に検討に入ってる施策じゃないですか)、やる腹でしょうね。
党首討論はどんどんやりましょう。 話が実に具体的、分かりやすいですよね。あそこで討議するためには自論が必要だし、勉強が欠かせないでしょう。議論のやり方も上手になるんじゃないですか。
そうだ、物価対策での石破さんの返答に「米の値段も下がってきてます」というのがあったな。確かに政府行政の得点ですけど、最初に任命したE大臣は混乱を増幅しただけでしたね。小泉君の得点と言っても国民は「否」とは言わんですよ。
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小泉大臣を大いに評価

2025年06月11日 10時44分19秒 | 国を憂う
ここまで行政を進めた、変えたのであれば、一度評価はしておくべきなんでしょうね。
小泉大臣の今回の行政手腕を 僕は大いに評価してます。
既成概念、現行のモデル、諸先輩の煩方に囚われる事なく、「こうなった原因、それへの対応」と「今まずやるべきこと」を切り分けて、後者に傾注した手腕は凄かったんじゃないですか。前任者が酷かっただけに際立ったですね。
そりゃ、喫緊対応にしてもまだまだ問題があるだろうし、こうすれば良かったのでは はあるだろうね。でもそれは望み過ぎでしょう。ともかく無かった米が出回ってきたんだから「満点」を付けていいんじゃないですか。
改めて彼という政治家を見ると、不思議な人です。あの若さで、あの自民党の中でなんであんなに個性的な行動が取れるんだろうか。普通ならあんな変わり者、自分達に同調してこない若僧など吹き飛ばしちゃうのが自民党なんじゃないの? みんなそれが怖くて上の言いなりなんじゃないの? こう見てること自体がもう誤解なんだろうかと自問しちゃう。 でも小泉君にいちゃもんつけた昔の農林大臣がいたんですから、自民党の本質を見誤ってるとは思えない。 お父さんが元の総理というくらいじゃ力じゃないでしょう。
やる気になれば自民党内でもできるんだろうな。 実績を作っちゃって、「あいつは飛ばせない。むしろ利用して党利に」と思わせる立場になっちゃう、なれば、 そうなんだね、小泉君はもうそうなっちゃったってことなのかな。なら今後大いに期待したい政治家ということです。

今後は今回の緊急措置で新しく生まれてきた諸問題の解決、緩和と本来の「行き詰まってる米行政の大改革」ですね。農協を頭に置いたビジネスモデルをどうひっくり返すのか楽しみです。
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アベノマスク 国が敗訴

2025年06月06日 10時08分22秒 | 国を憂う
あのアベノマスクを作成配布した国の事業について、その決定過程の資料を開示して欲しいとする 神戸学院大学の上脇教授の訴訟に対して 昨日大阪地裁は国側の全面敗訴を言い渡した。
  ・要求の開示範囲を契約以降としたことは一方的である。
  ・業務多忙で決定過程の資料は無い としてるが そうとは考えがたい。
さて、これに対して国側はどうでてくるでしょうかね。

モリカケ問題と同じですね。強引にやって、行政としての業務資料は無い、廃棄しました で押し通そうとする。ぼくが懸念するのは「行政が訴えられるこの種の訴訟が増えること」。
国は自分たちの恥部だと分かってるから隠そうとする。隠すから解決せず、溜まっていく。多分行政の中に「モリカケ問題担当」「アベノマスク問題担当」というのがあって、何人かの高級官僚が専任してるんでしょう。そんな担当にさせられたら仕事する気にならんでしょう。
今の姿勢では今後まだまだ増えていきますね。 たとえば「JA問題担当」「夫婦別姓問題担当」とか。全てが全て「隠すため」とは言わないが、まっその辺は程度問題かな。
要は 隠さず、表で真剣な議論をやって、国民に理解してもらい、早急に今としての結論、解決策を作っていくことでしょう。なんだかんだ理由をつけて懸案にし過ぎですよ。
解決させない、前進させない力が働いてることは国民も分かってますよ。
恥部はどう繕っても恥部です。 もっと大事な事項がいっぱいあるというのに。
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更迭当然、遅い!

