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チェーンソーの使用証取得

2005年09月30日 23時44分10秒 | 森をとり戻せ
森の仕事をするのにこの資格は持ってないとと思い2日間の教習を受け、取得しました。国が委託し、各県の農林課が主催してる講習会のようです。事業としてチェーンソーを使う場合はこの使用証取得が義務付けられてます。
と言っても、出席すればいただけるものでして、こんなんでいいの の感はありました。自分も昔そうだったけど、仕事についてて、会社から「行ってこい」と送りだされた身分だと「いい骨休め」ですよね。皆さん眠ってらした。
僕は小屋で薪をつくるのに必要で、数年前からチェーンソーは使ってきた。切れりゃいいで適当に使ってきたけど、30分もすると切れなくなることには不満と疑問をもっていた。高い木をどう切って、どう倒すかという技術には今のところそんなに興味はない。でもこの分野も興味をわかせる内容で感心しきり。
目からうろこだったのは切れるチェーンソーの作り方。不満と疑問を持ってた分野だから講師の方の経験、テクニックには感心しました。「高額な機械は確かによく切れる。でも結局歯の手入のよしあしが切れ味を作る」とする講師の持論に納得。
しつこく質問もしてきました。「削って削って、研究です」と言われました。早速太さの違うヤスリと簡易万力を購入し、切れる歯の研究をしたいと思いました。
今まで合わないヤスリで適当な角度で削ってたんだもの、切れないのがあたりまえ。
使用許可証をいただけたことより、大きな収穫があったようです。
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蛾ヶ岳(ひるがたけ) 1279m 2005.09.23

2005年09月25日 15時28分55秒 | 山紀行
山梨百名山のひとつ蛾ヶ岳に行ってきた。市川大門のすぐ南、白州から車で1時間15分。
今年は母のこともあり、山には行けないなと思っていたけど、山友達のY夫婦から軽い感じで「来週土曜日行かない?」と誘われて、「はい、行きましょう」と即決。
ところが、台風17号が接近していて、予定の24日は雨らしい。23日の朝8時「今日行かないか」と変更希望の電話。「よし行こう。9時出発。登り4時間コースをやめて、1.5時間コースで」と決定。バタバタで準備。Y夫婦、Tさんと僕の4人、9時に出発。コンビにで昼食を購入、道に迷うことなく、四尾連湖駐車場に到着。10時半に登山開始。甲府盆地のすぐ南なのに、まわりは深山の雰囲気。満足気分で歩きだす。急登でもなく、歩きやすい道、ガイドブックに「らくらく登山の見本のような山」とあったが、その通り。頂上下の10分程度の急登だけがちょっときつい。
山は初秋。やまぼうし、つりばな、山葡萄、あけび、つくばねが実をつけてる。下界では2万、3万円するやまぼうしがごろごろある。僕の中でやまぼうしが値下がりしてしまった。春この山はやまぼうしで真っ白になるのではないかと思わせる。やまぼうし、つりばなの実をたくさん持ち帰った。植えて、発芽を期待する。山葡萄、あけびは手の届くところにはなく、口にすることができなかった。残念。つくばねは初めてお目にかかった。山野草ではバアソブ、トリカブト、レイジンソウ、ギンリョウソウ、サラシナショウマ、秋の花が満開。Y奥さんは僕の草木の先生ですが、彼女がバアソブの群生を見て「こんなの初めて」と言ってたから、よっぽどすごいんだ。可憐な花なのにバアソブ(「おばあさんのシミ」という意味らしい。ちなみにジイソブという花もあるらしい)の名はかわいそう。
もうひとつこの山のすごいところ。それは茸。いろんな種類の茸が出てる。ちょうどタマゴタケの時季で、下山してくる人がみなレジ袋に何本か入れて降りてくる。我々も期待して、左右の斜面を茸目になって、探しながら登る。中腹で僕が右斜面30m位下に赤い円盤状の点を発見。Y奥さんに確認を依頼。「間違いない」の返事。さっ、それからがたいへん。登山道にリュックをほうりだし、斜面を降りる。あるは、あるは。中年の4人が我を忘れて、タマゴタケをとりまくる。ここだけでレジ袋3つがいっぱいになる。夜の宴会の話にまで発展してる。そんなこんなで予定時間を1時間も超過して頂上に。楽しいお昼タイム。僕は人目のない場所におしっこをしにいった。すっきりしたところで、ちょっと前に目をやったら、また赤いものを見つけた。3つ並んでる。幼年期、青年期、中年期と世代別に1本づつ。これを手に戻ると、歓迎の笑い。
頂上からの眺望もいい山です。残念ながら、我々は雲間に見え隠れする山しか見れませんでしたが、富士山、南アルプス、八ヶ岳、瑞がき、金峰山、これだけ見えたら十分でしょう。
下りでまた茸を探しながら、遊びながらのんびり下山。収穫はさほどなし。だらだと降りて、4時に駐車場に。
この山は収穫目的で秋の定山になりそうな予感。今回同行しなかったM奥さんに話せば、必ず「行こう」というにきまってる。民宿のきのこ汁も食べてこなかったし・・・。
さて、夜はTさん宅で宴会。タマゴタケのバター炒めはVery-Goodでした。
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木村政雄氏を知りました。

2005年09月15日 10時11分01秒 | 国を憂う
NHKラジオを聴いていて、木村政雄氏のことを知りました。
吉本興業で西川きよし、横山やすしコンビのマネージャーをやってた方です。その氏が団塊世代に対して「もっと元気に、これからを楽しく生きようよ」とメッセージを送ってます。「5L(5リットル)」という情報誌も発行されてます。
僕はさっそく会員になりました。清涼剤的な情報を期待してます。
氏のホームページをこのBLOGのブックマークに設定しておきました。興味のある団塊世代の方 一見してください。
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今の森林行政

