17日白州に帰ってきた。母関係の残務もまだまだあるが、一山超えた。
今年の仕事をお願いしてたNさんに僕の状況をお話するのが目的で帰ってきた。
17日さっそくNさんに話にいった。
Nさん側の状況、Nさんの人生、Nさんの山仕事に対する考えを聞いて驚いた。
「オレの山の仕事は今年の3月頃で終わるんだ。35年かけて檜を3000本作って終わり。これが金になるのは30年、50年先だよ」
Nさんは30歳頃無一文からスタートしたのだそうです。先代の山を引き継いだのではないんですね。椎茸生産で金ができると、山を買いましていったそうです。そして40代から山に植林を始めた。それから35年間(つまり最初の木は今年35歳ということですね)手をかけてきて、もうほっといても大丈夫というところまで育て、「オレの仕事は終わった」と言うですよ。
35歳の今の木は1本3万円くらいなのだそうです。30年、50年後には15万円、20万円になるのだそうです。
50年、100年サイクルの仕事とは知ってましたが、人生をかけてやってこられた方の生な話はただただ驚きでした。
「今の山仕事の質では売れる木にはならん」ともおっしゃってました。昨年Nさんが育てた木、それは太さ10cm位7mのふしが全くないものでしたが、それを見てるぼくには大きな刺激であり、林業を考える出発点のように思えます。
今年の仕事をお願いしてたNさんに僕の状況をお話するのが目的で帰ってきた。
17日さっそくNさんに話にいった。
Nさん側の状況、Nさんの人生、Nさんの山仕事に対する考えを聞いて驚いた。
「オレの山の仕事は今年の3月頃で終わるんだ。35年かけて檜を3000本作って終わり。これが金になるのは30年、50年先だよ」
Nさんは30歳頃無一文からスタートしたのだそうです。先代の山を引き継いだのではないんですね。椎茸生産で金ができると、山を買いましていったそうです。そして40代から山に植林を始めた。それから35年間(つまり最初の木は今年35歳ということですね)手をかけてきて、もうほっといても大丈夫というところまで育て、「オレの仕事は終わった」と言うですよ。
35歳の今の木は1本3万円くらいなのだそうです。30年、50年後には15万円、20万円になるのだそうです。
50年、100年サイクルの仕事とは知ってましたが、人生をかけてやってこられた方の生な話はただただ驚きでした。
「今の山仕事の質では売れる木にはならん」ともおっしゃってました。昨年Nさんが育てた木、それは太さ10cm位7mのふしが全くないものでしたが、それを見てるぼくには大きな刺激であり、林業を考える出発点のように思えます。