2025年05月21日 08時09分03秒 | 国を憂う
結局 江藤大臣を更迭することにしたようですね。
石破さん 任命者としての責任を語り、国民に頭を下げた。 でも職責を勤めて欲しいと更迭は考えてなかった。それがたった1日で方針変更に至った。
甘過ぎるのよ。 目線が他に向いてるからこんな事態に発展し、かえってマイナスイメージを大きくした。そういうことだと理解はしてるんだろうな? どこ向いてたか それは自己保身、自民保身だったのでしょう? 想像以上の反発が出てしまって、恥を大きくする結果に。
自業自得だ。 江藤さんがあの発言をした翌朝 呼びつけて、「辞表を出しなさい。でなければ更迭します。」と言い渡せば格好良かったんでしょう。そういう「ケジメ」が無くなってる。
ついでに言えば、「いまの世相 善悪、ケジメ、道徳、思いやり そんなのが無くなってると見てるが、政治屋さんたちがまず壊してるんじゃないの?」。
別件 昨日石破さん 玉城沖縄知事に 自民党西田昌司議員の「ひめゆりの塔」に関する発言を陳謝したそうです。党総裁、首相として馬鹿な部下の失態を誤るのが仕事? 謝らないで、本人に責任をとらせる(西田さんの場合は議員辞職命令です)スタンスを厳守すればいいんです。
その方が国民の理解は早いし、政治の自浄力も回復するし、石破さんのやりたい行政ができるんと違いますか?
でももう遅いな。 総理に就任してから豹変の連続、党の力に迎合し続けてるからな。
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江藤農水大臣は不適任

2025年05月19日 16時34分28秒 | 国を憂う
昨日佐賀で
 「米を買ったことがない」
 「うちの食品庫にはいっぱいあるんですよ。 周りの方がもってくるので」
と言ったようですね。

これはもう失格でしょう。 この時期にこんなことをサラッとわざわざ言う感性では大臣の資格は無いでしょう。人材不足の国会議員とはいえ、この人以上の方はいるでしょう。
今日周囲の批判に対しては「修正はしても、撤回はしません。」と言ったようです。
どこに目線がいってるのかな? 国民に向いてないことは間違いないです。  自己保身?
石破さん 更迭すべきじゃないですか。 少なくとも注意はするんでしょうね。
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自信持った会見顔に見えない。

2025年05月17日 12時15分26秒 | 国を憂う
昨日福岡厚労大臣と江藤農水大臣が会見を行ってる。 あの不安気な顔、「あんたら本気で国民の為、国の将来の為を考えてんのか」と言いたくなった。

厚労大臣 終盤国会に提出する年金改革の政府案の説明。 現行の年金システムは近い将来行き詰ると広く認知されてる。だから表面の擦り傷に絆創膏貼る様な処置では済まないはず。本質的な所(例えば 国民年金と厚生年金の二階建て制度とか第三号被保険者扱いとか)を解決できないまでも、俎上に乗せて議論する法案であるべきでしょう? 自分でもそこは十分理解してる。だから何を聞かれるか心配で心配で。不安顔の会見になるわね。
先送りですか? 次の大臣がやればいい ですか? そんな大臣ならいらない。