2005年09月14日 22時19分47秒 | 森をとり戻せ
まだまだがじり始めたばっかりで行政をうんぬんかんぬんするのはおかしいとは思いつつ、今をまとめておきたい。
僕がお話させていただいた方々の共通した意見は「外材が安くて国産材の需要はない。手入れしても金になる見通しはない。でも森は守らねば。」です。間伐作業に参加した時、樹齢50年の檜は切らないのです。これを守りつつ、山を守ろうとしてました。こういう作業も価値はあります。とりあえず水害を起こさない山に変えるという意味でです。でも永い目で見ると「問題の先送り」ではないでしょうか。永遠に人の手が必要な状況は変わりません。原始の森は原始故に人手不要な森として成立してます。一旦人手が入った森は人為的要素を残す限り、永遠に人手が必要です。
選択肢は2つしかないと考えるのですが。ひとつは林業が成り立つような社会環境を創出すること。国民が国産材を使って家を建てる政策です。そうすることで、永遠に金をかけ、維持できる状況にすることです。
もうひとつ、それは180度反対側の考え方ですが、今後永遠に金をかけなくていい森、つまり原始の森に戻してしまうことです。
前者はおそらく成り立たない話でしょう。日本は人件費が高いのです。山で仕事する人たちの給料が払えるだけの高い木材が売れるはずがありません。ましてや今の日本人で木造の家を作る人がどれだけいますか。都心に高層マンションを作って、住む社会ですよ。
となると、後者の方法しかないのではないですか。今50年ものの檜をもったいないと考えるのは間違いではないでしょうか。人間が植えた木はなくし、もともとその山に自生していた木々の苗を植え、育てる方法をとるべきではないでしょうか。
今金をかけるなら、将来費用発生のない方法を選択すべきです。
9月7日朝日の朝刊に滋賀県知事国松氏が投稿されてます。「抜本改革に国の支援を」と林業の今を苦慮されてます。ひとつは林業公社がかかえてる(利子でふくらみ続ける)負債の処理方法。もうひとつは長期的、安定的な管理・保全の仕組み作りの必要性です。後者について、私は上にも書いた通り、「仕組み」はないと考えます。人間の仕組みを必要としない状況にどうやったらできるかを考えるべきではないでしょうか。
私はこの考え方をベースにやっていこうと考えてます。
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ハリケーン(カロリーナ)と台風14号

2005年09月07日 16時20分45秒 | 国を憂う
今台風14号は佐渡島あたりにいて、外は風速15m位の風が吹きまくってる。
時を同じくして米国と日本に大きな台風が上陸した。しかし、米国の被害の大きさには驚いた。ほぼ完全な安全精度を確認してシャトルを打ち上げ、帰還させる技術を持ってる国なのに。何でとか、何があるのとか考えると我日本が見えてくるかも。
〔国民の安全を守る公の姿勢〕
  日本ではマスコミがしつこい位報道しますね。台風の現状、地域の現況、交通機関の状況など。TVは画面を分割してまで情報を流してる。役所もこれが仕事とばかりに、徹夜で対応する。米国は「危険だ。注意しろ。逃げろ。」というだけで、防災活動には入らないらしい。日本人的感覚で言うと「税金払ってるんだから、守れ」と文句が出るだろうね。事実「初動が怠慢ではなかったか」と問題になりだしてる。
〔被災に対する国民の意識〕
  毎年のように被災している我国では「危険だ。恐ろしい。」が一般常識になっていて、安全を確保するシステムが公と民の間でできあがっている。長年の経験の中で作りあげてきた文化でしょう。米国にはこれがないんですね。多民族国家故かなとも考える。
〔貧富の差〕
  米国は基本的に自分で守る主義だから、いざ「逃げろ」と言われても、貧富の差が露呈したようだ。車を持ってる人は逃げられたが、持ってない人は動こうにも動けず、まともに被災してる。我国ではこんな事態にはならないでしょう。

今衆議院選挙の真っ只中。とかく「ここが悪い。あそこを直せ。」的な議論が沸騰してる。他国の状況を見ることで、我国のいいところも見落とさないような冷静さも必要と考えさせられた事件でした。
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最近の母

2005年09月06日 22時00分49秒 | 母の介護
ここ1ヶ月で大変元気になり喜んでます。「喜ぶ」を通りこして「驚いて」ます。
6月退院の際に主治医から言われた今後の悲惨な状況、家で介護をはじめてた当初の心配がうそのようです。
生活は寝てるか車椅子に座ってるかしかないのですが、座ってる時間が長くなりました。床から自力で起き上がれるようにもなりました。夜中寝られない時など自分なりのリハビリ体操をやってます。そんな努力がよかったのかも・・・。食事は1人前しっかり食べます。父より量が多い位です。最初は自分の手では食べられませんでした。そこを怒りながらスプーンを使うよう勧めてきました。「かわいそうで見てられない」という姉と何度か喧嘩もしました。それが今は金属製のスプーンでほとんど自力で食べてます。
先日習字を母に勧めました。自分も書いたりして。母自身書ける自分に驚いていたようす。そんな母をみて、訪問看護の看護士さんが「花という字を書いて、名前を入れて下さい。」と希望したようです。今日夕方その字ができてました。自分の印も押してありました。母がやる気になってくれたことがうれしいです。
木曜日にに病院へ連れていきます。主治医に「どうだ。元気だろう。」と誇らしげに話す母を見てきます。
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