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学術会議法人化法が成立したが

2025年06月12日 09時39分38秒 | 日本学術会議
どれだけ綺麗事を言っても、5年前の「新会員6名の任命拒否」の理由説明をやってない、やらない現状では 新法案は政府の管理を強くする仕掛け作りと見るのが正しいと僕は見てます。
為政者は己に反発してくる人、組織を排斥したくなるのは必然です。国民の目を上手くだまくらかして、排斥してくるものです。戦前どんどん右傾化していった歴史事実を見れば、これを否定する人はいないでしょう。戦後まさにそういう失敗に対して反省を込めて作られた研究者の組織が学術会議でした。
僕は学術会議問題をもうちょっと違うところから考えてて、自分で悶々としてます。
運営に補助金貰ったりするから「管理してやろう」となるんですよね。一方研究者は学術会議という組織が無くても研究はするわけで、その延長線で政府批判もしたくなるでしょう。(すればいいんです、それが使命の一つなんだから) 研究者は何も困らないのでは。 だったらこの際学術会議を解散したらいい。それで世の中がある方向に傾いていったとして、困るのは国民でしょうね。 その時気づくかどうかですよ。 要はぼくが考えてるのは「原点に帰ろう」なんです。 国民がその必要性(その資格も含めて)を忘れてるなら、思い出させる、再認識させるしかないでしょう。それには一旦無くしてみたら です。
今トランプさんが大学に対して己の考える大学像に変えんと圧力をかけだしてる。 さて、日本国民はどう見てるんだろう? たぶん「やり過ぎじゃないの」だと推測するんだが、今回の学術会議法人化 実は同質のものじゃないでしょうか。
為政者のもう一手。 それは研究費を出さないこと。 「選択と集中」もっともらしい表現。
その真の狙いは「嬉しくない研究の停止」でしょう。
要は国民が「多様な研究環境であるべき」と考えるかどうかです。
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学術会議裁判で訂正

2024年05月01日 08時25分04秒 | 日本学術会議
これは僕の認識ミスの訂正です。
学術会議6名任命拒否問題の提訴に対する第一回口頭弁論ですが 4/29だとばっかり思ってた。おっとそうだったで昨日の朝刊を読み直し、NET検索したが何も出て来ない。
変だなで確認したら、5/29の誤りでした。 国民の休日に審議? とはなんとなくよぎったのですがね。
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学術会議 (核燃サイクル)

2023年08月30日 09時17分47秒 | 日本学術会議
日本社会で懸案になってる事案は多々ある。(僕は執念深いので特に阿部さん時代からの事に異様に執着してます。忘れちゃいかんと思うからね。)  昨日そんな懸案事項のうちタイトルに書いた2点で動きがあったよう。新聞記事を読んでの思いを。

学術会議問題 菅さんが学者側が新規会員として推薦した105名の内6名を認めず、拒否したことに端を発し、いまだにその理由さえ説明されてない問題だ。学者側は拒否理由の説明を求めつつ、「現状に問題があるというなら、双方で協議して変えるべき点は変えていきましょう」と懐大きく対応してる。
でもこの問題は政府と学者の間で考え方が全く水と油状態だからまとまらないと思いますよ。要は 政府は政治と全く無関係で科学的正論を述べてくる組織が邪魔なわけでしょう。できたら無くしたい。無くせないまでも、政府の意向を汲んで行動してくれる学者の集団にしたいのでしょう。一方学者側が「政治とは全く無関係で、その時の正論を語る公的組織が必要」「最終決定は政府の専権事項」という論理を守らんとしてる。 相容れないでしょう。
我々国民から見て、菅さんが「なぜ6人を拒否したのか」正式な説明聞いてないですよね(想像はしてますが) 。 まずそこをきちんと国民に説明することからですよ。その上で現状がどう悪いのかを国民に解説することです。政府のための学術会議じゃないし、学者のためのものでもない。  国民のための組織なんですから、国民がまずその良し悪しを知らないと。

