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合祀墓への納骨

2025年04月16日 14時18分59秒 | 旧墓•新墓
「墓仕舞い」の最後の儀式、合祀墓への納骨供養をやりに、福井へいってきた。ちょうど1年前から動き出して、やっと最終段階にきた感。
今回は車で行った。 長女も参加してくれたので、かみさんと3人 軽乗用車での往復。
他に 父の一番下の弟の長男夫婦、長女の3人も参加してくれた。当初は僕とかみさんの2人でちょっちょっと済ませるつもりだったのが、従兄弟が来るとなるとそんな訳にもいかん。 結果的にはぼくだけになったけど、黒の礼服を着ましたよ。
儀式は14日の10時から。本堂でお経をいただき、次に合祀墓が拝める別室に移って、お経をいただいた。無くした旧墓から出た遺留品、遺骨はあとでお寺の人の手で墓に納めていただけるとのことで、式はここまでで完了。
今回は別途 僕とかみさんと僕の姉の「法名」を作って頂く式もお願いしたので、また本堂に戻って儀式。 「法名を頂くということは仏門に入ることです」と説明を受けて、急に緊張感が増したな。これからは俗人的生き方は慎しまないといけないのだ。法名を授かる僕とかみさんは一段高い場所で式、同動してくれた娘、従兄弟は普通席で拝見してる役。髪の毛を剃られる動作もありました。これでぼくも「僧」なのです。法名は「釈」が頭に付いていて、自分俗名の一字を使った3文字でした。
全部で 2時間ほどの式でした。 これで墓仕舞いは終わったし、法名も作っていただいた。 今年の一大仕事が終わった。ホッとしたな。
住職さんからは「これで縁がなくなったんじゃないですからね。繁く来てくださいね」と念を押された。こういう式をやって、檀家(?)さんが減っていくのがお寺としては最も困ることでしょうからね。 自分としては「ここまでやると、縁が薄くなる、薄くできるもの」と考えてたところもあったのですが、むしろ「大事にせにゃあかんやろ」の思いが強くなっちゃったかな。

            
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御魂抜き法要に行ってきた

2025年03月25日 07時59分20秒 | 旧墓•新墓
    24日 日帰りでお墓の「御魂抜き法要」にいってきた。

墓仕舞いで大事な法要ですわね。 墓の前でお経をあげて頂いて、「この墓を閉じます」を通知し、中にある「魂」に一旦外に出ていて頂く そういう法要ですかね。
これをやらないと墓を壊すわけにいかないし、作業して頂く石屋さんも気持ち悪くて手出しできんでしょう。
昨日の法要が済んで、今うちの墓はただの石の置物と化してるわけです。石屋さんは早速今日明日で更地にしてくださるようでした。
この次は4/14 宙を彷徨ってる「魂」たちをもう一度お墓に入っていただく法要をします。
うちの場合はこのお寺にある「合祀墓」に納まっていただくことにしました。今の墓を壊した際に出てきた遺品、遺物を合祀墓に納め直す儀式もやります。
これで「墓仕舞い」が無事終了となる予定です。 だから昨日慌ただしく日帰りしたことで、半分済んだってとこですね。

ここの墓地も行く度に風景が変化してるように見てます。 あったはずのお墓がなくなってることが多いのですが、昨日は新しい(今流の形をした)お墓が2つありました。様変わりですね。
その辺の事を住職さんに聞いてみると、「減っていきますね」だそうです。うちと同じケースですね。親の代で都会に移住していき、その親が生きてる間はどうにか維持していくんだが、親が亡くなり、子達の生活も都会で定着してしまうと、遠地のお墓がお荷物になってきて、「墓仕舞い」 こんなのばかり とお話しされてました。
「お寺」「菩提寺」という文化も無くなっていく運命でしょうか。あんな大きいお寺どうやって維持していくんだろう? お寺さんも大変だな と見てきたが。
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この手もあるか

2024年06月09日 08時40分49秒 | 旧墓•新墓
新しい墓を準備してる話は何度か書いてきた。そしてその墓石に「楽」という文字を彫むつもりも書いた。 振り返ったらこのBLOGの4/20に試作中の写真をあげてましたね。
その後 墓の場所が決まり、墓石の石材、デザインが決まって、もう残るは「楽」のデザインだけということに。 でもこればっかりはそう簡単にはね。
いろいろ俗世の欲が走るじゃないですか。 もう100枚以上書いたろうな。 最初は書道的に「美しい字」を書いてみたが、所詮無理。素養が無いもの。 返って「滑稽」になっちゃう。
「楽」に「滑稽」が滲んだのでは方向が違う。 そこで行き着いたのは単純に「僕らしい楽」。その字を見た時に僕の何かを思い出してもらえるようなもの。
数日前 最終シリーズ(と思ってる)を書いて、6枚の候補にしぼった。  
白い大きな台紙がありますが、これが墓石の字を刻む面と同じ大きさ。 ここに置いて、バランスもみてます。ただし、石が黒っぽくて、字がちょっとグレーっぽく出るはずなので、視覚的には反転させないといけない。それと筆ゆえに出るかすれ、濃淡は表現されないことも考慮しないと・・・・。 難しいね。 まっ ここすらも楽しんでるんだが。
そしてこんな手があることに気づいて、世界を広げたんです。写真に写ってる字、何枚かは書いた紙を裏から見てるんです。「楽」が左右対称な字だから可能で、書いたのでは出てこない雰囲気になるのが面白い、というか「楽」しい。
まっ僕らしいんじゃないかと思ってるんですが。 もうこんなところですよ。
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墓 決めた

