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こう堂々と来られちゃ

2025年05月10日 11時04分03秒 | 赤木損賠訴訟
久しぶりに 森友文書改ざん、赤木さん自死問題。
検察庁に提出した全資料を開示せよ と司法判断をうけ、開示が始まっている。4月に開示した初回分の中でも文書管理番号はあっても、資料そのものがないものが多数見つかってる。
遺族側は理由を問うたわけで、これに対して財務省は
  「政治家関係者との応接録としてあったものを理財局の指示で廃棄した」
  「廃棄の過程で欠落した(文書番号だけ残った)」
  「廃棄の理由は国会で更なる質問につながる材料を少なくしたかったのだろう」
と文書で回答したらしい。
ここまで堂々と「捨てちゃったんです。無いんです。」と言われたんではどうすればいいのか。
この件が社会問題になった時から、いずれこういう形になり(し)、こういう説明で押し通す と決めてたんだろうね。国側に立てばある一線以上は絶対に見せないと決めれば、こうしかないのは理解できちゃうよな。ここから先は「泣き落とし、謝り落とし」なんでしょう。
結局 自死損? 権力側には絶対勝てないってこと?  絶対におかしいよ。
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石破さん 自分を出した?

2025年02月07日 09時29分30秒 | 赤木損賠訴訟
森友事件に関して先月大阪高裁が出した「国が検察庁に任意提出したであろう文書の存在すら答えない国の対応は違法」の判断に対し国は上告しないことを決定した。
こういう判断が出てしまえば、「当然だよ」なんだが、これまでの成り行きを振り返るに、「えっ国は譲ったな」の感は大きい。赤木雅子さんも言ってるように、これは門が開いただけで、その先に何があるか、出てくるかは全くわからない。一歩進んだことは事実だが。
今朝の新聞で知ったのだが、雅子さんは以前から石破さんと交流があり、「積極的な開示」を求めていたようです。そんな経緯もあり、石破さんもここは一歩進めようとお考えになったんでしょう。初めて見せた「石破色」の提示じゃないですか。
さて問題はこれからです。判決では「文書の存否を明示しろ」と命じているだけで、「中身を開示しろ」とまでは言ってない。国は文書を出してくるのか、どこまで出すのか(いわゆる「黒塗りで出す」ことだって)、安倍昭恵さんの名前を削除したと言われてる「文書改竄」の有無まで判断できる内容を出すのか、赤木さんが自死に至る経緯が分かる内容まで出すのか どうなんでしょうね。
しかし、国が事実の全てを明らかにしない ということはどういうことだろう。その目的は次の2つ以外にあるのだろうか?
 ・ 自分達の過去の恥部を隠し、自己保身する。
 ・ 特定個人の恥部を隠し、その人を守る。
国民のためにある行政機関、だとすると「隠す」という論理がわからない、あってはならない。
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大阪高裁 当然の判決(森友)

2025年01月31日 17時50分08秒 | 赤木損賠訴訟
森友問題 もう8年も前なんだ。 国民の頭の中から消えつつあるんじゃないかな。 日々もっと刺激的な、興味をそそる事件が起きてくれるから、森友みたいに自分の今の生活に関係無い事案は消えていくよね。でもさ、国の質の問題だと思うんです、忘れてはいかん、正しい解決であるべきです。
残された未亡人「雅子さん」は2つの訴訟を進めてます。 佐川氏の尋問を求める請求 と 財務省と近畿財務局が検察に任意提出した文書について情報公開を求める請求です。
前者は 国は非を認め反論せず、賠償金を払う事で終結させる「認諾」という手を使った。雅子さんはこれを不服とし、最高裁に上告している。
後者は大阪地裁の一審で 国がそういう書類があるのか無いのかさえ言わない(存否応答拒否)ことを合法と認め、雅子さんの訴えを棄却した。
大阪高裁での二審が昨日あり、「存否すら言わないのは違憲である」と一審を覆した。
至極当然、当たり前でしょう。 存否じゃない、「国によって何が行われたか」 ここを知りたいんですよ。知る義務が国民にはあるはず。首謀者らしい人ももうお亡くなりになったことですし、「こう言う事だったんです」と全てきれいに説明されたらいい。 今更誰かを罰せよ何て言わない。 これは国の「品格」の問題です。
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裁判官の心内を聞いてみたい

