「事なかれ」の先は?

2017年03月31日 20時00分11秒 | 国を憂う
 高校の山岳部が訓練中に雪崩にあい、死に至るという事故が起きた。「何故か?」「回避できなかったのか?」そこはしっかり分析してもらいたい。
 でも、「高校生の冬山訓練は禁止」との安易な決定を下すことには異論がある。「経験して学ぶ」ことが若者の義務であり、特権だと思うからだ。
 管理社会の今、その部門の管理者は自分に責任が及ばないこと、できたら事件が起きないことを優先する。自己保身が大きいのだが。
 そんな環境で「学びたい」若者は経験することさえ、「予測して対処する」ことさえ学べない環境におかれることにならないか。
 親にしてからそうだ。安全が優先して、「経験から学ぶ」という大人になる一番大事な必要条件を奪い取る方向で子育てする。

 これみな「事なかれ」の発想だろう。厳しい世の中で堂々と生きていく力は何時、どうやって身に着けろというのか。「可愛い子には旅をさせろ」「虎は子を谷に落とす」と言うではないか。
 「草食系男子」なんていうのもこんなところから生まれてるとも言える。

 「事なかれ」で「止めさせれば」じゃなく、危険をしっかり管理して、そこで「経験し、学べる」環境を残すのが大人の義務なんでしょう。安易な結論に走るのは「エゴ」だと思うのだが。
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冷えるけど春確か

2017年03月29日 08時59分59秒 | 白州の四季
今週は変則だが白州に返ってきた。日曜から月曜にかけて雪が降ったようだが、火曜の午後ではその形跡はまったくない。
今朝は冷え込んだ。-1、-2℃だったろうか。薪ストーブを使いたいとこだが、「もう使わない」と決めたのだから我慢する。石油ストーブではなかなか暖まらない。設定の14℃になる前に外気の温度も上がってきて、ストーブを止めるはめに。朝夕の一時だけ冷えるが、陽が出れば一機に気温が上がってくる。初春らしい。

確実に春が近付いてる。

        雪割草は今がピークだろう。大きい株になった。

        カタクリが出てきてる。4月中旬には満開だろう。

ミツマタの花芽にも色が付きだしてる。これも4月中旬満開だろう。     

隣家の梅。今満開。また実を頂かなくちゃ。昨年は200個ほど頂いたっけ。  
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3/26 いろいろあった

2017年03月26日 19時47分13秒 | つれづれなるままに
今週末は4月ですよ、なのにこの冷えは何? 箱根も10cm弱の積雪らしい。白州もみぞれが降ってるだろう。どんなふうに白くなってるのやら。明日雨が止めばまた初春が戻るのだろうけど・・・。 あさって返る予定にしてる僕なんです。
そんなけったいな日 いろいろありましたな。
ひとつは 稀勢の里の大大大逆転優勝。 いや~ 凄い、それ以上の日本語は無いでしょう。照ノ富士に「あれなら勝てる。2つ負けるなんてないよな」の慢心、それが一番。次に稀勢の里の「負けられるか!」の根性でしょう。 「稀勢の里は化けた」と見たな。凄い横綱になる予感。一方の照君、いい勉強したんじゃないか? これを活かせるかどうかが彼の将来を決めるんでしょうね。

もう一つは高校野球2試合連続「引き分け再試合」。これは籠池さんが国会で言った「事実は小説より奇なり」の実践版ですね。こんな事があるから世の中は楽しい。2試合目の一方が福井だったしな・・・・。

要するに「2017/03/26」は稀有なことが起きた日として記憶される日としてあったのですよ。

ちょっとプラスさせていただければ、カーリング女子世界選手権、決勝はロシアとカナダだったんだけど、カナダのスキップの凄さも強烈だった。彼女は「カーリングの申し子」ですね。彼女に勝てる国はないでしょう。そんな凄い試合もあった日でした。

まだあった。当市の新文化施設「シリウス」でNHKののど自慢があったな。全国放送でしたよ。残念なのは上手い人が参加してなかったってこと。大和市の市民は「遠慮深い人が多いんだ」ですね。参加して一発かましておいたら・・・・。

そんなこと言いながら何もしてない傍観者の僕でした。そんなもんでしょう、世の中は。
2.26は有名な日だ。今日をもって3.26も面白い日として登録したら。
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松井さん 先手打ったな?