農水大臣 米の高値が治らない事に対する次の方策を説明。 ここも厚労省と同じで、手術すべき病気に真っ直ぐ向き合ってない。そこは先送りで、ともかく現状の国民の不満を和らげよう でしかない。 それでは市場に見透かされて、いい様にあしらわれる。あたりまえでしょう、市場は行政以上にあざといんですよ。
米値上がりのほんとの問題は「米不足」なんでしょう? そこは全く語らない、方策を出さない じゃないですか。 国民は薄々もう気づいてるんだと思うのです。だから、こういう事態を招いた米行政の失敗をまず語り、その方策(10年計画なのか、20年計画なのか)を説明しないと市場は落ち着かないのと違いますか。
それなのに大臣が語るのはいつも「現状対応」のみ、しかも「放出米の流通が・・・」だけ。 しかもですよ、5ヶ月前に備蓄米の放出を決めた時に「1年後に同等同量の買い戻しが義務」と決めてたようですね。こんな自分都合の制限を付けたんじゃ流通がスムースに進まないのは当たり前でしょうと言いたい。
さらにこの1年を5年に延ばすのが新しい施策だと説明してたが、価格の低下にだってどれだけ効果があるか疑問じゃないですか。
説明してる大臣自身がそういう「施策の矛盾」を分かってるんでしょうね。 効果ないだろうなと思いつつ、「これで安くなると思います」と言わざるをえない。
どこ向いて行政やってるんですかと聞きたいね。
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西田議員 謝罪に転じたが

2025年05月10日 09時58分02秒 | 国を憂う
「ひめゆりの塔」「沖縄戦」についてメチャクチャな自論を講演し、抗議に対しても謝罪、撤回はしないと言ってきた議員が昨日講演の一部を謝罪撤回した。
謝罪撤回したのは 「ひめゆりの塔」に関する言及部分。 理由は「丁寧な説明無しに塔の名前をだしだ」ことだと言う。これでは塔に対する事実認識は変わってない と言ってるわけで。
もう一点 「無茶苦茶な教育をしてる」という発言には謝罪も撤回もしない と言い放った。

貴方が都合よく「歴史認識」を変え、利用してるんでしょう と言いたい。 貴方のような国会議員はいらんのです。 もうこういうヤカラは退席していただかないと、いつまでも「戦後を引っ張った日本」であり続けないといけない。 いいかげんにしてほしい。
西田議員は夏の参院選での改選対象者らしい。 京都選挙区ですね。 京都の有権者の方 当選させたんじゃ恥ずかしいですよ。 自民党が公認するかも大きな焦点だ。
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西田昌司議員 正確な説明を

2025年05月08日 09時11分23秒 | 国を憂う
自民党参議院議員 西田昌司氏が5/3に沖縄で 何十年か前に訪れた『ひめゆりの塔』に対する印象を下記のように語ったらしい。
 「今はどうか知らないが、ひどい。 日本軍が入ってきて、ひめゆりの隊が死ぬ事になった。
  そしてアメリカが入ってきて沖縄が解放された。 そういう文脈で説明が書いてある」
さらに、
 「沖縄の場合、地上戦の解釈を含めてかなりむちゃくちゃな教育をしている。
  自分達が納得できる歴史を作らないと」

これらの発言は大いに問題だと思う。

ひめゆりの塔を訪れたことはないが、これまで聞いてきた範囲では 
 「戦争状況が悪化し、侵攻してきた米軍に押される形で自決を余儀無くされた。」
 「日本軍が悪い、米軍が悪い等の説明は無く、単にこういう戦争被害があったと解説してる」
それだけの慰霊碑と理解してる。

西田氏は何をもってこういう印象をされたのかを正確に説明すべきです。
我が国はいまだに第二次大戦の国民的総括(=歴史事実として国民が合意、納得、共感できる定義)がなされてないと僕は考えてる。一部の為政者にはそれを嫌う、上手く利用しようと考えてるやからがいるとも見てる。 だから、為政者の戦争に対する発言は要注意なのです。
今回の西田氏の発言は国民としてほっといてはいけないのです。
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ラピダス支援法案は要注意

