
個人のアップの写真も載せられない。
まっこの1枚から「さぞ楽しい公演だったろう」と想像してください。
① 「愛の妙薬」一幕冒頭の合唱 アッディーナ、ネッモリーノ、ジャンネッタ、男女合唱
② 「愛の妙薬」二幕女性の噂話合唱 ジャンネッタ、女合唱
ソリストによるアリア
③ 「ドン・バスクワーレ」より 「あの目に騎士は」 鈴木和音 (ソプラノ)
④ 「アンナ・ボレーナ」 より 「私の生まれたあのお城」 長谷川沙紀(ソプラノ)
⑤ 「ルチア」 より 「我が祖国の墓よ」 藤牧正充 (テノール)
アンコール 「椿姫」 より 「乾杯の歌」 ソリスト3人による
僕が歌ったのは①だけ。それでも舞台に立ってた時間は15分はあったかな。歌はしっかり覚えてるから何の心配もなく、いかに楽しい歌に聞かせるかに工夫をこらしてた。でも雛壇で動く範囲が規制されてる中だから限界がありました。一人でバカやってバランス壊すのもなんですからね。歌だけでは無理で、演技しないとその場面の(オペラの)楽しさは出せないものですわ。いやいや、だから「オペラは楽し」なんですよ。
大和の第九仲間も10人ほど聞きに来てくれた。公演後「いっしょにやりましょう」と誘ったが「ハードル高いな」が一般的反応だったかな。
②は1週間前の練習に比べて格段に良くなってた。男は先に帰して特訓してたからな。凄い。この女性たちは力ある人達ですよ。
ソリストのアリアは知らない曲ばかり。逆に新鮮だったな。テノールさんは愛妙から「人知れぬ涙」を歌ってくれるかと期待してたんだが、「もったいないよ」」だって。藤牧さんの「人知れぬ涙」をいつ聞けるのか大いに楽しみ。
アンコールは後ろの合唱無しの3人だけで聞かせてくれた。ちょっと裏話。男性合唱は①だけで終了。「歌い終わったら平服に着替えちゃっていいですか?」の質問に「着替えないで客席にて観賞」の指示がでてた。この合唱団には「乾杯の歌」の合唱歌える人が大勢いる。ひょっとしたら「舞台にあがって、コーラスやって」も考えていたみたい。結局新人さんで歌えない人もいるから平等を考えてコーラス無しにしたんじゃないかな。それもいいでしょうね。
古川先生が総合司会をやった。「イタリアにかぶれろ」の主謀者だから、会場をなんとかイタリアムードにしようと図ってた。その努力が印象的。聴きに来てたかみさん曰く、「明るい司会、イタリア話もまぜながらの解説 よかったんじゃないの」と高評価。
夕方から焼き鳥屋で打上げ。そこでこの高評価を披露したところ先生感激してた。そりゃそうだろうな。自分の司会が公演にマイナスだったんじゃないかと悩むのが人間だろうから。
それと本番でドゥルカマーラをやる「岡野守」さんが聞きに来てた。いっしょに打上げで呑んだけど、なかなか面白い人。素敵なドゥルカマーラを歌ってくれそう。ますます期待が膨らんでくる。
ところで僕の自習はしっかり進んでる。もう9割は暗譜で歌える。苦手部の克服と細かい修正ですな。余裕です。