2017年03月25日 20時02分59秒 | 国を憂う
当然ですが 僕の見方ですからね。
3/25 大阪府知事の松井さんが安倍さんの「対応がおかしい」とコメントしました。面白い発言ですよ。

僕は籠池さんの学校建設に対して「大阪の認可基準」が緩和された事 これは安倍さんと松井さんの間での「出来レース」だったと推測してます。そうでなきゃ、籠池さんが動きだした時以降大阪府が認可基準を緩める条例を作った経緯が理解できないからです。ここには自民と維新の「アウン」の呼吸(忖度)があったはずとみてます。要するに森本問題は安倍さんと大阪府が結託して進めてきた事柄なのですよ。当然「日本会議」の力がかかってたのは当然です。
松井さんの今日の「安倍さん批判」は「貴方間違ってますよ」とは言ってない。「対応がおかしいと」言ってる。とりあえず世間に対して「自己保身」になるコメントだけは出しておいたということでしょう。安倍さんから見ても「これくらいなら許そう」の範囲です。
数日前松井さんは「証人喚問に出ますよ」と言った。あれも状況を読んだうえでの保身行動ですよ。「安倍さんは僕(松井さん)を喚問に出せない」と読んでますね。籠池さんはあそこまでしゃべっても政治の世界で何がどう動いたかまでは説明できない。「オレは全部知ってるよ。いいの?」が絶対的な強み。
つまり松井さんは自分の保身第一にコメントしてるんですよ。「喚問の場に出されることはない」を読んだうえで、世の中には「オレも維新も悪いことは何もしてないよ」と解説しただけなのではないですか?

松井知事と昭恵さん付きの秘書女性の喚問が真実に近づく道です。
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「多毛作人生」 By 清水国明

2017年03月25日 08時02分41秒 | つれづれなるままに
今朝の「ラジオ深夜便」は福井特集だった。4時ちょっと前になんとなく目が覚めてラジオつけたらやってた。
飛び込んできたのは「福井弁」の話。研究者によると「アクセントを気にしない方言」とのこと。なるほどなと納得しながら、転校してきた当時のことを思い出してた。中2で福井から神奈川に転校してきた僕だが、こっちじゃなかなか見ない丸坊主頭だった。何かの授業中に「僕の発音」が話題になり、「ハシって言ってみて」「橋だよ」「端は?」「じゃ箸は?」と。区別できない僕は「何が違うの?」でキョトンとするも、教室内は大笑いだったな。今なら「いじめ」だよな。あの当時はそれで返って人気者になったっけ。今でもアクセントの区別はできません。

4時からの「明日へのことば」ではタレントの清水国明さん(福井県の山ん中で育った)が「多毛作人生」を語った講演を放送した。
「人生は1回、いろんな生き方をした方が楽しいじゃないですか。欲張って生きましょうよ」と語りかけてた。まさに彼の人生そのものの話で説得力大有り。彼ほどいろいろで、華々しくはないが、僕も早期退職後「やったもの勝ち」を信条に欲張ってるからわかるな。大いに感動と納得。これからもこの姿勢でやっていくぞ感を強くした。うん、おもしろかったな。
「多毛作人生」って清水君の造語かと思ったらそうじゃないみたいですね。長寿社会に進む中でだいぶ以前から表現として使われてるようです。

  清水国明の多毛作人生について   「直角死」も共感だ。
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「道徳」の教科書

2017年03月25日 07時15分09秒 | 国を憂う
今年から使われる「道徳」の教科書、その審査があったらしい。
おおむね許可されたようだが、こんないちゃもんが付き、修正したとの話がある。

「パン屋さん」を題材にある物語を語り、ある種の道徳観をといたくだりにだ。
道徳観(ストーリー)がおかしいと言うのではない。
「パン屋」を「和菓子屋」に変更させられたとのこと。

こういう価値観 わからん!!  何か危険が押し寄せてる感なんだが。
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しっかり拝聴しました

2017年03月23日 17時09分12秒 | 国を憂う
籠池氏の証人喚問。
籠池さんは単純で純粋な人だなという印象だった。政治的に動いて裏でコソコソやる、できる人じゃないと見たが。そりゃ、日本会議に所属してる人だから「政治家は利用するもの、できるもの」という感覚は持ってて、そういう動きはするし、ルートもたくさん持ってるだろう。でも自分が策士になって主体的に悪を働くなんてできる男じゃないと見た。
自分の価値感、信念を信じ、夢の実現を図っただけの人。ただ、そこに世間とのずれがあって、結果的に多くの悪を作ってしまった ってことじゃないですかね。
自分の周りも上手く進んでるうちはこっちを見てたし、協力もしてくれた。でも事が発覚してからはどんどん冷たくなり、今では自分1人が悪者だと押し込められる破目になって、「そりゃ無いだろう」となったんじゃないの。「純粋な義侠心」?
だから話が「大きく」か「創作」されてる部分もあるかとは思うが、大きな流れとしてはそんなに噓は無いんだろうと聞いた。
籠池さんに言われっぱなしになった人、組織がひとつひとつ「籠池さん、それは嘘ですね」と証明していかなくちゃならなくなったと見る。
  ・ 安倍夫妻(秘書みたいに動いてFAX打った内閣官房配属の女性も含む)
  ・ 稲田防衛大臣
  ・ 財務省理財局と近畿財務局
  ・ 大阪府と私学審議会(松井知事も当事者でしょう)   まずこの人達、組織ですかね。