2023年09月15日 09時32分33秒 | 赤木損賠訴訟
昨日大阪地裁で赤木さんの奥さんが起こした「行政文書の存否を明かさず、不開示は妥当」とした先の判決に対する「取り消し訴訟」の判決があった。 当然なのか、寂しい限りだが、地裁の徳地淳裁判長はこの請求を棄却する判決を云い渡した。
その理由として
  ・存否を明確にすることで今後の捜査に支障をきたさないとは言えない。
  ・将来も起こるであろう類似の事件で罪障隠滅が容易になる可能性がある。
の2点をあげたようだ。
僕は法律には全く疎いが、この理由には納得がいかない。まず行政文章は公文書であり、そもそも「無い」というのがおかしいんじゃないですか。だれがいつどう決定し、どうだれに指示したか これが「国の歴史」でしょう、「行政の基礎」でしょう。国民の財産である以上、「有り無しを云々する」前に「有る筈です。公にしなない。」なんじゃないですかね。
第2点、「将来画策する人が出てきて、何を隠せばいいかが明確になるから」 この理由僕は全く理解できないです。まさにそういう「行政的画策」をさせないような制度を作る、運用する そこが立法、司法の役割じゃないですか。
徳地裁判長がお持ちになってるだろう知見、良心 それらに照らして、彼は一点の曇りもないのだろうか。聞けるものなら「本心」を聞きたいと思う。

最近司法が行政寄りの判断を下すケースが多いと見てる。基本僕は「アンチ現行政」だから、「また忖度しやがって」と見るとこ多いですがね。 半分弱めたとしても、ちょっとあっち寄りじゃないでしょうか。 国民がもっと注視し、文句言い(間違ってるかもしれないけど)、司法に対して「国民が見てるぞ」を意識させるようにしないと、この国うは流れていきますね。
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請求の棄却 これで終了でいのか

2022年11月26日 09時50分13秒 | 赤木損賠訴訟
昨日大坂地裁で森友事件で自死した赤木さんの奥さまの請求が棄却された。僕は佐川氏側に何らかの罰が言い渡されることを期待したし、それが当然と考えてた。 が、それは単に「期待」であって、法的には全く「取りつく島も無い」言い分なんだを勉強させられた。
確かに公務員が職務上で何らかの誤りを犯した(強制、故意、無意識を問わず)場合、その罰は個人が負うもので無いとする考え方の正しさ、必要性も解る。
今回の事件の場合、国は「間違いをしました」と認めて、賠償を受け入れている。形式的には「事件は法的な清算を終わっている」のだ。清算されてるのだから、これ以上追及することは意味が無いし、やってはいけないとする棄却なんだろう。
法的にはここまでなんでしょうね。しかし、「これでいいのか」「これじゃ権力側のやり得じゃないか」「再発は防止できるのか」 のモヤモヤは残ってます。そして何と言っても「仕事に人並み以上に律儀だった、存在としてはほんとに小さかった」赤木さんの自死はこのまま忘れていいものではない。
今回の終結形は権力側の論理に偏り過ぎてる と僕は捉えてる。権力側が大いに反省し、「今後こんな事は辞めよう」となるだろうかと考えた時、「そうはならんだろうな」と危惧してます。
事件としては終息でもいい。しかし、「何があったのか」「誰が何をいつどう指示したのか」を明確にし、行政史の汚点として残すべきと考えます。氏名が出てくるであろう方々ももう事件として訴追されることはないのですから、再発防止の想いで反省を形にしてほしいですね。赤木雅子さんの想いもそこだと思うのです。もう司法ではないです。行政と国会です。彼らがどう考え、どう動くかです。動かなければ、この手の事件がいずれ再発するでのしょう。
こういう「総括して、記録を残す」という大事な文化を捨ててきてる日本人だからな・・・。
さらに今は今の喫緊の問題が山積。結局「総括無しのやりっぱなし」それが我が国ですよね。
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佐川氏の尋問は不要

2022年05月26日 09時25分02秒 | 赤木損賠訴訟
ある不正があって、1人の国家公務員が自殺した ということ自体がそろそろ記憶から消えそうになってるんじゃないか。こう動きが、変化が激しい世相にあって、それもやむを得ないことかもしれない。しかし、そうと読んで、それをそっと利用しようと考える輩もいるのではないか。
思い出してください。「森友学園問題」「財務省の公文書改ざん問題」です。事の真相が理解でき、納得いってるならいいです。僕は納得してません。事が国の、行政官庁内での事ゆえに注視を続けてます。
自殺した赤木さんの奥様が「事件の真相(夫がなぜ自殺したか)」を知りたく、国ならびに当時の財務局長佐川氏を相手に損害賠償訴訟を続けてます。数か月前国は「ごめんなさい。請求された賠償金を全額支払います」と言って、裁判自体を止めてしまいました。
           (支払った賠償金は我々の税金だということにも注意要)
残る訴訟相手佐川氏への訴訟弁論が昨日大阪地裁で行われ、裁判所は「佐川氏を尋問しなくても審理は可能」と判断し、佐川氏の尋問は行わない と表明しました。
僕は「当時の総理大臣、財務大臣、佐川さんが憎いんじゃない」と一生懸命自分を律しつつ考えてるつもりです。「二度とこんな事件を起こしてはいけない。今有耶無耶にしたのでは反省もせず、再発する。そんな土壌が日本文化にはある。」という純な正義感だと思ってます。
裁判所が絶対におろそかにしてはいけないことは「真相究明」。判断を下す以前に100%真相を突き詰め、公にすること それが第一義でしょう。「尋問しなくてもできる」じゃなく、「真相に近づけるなら何でもやる」が本来の立ち位置のはず。
なのに、今回は(も)「怠って」ます。 そう思いませんか? なぜサボる? サボった方が得だからでしょう。 なぜサボることが得になるの?
あなたの国で今行われてることです。次は貴方が赤木さんになるかもしれないのですよ。
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こういう告訴の仕方しかないのか?