核燃サイクル 昨日政府と青森県が使用済み核燃料の再処理政策についての意見交換を行ったようです。 とりあえずの方針として、
 青森県を放射性廃棄物の最終処分場にはしない。
 核燃料サイクル技術の研究はこれまで通り進める。
 新しい協議会をつくって検討会を続ける。
そんなことが大まかに決まったようだ。
最終処分場問題はどうするのかね? 新規に処分場が決まらない限り、なぁなぁで「六ヶ所村あたりにすればいいんじゃねぇ」が政府の腹じゃないですか。どうせ自分たちが閣僚でいる時代じゃないし、責任だってとりようがない と考えてますよ。
今真剣に国民が考えないといけないのは「核燃サイクル構想」をどうするかですよ。これまで膨大な金を注ぎ込んできた。しかし光は見えてこない。他国では諦めた国もでてきた。 まだまだ続けていっていいのか? ですよ。
僕は 政府は確固たるロードマップを示すべきだと考えます。そしてチェックポイントを設けて、その時までにその技術が開発されなかった場合は撤退するという英断が必要な時期にきてると見てます。現状は原発利用に関する諸所の問題をこの曖昧な施策の中に閉じ込めて、「大丈夫感」を匂わせてるだけでしょう。
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彼にとって科学とは何だろう。《決別》

2021年07月30日 21時20分18秒 | 日本学術会議
菅さんの「科学を顧みない」性格をタイトルでどう書くか、書いても書いてもしっくりこない。当然「コケ」にする表現にしたいし、ズバッと一発でわかる表現にしたい。この本文を書きながらも、もう3回訂正してる。

彼は学生の時「科学」をどう勉強したのだろうか。「論理学」をどう理解したのだろうか。
長い政治屋生活の中で「科学的に考える」「論理的に組み立てる」という作業を忘れていったんだろうな。自分が「神」だから。「己の意のままに動かすにはどうしたらいいか」を追求してきた50年だったろうし。
となると、論理性は必要ない、科学はむしろ邪魔者。組み立ててないから相手が理解できる説明をできる訳が無い。まっ「理解してもらおう」なんて考えないのだろうけど。科学を無視するから、現状認識は観念的認識の域を出ない。結果「独善的な政治」にならざるを得ないのだ。

なぜこんな首相をいただくようになったのか? なぜこんな人が首相の座にいられるのか? 
「国民の不幸」と考えるが、当の国民がそう見ないのだからどうしようもない。「他に人がいないから」と考えてる人が多くいるらしい。
僕はもう菅さんに何も期待しません。文句も言いません。決別です。
最後に「国民が怒る」のを期待します。
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本性が出てきたぞ

2020年10月03日 08時42分29秒 | 日本学術会議
学術会議に推薦された105名の内、菅さんが6名を除外したということだ。この人の本性が出てきたぞ との印象が強く、薄気味悪い、将来に不安を感じる僕です。
これまで裏方に徹してきた人が最高権力者となり、己の政治をやろうと動き出した途端にこんな施策。この人は相当に頑固で怖い人じゃないですかね。意に沿わない人、事はウムを言わさず切捨て、言い出したら引っ込めない。「ふるさと納税」はその典型で、そんな人との噂はありました。前任者をはるかにしのぐ堅物じゃないでしょうか。寛容さなんて微塵もない、政管、永田町は今戦々恐々なんじゃないでしょうか。
今回否認された6名のうち、宇野重規、加藤陽子さんのお2人はこれまでいろいろな評論を読ませていただいて、勉強させていただいた方と思ってる僕ですから、この2名を名指しで否定されたんでは批判したくなります。
もう1点。「学術会議」という組織がどういう目的の組織なのか今回初めて知りました。政治に寛容さが十分あった時代はりっぱに機能したんでしょうね。それが今じゃ「邪魔者」です。どこがどう変化したのかを見届けていかないと。
コメント (2)
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