2025年05月01日 12時29分38秒 | 国を憂う
トランプ対応で世界中バタバタしてる感なんだけど、それと関係無く、重要な案件が国内で検討されてるの知っておき、見るべき所は見ておく必要ありですよね。特に今年のこの時期は多いように感じてる。
  ・選択的夫婦別姓 ・同性婚 ・年金 ・政治資金とパーティ
  ・消費税減税 ・人口減少 ・米問題、農業政策
まだまだあるんだけど、切りが無いのでこの辺で。
列挙してくるとどうしても感じるのは「決めない、先延ばしにする」日本の政治文化かな。
解決策を講じる前に次の問題が露見して、どんどん溜まってきた。 この際だ昔のあの問題は国民皆さんが忘れるのを期待しましょう みたになってないかな。 国会の先生方 もうちょっと仕事してよ と言いたくなる。

今日は注目度は低いけど、国政として(政治文化として)危険度の高い、案件について書きたい。
「ラピダス」 次世代半導体の量産化を目指す民間事業。 この事業化を後押しするための法案がもう国会を通過したのかな(?)。
半導体製造産業は将来世界での最重要産業だということは理解できる。この分野で主導権を持つか持てないかは国の衰退とまでは言わないが浮沈に大きく影響してくるだろうことも推測できる。よって国としても早くなんとかしたいと焦る気持ちも分かる。でも莫大な費用が必要だと言われている。もし他国に負けたとなると、そこには莫大な借金だけが残った ということなりかねない「勝ち負けが明確に出る」産業分野だ。
だったらやらなきゃいいだろう は無いんだろうと僕は考える。 言い尽くされてるフレーズだが、「資源の無い国だからいい物を作って先んじるしかない」 そうなんだと思う。
じゃ、見境もなく「猪突猛進」していいのか というとそうじゃないだろう。現在の試算では量産化までには5兆円が必要といわれてる。実際はこんな額では済まないんだと考えてるが。
そういうプロジェクトだからこそ引くべき所ではきちんと引き返す冷静さも必要だろう。
原子力発電行政でも明らかになってるように、日本の政治文化は歯止めを掛けられない文化だと思うのです。一旦始めると負の面が顕在化してきても何らかの成果、成功らしい物が見えるまでは辞めない、猪突猛進型で進む文化でしょう。
今回の次世代半導体製造産業もそうなりそうで怖いと思ってるのです。
そうしないために 法案の中に「いついつまでにこうならなかったら」「こういう事態になったら」このプロジェクトは中止(中断)する という判断基準を明記するべきだと思うのです。
PDCAの「C」を事前に決めておけっていいたいのです。
ズルズル続ける行政は今回のプロジェクトから無しにしたいですね。
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日本の行政もわがままよ

2025年04月11日 08時53分14秒 | 国を憂う
ここんとこはトランプさんを否定する論評を書きまくってる。 じゃ日本は「まとも」かと考えさせられる話題があって、ここも書いておかないと不公平だな と思うので。
それは日本の外務省の恥ずかしい話です。 ちょっとかいつまんで話の状況を解説。
 ・ 国連に「女性差別撤廃委員会」 という組織があります。
 ・ 我が国はこの組織に資金提供(拠出金)はしてきてません。
 ・ 委員会は我が国の「皇室典範」に対して、女性蔑視であるとし、改正を勧告してる。

この勧告を不快に思ったのでしょうね、外務省は各国からの拠出金を分配する国連組織「人権高等弁務官事務所」に対して、「我が国の拠出金を同委員会には使わない」よう求めたのです。

これだって 立派に世界的「わがまま」でしょう。勧告への正しい対応は「天皇制の特殊性」を世界に向けて説明し、理解を得ること。国民には「天皇制、皇室典範 このままでいいのか」を広く問うことでしょう。 その結果改正要となれば変更していくことでしょう。
どちらもやらず、文句を言ってるのでは「トランプ流わがまま」と一緒だと言いたいのです。
もうちょっと深読みすると、「日本ってそんなちっぽけな国なの」と印象されるマイナスを考えて欲しいものです。戦後世界協調に人一倍努力し、それなりの評価を貰える国になってきたんじゃないですか。好評価得るのには時間がかかり、失くすのはあっという間じゃないですか。
日本の官僚 人がいなくなったのか、球が小さくなったのか 寂しいね。
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