2021年12月16日 09時50分27秒 | 赤木損賠訴訟
赤木さん問題だが、今の日本では一般市民が国、政府を相手に告訴する場合、「賠償請求」いう形の裁判しか起こせないんでしょうか? 知ってる人 教えてください。
告訴した赤木さんの奥さんだってお金が欲しいなんて考えてないでしょう。だから「賠償請求裁判」は本意じゃないはず。なぜ夫は自殺しなければならなかったかその真相を知りたい、そこに何等かの違法が存在しているのならその違法行為を行った人なり組織を罰してほしい。そうしないと「夫は浮かばれない」、同類の問題がまた起きるとの危惧があるんじゃないでしょうか。
なのに、「賠償請求」裁判になったということは、今の制度ではそれしかないんだなと 僕には思えるんです。 そうなんでしょうか。
もしそうだとすると、「行政の間違い、故意の失政」は誰が、どこで正すんでしょうか? それが立法府の役割か? なら国会で問わないといけない。「やった」ということになってるのか。
そして国民の血税で裁判も「チョン」かい? やった者勝ち? 権力者は常に勝てるってこと?
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これは国民が怒らなければ

2021年12月16日 07時16分29秒 | 赤木損賠訴訟
森友問題 公文書の改ざんで自死された赤木さん 妻が国と当時の佐川局長を相手に起こした裁判、今日突然国側が1億円越えの賠償金を支払って、この裁判を終わらせる手に出てきた。
原告側は「賠償請求裁判」を起こした。なので、それに対し被告側が「ハイ解りました。悪うございました。要求通り全額支払います」と出てくると、もうこれ以上突っ込めない。「なぜ自死しなければならなかったか」の真相は闇の中となってうやむやに。国は裁判を戦っても何の得もない。むしろ、苦しくなるだけと判断し、早く終わらせようとしたわけだ。
さて、我々国民 これでいいの? 支払う1億円の金、我々から集めた税金ですよ。その貴重な金をこんな形で使ってもらって異論はないんですか? 僕は大いに不満、不満だらけ、不満以外に無いですよ。「もみ消し代金」ですか?
やったのは国民じゃない。国民の税金使われたんじゃ納得いかない。やった人、指示した人が支払うべきじゃないですか。
みなさん 今「変だ」の声を上げないと、「国民は解ってないよ」と増々甘く見られ、扱われる規制事実を作るだけですよ。
どんどん「おかしい」の議論を周りとやりましょうよ。
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こうなる理由がわからない

2021年06月24日 14時21分16秒 | 赤木損賠訴訟
今国会の財務金融委員会であの「赤木ファイル」の質疑が行われてるらしい。知らなかった。

ただ、ただですよ 「非公開、議事録無し」と言う条件で開かれてるのだそうです。
僕にはそうする理由が分からんし、与党からのこんな条件提示を受けた野党の委員会運営が理解できん。与党は「国民に隠したい事がいっぱいです」と言ってるようなもの。野党は(そうじゃないと思うけど、)「出てきた以上何か動かないと」なんだろうか。「審議した」という実績作りに利用されてるぞ。
なんでこうなるの? だれを見て審議してるの? まったく国会は能無しだ。
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赤木ファイル 黒塗り少ない

2021年06月22日 21時21分19秒 | 赤木損賠訴訟
請求したのが赤木さんの奥様だから、開示する国は奥様に送るんですね。司法の世界の「手続き」感いっぱい。
とうとう開示された。500頁以上。よく書き残したなと思う。
TV報道でチラッと見ただけだが、思ったほどには、いやむしろほとんど黒塗りされないで開示されてる感じ。
ここまで開示しても問題無しと国は判断したのだろう。きちんと反論できる、奥様側の組み立てを否定できるだけの筋書きはできてるってことでしょう。
それほどにこのファイルの記載は芯が抜けてるんだろうか。そんなことはないはず。
これから裁判の中でどう進展していくのか、逆に見放せない気分です。
奥様は「こんな悲惨を二度と起こさないために、これを国民のみんなさんに読んでほしい。」と訴えてた。  読まなきゃ、国民の義務だと思うな。
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