昨日神奈川に戻った。2日間まるまる雨で室内逼塞生活の白州だった。木曜日は1日快晴。「今日だ」とばかり薪材の玉切りをやった。
去年の夏風で倒れた、根元の径が40cmある桜を1本全て玉切りした。これが全部薪になると2週間分の燃料かな。いずれ斧で縦に割る作業が待ってる。今年倒した木が玉切りされずにまだ3本分残ってる。薪作業は永遠だ。(写真は昨年10月)
さてこれがらみだが、今回おもしろい話をしてきた。「はたして田舎生活はスローなのか?」だ。
お風呂仲間の70歳超えの先輩、もともとは都会で会社人をやってた方で白州にIターンされた人。この人が東京に出て高校時代の同窓会に参加したという。男子校だったようで女性がどう変ったかという男性サウナ風呂に似合いそうな話にはならなかったが、2つのことを言ってた。
一つは「都会でずーっと生活してるやつは老けこみが早いようだ」ということ。もうひとつは「田舎はスローでいいだろう?」と言うから「ばかを言え、田舎は忙しいんだ」と反論してきたというのだ。
はたして「スローライフ」って何がスローなんだろう?
生活するのに苦労、努力は田舎の方がはるかに多いと思う。現実80近いお爺さん、お婆さんでも軽トラを運転して国道沿いまで買い物に出る。この辺を支援するサービスも田舎ではまだ少ない。まだまだ自分の頭と体を使って生活を成り立たせるのだ。むしろ都会の方が工夫することもなく生活が成り立ってるのではないだろうか。
頭も体も使わなくなるから老け込むという関係すら推測できる。
「スロー」って時間の「進み方」じゃなく「進ませ方」なんだろう。生活のサイクルを考え、計画する時田舎は年単位があって月があって、日が決まる。都会は日があって、時があって、分が決まる。細かくなればなるほど自然の変化が消え、人間の都合が大きく関係してくるのだろう。
「スロー」 = 「のんびり」「暇」ではない。「自然の時間割」に即して生活設計することと見た。
「スロー」より「ナチュラル」があってるかも。
満たされるサービス、死なせない医療の発達が「認知症」を増加させてるのかも。「進歩」とは「苦」か。


さてこれがらみだが、今回おもしろい話をしてきた。「はたして田舎生活はスローなのか?」だ。
お風呂仲間の70歳超えの先輩、もともとは都会で会社人をやってた方で白州にIターンされた人。この人が東京に出て高校時代の同窓会に参加したという。男子校だったようで女性がどう変ったかという男性サウナ風呂に似合いそうな話にはならなかったが、2つのことを言ってた。
一つは「都会でずーっと生活してるやつは老けこみが早いようだ」ということ。もうひとつは「田舎はスローでいいだろう?」と言うから「ばかを言え、田舎は忙しいんだ」と反論してきたというのだ。
はたして「スローライフ」って何がスローなんだろう?
生活するのに苦労、努力は田舎の方がはるかに多いと思う。現実80近いお爺さん、お婆さんでも軽トラを運転して国道沿いまで買い物に出る。この辺を支援するサービスも田舎ではまだ少ない。まだまだ自分の頭と体を使って生活を成り立たせるのだ。むしろ都会の方が工夫することもなく生活が成り立ってるのではないだろうか。
頭も体も使わなくなるから老け込むという関係すら推測できる。
「スロー」って時間の「進み方」じゃなく「進ませ方」なんだろう。生活のサイクルを考え、計画する時田舎は年単位があって月があって、日が決まる。都会は日があって、時があって、分が決まる。細かくなればなるほど自然の変化が消え、人間の都合が大きく関係してくるのだろう。
「スロー」 = 「のんびり」「暇」ではない。「自然の時間割」に即して生活設計することと見た。
「スロー」より「ナチュラル」があってるかも。
満たされるサービス、死なせない医療の発達が「認知症」を増加させてるのかも。「進歩」とは「苦」か。