2024年04月20日 08時15分16秒 | 旧墓•新墓
今年の最重要課題は「墓問題」。 田舎にある親から引き継いだ墓をどうするか と 自分たちの永遠の棲家をどうするか の 2つが含まれてる。 田舎の墓は閉める方向で、自分達のは新規に近くで設けよう の方針で進めてる。
昨日自分たちの墓を決めました。いわゆる「霊園」で、お寺との結びつきはほぼ無い物です。
お参りしてくれないかもしれないが、子や孫にとって近くにある方がいいだろう、彼らが将来同居したっていい そう考えれば「最善の形」と思って、決めました。
お墓が置かれる1平米の土地が決まっただけで、石材、墓の形、表面に何を(字、絵、家紋等)刻むのかはこれから数ヶ月の余裕の中で決めるのです。 まだ誰も住者のいない墓が年末までには出来上がることになりました。
かみさんと 「楽」 の一字を彫りたいねでは一致してます。     
書道文字、イラスト文字 いろいろNET検索で探したんですが、良い悪いじゃなく、どうも乗ってこない自分がいるんですね。分かった というレベルなんですが、「自分で書け」というお告げだったよう。 そこで書いては並べ、評価し、次の発想を待つ を楽しんでます。 写真の中には左手で書いた物も有ります。 いろいろおもしろいですよ。 かみさんにも「書いてみたら」と勧めてます。

5月末には田舎の寺に行って、墓仕舞いを受けてもらうよう話してくる予定になってます。 
これで年内には「墓問題」を片付けられそうです。
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墓探し No2

2024年03月31日 10時19分56秒 | 旧墓•新墓
昨日また墓苑見学に行ってきた。前回20日ほど前に見に行って、「ここじゃないか。ここでいいだろう。」と良い印象だった墓苑に、もうちょっと詳しく聞きに行ってきた。
それと前回からちょっとイメージが変わってきてるんです。 それは「最初っから合祀でもいいんじゃないか」と割と軽く考えてたが、いざ「ここに入って、子、孫がなにかの機会に訪ねてくるのか」と考えた時、きちんと一画があった方が「偲べる」のかななんですよ。
やはり本来後輩の為に墓はあると考えると、そこを大事にせんといかんのかな です。一戸を構えるとしたらどうなるかをあらためて聞きたかった。
1平米の簡易タイプで全部込み込みで150万円ほど、年間管理費が7,000円ほど。これで墓下納骨スペースに入るんであれば、末代どこまででも何人でも入居可なのだそうです。
墓石の材料、デザイン、刻む字数でお値段はいくらでも上がっていくようです。そこの説明をきくと、墓されど墓ですわ。悩ましいものですね。まっ高額にする必要性は思いませんが。
まだあるんですよ。 墓石の前面に何と彫るのか。 「○○家」「愛」「永遠」「夢」そんなのがあるじゃないですか。墓決めるのも面倒だし、死んで入る家? 複雑な話ですよ。
でもだいぶ方向は決まってきたようで、年内には片付けられるかな。
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墓探し

2024年03月12日 12時48分57秒 | 旧墓•新墓
墓探しを始めた。他人のじゃないです、自分達が入る墓です。
この歳になって、そろそろどこで永眠してるかを決めておかんと、その時になってバタバタはしたくない。今までもかみさんとアウトラインのアウトラインくらいは話してきた。もうちょっと進めて、具体化しようと動き出したということです。
これまでの話では「墓は誰のためにあるの、作るの」という点について、「子、孫、その他生きてる縁者さんのためにあるもの」ということでお互い納得できてます。
そう決めると、僕の父母、終戦時にいたらしい兄貴、祖父母、おばさんが眠ってる福井の墓に入るのは違うだろう。僕の子達は福井で生活したことがないし、父母(僕達)に会うために福井まで行くなんて現実的なじゃない。福井の墓は閉めて、僕達の入る墓をこっちで作るのがいいだろうとまでは決まってるんです。
近所の墓苑を見に行き、今時はどうなってるのかを聞いてきた。都会風だし、今風ですね。これまで通りのひとつ構えて、永々と維持していく墓もありますが、夫婦だけが入る物、ひとつを構えず、最初っから合祀(いろんな人のお骨とごちゃごちゃにしちゃう)する物、いろいろあるんですね。樹木葬なんていうのもありますね。こういう形の選択肢に期間制限みたいなのがいろんな付き方してる。20年で無条件合祀というのやら、いや再契約で延長できるとか ですね。
昨日の初勉強では 最初っから合祀か期限が来たら合祀してくれて、その後の費用発生なし タイプが我々の考えに合ってるかなです。「ひとつを構える」タイプは話聞くだけで、全く論外気分。子、孫のために作るのに、管理費だ、維持管理だ(有形資産だからね)、墓仕舞いだ と迷惑かけるの分かってる。今まさに墓守、墓仕舞いで苦労してるんだから。
墓苑を歩いてみて、選ぶ条件がもう一つあることに気づきました。苑の自然環境です。これは将来どう開発されるかも考慮するんですが。僕らは都会風は辞めよう、自然がちゃんとあって、墓参りに来てくれた後輩達も別途楽しみができるような場所にしたいな となりました。
近々 もうちょっと足をのばして、いくつか見学した上で、年内には決めたいですね。

一方福井の墓仕舞い 春になったら寺に行って、方向性だけは了解貰っておこうと考えてます。昨年電話では話したのですが、このご時世準檀家さんのような墓保持者を失いたくない話しっぷりでした。そうだろうなと理解はできますが・・・・・・。
ちょうど北陸新幹線も敦賀まで延伸されますからね。こんな機会に乗っておかないと。
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