「森友疑獄」に発展するのでは。明日の安倍さんの答弁が聞き物だな。
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「トスカ」とバリトンの高橋祐樹

2017年03月19日 15時27分01秒 | つれづれなるままに
日曜の夜中(実際には月曜の早朝0時から4時ころ)BS3で「プレミアムシアター」という番組があり、世界各国で開催されたコンサート、オペラ、バレーなどのいい公演を見せてくれる。オペラ公演の場合はとりあえず録画し、さして興味ないものは消すようにしてる。これまでに5つ6つ保存してるだろうか。
3/13に録画した「二期会公演 オペラ『トスカ』」を見た。トスカの内容は知らないが、プッチーニの3大オペラの一つだけにいつかはちゃんと見なくちゃと思ってた作品。ただ有名なアリアはよく聞くので熟知済。今回の公演は出演者が全て日本人だという点で僕の中ではちょっと減点なんだけど、日本人ソリストを知ったという点ではよかったかも。
プッチーニ作品で解り易いし、感動ものだったかな。いい公演というのが感想。日本人のソリストさんもまんざら捨てたものじゃないと感心。ちなみに主役のソプラノは大村博美、テノールは城宏憲、バリトンは今井俊輔という方でした。

いいものを録画し、勉強しましたと書いてるのだが、もう一つびっくりしたことがあったのです。
公演が終わって、出演者が挨拶で舞台に出てきた時、「あれ、この人?」と思う人がいたのです。「憲兵 シャローネ」役をやった人、「確か座間で第九歌った時のバリトンソロを歌った人、かつ第九の指導をしてくれた先生じゃないか?」。 早速あの時のパンフを調べました。当たってました。高橋祐樹さんでした。凄い、こんなところに出演する人だったんだ。そんな方から歌を習い、一緒に公演したなんて。
要するに座間のオペラ団体は凄い世界と繋がってて、僕みたいな素人がとんでもないプロとご一緒させていただける場所なんだということですよ。第九の指揮者は宮本文明さんだったし、道化師のシルヴィオ役だった藤山仁志さんは昨夏の奈良でのイタリアオペラで脇役ではあったが、ソロ歌ってた。 ありがたいですね、こんな場に参加させていただけるのは。感謝せにゃならんですね。
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草間彌生版画展

2017年03月18日 15時15分02秒 | 絵画鑑賞
      新宿小田急デパートでやってる「草間彌生版画展」を見てきた。

デパートだから当然売ることが目的なんだが、高価、高価。こんな値段だれが買うの? です。 僕の場合は頭っから買う気なんぞなく、展覧会見る気分で行ってるわけだからどうでもいいんですが、それにしても高い。
一番安いのが90万円だったかな。この1点だけ既売マークが付いてた。一番高いのはなんと3200万円。大きさではこれが一番小さかった。小田急で売られるのは明日までで、売れなければ明後日には香港で売りに出されるとのこと。
200万、400万、800万そのあたりの値がついた作品20点ほどが展示されてた。芸術品としての感想は「うん、草間作品。いいな。」といつもと変わらんが、やはり生々しく値札を付けられると、札束が透けてるようで・・・。

お客さんも少なく、担当者(紳士)が話をいろいろ聞かせてくれた。出展されてる作品の出所は全部コレクターさんなんだそうです。僕は草間事務所が所蔵してる作品をお借りしてきて売ってると思ってました。そんなルートは成立しないんだそうです。こんな値段で売りに出すコレクターがいることにまず驚きますね。そんな作品を集めてくるデパート担当者も凄い。(その道のプロがいるんだろうけど) もう一つ勉強になったのはこういう販売会を開催するには何から何まで草間事務所に話を通して、承諾を得ながらすすめるんだそうです。写真のパンフレットもしかり、どの作品がいくらで売りに出るかも。 さすが草間事務所ですね。
4月に今開催してる「草間彌生 我が永遠の魂」展を観に行くことにしてる。ますます楽しみになった。

庭で今を盛りと咲いてるクリスマスローズ。年々株が大きくなっていく。   
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今日は春の光

2017年03月16日 11時57分28秒 | 白州の四季
      

今日は陽射しが強く暖かい。陽射しはもう春そのものだ。薄めのセーターでも着てるだけで汗ばむ。
八ヶ岳の景色ももう冬のそれではない。強い光を反射して「春だぞー」と言ってるよう。
庭の雪割草もしっかり大きくなって、かわいい花を咲かせてる。
いい季節になった。ウキウキしてくるね。
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